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ルイスの手がゆっくりとリリーの着ているネグリジェを脱がせていく。露わになる白肌を丹念に撫でて、手で揉んでいる胸とは反対の胸を吸われ、リリーは両手でシーツをぎゅっと掴む。
散々ルイスの指で弄ばれ、じんじんとムズ痒いような熱を持った先端は、生暖かく柔らかい口に含まれると、そこから快感が全身に広がっていく。
「あっ!そんな、吸っちゃ、…あ、んっ……」
ちゅ、ちゅ、と甘く吸われていると思ったら、歯で甘噛されたり、引っ張られたりする。
ルイスの顔を胸から退かそうと力なく伸ばしたリリーの手は、簡単に顔の後ろに回されて柔らかいルイスの髪が指の間に絡んでから、肩にたどり着く。
腰に手を回されているせいで逃げ出せだすところか、体を引き寄せられて吸われる度にびくんびくんと跳ねる体を知られてしまう。
「甘くて美味しい。ずっと吸っていたいよ」
「もうっ、やだぁ……、あん……」
うっとりとルイスはつぶやき、左胸を散々味わった後は、番は右胸へと移る。その刺激を待っていたかのように、左胸を吸われている間も、右手で嬲られ続けていた右胸はルイスの唇に含まれると気持ちよさで、肩においていた手に力が籠もった。
(体を好き勝手されているのに、ルイスに触られると力が抜けていくわ……。胸を吸われるのがこんなに気持ちいいだなんて……)
これまで感じたことのない気持ちよさをルイスから教えられていく。
「あ……あぁ、ルイ、ス……」
ネグリジェを全て剥ぎ取られ、下着だけの姿になっても、霞かかった思考と与えられる快楽にリリーは小さく嬌声を上げ続けるしか出来ない。
身じろぎしたルイスからバサと衣擦れの音が聞こえたと思ったら、熱く逞しい肌が触れて、ルイスが着ていたシャツを脱いだのだろうと分かっても、すぐにまた口づけられて意識はそちらに移ってしまう。
しかし、ルイスの手がリリーの下半身に伸びてくると、未知の恐怖でリリーの目尻に涙が浮かぶ。
「お願い……だめっ……、そんなところ、触らないで……」
股の間にルイスの足が入り込んでいるせいで閉じることができない。自分ですら必要外に触れない場所をルイスの手が入り込むのを拒めない。
「力を抜いてごらん。リリーにもっと気持ちよくなってほしいだけだよ。ほら。気持ちよくて濡れてきてる」
「あっ!ソコはぁ……、」
滑りを指にまとわせたルイスの指先が、敏感な花弁を引っ掻いて、下半身の奥がきゅんっと甘い痺れが走って身を捩る。コリコリと先端を捏ねられるたびに、熱が下半身に集まっていく。
「リリーは俺には触れてはくれないのかな?」
「あっ、あ、ん、何を、言って……」
股の間からクチュクチュと卑猥な水音が聞こえる。弄っているのはルイスだけれど、濡らしているのはリリーだ。
弄られる花弁の刺激にびくびく反応しているリリーをすぐ上から見下ろしながら、ルイスは頬を撫で、薄く開いた唇に口付ける。
(舌を絡ませながら、下を弄られるだなんて、私どうなっちゃうの?)
今まで知らなかった自分に戸惑いつつも、快楽の気持ちよさを知ってしまった。きっともう二度と知る前には戻れない。
なのに与えられる快楽を受け止めるのに必死なりリーに、ルイスは自分にも触れてほしいとささやく。
「リリーにだったらいくらでも触れて欲しいのに」
「私が触れるだなんてっ、そんなの、あっ、やぁ……、摘まない、で……」
嫌々をするようにリリーは顔を横に振ると、ルイスに指がリリーの花弁をきゅっと摘ままれてしまう。そこに触れられてしまうと何も抵抗できなくなってしまう。
「恥ずかしい?」
「当たり前、でしょう……?あんっ……男の人に、触るだなんて……」
「残念だな。でも、いずれはリリーの方から求めてくれるようにしてあげるよ」
クスッ、と笑んでから、ルイスは下の方へ体をずらし、顔を指でいじっていた股の間に埋めた。
夢うつつの狭間にいたリリーの意識が一気に引き戻される。指だけでも十分恥ずかしかったのに、今度は顔を近づけられ舐められている。
「ひゃぁんっ!?嫌だわ!それだけはっ!汚いわ!」
(ルイスが私の股の間を舐めてっ!)
ぬるぬると股の割れ目を上下するものがルイスの舌だと分かると、羞恥心で消え去りたかった。しかし、腰を掴まれて、濡れた愛液をじゅるっと卑猥な音を立てて吸われてしまう。
「リリーに汚いところなんてないよ。ここもこんなに蕩けて美味しいじゃないか。それに、こんなにひくつかせて、弄られるのを待ってるみたいだ」
そういう言うと、ルイスは愛液を溢れさせる蜜口に指をぬぷりと埋め込んだ。リリーの体の中でルイスの指が出たり入ったりを繰り返し、内側から指で中を擦られる。
指が出入りする違和感にリリーの腰がびくんっとはねた。
「やぁっ……あっ!そんなっ、あ、んんッ……!」
――じゅるっ…ちゅぅ……じゅる……
花弁を舌で愛撫されながら、蜜口をルイスの節ばった長い指が出入りするたびに、リリーは与えられる快楽に為す術もなく両腕がシーツの上を所在なさげに泳ぐ。
前と後ろを同時に刺激されて嬌声をあげながら、されるがままになっている。
「こんなに狭いのに、俺の指を美味しそうに咥えて、もう一本指が増やせそうだな。また中から愛液が溢れてきた」
だんだんと増やされる指がリリーの狭かった中をぐちゅぐちゅと掻き回して、体中の神経が全てそこに集まったかのようだった。指が奥に入って圧迫され、次第に別の何かが湧き上がってくる。
「る、ルイス……あっ、なにか、おかしいの……」
さっきからルイスがイジっている下腹の奥が熱くてたまらない。内股が勝手に痙攣して震えている。
「イきそうなんだね。中がさっきから俺の指をねっとり咥えて離そうとしない。初めてでこんなに小さいのにずいぶんと欲張りな体だ」
「やだぁ、そんなこと言わないで……」
自分の体が淫らだと揶揄されたリリーは身を捩ろうとして、逆にルイスの指をぎゅっと締め付けてしまった。
抽送の激しさを増した指がじゅぶじゅと中を擦り、ぷくりと赤く充血している花弁にルイスは歯を立てる。
「アッ――!あぁっ!」
突然快楽の大波が押し寄せてリリーを意識事飲み込んだ。
散々ルイスの指で弄ばれ、じんじんとムズ痒いような熱を持った先端は、生暖かく柔らかい口に含まれると、そこから快感が全身に広がっていく。
「あっ!そんな、吸っちゃ、…あ、んっ……」
ちゅ、ちゅ、と甘く吸われていると思ったら、歯で甘噛されたり、引っ張られたりする。
ルイスの顔を胸から退かそうと力なく伸ばしたリリーの手は、簡単に顔の後ろに回されて柔らかいルイスの髪が指の間に絡んでから、肩にたどり着く。
腰に手を回されているせいで逃げ出せだすところか、体を引き寄せられて吸われる度にびくんびくんと跳ねる体を知られてしまう。
「甘くて美味しい。ずっと吸っていたいよ」
「もうっ、やだぁ……、あん……」
うっとりとルイスはつぶやき、左胸を散々味わった後は、番は右胸へと移る。その刺激を待っていたかのように、左胸を吸われている間も、右手で嬲られ続けていた右胸はルイスの唇に含まれると気持ちよさで、肩においていた手に力が籠もった。
(体を好き勝手されているのに、ルイスに触られると力が抜けていくわ……。胸を吸われるのがこんなに気持ちいいだなんて……)
これまで感じたことのない気持ちよさをルイスから教えられていく。
「あ……あぁ、ルイ、ス……」
ネグリジェを全て剥ぎ取られ、下着だけの姿になっても、霞かかった思考と与えられる快楽にリリーは小さく嬌声を上げ続けるしか出来ない。
身じろぎしたルイスからバサと衣擦れの音が聞こえたと思ったら、熱く逞しい肌が触れて、ルイスが着ていたシャツを脱いだのだろうと分かっても、すぐにまた口づけられて意識はそちらに移ってしまう。
しかし、ルイスの手がリリーの下半身に伸びてくると、未知の恐怖でリリーの目尻に涙が浮かぶ。
「お願い……だめっ……、そんなところ、触らないで……」
股の間にルイスの足が入り込んでいるせいで閉じることができない。自分ですら必要外に触れない場所をルイスの手が入り込むのを拒めない。
「力を抜いてごらん。リリーにもっと気持ちよくなってほしいだけだよ。ほら。気持ちよくて濡れてきてる」
「あっ!ソコはぁ……、」
滑りを指にまとわせたルイスの指先が、敏感な花弁を引っ掻いて、下半身の奥がきゅんっと甘い痺れが走って身を捩る。コリコリと先端を捏ねられるたびに、熱が下半身に集まっていく。
「リリーは俺には触れてはくれないのかな?」
「あっ、あ、ん、何を、言って……」
股の間からクチュクチュと卑猥な水音が聞こえる。弄っているのはルイスだけれど、濡らしているのはリリーだ。
弄られる花弁の刺激にびくびく反応しているリリーをすぐ上から見下ろしながら、ルイスは頬を撫で、薄く開いた唇に口付ける。
(舌を絡ませながら、下を弄られるだなんて、私どうなっちゃうの?)
今まで知らなかった自分に戸惑いつつも、快楽の気持ちよさを知ってしまった。きっともう二度と知る前には戻れない。
なのに与えられる快楽を受け止めるのに必死なりリーに、ルイスは自分にも触れてほしいとささやく。
「リリーにだったらいくらでも触れて欲しいのに」
「私が触れるだなんてっ、そんなの、あっ、やぁ……、摘まない、で……」
嫌々をするようにリリーは顔を横に振ると、ルイスに指がリリーの花弁をきゅっと摘ままれてしまう。そこに触れられてしまうと何も抵抗できなくなってしまう。
「恥ずかしい?」
「当たり前、でしょう……?あんっ……男の人に、触るだなんて……」
「残念だな。でも、いずれはリリーの方から求めてくれるようにしてあげるよ」
クスッ、と笑んでから、ルイスは下の方へ体をずらし、顔を指でいじっていた股の間に埋めた。
夢うつつの狭間にいたリリーの意識が一気に引き戻される。指だけでも十分恥ずかしかったのに、今度は顔を近づけられ舐められている。
「ひゃぁんっ!?嫌だわ!それだけはっ!汚いわ!」
(ルイスが私の股の間を舐めてっ!)
ぬるぬると股の割れ目を上下するものがルイスの舌だと分かると、羞恥心で消え去りたかった。しかし、腰を掴まれて、濡れた愛液をじゅるっと卑猥な音を立てて吸われてしまう。
「リリーに汚いところなんてないよ。ここもこんなに蕩けて美味しいじゃないか。それに、こんなにひくつかせて、弄られるのを待ってるみたいだ」
そういう言うと、ルイスは愛液を溢れさせる蜜口に指をぬぷりと埋め込んだ。リリーの体の中でルイスの指が出たり入ったりを繰り返し、内側から指で中を擦られる。
指が出入りする違和感にリリーの腰がびくんっとはねた。
「やぁっ……あっ!そんなっ、あ、んんッ……!」
――じゅるっ…ちゅぅ……じゅる……
花弁を舌で愛撫されながら、蜜口をルイスの節ばった長い指が出入りするたびに、リリーは与えられる快楽に為す術もなく両腕がシーツの上を所在なさげに泳ぐ。
前と後ろを同時に刺激されて嬌声をあげながら、されるがままになっている。
「こんなに狭いのに、俺の指を美味しそうに咥えて、もう一本指が増やせそうだな。また中から愛液が溢れてきた」
だんだんと増やされる指がリリーの狭かった中をぐちゅぐちゅと掻き回して、体中の神経が全てそこに集まったかのようだった。指が奥に入って圧迫され、次第に別の何かが湧き上がってくる。
「る、ルイス……あっ、なにか、おかしいの……」
さっきからルイスがイジっている下腹の奥が熱くてたまらない。内股が勝手に痙攣して震えている。
「イきそうなんだね。中がさっきから俺の指をねっとり咥えて離そうとしない。初めてでこんなに小さいのにずいぶんと欲張りな体だ」
「やだぁ、そんなこと言わないで……」
自分の体が淫らだと揶揄されたリリーは身を捩ろうとして、逆にルイスの指をぎゅっと締め付けてしまった。
抽送の激しさを増した指がじゅぶじゅと中を擦り、ぷくりと赤く充血している花弁にルイスは歯を立てる。
「アッ――!あぁっ!」
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