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■創世記~「野良肉」以前の世界
□星の創造(母の誕生)
太陽神霊から分霊たる【死と炎の母】が生まれる。生命は無限の進化を続けるために常に増え続ける宿命を背負っている。(無限の果てにくる宇宙の完成を目指す)
分霊として一個の個性を持った母(人智を超越する意思)は自らの想像力をもって世界を生み出す。まずは不朽なる霊の世界から徐々に次元を下げていき、自らの意念を物質化して星(地上世界)を創造する。これが母の物的レベルでの活動媒体、人間でいうところの肉体となる。
□自然神・人間の誕生
母は星の管理のために太陽神霊がそうしたように自らの分霊を生み出す。それが自然霊、いわゆる旧神々である。(龍神、天使とも呼ぶ)
当初、彼らに人が想像するような容姿は存在せず、概念だけがあった。なぜならば彼らは光り輝く存在であり、意思の宮である霊体はあるが、それはまさに音や光といった(比較的)形態のないものであった。(意識レベルが高くなると感覚や自我の融合が行われるので、全体で一つでありながら各個性を宿すことができる。地上のように個別に存在する必要性はない)
その後、配下の神々(高級自然霊)によって星がある程度成長すると、母は自らの進化のために人間を生み出す。最初に生まれたのは母が「完全なる人間」をイメージして生み出した一人の存在であった。
マスタープランによって生み出されたその存在を参考にして何人かの始祖となる人間を生み出し、実際の進化の旅をしたためたブループリント(人間の進化の工程表)を完成させる。
母は無知なる子の世話を神々に任せ、自身は霊的太陽としての役割を果たしながら、人と神々はお互いに協力しながら成長を続けていく。(理想世界の誕生)
人との交流のために神々も幽体を使った肉体を用意し、人間が見えやすいように物質化を始める。雷は雷神となり、風は風神というように、表象化が始まっていき交流は続いていた。(人間の畏敬の概念を利用してわかりやすい形を取るようになる)
また、一部では人間と神の結婚ということも起こる。そもそも霊的には母から生まれた同じ存在、ともに母の子であるので問題はなかった。
□知識偏重の時代。人の成長と霊的堕落
人間は成長するにつれて知識を増やしていき、無垢な彼らはとどまることのない繁栄を生み出すことになる。しかし、知識はあくまで道具でしかない。真の力とは【愛】である。それを知らずに知性だけが発達していった人間は次第に堕落していく。
欲求や欲望を制御できないまま知識や力だけが進化してしまった人間の傲慢は、自身たちを導くはずの神々への反抗心を植え付ける。自然を破壊し、動物を殺し、物的な快楽だけを求めるようになり霊的に大きく堕落してしまう。
それだけでも問題であったが、人間は神々を研究して霊的技術を身につけると本格的に反旗を翻すようになる(人間と自然霊の対立。神への反逆)。そしてついには神々との戦争に突入。
□人間の滅亡(旧時代の滅亡)
もはや正すことができないまでに堕落してしまった人間を、母は【失敗した種】と判断する。今一度作り直すために神々に人間の排除を命じ戦争は本格化していく。(たとえば恐竜が絶滅したように、地上の支配者として生み出した種であっても、愛を覚えられず堕落していくものは失敗とみなされ、再度作り直しが行われることがある)
結果的に戦争は神々の勝利に終わり、ここで一度人間はほとんど滅亡(文明の滅亡)することになる。
ただし、人間側の霊的技術も相当発展しており、神々にも多大な犠牲が出てしまい、星の管理システムに異常が出る。
それに加え、人間が吐き出した負の想念は星を汚染し、神々の中にも堕落する者たちが現れ、神々同士の争いも起こるようになってしまう(神々同士の戦争、善と悪との戦い)。それによってさらに星は疲弊していく。
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■人間の滅亡と再生(PCゲーム「野良肉」2005年)
旧時代の大破壊を受けて世界はほとんど滅亡の中にあった。その中でもわずかに人間は生き残っていたが、【魔神(まじん)】と呼ばれる異形の者に苦しめられ日々その数を減らしていく。
一方、人間はマスタープランによって生み出された人間が十人に分かれた存在「十王」を中心に神々(母)との戦いを続けていた。人間としての白楼もまたその組織の一員であり神を狩る立場にあった。
また、十王筆頭の閻羅王(えんらおう)は人間を再生する計画も進めており、死神システムを使って再び無垢なる人間を生みだそうとしていた。(人間による種の再生計画)
そのために自らに宿る母の因子を改良して新しい人間の始祖となるべき二人の女神、マリスとマグリアーナを生み出す(残ったすべての可能性を二人に宿す。そのために始祖であった人間が十人に分かれてしまう)。
最終的に人間は(一部の人間側に組みした神を除いて)神々を滅ぼす。すでに神々もまた汚染されており、正しい役目を果たすことができなくなっていたのである。
しかし、母を滅ぼすことはできないだけでなく、神々を殺し、星にダメージを与えたことで母もまた正常な状態を失い星は崩壊する。
その後、さまざまな葛藤によって覚醒した女神マリスによって母は復活。残った人間に星の管理を任せて自身は星の海に戻っていく。(太陽神霊との合一)
そして人は再び無限の因子を解放し、新しいステージに入ったのである。
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■野良肉~大陸暦までの歴史
〇再生期
野良肉の最後の戦い前には、すでに地上世界は物的にはほぼ壊滅しており、半分は幽界と融合した状態であった。その時に世界(物的な星、母の肉体)は一度滅びたのである。だから白楼もマリスも年を取らないでいた。すなわちその時にはすでに霊体(幽体)で活動していたのである。
幸いにも母の残骸(星の一部)は機能しており、それを使って星を再生する。普通に考えれば、幽界があるのでわざわざ再生する必要はないように思えるが、人類の進化のためには物的世界、地上が必要だと知る。
それはもともと母が人の未来のために描いていたイメージ、いわゆるブループリント(人類の正しい進化の工程表、設計図)を得たからである。
この星は比較的【若い星】であり、宇宙全体でいえばまさに辺境とも呼べる発達程度にある。そのために若い霊である彼らにも管理が可能であった。といっても、母の管理システムを使っているので、ある意味において実験的な要素が高く、試行錯誤をしながら星の進化を進めているのが実情である。
〇進化期
マリスたちは星の再生をしながら、彼らが母と呼んでいる存在が宇宙の惑星それぞれに存在することを知る。つまり母とは星の霊であり、星の源と呼べる存在である。
慣れない星の管理で手間取るマリスたちに対し、太陽(その銀河の中心の星)から霊的に発達した先人(太陽人)が援助にやってくる。そこでさまざまな知識を授かり、マリスたちもまた急速に発展する。
その過程で後に直系と呼ばれる彼らの子供たちが誕生し、生命の系譜が始まっていく。
その際に生まれたのが、【光の子マリス】であった。(光の女神ではない。同名の女性)
第二新人類の誕生である。この時初めてマリスたちは始原霊としての役割を果たしたのである。(女神の子の誕生。これからの人類は母ではなく、女神の子で構成されることになる。これが女神崇拝の起源)
〇地上の発展期
女神の子供、第二新人類が地上に降り立ったのは、地上世界の再生が終わってからである。(年月でいえば、およそ二千年は経過している)
最初に降り立ったのはマグリアーナの最初の娘である光の子マリスで、現在でいえばアヴェロン神王朝がある場所に降臨したといわれている。アヴェロンが約束の地とか最初の大地と呼ばれるのはこのためである。
当初、マリスは霊体で活動しており、無垢な弟妹(ていまい)が肉体をもって地上人生を生きるための知恵と愛情を与えていた。その後、彼らへの愛からマリスも肉体をもって地上人類として再生する。これが後々の「女神の系譜」の始原となる。
マリスの霊脈(霊的な子供のつながり)を受けた人間は、地上人類に人として正しい生き方を教えるために生まれてくる。アリエッサもこの霊脈の人間であり、迷う人類を導く役目があった。
ただし、人が無限の因子を持つということは、【堕落する権利も得た】ことを意味する。地上を開拓していくうちに人々はかつての旧人類と同じく動物的な凶暴性を帯びてしまい、女神の存在すら霊視できなくなっていく。(霊的能力の損失と欠如。人類は再び闇の道へ)
当初、これは想定されていたことであった。無知なる子らが過ちを犯すのは当然。それによって知識や愛を覚えるのである。
しかしその後、いくつかの文明が生まれては滅亡することを繰り返し、その中で起こった霊的大異変(霊的技術の暴走)によって星を管理するシステムにダメージが蓄積する。これはかつての旧時代の人間の技術が漏洩したことが原因である。(霊の軽視、物質偏重による害)
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■文明の滅亡および大陸暦誕生
〇失われた文明
霊的および科学技術だけが異様に発達した文明についに滅びが訪れる。それは女神が手配したというより、まさに自滅であり【人自らが抗体を生み出した】ことが原因とされる。
新人類には、かつての旧人類による失敗を糧としてストッパーがいくつか設けられており、人間自身の自浄作用が非常に高い仕組みになっている。それによって生まれた【種】によって人は自らに粛清を下し、文明は滅亡する。
すでにこの文明の名は失われているが、この時代に数多くの神機が生まれたとされ、聖剣も数多く生まれている。霊的技術と科学技術の粋が込められたものであるが、その使い方を過ったがゆえの滅亡であった。
また、この頃にはすでに魔王城の存在も確認されており、人間と支配者の戦いもあったようである。
〇大陸暦誕生
それでも人々は再び一つになろうと努力し、偉大なる一人の王【大陸王】によって世界は統一され、千年王国が築かれる。その統一宣言があった年が大陸暦元年である。
文明が滅びてから大陸暦以前の文化レベルは相当低くなっていた。が、一方で再び自然に対する畏敬の念を取り戻し、魔王城の支配者たちの援助もあって平和な日々を過ごしていた。
しかしながら、この当時にはすでに星の管理システムは欠損が多くなっており、人類の再生システムにまで影響を及ぼしている状態にあった。
そのために星の責任者である女神は、星の再生を果たすためにさまざまな霊団を地上に派遣して歪みを正そうとしている。
それでも地上の子らの負の念が強力で、改革が滞っている状態である。そしてこのたび、女神たちは【新しい再生計画】を立てることになった。今度こそは成功させねばならないという強い意思をもって。
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□シェイク・エターナル建国(小説「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」連載中)
大陸暦6000年~、東大陸に西側大陸から大規模入植が始まり、現地人や、すでに西側から逃げてきた者たちとの対立が深まり、紛争が勃発。
そんな中、後の欠番覇王となるアンシュラオンが引き起こす騒動が、次第に大きなうねりとなって東大陸の完全独立を促し、シェイク・エターナルという巨大国家を生み出していく物語。
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□ガネリア動乱(PCゲーム「ハーレム殿下」2011年)
大陸暦7176年に世界の東にあるガネリア地方で起こった戦争。二人の英雄、ハーレムとゼッカー、そしてアリエッサの出会いが描かれる。
世界で初めて大規模MG戦闘が行われた戦争であり、小さな地方ながら世界中から注目されていた。この戦いでハーレムは大きく成長し、ゼッカーもアリエッサとともに理想を追う。
しかし、宿命の螺旋には勝てず、ゼッカーはアリエッサと英雄としての理想を失い、世界を焼く悪魔の道を選ぶことになる。(史実END)
※本作品は、この後の物語を描いたもの。
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□第一次魔人機大戦(小説「十二英雄伝」 連載中)
星の再生のために人間の自浄作用を促す役割をもったラーバーンが世界を燃やし、人の中にあった善の心を引き出そうとした戦い。ただし、このやり方は過激であり危険も伴うために十二英雄が用意され、均衡を図るように意図されている。
全世界を巻き込む戦いとなったのは、人がまだそれだけ未熟であったからである。悪の要素が強すぎたために自浄作用も強烈になる。結果として全人口の半数が死亡(あるいは隔離)される結果となり、人々は疲弊していく。
数多くの英雄たちが激しく戦い、もっとも進化が燃え上がった時代である。
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□ラーガの介入と宿命の螺旋の破壊、人は完全なる自由へ(PCゲーム「賊王街」2007年~)
第一次魔人機大戦を終えても人々の進化は進まず、さまざまな負の遺産により人は活力を失っていく。その地上のあまりの酷さに、ついに女神は一つの決断を下す。ラーガ(昇華する者)の介入許可である。
人間は自分の星のことしか考えないが、宇宙は惑星間、銀河間においても協調している。以前から女神の星、「炎の星」が他の惑星にも悪影響を及ぼしていることを危惧していた太陽人たちは、女神の許可を受けて太陽の王、【王の中の王】を炎の星に送る。
王の中の王は、女神の子である。しかし、霊格が非常に高く向上した彼は宇宙の進化の仕事に従事するため、太陽人たちの下で修行をしていた。ラーガは介入しにきたのではない。星を導く正統なる王の帰還が起こったにすぎない。
王の中の王は宿命の螺旋をより強くすることを提唱し、人の進化を一時的に止めてでも地上に正義と正しい知識、絶対なる愛を確立しようとする。それは地上人類を失敗作としないための苦渋の策であった。(ガン細胞を切り取る外科療法の提唱)
一方、霊的に荒廃しつつある地上、かつて光の子マリスが降り立ったアヴェロン神王朝において、一人の王が現れる。その名を賊王(ぞくおう)ザウス・カイン。すべての破壊者であった。ザウスはラーガと対立。人は自らの意思で痛みを受けながら正していくべきと唱え、介入を拒否。
さまざまな戦いを経て、ついにザウスたちは宿命の螺旋を破壊することに成功する。それは人類がさらに上のステージに上がるために必要なものであった。(真の意味での人の解放)
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□大陸暦から太陽暦へ(賊王街後~新世紀)
その後、大陸暦は五千年続くが、徐々に人々の悪弊は消えていき、最後の紛争がなくなったことを記念して新しい暦、太陽暦が生まれる。その象徴となったのは王の中の王「太陽の王」と光の子マリスであった。マリスの霊脈がついに終着を見つけたのである。
太陽暦においてもさまざまな問題は発生するが、今までのように破壊的ではなく協調性をもった解決方法が使われ、人々の中で完全な人権と平等が確立されている。
霊的にも進化しており、ほぼすべての人間が心霊能力を解放することになる(全員が術者や武人としての能力を解放し、正しく使っている)。人間も獣性をほぼ完全に統御し、地上はすでに幽界のレベルにまで引き上げられていく。
この頃になると太陽のエネルギーをそのまま燃料にする技術も発達しており、神機に代わる存在「太陽機」も日光があれば実質無限に活動することができるようになっている。もちろん戦いに使われるのではなく、人や動物の進化のために使われるのである。
このレベルに達すると動物とテレパシーで会話ができるようになっていて動物も立派な相棒となっている。(当然だが悪弊である肉食もなくなる)
霊視能力も強化されており妖精や指導霊程度のものならば普通に見えるようになる。再生も今のように記憶を失うものではなく、ほぼ幽体の脱皮に近い状態で行われる。過去の記憶をもっていても困惑しないほど進化したからである。
その後、地上においてもラーガと同じく神人と呼ばれる者が大勢出現し、星はさらに数段階進化。辺境の星から他の惑星を導く星へと成長していく。
そして、第二新人類が最後の進化を遂げた時、女神たちは銀河系霊界へと旅立ち、代わって光の子マリスによって星が管理されることになる。
これは「造られた者が造る側に回る」という霊の愛の徳性の象徴でもある。こうして霊の進化は永遠に続いていくのである。宇宙が完成する永遠の中のその日まで。
■創世記~「野良肉」以前の世界
□星の創造(母の誕生)
太陽神霊から分霊たる【死と炎の母】が生まれる。生命は無限の進化を続けるために常に増え続ける宿命を背負っている。(無限の果てにくる宇宙の完成を目指す)
分霊として一個の個性を持った母(人智を超越する意思)は自らの想像力をもって世界を生み出す。まずは不朽なる霊の世界から徐々に次元を下げていき、自らの意念を物質化して星(地上世界)を創造する。これが母の物的レベルでの活動媒体、人間でいうところの肉体となる。
□自然神・人間の誕生
母は星の管理のために太陽神霊がそうしたように自らの分霊を生み出す。それが自然霊、いわゆる旧神々である。(龍神、天使とも呼ぶ)
当初、彼らに人が想像するような容姿は存在せず、概念だけがあった。なぜならば彼らは光り輝く存在であり、意思の宮である霊体はあるが、それはまさに音や光といった(比較的)形態のないものであった。(意識レベルが高くなると感覚や自我の融合が行われるので、全体で一つでありながら各個性を宿すことができる。地上のように個別に存在する必要性はない)
その後、配下の神々(高級自然霊)によって星がある程度成長すると、母は自らの進化のために人間を生み出す。最初に生まれたのは母が「完全なる人間」をイメージして生み出した一人の存在であった。
マスタープランによって生み出されたその存在を参考にして何人かの始祖となる人間を生み出し、実際の進化の旅をしたためたブループリント(人間の進化の工程表)を完成させる。
母は無知なる子の世話を神々に任せ、自身は霊的太陽としての役割を果たしながら、人と神々はお互いに協力しながら成長を続けていく。(理想世界の誕生)
人との交流のために神々も幽体を使った肉体を用意し、人間が見えやすいように物質化を始める。雷は雷神となり、風は風神というように、表象化が始まっていき交流は続いていた。(人間の畏敬の概念を利用してわかりやすい形を取るようになる)
また、一部では人間と神の結婚ということも起こる。そもそも霊的には母から生まれた同じ存在、ともに母の子であるので問題はなかった。
□知識偏重の時代。人の成長と霊的堕落
人間は成長するにつれて知識を増やしていき、無垢な彼らはとどまることのない繁栄を生み出すことになる。しかし、知識はあくまで道具でしかない。真の力とは【愛】である。それを知らずに知性だけが発達していった人間は次第に堕落していく。
欲求や欲望を制御できないまま知識や力だけが進化してしまった人間の傲慢は、自身たちを導くはずの神々への反抗心を植え付ける。自然を破壊し、動物を殺し、物的な快楽だけを求めるようになり霊的に大きく堕落してしまう。
それだけでも問題であったが、人間は神々を研究して霊的技術を身につけると本格的に反旗を翻すようになる(人間と自然霊の対立。神への反逆)。そしてついには神々との戦争に突入。
□人間の滅亡(旧時代の滅亡)
もはや正すことができないまでに堕落してしまった人間を、母は【失敗した種】と判断する。今一度作り直すために神々に人間の排除を命じ戦争は本格化していく。(たとえば恐竜が絶滅したように、地上の支配者として生み出した種であっても、愛を覚えられず堕落していくものは失敗とみなされ、再度作り直しが行われることがある)
結果的に戦争は神々の勝利に終わり、ここで一度人間はほとんど滅亡(文明の滅亡)することになる。
ただし、人間側の霊的技術も相当発展しており、神々にも多大な犠牲が出てしまい、星の管理システムに異常が出る。
それに加え、人間が吐き出した負の想念は星を汚染し、神々の中にも堕落する者たちが現れ、神々同士の争いも起こるようになってしまう(神々同士の戦争、善と悪との戦い)。それによってさらに星は疲弊していく。
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■人間の滅亡と再生(PCゲーム「野良肉」2005年)
旧時代の大破壊を受けて世界はほとんど滅亡の中にあった。その中でもわずかに人間は生き残っていたが、【魔神(まじん)】と呼ばれる異形の者に苦しめられ日々その数を減らしていく。
一方、人間はマスタープランによって生み出された人間が十人に分かれた存在「十王」を中心に神々(母)との戦いを続けていた。人間としての白楼もまたその組織の一員であり神を狩る立場にあった。
また、十王筆頭の閻羅王(えんらおう)は人間を再生する計画も進めており、死神システムを使って再び無垢なる人間を生みだそうとしていた。(人間による種の再生計画)
そのために自らに宿る母の因子を改良して新しい人間の始祖となるべき二人の女神、マリスとマグリアーナを生み出す(残ったすべての可能性を二人に宿す。そのために始祖であった人間が十人に分かれてしまう)。
最終的に人間は(一部の人間側に組みした神を除いて)神々を滅ぼす。すでに神々もまた汚染されており、正しい役目を果たすことができなくなっていたのである。
しかし、母を滅ぼすことはできないだけでなく、神々を殺し、星にダメージを与えたことで母もまた正常な状態を失い星は崩壊する。
その後、さまざまな葛藤によって覚醒した女神マリスによって母は復活。残った人間に星の管理を任せて自身は星の海に戻っていく。(太陽神霊との合一)
そして人は再び無限の因子を解放し、新しいステージに入ったのである。
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■野良肉~大陸暦までの歴史
〇再生期
野良肉の最後の戦い前には、すでに地上世界は物的にはほぼ壊滅しており、半分は幽界と融合した状態であった。その時に世界(物的な星、母の肉体)は一度滅びたのである。だから白楼もマリスも年を取らないでいた。すなわちその時にはすでに霊体(幽体)で活動していたのである。
幸いにも母の残骸(星の一部)は機能しており、それを使って星を再生する。普通に考えれば、幽界があるのでわざわざ再生する必要はないように思えるが、人類の進化のためには物的世界、地上が必要だと知る。
それはもともと母が人の未来のために描いていたイメージ、いわゆるブループリント(人類の正しい進化の工程表、設計図)を得たからである。
この星は比較的【若い星】であり、宇宙全体でいえばまさに辺境とも呼べる発達程度にある。そのために若い霊である彼らにも管理が可能であった。といっても、母の管理システムを使っているので、ある意味において実験的な要素が高く、試行錯誤をしながら星の進化を進めているのが実情である。
〇進化期
マリスたちは星の再生をしながら、彼らが母と呼んでいる存在が宇宙の惑星それぞれに存在することを知る。つまり母とは星の霊であり、星の源と呼べる存在である。
慣れない星の管理で手間取るマリスたちに対し、太陽(その銀河の中心の星)から霊的に発達した先人(太陽人)が援助にやってくる。そこでさまざまな知識を授かり、マリスたちもまた急速に発展する。
その過程で後に直系と呼ばれる彼らの子供たちが誕生し、生命の系譜が始まっていく。
その際に生まれたのが、【光の子マリス】であった。(光の女神ではない。同名の女性)
第二新人類の誕生である。この時初めてマリスたちは始原霊としての役割を果たしたのである。(女神の子の誕生。これからの人類は母ではなく、女神の子で構成されることになる。これが女神崇拝の起源)
〇地上の発展期
女神の子供、第二新人類が地上に降り立ったのは、地上世界の再生が終わってからである。(年月でいえば、およそ二千年は経過している)
最初に降り立ったのはマグリアーナの最初の娘である光の子マリスで、現在でいえばアヴェロン神王朝がある場所に降臨したといわれている。アヴェロンが約束の地とか最初の大地と呼ばれるのはこのためである。
当初、マリスは霊体で活動しており、無垢な弟妹(ていまい)が肉体をもって地上人生を生きるための知恵と愛情を与えていた。その後、彼らへの愛からマリスも肉体をもって地上人類として再生する。これが後々の「女神の系譜」の始原となる。
マリスの霊脈(霊的な子供のつながり)を受けた人間は、地上人類に人として正しい生き方を教えるために生まれてくる。アリエッサもこの霊脈の人間であり、迷う人類を導く役目があった。
ただし、人が無限の因子を持つということは、【堕落する権利も得た】ことを意味する。地上を開拓していくうちに人々はかつての旧人類と同じく動物的な凶暴性を帯びてしまい、女神の存在すら霊視できなくなっていく。(霊的能力の損失と欠如。人類は再び闇の道へ)
当初、これは想定されていたことであった。無知なる子らが過ちを犯すのは当然。それによって知識や愛を覚えるのである。
しかしその後、いくつかの文明が生まれては滅亡することを繰り返し、その中で起こった霊的大異変(霊的技術の暴走)によって星を管理するシステムにダメージが蓄積する。これはかつての旧時代の人間の技術が漏洩したことが原因である。(霊の軽視、物質偏重による害)
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■文明の滅亡および大陸暦誕生
〇失われた文明
霊的および科学技術だけが異様に発達した文明についに滅びが訪れる。それは女神が手配したというより、まさに自滅であり【人自らが抗体を生み出した】ことが原因とされる。
新人類には、かつての旧人類による失敗を糧としてストッパーがいくつか設けられており、人間自身の自浄作用が非常に高い仕組みになっている。それによって生まれた【種】によって人は自らに粛清を下し、文明は滅亡する。
すでにこの文明の名は失われているが、この時代に数多くの神機が生まれたとされ、聖剣も数多く生まれている。霊的技術と科学技術の粋が込められたものであるが、その使い方を過ったがゆえの滅亡であった。
また、この頃にはすでに魔王城の存在も確認されており、人間と支配者の戦いもあったようである。
〇大陸暦誕生
それでも人々は再び一つになろうと努力し、偉大なる一人の王【大陸王】によって世界は統一され、千年王国が築かれる。その統一宣言があった年が大陸暦元年である。
文明が滅びてから大陸暦以前の文化レベルは相当低くなっていた。が、一方で再び自然に対する畏敬の念を取り戻し、魔王城の支配者たちの援助もあって平和な日々を過ごしていた。
しかしながら、この当時にはすでに星の管理システムは欠損が多くなっており、人類の再生システムにまで影響を及ぼしている状態にあった。
そのために星の責任者である女神は、星の再生を果たすためにさまざまな霊団を地上に派遣して歪みを正そうとしている。
それでも地上の子らの負の念が強力で、改革が滞っている状態である。そしてこのたび、女神たちは【新しい再生計画】を立てることになった。今度こそは成功させねばならないという強い意思をもって。
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□シェイク・エターナル建国(小説「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」連載中)
大陸暦6000年~、東大陸に西側大陸から大規模入植が始まり、現地人や、すでに西側から逃げてきた者たちとの対立が深まり、紛争が勃発。
そんな中、後の欠番覇王となるアンシュラオンが引き起こす騒動が、次第に大きなうねりとなって東大陸の完全独立を促し、シェイク・エターナルという巨大国家を生み出していく物語。
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□ガネリア動乱(PCゲーム「ハーレム殿下」2011年)
大陸暦7176年に世界の東にあるガネリア地方で起こった戦争。二人の英雄、ハーレムとゼッカー、そしてアリエッサの出会いが描かれる。
世界で初めて大規模MG戦闘が行われた戦争であり、小さな地方ながら世界中から注目されていた。この戦いでハーレムは大きく成長し、ゼッカーもアリエッサとともに理想を追う。
しかし、宿命の螺旋には勝てず、ゼッカーはアリエッサと英雄としての理想を失い、世界を焼く悪魔の道を選ぶことになる。(史実END)
※本作品は、この後の物語を描いたもの。
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□第一次魔人機大戦(小説「十二英雄伝」 連載中)
星の再生のために人間の自浄作用を促す役割をもったラーバーンが世界を燃やし、人の中にあった善の心を引き出そうとした戦い。ただし、このやり方は過激であり危険も伴うために十二英雄が用意され、均衡を図るように意図されている。
全世界を巻き込む戦いとなったのは、人がまだそれだけ未熟であったからである。悪の要素が強すぎたために自浄作用も強烈になる。結果として全人口の半数が死亡(あるいは隔離)される結果となり、人々は疲弊していく。
数多くの英雄たちが激しく戦い、もっとも進化が燃え上がった時代である。
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□ラーガの介入と宿命の螺旋の破壊、人は完全なる自由へ(PCゲーム「賊王街」2007年~)
第一次魔人機大戦を終えても人々の進化は進まず、さまざまな負の遺産により人は活力を失っていく。その地上のあまりの酷さに、ついに女神は一つの決断を下す。ラーガ(昇華する者)の介入許可である。
人間は自分の星のことしか考えないが、宇宙は惑星間、銀河間においても協調している。以前から女神の星、「炎の星」が他の惑星にも悪影響を及ぼしていることを危惧していた太陽人たちは、女神の許可を受けて太陽の王、【王の中の王】を炎の星に送る。
王の中の王は、女神の子である。しかし、霊格が非常に高く向上した彼は宇宙の進化の仕事に従事するため、太陽人たちの下で修行をしていた。ラーガは介入しにきたのではない。星を導く正統なる王の帰還が起こったにすぎない。
王の中の王は宿命の螺旋をより強くすることを提唱し、人の進化を一時的に止めてでも地上に正義と正しい知識、絶対なる愛を確立しようとする。それは地上人類を失敗作としないための苦渋の策であった。(ガン細胞を切り取る外科療法の提唱)
一方、霊的に荒廃しつつある地上、かつて光の子マリスが降り立ったアヴェロン神王朝において、一人の王が現れる。その名を賊王(ぞくおう)ザウス・カイン。すべての破壊者であった。ザウスはラーガと対立。人は自らの意思で痛みを受けながら正していくべきと唱え、介入を拒否。
さまざまな戦いを経て、ついにザウスたちは宿命の螺旋を破壊することに成功する。それは人類がさらに上のステージに上がるために必要なものであった。(真の意味での人の解放)
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□大陸暦から太陽暦へ(賊王街後~新世紀)
その後、大陸暦は五千年続くが、徐々に人々の悪弊は消えていき、最後の紛争がなくなったことを記念して新しい暦、太陽暦が生まれる。その象徴となったのは王の中の王「太陽の王」と光の子マリスであった。マリスの霊脈がついに終着を見つけたのである。
太陽暦においてもさまざまな問題は発生するが、今までのように破壊的ではなく協調性をもった解決方法が使われ、人々の中で完全な人権と平等が確立されている。
霊的にも進化しており、ほぼすべての人間が心霊能力を解放することになる(全員が術者や武人としての能力を解放し、正しく使っている)。人間も獣性をほぼ完全に統御し、地上はすでに幽界のレベルにまで引き上げられていく。
この頃になると太陽のエネルギーをそのまま燃料にする技術も発達しており、神機に代わる存在「太陽機」も日光があれば実質無限に活動することができるようになっている。もちろん戦いに使われるのではなく、人や動物の進化のために使われるのである。
このレベルに達すると動物とテレパシーで会話ができるようになっていて動物も立派な相棒となっている。(当然だが悪弊である肉食もなくなる)
霊視能力も強化されており妖精や指導霊程度のものならば普通に見えるようになる。再生も今のように記憶を失うものではなく、ほぼ幽体の脱皮に近い状態で行われる。過去の記憶をもっていても困惑しないほど進化したからである。
その後、地上においてもラーガと同じく神人と呼ばれる者が大勢出現し、星はさらに数段階進化。辺境の星から他の惑星を導く星へと成長していく。
そして、第二新人類が最後の進化を遂げた時、女神たちは銀河系霊界へと旅立ち、代わって光の子マリスによって星が管理されることになる。
これは「造られた者が造る側に回る」という霊の愛の徳性の象徴でもある。こうして霊の進化は永遠に続いていくのである。宇宙が完成する永遠の中のその日まで。
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