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「…ここが『エルゼスト』。」


 悠太は起きながら言った。

 風がすごく気持ちよい。
 視界は何もなく、平野が果てしなく広がる。


「さて…と。」


 悠太は3つのスキルを調べてみた。


「どうやってやるんだ?…ステータス?」


 すると、ステータスが目の前に現れた。


「なになに?」


 体力、知力、素早さ…
 18、17、20…

 きっと、20くらいが基本なんだろう。


「何もすごいのはない。えっへん。」


 基本なパラメーターを見て、胸を張る。
 涼しい風が頬を撫でたので、本来の目的にする。


「スキル、スキルっと」


 スキルを選び、それをタップする。


「なになに??」


 悠太はスキルを調べた。

 一つ目は《怪力》。
 《怪力》は自分の筋力を数分~数時間程度上げる。
 加えた筋力と時間は消費MPにより異なる。


「ほー…。」


 我ながら素晴らしい!
 
「んで、二つ目は…」


 《キャンプ》。


「《キャンプ》?」


 《キャンプ》は普通のキャンプも含め、特殊な《キャンプ》もあるらしい。
 この世界にあるもの…


「…野営か。」


 《キャンプ》は《野営》も含めている。
 悠太は野営の経験がない。
 このスキルはまた当たりだ。



「さて…これだよなあ。」


 悠太は三つ目のスキル《本》を眺めた。


「なになに?」


 《本》のスキルの説明文を見る。

 世界にある『本』を全て読み解ける。
 まだ、『本』の封印した力を解放出来る。

 と、書かれていた。


「本を全て読み解けるってのは、すごいな。しかし…」


 封印した力、というのが気になる。

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感想 7

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みんなの感想(7件)

咲
2019.08.11

投稿キタ━(゚∀゚)━!
なう(2019/08/11 23:10:11)
待ってましたよー

解除
咲
2019.07.04

チートワクワク

解除
咲
2019.07.03

異世界転生キタ━(゚∀゚)━!

解除

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