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「英才教育」編
117話 「ホロロの覚悟」
しおりを挟むその頃、ホロロは病室に母親と一緒にいた。
静かに容態を見守っていると、かすかに意識を取り戻す。
「…ぁあ……眠っていたのかね」
「お母さん! 大丈夫なの!?」
「…ホロロ……なんだい、そんな顔をして……少しやつれたかい?」
「私は大丈夫よ。何も心配しないで」
「…馬鹿だねぇ。子供を心配しない親なんているもんかい」
「お母さん…」
水を差し出し、起き上がる手伝いをする。
母親は慣れた手付きで自分の腕を捲り上げる。そこには注射の跡があった。
大半は古い跡であるが、この病院に来てから打った新しいものも目立つ。
「『コシノシン』かい。高かったろう」
コシノシンは、医療麻薬としてこの地域では有名な薬だ。
強い鎮静作用をもたらし、痛みをほぼ完全に消し去ることができる。中毒性が他の薬物より少ないのも人気の秘訣だ。
特殊な製法でしか作れないため生産地はグラス・ギースのみであり、この街も輸入に頼っている状況だった。
だからこそ高い。
一回打つのにも最低一万。一日複数回打てば、それだけで数万が飛ぶ。
「もう何年になるかねぇ。こんな身体になる前は、麻薬になんて世話にならずとも済んだのに。人生はわからないもんだね」
「仕方ないわ。医者が役立たずだもの」
「そんなことを言うもんじゃない。どうせ誰にも治せないんだ。責めても仕方ないよ」
「でも、あいつらはクズよ。金儲けのことしか考えていないわ」
「…ホロロや、もういいんだよ。私を置いて、お行き」
「何を言うの? そんなことはできないわ」
「人はいつか死ぬ。老いぼれのために若い身を犠牲にするもんじゃないよ。こんな世の中さ。弱った者は捨てていいんだ。恨みはしないから安心なさい」
「私は見捨てない。そうしてしまったら何かに負ける気がするもの。ここまで来たら最後までやるわ」
「あんたの気丈さは私譲りだね。そんなんじゃ人生苦労するよ。気の強い女は嫌われるからねぇ…」
「もう苦労しているわ」
「困った子だね……ううっ…」
「お母さん、楽にして」
「すまないね……ほんとなさけないよ」
母親は再びベッドに横になる。
今はコシノシンで痛みはだいぶ抑えられているが、身体中は病魔に蝕まれているはずだ。
治る見込みはない。そんなことは誰もがわかっている。
「…ホロロ、好きな人はいないのかい?」
「好きな人?」
「もう二十九歳だろう。私のせいで婚期を逃してしまったからね…」
「そんな人はいないわ。べつにお母さんのせいじゃない。単に好きになれる人がいなかっただけ。時々思うわ。私が求めている人なんて、この世にはいないんじゃないかって」
「まだあんたが出会っていないだけさ。案外近くにいるかもしれないよ」
「そうかしら。男なんて生き物はどれも同じよ。ホテルで働いていた時も、ろくなやつはいなかったもの」
「困った子だね…妥協ができないのも私譲りかね」
(私の理想の男性なんて、この世にはいない。だって私は、この世が憎い。すべてを壊したい。滅茶苦茶にして復讐したい。そんな願いを叶えてくれる人なんて、いるわけがない…いるわけが……)
なぜか脳裏に浮かんだのはホテルのロビーで見た少年の顔。
理由はわからないが、初めて見た時に強い衝撃が身体に走ったことだけは覚えている。
(っ…どうして私が子供に…? 単なる心の迷いにすぎないわ。そんなことあるわけがない)
考えれば考えるほど身体は熱くなっていく。
『これから起こること』を想像して、少しだけ気持ちが高ぶっているだけ。そうとしか思えない。
「ああ、マクーンさん。ちょっとよろしいかな?」
その時、部屋の入り口から院長が顔を出す。
ここ一ヵ月半、何度も見たイヤらしい顔だ。
「お母さん、私…もう行かないと」
「ああ…気をつけて。ホロロ、逃げていいんだよ」
「言ったでしょう。私は逃げない」
「………」
その最後の言葉は母親には聴こえなかった。
また意識を失ってしまったからだ。
「お母さん、行ってくるわ。すぐに迎えに来るから」
ホロロは立ち上がり、院長と一緒に通路を歩く。
「マクーンさん、言いにくいことなんだけどね…」
「わかっています。お金のことですね」
「…わかっていればいいんだ。その…あいつらが今、ここに来ていてね。あなたに話があるから連れてこいと言っているんだ」
「ちょうどよろしいかと。私も彼らにお話がありますから」
「そうかい? それならばいいんだが…」
「………」
ホロロは黙って医者についていき、院長室にたどり着く。
この建物の一番奥にありながら、その部屋の奥には裏路地に続く扉がある不思議な部屋だ。
なぜこんな造りになっているかといえば、答えは簡単だ。
中に入ると三人の男たちがいた。どいつもこいつも柄が悪そうでカタギには見えない。
「いやぁ、マクーンさん。待っていましたよ」
一番立場が上であろううアロハシャツを着た男が、にたにたと下卑た笑いを浮かべながら話しかけてくる。
「今日で二週間です。何の日かわかっていますよね?」
「………」
「当然、『返済日』です。金の用意はできていると信じていますよ」
「………」
「おいこら、なに黙ってんだ! 何とか言えや!」
「おいおい、綺麗な女性を恫喝するもんじゃねえ。俺らは真っ当な金貸しなんだからよ。品性ってものが疑われちまうぜ」
「へぇ、すんませんっす。あの…品性って何ですか?」
「ったく、これだからお前らは馬鹿なんだよ。まっ、そういうところがいいんだけどな。特にこういう仕事には向いている」
「先生、母の病気はいつ治りますか?」
「…え? ええ、その…わかりませんなぁ。まだまだ入院が必要としか…」
ホロロは男たちを無視して医者に話しかける。
取り巻きの二人はむっとしたが、アロハシャツの男が制止。タバコに火を付ける。
その時、指に『金の指輪』をはめているのが見えた。トップが金貨の形になった不思議なデザインのものだ。
「最初から『そのつもり』だったのですよね?」
「何のことですか?」
「母が治らないとわかっていて、できるだけ延命することで治療費を稼ぐ。そして、高利貸しを紹介してさらに搾り取る。すべて仕組まれていたことでしょう?」
「し、失礼な! 何を根拠に! 私は患者のことだけを考えております! 金を借りたのもあなたの勝手でしょう!」
「いまさら言い訳とは醜いものですね。あなたが人間のクズであることは、出会った時からわかっていました」
「くっ! なんて恩知らずな女だ! 皆さん、こんな失礼なやつは、さっさと連れていってくださいよ!」
「はは、先生。そうカッカするもんじゃないですよ。女性は大切に扱わないと。マクーンさんのお母様もできるだけ長生きさせてくださいね。こっちにとっても大切な人なんでね」
「ふん…わかっていますよ」
この段階で、医者が金貸しとグルになっていることが確定する。
むろん、そんなことはわかっているので、ホロロも驚いたりはしない。
「マクーンさん。金が返せないのならば約束通り、こっちが紹介する店で働いてもらいますよ」
「真っ当な店ならば喜んで働きます。こう見えても高級ホテルで働いていた経験がありますから」
「そこには敵いませんが、至極真っ当な店です。ただ、ちょっとばかり身体を使いますけどね。大丈夫、あなたならやれますよ。その美貌ならば客はいくらでもいます」
「乳もでかいしなぁ! ぎゃはは!」
「………」
実はこの時シティ・オブ・ゴールドでは、カジノでの負債がかなりの額になっていたため、構成員に早急な貸し剥がし命令が出ていた。
ホロロもその煽りを受ける形になったが、どうせ結果は同じだろう。始めから逃がすつもりはないのだ。
(世界は変わらない。神などいない。ならば私がやることは、たった一つ)
「先生、あなたにはお礼を言わないといけませんね」
「ようやく医者のありがたみがわかりましたか? まあいいでしょう。あなたが一生懸命働いてくだされば、私としても―――」
不意にホロロが近づくと院長に軽くぶつかった。
次の瞬間、腹部が熱くなる。
「え? …あ?」
「このたびは、どうもありがとうございました。これが私なりのお礼です」
「なっ…ううっ…ぐううううっ…腹……が! 腹に…腹に!! ぐおおおっ!」
院長の腹にはダガーが刺さっていた。
白い服が真っ赤に染まり、ホロロの手も血に濡れる。
しかし、その瞳に怯えの色はない。当然のごとく院長を見下す。
「私はあなたたちには従わない。理不尽には戦います」
「ば、馬鹿なことを…ひぎいいっ!!」
ホロロが刺したダガーに力を入れて、さらに傷口を抉る。
「どうしたのですか? 医者ならば治してごらんなさい。今すぐに!! ほら! 治せないのですか!?」
「や、やべ…あががががっ!! やべてええ!!!」
「女、何してやがる!」
「近寄らないでください。刺しますよ」
取り巻きの一人が近寄るのを、引き抜いたダガーで牽制する。
刃を抜いたため、ごぼぼっと大量の血液が腹からこぼれ、院長は膝をついた。
その様子を見て、アロハシャツの男が笑う。
「先生、こりゃ一本取られましたな」
「た、たすけ…て……たすけて…くれ」
「そうしたいところですが、うちらは医者じゃないんでね。なんとかご自分で治してください」
「ううっ…この…チンピラふぜいが……うちの病院のおかげで…金を儲けているくせに!!」
「そこはお互い様でしょう? あなたも我々がいるからと相当好き勝手やっていらっしゃる。取引は対等ですよ」
「ぐそっ…がはっ」
「しかしマクーンさん、このまま逃げるなんてのはなしですよ。医者の先生は知りませんが、こっちは別口ですからね。それにあなたの母親だって―――」
アロハシャツの男がホロロを見ると、その手には『銃』が握られていた。
衛士の銃とは違って小さく、単発式のものだった。
狙いをつけて迷わず発射。
「アニキ! ぐぁっ!」
間に入った取り巻きが肩を撃たれる。
躊躇なく相手の眉間を狙うあたり、完全に殺しにいっている。
「この女!!」
もう一人の取り巻きがホロロを押えようとするが、すでに彼女は部屋の入り口に立っており、その手には『カプセル』が握られていた。
「なっ、あれはまさか―――」
ホロロがカプセルを投げると同時に、入り口から部屋を飛び出ていく。
「身を隠せ!」
「へ、へい!」
「ま、待ってくれ…か、肩が…」
アロハシャツの男は、慌てて机を飛び越えて身を隠す。
その直後―――爆発
逃げ遅れた肩を撃たれた取り巻きの一人を爆炎が飲み込み、部屋が吹っ飛んで半壊。そのまま男も爆散する。
もちろん腹を刺された院長も同時に吹っ飛び、こちらも身体が半分消し炭になって死亡確定。
しかし、机も爆風で大きく抉れたが、直撃を免れたためにシャツの男と、取り巻きの一人はかろうじて生き残る。
「おい、無事か」
「へ、へい。まさか『大納魔射津』まで持っているなんて…」
「あの女、最初から俺らを殺すつもりだったようだな。いい根性をしてやがる。どうりで二週間の返済なのに三百万も借りるはずだ。追うぞ。この街から逃げるつもりだ」
部屋を脱出したホロロは、真っ直ぐに母親の病室に向かう。
そして、すでに用意していた荷車に乗せてから、大納魔射津を使って壁を吹き飛ばし、そこから外に出た。
(はぁはぁ…なんとかここまでは上手くいったわ。早く『馬車』まで行かないと…!)
ホロロは医者に金を渡しつつ油断させ、残った金で銃や大納魔射津を仕入れていた。
ハピナ・ラッソの店で買うと足がつくため、たまたま街に立ち寄った関係ない商人と交渉し、極秘裏に売ってもらったのだ。
しかもカジノで財産を失った男に話を持ちかけて、代理で買わせるという用心ぶりだ。
その男も肉体関係を仄めかし、再度誘い出して殺したので、金貸し連中にも悟られることはなかったようだ。
(神などいない。力で解決しないと何も守れない。お母さんを守るためならば悪魔にだってなる! こんな理不尽に負けてたまるものか!)
ホロロは荷車を引っ張り、街の入り口を目指す。
だが、いくら荷車とはいえ、武人ではない一般女性の腕力である。急ごうと走れば走るほど体力は低下していく。
加えて、当たり前だが街の入り口には見張りの門番がいる。
(貴重な術具だけど、ここで使うしかない)
商人に吹っかけられたこともあり、ホロロが買った大納魔射津は三発しかない。
もう少し資金があれば確実に仕留められる分が手に入ったが、あまり高い金額を借りると怪しまれるし、これ以上のリスクは冒せなかった。
そして、都市の門に大納魔射津を投げ込み、門番ごと吹き飛ばす。
「ぐうっ……なにが……」
混乱している瀕死の門番を無視して、ホロロが荷台を引きながら駐車場に出る。
(あと少し! もう少しで!!)
最後の力を振り絞って、馬車があるスペースにまで移動する。
しかしながら、そこでホロロが見たものは―――
「…無い」
何も存在しない空間。
昼間まではあったはずの馬車がなくなっていたのだ。
予定では、ここでホロロたちを乗せてハピ・ヤックにまで行くはずだった。
(あの御者、裏切ったのね! 今度見つけたら殺してやる)
とホロロ当人は思ったものだが、実際は取引した御者はすでに捕まっていた。
今回の件ではなく、別件の過去の借金の踏み倒しがバレて、馬車を没収されてしまったのだ。
それがこの半日の間で起きてしまうとは、まさに不運だ。
「見つけたぞ!」
「…っ!」
困惑している間に金貸し連中が追いついてきた。
ホロロはダガーを取り出すが、相手が武器を持っているとわかっていれば最初から心構えが違う。
一回は刺されても仕方ないと割り切ったタックルで、取り巻きの男がホロロを弾き飛ばす。
「ぐっ…!」
「この女が! 付け上がりやがって! よくも仲間をやりやがったな!」
「ぐっ…放しなさい!」
「待て! 殴るな!! 傷がつくだろうが!」
「あ、アニキ…でもこいつは!」
「馬鹿が。これ以上の損失を出してどうする。黙って押えていろ」
「へ、へい…」
「いやぁ、マクーンさん。本当にいい覚悟をしている。人を殺したってのに、まったく目に動揺の色がない。なかなかいませんよ、そんな女性はね」
「………」
「夜の店で働かせるにはもったいない器だ。うちのボスに献上したほうが高い値がつくかもしれませんね」
「お気をつけなさい。油断したらその男も刺しますよ」
「ははは、うちのボスはそういう女が好きなんですよ。おい、行くぞ。アジトに戻る」
「はい。あの、この荷台はどうすれば…?」
「病院に戻しておけ。大切な人質だからな」
「ええ!? 俺が引くんすかぁ?」
「悪いが少し縛らせてもらいますよ。さすがに怖いんでね」
「………」
傷がつかないようにタオルの上から腕を拘束されたホロロは、シャツの男たちに連れられていく。
おそらくはこの男が言ったように、ボスへの献上品になるのだろう。
上手く気に入られれば愛人程度にはしてもらえるかもしれないが、どのみち普通の世界にはもう戻れない。
(こんな理不尽が許される世界なんて滅びてしまえばいい。私は認めない。この世界に神などいない。神など…!!)
身体の奥底から激しい怒りが湧き上がってきた。
ただただ破壊したい。許せない。潰したい。
されど弱い女性の身では何もできない。今も二人に簡単に押さえつけられている。
引きずられるように連れていかれたのは、豪華な邸宅だった。
ここもハピ・クジュネの街を模倣して、海沿いにある木が植えてあり、まさにリゾート地に似合う豪邸といえた。
「ん? 見張りがいないな?」
「中にいるんですかね?」
「サボりやがって。何かあったらどうするつもりだ」
なぜか見張りがいなかったが、勝手知ったるアジトでもあるので門を開いて中に入る。
中に入っても、なぜか人の気配がしない。
普段は誰かしらいるものなので不思議に思いながら進み、いつもボスがいる部屋に到着。
そこは扉が半開きになっていた。
「ボス? 入りますぜ」
だが、中に入った瞬間、アロハシャツの男は驚愕の光景を目にする。
そこは―――【血の海】
数多くの人間が床に倒れて死んでいた。
身体がバラバラになった者もたくさんいるので、もはや地獄絵図である。
そして、かつてボスであった者の頭をくるくる回しながら椅子に座っていたのは、見知らぬ一人の少年だった。
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