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5話♥春の魔法②
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「え...?」
するとめいなさんは腕輪を手にはめた
手の合図と共に空中に花が舞った。
「きっきれい...」
私はそれを見てめがみひらいた
その花はまためいなさんの合図で私達の上から降ってきた。
「はなみちゃん彼女はこの通り、花を操って何でもする事ができるの」
さゆりさんは突然ネックレスをしてめいなさんを見た。
「ブロックッ!!」
さゆりさんはめいなさんにむかって石化させようとした。
「フラワーフィニッシュ」
めいなさんから出てきた花びらで簡単にさゆりさんの魔法は防がれた。
「ほら、ね?」
するとめいなさんは得意気に笑った。
「うふふ、まぁもちろん覚醒はしてますわ」
めいなさんは腕輪を外し、カバンにいれた。
「もしよかったらでいいのだけれど、はなみさんにも協力してもらいたくて...」
私は首を傾げた。
「何をですか...?」
するとめいなさんは深刻そうなかおをして言った。
「わたくしのお母さんはある魔法小学生のせいで、今でもベットで眠っているの...その魔法小学生を...殺すのに協力してほしいの。」
さゆりさんはめいなさんに協力するらしい。もともと魔法小学生は悪いやつをこらしめるためになったのだから私は喜んで協力した。
「わたしで力になれるなら是非っ!」
めいなさんは涙ぐんで喜んだ。
「本当ですのっ?感謝しますわ!」
そんなこんなでめいなさんの家で作戦会議する事にした。
めいなさんの家は当たり前のように豪邸で入るのに少し緊張した。
「日付は卒業式の日、時刻はそのあとですわ。」
めいなさんは自分の部屋のカレンダーを指さした。
「めいなはさ、その日の夜に奇襲をかけたいって事?」
めいなさんは頷いた。
「夜に友達のフリして隙をついて狙うのよ。あいつのステッキの能力は危ないから」
めいなさんはさゆりさんを見た。
「はなみちゃんは植物状態ってわかるよね?」
さゆりさんは私に聞いた
「はっはい...植物みたいになっちゃうやつですよね...」
さゆりさんは笑顔で頷いた後にいった。
「めいなの言ってた魔法小学生は植物状態にしちゃうステッキを持っているの」
そんなステッキを持った魔法小学生がいるなんて...私は唖然とした。
「だからさゆりさんとはなみさんの協力が必要ですの。」
私はもちろんOKした。
「あなたの事だから頷いてくれると思ったわ。」
めいなさんは嬉しそうに言ってくれた。
「でも、少しでも油断したら私達や最悪あなたにもこれからの人生が壊れるわ」
私はそれでも、「うん」と言った。
誰かのために何かをしたことがなかったから、ちょっとした好奇心で受け入れた。
***
「なぁ、ちょっといいか?」
途端に少女が振り返るとそこにはロング髪の少女がいた。
「何のようだよ。」
前髪をあげいかつい顔をした少女、いじめっこはめんどくさそうに答えた
「私さぁ、ある人に命狙われてんのね」
ロング髪の少女は四つ葉のクローバーの指輪を持った。
「これ、"魔法のステッキ"」
ロング髪の少女はニヤリと微笑んだ。
いじめっこはビックリして後退りした
「だっ誰に命を狙われてるんだ...お前は魔法を使えるやつなのか?!」
またロング髪の少女は怪しげな微笑みをうかせた。
「そうだよ私も魔法が使える、命はねぇ...」
「片桐花見。」
***
「お邪魔しました~」
私達はめいなさんに手を振られて送り出された。
「めいなって生まれも育ちもお嬢様だから口調もお嬢様だよね!」
さゆりさんはめいなさんの高い声を真似しながら言っていた。
クラスでさゆりさんは優しくて面白いからきっと人気者で誰にだってなつかれて....。私と真反対の人生を送ってきた人がなんで一緒にいるんだろう。
面白かったのに不安な笑みをうかべてしまった。
「...はなみちゃん...疲れてる?」
さゆりさんはすぐ人の気持ちに気付いて行動してくれる。
「大丈夫です...その魔法少女を倒すのがちょっと心配で...失敗したらどうしようって...」
するとさゆりさんは笑顔で答えた
「言ったでしょ?私が守るって!」
さゆりさんのステッキは実は覚醒して相手の攻撃さえもブロックできるようになったらしい。
本当に心強くて私の初めての友達は素敵な人だ。
「この覚醒した最強のステッキではなみちゃんにくる攻撃全部ブロックするんだから!」
さゆりさんは得意気に笑った。
「はっはい...!ありがとうございます」
私はついにヒーローみたいな事をするんだ。
あの時助けてもらった...血だらけの魔法少女...。そうゆえばあの血だらけだった魔法少女の手には私みたいなステッキが握られていたような?ニュースで建物はほとんど破壊されていたからもしかしたら....
「ほらっ考え込んでるといつまでたっても悩みが散らないぞ」
私はさゆりさんに背中をポンと叩かれて前へ出た。
「絶対生き残って最後まで皆のヒーローになりたいの。」
さゆりさんは急に真剣な表情をした。
「私も...私もです、さゆりさんが私を救ってくれたみたいに私も誰かを救いたい...」
するとさゆりさんはニコっと微笑んだ
「同じ魔法少女、同じ目標の私達ならきっとできるわ」
わたしはうん!と笑顔で頷いて小道をさゆりさんと帰っていった。
するとめいなさんは腕輪を手にはめた
手の合図と共に空中に花が舞った。
「きっきれい...」
私はそれを見てめがみひらいた
その花はまためいなさんの合図で私達の上から降ってきた。
「はなみちゃん彼女はこの通り、花を操って何でもする事ができるの」
さゆりさんは突然ネックレスをしてめいなさんを見た。
「ブロックッ!!」
さゆりさんはめいなさんにむかって石化させようとした。
「フラワーフィニッシュ」
めいなさんから出てきた花びらで簡単にさゆりさんの魔法は防がれた。
「ほら、ね?」
するとめいなさんは得意気に笑った。
「うふふ、まぁもちろん覚醒はしてますわ」
めいなさんは腕輪を外し、カバンにいれた。
「もしよかったらでいいのだけれど、はなみさんにも協力してもらいたくて...」
私は首を傾げた。
「何をですか...?」
するとめいなさんは深刻そうなかおをして言った。
「わたくしのお母さんはある魔法小学生のせいで、今でもベットで眠っているの...その魔法小学生を...殺すのに協力してほしいの。」
さゆりさんはめいなさんに協力するらしい。もともと魔法小学生は悪いやつをこらしめるためになったのだから私は喜んで協力した。
「わたしで力になれるなら是非っ!」
めいなさんは涙ぐんで喜んだ。
「本当ですのっ?感謝しますわ!」
そんなこんなでめいなさんの家で作戦会議する事にした。
めいなさんの家は当たり前のように豪邸で入るのに少し緊張した。
「日付は卒業式の日、時刻はそのあとですわ。」
めいなさんは自分の部屋のカレンダーを指さした。
「めいなはさ、その日の夜に奇襲をかけたいって事?」
めいなさんは頷いた。
「夜に友達のフリして隙をついて狙うのよ。あいつのステッキの能力は危ないから」
めいなさんはさゆりさんを見た。
「はなみちゃんは植物状態ってわかるよね?」
さゆりさんは私に聞いた
「はっはい...植物みたいになっちゃうやつですよね...」
さゆりさんは笑顔で頷いた後にいった。
「めいなの言ってた魔法小学生は植物状態にしちゃうステッキを持っているの」
そんなステッキを持った魔法小学生がいるなんて...私は唖然とした。
「だからさゆりさんとはなみさんの協力が必要ですの。」
私はもちろんOKした。
「あなたの事だから頷いてくれると思ったわ。」
めいなさんは嬉しそうに言ってくれた。
「でも、少しでも油断したら私達や最悪あなたにもこれからの人生が壊れるわ」
私はそれでも、「うん」と言った。
誰かのために何かをしたことがなかったから、ちょっとした好奇心で受け入れた。
***
「なぁ、ちょっといいか?」
途端に少女が振り返るとそこにはロング髪の少女がいた。
「何のようだよ。」
前髪をあげいかつい顔をした少女、いじめっこはめんどくさそうに答えた
「私さぁ、ある人に命狙われてんのね」
ロング髪の少女は四つ葉のクローバーの指輪を持った。
「これ、"魔法のステッキ"」
ロング髪の少女はニヤリと微笑んだ。
いじめっこはビックリして後退りした
「だっ誰に命を狙われてるんだ...お前は魔法を使えるやつなのか?!」
またロング髪の少女は怪しげな微笑みをうかせた。
「そうだよ私も魔法が使える、命はねぇ...」
「片桐花見。」
***
「お邪魔しました~」
私達はめいなさんに手を振られて送り出された。
「めいなって生まれも育ちもお嬢様だから口調もお嬢様だよね!」
さゆりさんはめいなさんの高い声を真似しながら言っていた。
クラスでさゆりさんは優しくて面白いからきっと人気者で誰にだってなつかれて....。私と真反対の人生を送ってきた人がなんで一緒にいるんだろう。
面白かったのに不安な笑みをうかべてしまった。
「...はなみちゃん...疲れてる?」
さゆりさんはすぐ人の気持ちに気付いて行動してくれる。
「大丈夫です...その魔法少女を倒すのがちょっと心配で...失敗したらどうしようって...」
するとさゆりさんは笑顔で答えた
「言ったでしょ?私が守るって!」
さゆりさんのステッキは実は覚醒して相手の攻撃さえもブロックできるようになったらしい。
本当に心強くて私の初めての友達は素敵な人だ。
「この覚醒した最強のステッキではなみちゃんにくる攻撃全部ブロックするんだから!」
さゆりさんは得意気に笑った。
「はっはい...!ありがとうございます」
私はついにヒーローみたいな事をするんだ。
あの時助けてもらった...血だらけの魔法少女...。そうゆえばあの血だらけだった魔法少女の手には私みたいなステッキが握られていたような?ニュースで建物はほとんど破壊されていたからもしかしたら....
「ほらっ考え込んでるといつまでたっても悩みが散らないぞ」
私はさゆりさんに背中をポンと叩かれて前へ出た。
「絶対生き残って最後まで皆のヒーローになりたいの。」
さゆりさんは急に真剣な表情をした。
「私も...私もです、さゆりさんが私を救ってくれたみたいに私も誰かを救いたい...」
するとさゆりさんはニコっと微笑んだ
「同じ魔法少女、同じ目標の私達ならきっとできるわ」
わたしはうん!と笑顔で頷いて小道をさゆりさんと帰っていった。
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