在りし日をこの手に

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明日を生き残る為に

覚悟の辛さ

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「ハァ…ハァ…」

 訓練服で汗を拭う。
 これでも中学は運動部で体力に自信はあったんだけどな。

「どうした神木蓮!!このままではお前の所属は期待できなくなるぞ!」

 丸太の様な上腕を持つ屈強な男が煽ってくるおかげで集中できない。そしてこの人の攻撃を一方的に受けていたからか腕は腫れて動かない。どうしてこんな事に

 あれ、なんでこうなったんだっけか?

 そう言えば、たった数時間前の事だったな。色々ありすぎだよ、心が一杯だ。決意が揺らぎそうだ。

──
「よく集まってくれた勇敢な志願者諸君!これから君たちには様々な試験を受けてもらう!場合によっては今日で帰って貰うからな出し惜しみはするなよ」

 その日、運動場の様なだだっ広い施設に俺を含めた大勢が集められていた。その全員の服にはゼッケンの様なものが付いており、視認する限り2000番台まではあった。
因みに俺は2089番だった。

 見る限りこれから行われる試験は振り分けの為に個人の能力を判断するモノだと思う。   
 玲衣れいちゃんさんが言うところの適性検査なのかな?

 ていうか、一気にやるのか?こんな大人数じゃテストをするにしろ効率が悪くなりそうなんだが…それにちゃんと個人を見てくれるのかわからない。

 あー受けたくないなー

「始める前にだ、1582番と2089番!お前達は免除だ。前に来い」

 え、俺じゃんラッキー

 なんて思いつつ、集まる視線をかき分け前に出た。その際、野次の様な物が聞こえて来たがなんとか無視できた。

「僕は長瀬薫ながせかおる。もしかして君も何か特別な力があったのかな?何にしてもこれからよろしく頼むよ」

 前に行って声をかけられたのは1582番の男、見た目爽やかなイケメンだ。某俳優に似ている外見はきっと万人に好かれるんだろうな。

「あ、あぁ…神木蓮かみきれんです。よろしく」

 だが俺はイケメンが嫌いだった。引き攣った笑顔しかできない。

「では早速試験を開始していきたいと思う。」

 試験監督をしているであろう職員は俺たち以外に説明を始めていた。

 暇だな、何かすることは無いのかと思ってると長瀬薫が話しかけて来た。

「ねぇ神木君…君ってどんな能力を使えるのかい?」

「俺か?まだ分からないぞ、発芽っていうのもつい最近したばっかりだし」

「え、そうなの!?どんな能力が楽しみだね!ちなみに僕は─」

 話すとダメなタイプのイケメンだったか。新しい玩具を貰った子供の様にはしゃいでるな。

 まぁ、特別な力があるなんて言われるとそりゃはしゃぐよな、俺もそうだったし。俺達年頃だし。

「1582番、2089番無駄話をするな。お前達は別室で能力のチェックだ」

 さっきの試験監督役とは違う色の服の職員が俺たちを誘導する。

「では、これから二人には能力を発芽させてもらいます。いいですね?」

「あの、ちょっと質問があるのですが…」
 
「どうかしましたか2089番」

 そろそろ試験官の囚人みたいな呼び方に、きれそうに

「その、どうやって使うんですかね?能力って」

職員には呆れた顔をされた。

「そんな基礎的な事も知らないでよくここまで来れましたね。」

 職員さんそれ言っちゃいます?半ば誘拐でしたよ。
 それに特撮の1話じゃ無いんですよ、初めてなのに力の使い方なんて知るわけないじゃないすか…

「いいですか?能力のタイプは主に二つ、自己強化型と種子型です。自己強化はそのままの通りに身体能力を向上させます。種子型は特殊で自分で種を生成し、自由に発芽させ操る。割合は圧倒的に自己強化型が多いので少ない種子型は重宝されますよ」

 なるほど自己強化型と種子型の二つ。なら竹を自在に成長させた紫苑しおんさんは種子型だったって事なのかな?

「どちらの型でも訓練さえすればいつでも好きな時に能力が使えます。」

 能力は2択か…どうせなら珍しい種子型ってのになりたいなぁ。

「そう神木君!僕は珍しい種子型の能力者なんだよ見たまえ!この種を」

 長瀬は手に緑色の粒を持っていて、それをぎゅっと握りしめまた手を開いた。ぐぬぬと、整っている顔を必死の形相に変えて、赤く力みイケメン顔を台無しにさせた。

「長瀬、お前マジシャンだったのか?」

 アイツの手の中の緑色の粒は確かに双子葉類のものと見られる子葉がついていた。

「おお!訓練もしていないのに発芽まで出来るとは君には才能がありますよ!!」

 どうやら凄い事らしいな。職員達の視線が長瀬アイツ向かっている。

─ズキッ!

…あぁ、此処でも仲間外れになりそうな予感がする。

 それにしてもやはりイケメン、二物どころか全てを与えられていたか。そのまま長瀬だけ職員に連れられて行ったし…駄目だ、もう帰りたくなってきた。

「あの少年は運がいい。あの子葉ホウセンカだね。上手く成長させられれば爆発性裂開ばくはつせいれっかいを利用して面白い事ができそうだ。」

「うわ!びっくりした」

 いつの間にか俺の隣には丸メガネおかっぱという学校の七不思議が白衣を着てみました、みたいな女性が立っていた。

「おや、挨拶もせずに失礼した。私は花子はなこという者だ。此処でプラントの生体と能力の研究をしている。気軽に花子さんなんて呼んでくれ」

名前まで七不思議だ。

「花子さん、ですか?一目見ただけでなんの子葉か分かるなんて凄いですね」

「慣れだよ、慣れ。それより君はまだ能力の使い方を知らないんだったよね。HRI最高研究者の私が直々に教えてあげようではないか」

 肩書き凄いな、トイレの花子さん。

「まずさっき彼がやっていた種子はね?基本的に手をこう、握って熱を溜めるんだ。そうしたらよくマンガで見る気合いの弾みたいに出てくるよ」

「気弾、ですか」

 手を握り、熱を溜める…

そうしたら種がっ!出てこない。

「はっはっは!君には才能はないよ。カルテに種子型の適性は書いてなかったもん。」

 は?なんでやらせた。というかHRIの人達はどうしてこうも苛立つ事をするんだろう。

「これが現実さ、君みたいな凡人には特別なんて無いんだよ。あ、じゃあこれ持って癒瘡木ゆそうぼくという木偶の棒の部隊に顔を出してくるといい。あの脳筋集団なら君も何かできる事があるだろう」

 花子さんが渡して来たのは、辞令と書かれた封筒だった。

 あ、適性検査はこれで終わりか。

…そうか結局凡人だったのか、俺。

──
「君が紫苑の言っていた神木蓮か。この手紙、読ませて貰ったよ。君は今日から此処で能力を磨いて貰う訓練生だ」

「は、はぁ」

 俺が気の緩んだ返事をしたのはあまりにも現実味がなさすぎる環境に来たからだ。
 目の前にいる癒瘡木隊長は勿論のこと、ここにいる人間は人の形が違うのだ。片や痩せ型、片やプロレスラー。筋骨隆々の言葉が似合う彼らと俺とではガリバー旅行記のガリバーと小人の様な雰囲気が感じられた。

 まぁ囲まれてるの小人おれなんだが。

「では早速だ、隊員に挨拶した後は訓練服を支給する。今のお前の力を見せてみろ」



 そうだった、俺はこの場面で一度逃げておくべきだったんだ。


 癒瘡木隊長は俺に対して力を見せてみろと組み手をしてきた。
 勿論力の使い方も分からないし、喧嘩なんてした事ない。だから隊長の攻撃を受ける事も出来なくて、一方的にやられている。

 次第に意識が朦朧としてきた。

「どうした神木蓮!このままではお前は誰も救う事の出来ない威勢だけのいい凡人になり損なうぞ!」

「ハァ…ハァ…」

「所詮そんなモノだったのだ。お前には何も変える事が出来ない、守れない!」

    隊長が一言言うたびに胸が苦しくなる、俺が目を背けて理解したつもりだった事を言われたからだった。

 駄目だ涙が出てくる。

「そん…なの!わかっ、てるんですよ…!でも一度でも言った事に責任を取らなくちゃいけないから此処で変わろうとしているんですよ!」

「なら、今動けない者が変われるか?!また言葉だけで終わらせるのか!」

「ッ!」

 丸太の様な腕から放たれる強烈な一撃が腹に入る。

「立て神木蓮!」

 もう俺は限界だった。全身に感覚がない、腕も足も動かない。

ナンデオレガコンナコトニ…

─瞬間、感覚を失った筈の腕がピクリと動く。足に力が入る。立ち上がる。

「素晴らしい。よく一回で覚醒まで持っていけたな。」

この人だ。まずから倒さないと。

「ウルサい、んですよ…さっきから!」

 今まで出したことのない力が出る。自分の身体じゃないみたいだ。でもこれであいつに一撃ぶち込める。

「来いッ蓮!」

 ナメやがって、防御すらしない気か。ならお望み通り。

 殴り方は分からない。けれどさっきまでしこたま殴られてたから身体はその形を覚えている。アイツがしたように大振りで渾身の一撃を。

オレの拳はアイツ腹に当たった。

ドガン"ッ!!!一瞬だけ、アイツの体が浮いた。

「ど、ウだ。これで…」

あれ、もう本当に体がうご、かない。

 俺の意識はここで途絶えた。

──

 部屋の扉が開く。癒瘡木の様な体をした大男が入ってきた。

「隊長!すごい音しましたけど大丈、夫ですよね。」

 隊長のことだからと隊員は心配の素振りしか見せない。

「おい、もっと心配してくれてもいいんだぞ。…まず蓮を医務室に運んでくれ、俺より重傷だ。」

担架に蓮が乗せられると隊員は気付く。

「あれ隊長。、出てますよ」

「…マジか。」

──

「ここは…医務室か?イッ!」

 起きあがろうと手に力を込めるが、あまりの痛さで動かせない。

「起きたか蓮。」

「癒瘡木、隊長…」

 彼の顔をみると、気絶する前の事を思い出してしまった。

「すいません…あの時は感情に任せて─」

「おめでとう。蓮。」

「へ?」

「今回お前は無事能力を開花させた、入隊試験は突破したと言う事だ。」

 それでも頭が追いつかない俺に隊長は教えてくれた。

「能力の覚醒には感情の爆発が必要となる。そのためお前の人を助けたい願いを利用してお前の感情を爆発させたのだ。花子も本当は気さくな奴なんだが、中々の演技だったろう?」

 本当はあんな事は言いたくなかったと嘆く隊長。

 俺に大したことないとか誰も救えない、そういった言葉を掛けてきたのにはそういう意味があったのだという。

「その、つまり。俺にはまだ可能性があるって事なんですかね…?」

「あぁ、蓮。お前の渾身の一撃は俺の外皮にヒビをつけた。これははっきり言って異常な威力と言えるだろう。その力を使いこなせればお前は人を救える人間になれる。」

 その一言に心臓の辺りが熱くなる感覚がした。頬も熱くなり、視界がボヤける。

「おれ、その…やっと変われたんだ…」

「あぁだがまだ未完成なものも多い、その怪我が治り次第、力の使い方を教えてやる。いいな?」

「はい!」

 この先も挫けて逃げたくなるかも知れない。その度に今日を思い出そう、今日が初めて人に認められた日だから。

──

「彼らは試験を終えたか。例年より早く済んで良かった」

「そうですねボス。ところで新入隊員の身辺調査の結果が届いたのですが…」

「神木蓮、親族は。そうか新たな先祖帰り発見は見込めないか。」

 「先祖帰りは、一人その血族で出ると芋づる式の様に適合者が出る。でもそれが見つからない。つまり、能力者が野放しにされるという事ですね。」

「あぁ、我々の敵はプラントだけではないのだ。道を踏み外した人間も例外なく消さなければならない。…お前にも辛い思いをさせるな天竹あまたけ

「いえ、もとよりこの命は無いもの。人類の復権のため最後まで燃やしてみせます」

 天竹紫苑あまたけしおん、HRI最高戦力である。冷酷な判断やその比類なき力、そしてその美しさから畏怖の念を込めてこう呼ばれる。

"竹花壊花ちくはなかいか"

 彼女が一度本気で戦えば、敵は枯れ果てるだろう。



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