328 / 386
「翠清山死闘演義」編
328話 「人間の戦い その5『自己有用感』」
しおりを挟む(相変わらず力の制御ができていないな。だが、ベルロアナくらいしか太刀打ちできないなら、今はあのままやらせておこう)
少し離れた場所では、ベルロアナが暴れ回っていた。
二回目の覚醒(崖での戦いは半覚醒)ということもあって最初の一回目より発動時間は伸びているようだが、どうせそのうち体力の限界がやってくるだろう。それまで自由にやらせればいい。
その間にアンシュラオンは、魔神たちの倒し方を模索する。
(こいつらは人間と比べて耐久力が圧倒的に高い。数値以上のタフさがあるから、ちまちまやっていても時間の無駄になる。オレはいいけど他メンバーが消耗するし、できれば早めに決めたいのが本音だな)
両者には『自己修復』スキルがあり、魔獣の側面も持っているので肉体的には武人を上回る。
単体でもしぶというえに、それが二体いることで互いをカバーし合ってしまうのが厄介だ。
山の戦いはまだ途中。こんな連中に長々付き合うのは得策ではないだろう。
そこで考えたのが―――【二体同時に倒す】策
(また中途半端にダメージを与えると何かしてくるかもしれない。二体同時に高火力かつ高密度の攻撃を加えて、一気に打ち倒す。これが一番だな。ただ、大技を使うには場所が狭く、周りを巻き込む可能性が高い。それにベルロアナだけでは戦力不足だろうから、竜女を向こうだけで仕留めるのは難しそうだ)
ベルロアナは、まだまだ発展途上だ。ファテロナの援護があっても単独では難しい。
そうなるとこちら側が援護する必要が生まれるが、下手に近寄って分断できなくなれば、魔神二体で連携攻撃を仕掛けてくる可能性があった。竜美姫の言葉や態度からも、それがうかがえる。
さすがに二体が合体、とまではいかないだろうが、できるだけリスクは減らしておくべきだ。
(あとは倒し方だが、大技以外だと『流れの中で倒す』しかない。すべての攻撃をリンクさせて場を制するんだ。そして、それができるのは【一瞬】。文字通り、瞬き一回分の間にこいつらを撃破する)
戦いには『勝機』というものが存在する。
これはまさに一瞬の刹那に発生するもので、実力が近しい者同士でも一撃で勝負が決まってしまうほど重要な『間』である。
普通はまぐれや偶然でたまたまそうなるのだが、達人を超えたレベルに至ると、それを人為的に引き起こすことが可能であった。
(よし、これでいこう。力を温存しながら確実に相手を倒す。パワーではなく武の練度でそれを成すんだ)
視線の主がまだ控えている可能性がある以上、余力は残しておきたい。
アンシュラオンは、あくまで人の武で戦うことを決める。
だが、それを見透かしたように鬼美姫はアンシュラオンを攻め立てる。
「話に聞く魔人と魔神の力、どちらが上か試してみたいと思わないか! 貴様も早く『魔人になれ』! 私と力比べをしろ!」
「意外とつまらないプライドを持っているんだな。それに何の意味がある?」
「意味はある! より生物として優れている者だけが生き残る! 単純な話だ! それ自体が存在意義だ!」
「生存競争に関しては同意だけど、なんとも味気ない話だ。お前は空を見たことがあるのか? 花を見て美しいと思い、地面を見て偉大だと感じることはないのか?」
「何の話をしている!」
「愛の話だよ」
「愛…だと?」
「はっきり言おう。お前がこだわっていることに意味などない。自分が愛するものを守るだけの力があれば十分だ。力は大事だけど、それだけじゃ長くは続かないのさ。いつか滅びる力比べに何の価値がある?」
「貴様、それでも破壊の権化たる魔人か!」
「だから言っているじゃないか。オレは人間だ。それも比較的温和な、ね」
鬼美姫の攻撃をいなし、アンシュラオンが掌底を繰り出す。
ただなんてことはない一撃。技でもない攻撃。
しかし―――ドゴンッ!
鬼美姫の腹に凄まじい衝撃を与えて、思わずのけぞらせる。
「ぬうっ…! なぜ、その状態でここまで…!」
「武術ってのは弱い人間が、生まれながらに強い存在に勝つために生み出されたものだからだよ。オレはそれが気に入っているんだ」
「小手先の力を使うとは!」
「小手先かどうか、その身で味わうといいさ。技術の真髄は微細の中にあることを知れ」
鬼美姫はこちらを挑発するように強引な力技を放ち続ける。
対するアンシュラオンは『武術』を使い、それらの攻撃を華麗にかわしてカウンターを入れていく。
丹念に緻密に練り上げられた力を叩き込むことで、徐々に圧力が蓄積。
そして最後に、身体を思いきり伸ばした一撃を叩き込む。
すべての関節が鞭のようにしなって完全に伸びきったとき、そこに閃光が発生。
アンシュラオンそのものが溢れ出たような莫大なエネルギーが、鬼美姫の背後を突き抜けて―――破砕!!
「―――ゴバッ!?」
腹を砕き、中にあった疑似臓器を破壊し、背中側まで貫通してぽっかりと大きな穴が生まれた。
その穴から大量の血液が混じった液体金属が流出。
あまりの威力に再生は叶わず、吹き飛んだ部分は霧となって消滅していく。
覇王技、『十六万偏真陀掌』。
因子レベル4の掌底技である『真陀』を続けて同じ個所に打ち続けることで力を凝縮し、一気に解き放つことで相手の防御を完全に破壊する、因子レベル7の奥義である。
これを生み出した当時の覇王は、文字通り十六万回の掌打を一点に繰り出し続け、ようやく最後に満足のいく一撃を放てたことが名前の由来になっている。
後日、その話を聞きつけた旅人が修練所を見に行ったところ、手の平の大きさをした黒ずんだ跡が残っているだけだったという。
しかしそのまた後日、違う旅人が反対側の山脈で同じような手の平の形をした黒ずんだ跡を見つけた。それこそ、ただただ一点を叩き続けた攻撃の威力が、何十キロも突き抜けたことを示しているのだ。
「これが武だ。だが、これでもまだ頂点じゃない。この上はまだまだ続いている。人間は弱いが、積み重ねることで力を得るのさ」
雫の一滴が岩をも穿つ如く、武とは人の闘争の歴史そのものなのである。
そんな一撃の前には、鬼美姫の防御ですら無意味!
積み重ねられた武が、生まれ持って強大な存在を破壊する。
「ぐうううっ…まだだ! まだ倒れぬ!!」
鬼美姫が血を撒き散らしながらも液体金属を集めて傷を埋める。
ただし、『自己修復』スキル自体は今の攻撃で破壊しているため、強引に隙間を埋めただけの応急処置にすぎない。
それでも鬼美姫は戦いをやめない。
「魔人、魔人、魔人! 我らが人間の技などで負けるものかぁああああああああああああああ!」
液体金属の中にあった血が徐々に外に這い出てくると、混じり合って斑模様の皮膚になっていく。
かつて彼女が創造された際、原料の一つになったのは幾万もの【鬼の血】であった。
そこに人の魂が宿ることで生まれたのが、銀宝鬼美姫という魔神だ。
「私は戦うために生まれた! 造られた! だからこそ負けぬ!! さぁ、魔人の力を出せ! 武などでは私は死なぬぞ!」
般若の顔で鬼気迫る表情とは、これほど怖ろしいものなのだろうか。
だが、見た目とは裏腹に、表情の奥に宿る感情は『焦燥感』でしかなかった。
(どうしてもオレの『魔人の力』とやらを引き出させたいらしいな。なるほど、それが【やつらの目的】か)
鬼美姫の言動から、なぜかアンシュラオンが【魔人化】することを望んでいるようである。
ここまで固執するからには、それがわざわざやってきた目的だと推察された。
が、それならば天邪鬼。
「お前相手にそんな必要はない。オレに大ダメージを与えられたら考えてやるよ」
相手がそうしてほしいのならば、絶対にやってやるものか。
当然ながらそう思うのが、アンシュラオンという男だ。
(まあ、やり方なんて知らないしな。そもそもどうやるんだ?)
「その言葉、違えるなよ、魔人!」
ただ、相手はその言葉を真に受けたようで、後先考えない攻撃を繰り出してきた。
鬼美姫が刀を振るごとに、従来の分裂した刃とともに『赤い液体金属』が飛び散るようになった。
これは彼女の血そのものであり、触れた地面が『喰われて』金属になって固まってしまう。
(これはマキさんと同じ能力? 奇遇にも同じ力を持っていたのか? …いや、仮にも相手は魔神とかいう変なやつだ。そんな偶然が起こる可能性は限りなく低い。もしありうるとすれば能力の系統が近いことと、おそらくは『技を真似た』んだ)
鬼美姫はもともと液体金属が本体という、若干ながら鉄を内包したマキと似た状態にあった。
それがマキの技を受けて、そういう使い方もあるのだと知って真似た。そんなところが真相だろう。
ただし、これは捨て身の技。
力を使うごとに鬼美姫の体力は減り続けていく。
(この忠誠度の高さと必死さはなんだろう? ただの部下が、これほどまでに懸命になるものか? なんだか見捨てられないようにがんばる子供みたいな健気さを感じるんだが…)
誰かを支配下に収めるやり方はいくつかあり、武力で縛るのが一番楽で早いのだが、その分だけ嫌悪感や恐怖心が出てやる気がなくなるものだ。
これは何百年も前の地球の奴隷制度でも証明されていて、奴隷が解放された真実は、『少量の賃金を与えたほうがよく働くから』といわれている。
一方の鬼美姫からは、どうしても役に立ちたいという自発的な想いが感じられる。これは普通の奴隷や部下からは発せられない感情だ。
(こいつらの裏側にいるのは誰なんだ? ソブカにはああ言ったけど、情報が手に入らなければ、ただの骨折り損のくたびれ儲けだぞ。またそのうち同じような連中をけしかけられるだけだ。なんとか背景を知りたいが……ん? サナ?)
アンシュラオンが思案していると、視界の隅にサナが映り込む。
彼女は低い体勢から走り抜け、黒千代で背中側から鬼美姫に斬りかかる。
しかし、鬼美姫の腕から金属散弾が発射されて、簡単に迎撃されて吹き飛ばされる。
「なんだこいつは? わずかな魔人の気配…眷属か? 雑魚は引っ込んでいろ!」
鬼美姫はサナを一瞥しただけで、すぐにアンシュラオンに向き直る。サナのことなど眼中にないのだ。
だが、サナは体勢を立て直すと攻撃を再開。
術符を交えながら敵を牽制して、再度接近して攻撃しようと試みる。
「引っ込んでいろと言ったぞ!」
鬼美姫がまとわりつくサナを追い払うのだが、彼女は何度迎撃されても戦いを挑み続ける。
これにはアンシュラオン当人も状況が理解できない。
(サナ? 急にどうしたんだ?)
正直サナのレベルと力では鬼美姫には勝てないだろう。ダメージを負わせることも難しいに違いない。
これはユキネが役に立たなかったのと同じ理由で、並の攻撃では物理防御を突破できないからだ。だからこそ、前には出ずに後ろに下がっていたのだ。
それがなぜか、急に勢い盛んに鬼美姫に戦いを挑み出す。
「サナ、危ないから下がっていろ」
「…ふるふる」
「今のお前には手に負える相手じゃないぞ。戦いたいならグランハムと一緒にソブカのほうを手伝えばいい」
「…ふるふる」
サナは忠告にも応じずに、けっして退かない構え。
それにますます困惑する。
「いったいどうしたんだ、サナは…」
「サナ様は、ご主人様と一緒に戦いたいのです」
「え?」
その時、ホロロがサナの『意思』を映す鏡になる。
「ご自分を心の底から愛してくれる御方に報いたいと思うのは、人間ならば自然なことではないでしょうか?」
サナがアンシュラオンの言葉に逆らうのは、べつに反抗心があるからではない。100%ギアスが効果を発揮しているのだから、それはありえない。
なればこそ―――『正の想い』
「サナ様は、マキ様にも負けたくないと思っておられます。ご自分が一番愛されていると信じているからです。一番の愛をもらいたいからです。だから役に立って認められたいと願うのです」
「―――っ!!」
アンシュラオンに雷が走る。
どんな攻撃を受けても軽々防ぎ、どんな怪我を負っても治してしまう身体が、じんわりとした熱に溢れ、痺れて痺れて動かなくなる。
「サナ、オレと戦いたい…のか?」
「…こくり」
「そうか…そうか。そうだよな。お兄ちゃんと一緒にいたいよな!」
「…こくり!」
(なにこれ可愛い!! サナちゃん、マジ天使!!! 天使じゃんかよおおおおおお! うおおおお! ごろごろごろっ! 可愛いよぉおおおお!)
実際に転がるわけにはいかないので、心の中で悶えまくる馬鹿兄がいた。あまりの可愛さに呼吸困難になりそうだ。
愛とは与えれば与えるほど増え続け、やる気と勇気を生み出して充足感を与えるものだ。
アンシュラオンがどんな言葉にも惑わされずにサナを選んだ結果、サナもまたアンシュラオンを選ぶのである。
「わかったよ、サナ。お兄ちゃんと一緒に戦おう!」
「…こくり!」
(オレも反省だな。もっとも近しい存在であるにもかかわらず、サナの心を汲むことができなかった。そもそもサナのためにこんな山奥で戦っているんだ。サナを育てる資金稼ぎと、この子が成長するための経験にちょうどいいからだ。初心を忘れちゃいけないな)
サナが発する波動は『兄妹の想い』。
子供が親の役に立ちたいという純粋な願いであった。
なぜサナがこんな感情を抱いたかといえば、グランハムやベルロアナを含めて大勢の他人と接する機会を与えたからだ。
人の役に立ちたい、という『自己有用感』を育てることは、子供の成長において重要な要素の一つである。
そこに若干の『嫉妬』と『独占欲』が交ったことで、サナの中に熱い感情が生まれつつあった。
0
お気に入りに追加
389
あなたにおすすめの小説

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる