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3話♥見習い魔法小学生①
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学校の帰り、あのさゆりさん出会った日から、私はさゆりさんに魔法の使い方を教えてもらっていた。
「あの時は確かに使えてたのにっ!」
どんなにステッキに物をさしてもステッキの魔法は使われなかった。
「魔法の言葉みたいなのがわからないのよねぇ」
私はさゆりさんと悩んでいた。
「ちちんぷいぷい?」
(シーン)
何も発動されない、せっかく夢見た魔法少女になれたのに、魔法が使えなきゃ意味がない!!
「あっ....」
脳裏にあの魔法少女の姿が浮かんだ。
「マジカルハート...!」
(ガシャン)
目の前の植え木が粉々になった。
「さっさゆりさん...魔法つかえました!!」
「ぷっ」
ふと見るとさゆりさんな吹いていた。
「えっ!?」
さゆりさんは笑うのをこらえている
「マジカルハート....ふっw」
マジカルハート...確かに聞こえがダサい。
「もー!仕方ないじゃないですか!」
さゆりさんは十分笑った後に私の肩をつかんだ。
「いざとなった時に使ってね」
私は頷いた、何故か涙がこぼれた。
「えっ?!」
さゆりさんはビックリして私の顔を覗きこんだ
今まで人とまともに喋った事がなかった、さゆりさんは私を支えてくれている。嬉しくてたまらなかった。
「何でもないですっ」
私は涙を吹いて笑ってみた。
「仲良くしてる所悪いんだけど、ちょっといいかな~?」
そこに突然、ロング髪ツインテールの女子が話しかけてきた。
「あなた誰?」
さゆりさんは警戒して少し下がった
「やだな~?別に悪いことしないから大丈夫っ」
するとニッコリ笑った
「ただ死んでもらうだけだから♥」
彼女はポケットからスケッチブックと鉛筆を出した。
「ファンタスティックブックッ!」
すごい速さでスケッチブックに絵をかく。かいた絵がスケッチブックから飛び出した。
「なっ....!」
彼女はスケッチブックに魔剣をかき、スケッチブックから魔剣をとった。
「すごいでしょ~私のステッキ♥」
不気味な笑顔を見せた後、すぐに私達に魔剣をおろした。
「おらぁあああッ!!ぶったぎってやるッ!」
魔剣をおろすと床にはひびが入り、どんどん床が崩れていく。
「はなみちゃん逃げてッ!!!」
私はさゆりさんに言われるがまま逃げた。床がさらに崩れていく、ここは人気のない公園だから周りの人はいない。
「ブロックッ!!」
さゆりさんは手につけてあるネックレスをツインテールの彼女に向けて魔法を発動した。
「ファンタスティックブックッ!」
彼女はバリアをかき、さゆりさんの石化魔法を防いだ。
「うふふっこのステッキには誰も勝てないわね~」
私は崩れ落ちた
「そっそんな...」
終わった。彼女のステッキが強すぎてこちらの魔法なんて全くきかない。
「はなみちゃん!!」
突然さゆりさんが私に向かって叫んだ。
「ステッキを使ってバリアを壊してッ!」
(そうだ!)
さゆりさんに言われて私はすぐにステッキを取り出した。
「マジカルハートッ!!」
私の魔法は簡単にバリアを破壊した
「ブロックッ!!」
ツインテ女は石化した。
私は一息ついてさゆりさんを見た
「はぁ...はなみちゃん助かったわ、ありがとう」
「いやっそんな....」
人生で褒められた事がなかった私はすごく嬉しかった。
「さて...こいつはどうしましょう」
さゆりさんは困った顔をして石化したツインテ女を触った。
「うーん、とりあえず話を聞くのはどうですか?」
ツインテ女はスケッチブックを持って立ったまま石化しているため、石化をなおした瞬間、襲ってくるかもしれない。
「部分的に石化をなおさせるわ」
するとさゆりさんは彼女の顔に手をおき、顔だけ石化をといた。
「....ん?あれ?」
ツインテ女は全く状況が把握できなかった。
「かっ体が固まってるのかっ?!おいッ!解放しろよっっ!!」
さゆりさんは冷たい目でツインテ女に答えた
「とりあえず、猫の言ってた魔法のステッキを悪用する人ってあなたであってるわね?」
ツインテ女は笑いながら答えた。
「あははっそうだよ!何か悪いか?」
さゆりさんは少しイラついていた。
「あっあの...何が目的なんですか...?」
私は怯えながら聞いた、ツインテ女はイライラするなり、私に答えた。
「あぁ?ちょっとストレス解消してただけだ。」
さゆりさんはツインテ女の胸ぐらを掴んで怒鳴った
「お前ッ!!!」
「ちょっとやめてくださいっ!」
私はつい止めに入ってしまった。
「私このツインテさんとっても許せません...でもッ!今は落ち着きましょう...!」
ツインテ女は私に叫び散らした
「私の名前はツインテじゃねーよッ!!」
さゆりさんは少し冷静になり、ツインテ女に聞いた。
「じゃあ、あなたの名前は?」
ツインテ女は少し黙ったあと、舌打ちして答えた。
「歩田 友恵(あゆだ ともえ)、5年。」
私達も友恵さんに自己紹介した。
「あのっ!さっきの事は許しますし、殺したりしないので仲良くしましょう!」
友恵さんはそっぽ向いていた
「まぁ仕方がないわね、よろしく。」
友恵さんはまた舌打ちした。
「あぁ?!何が仕方ねーだ!てめぇと仲良くするつもりはねーよ!早く解放しろ」
友恵さんは暴れまくっている、それをさゆりさんは冷静に見つめているから私は何もできなかった。
「じゃあ少し教えてほしい事があるの。そしたら解放してあげる」
さゆりさんは固まったスケッチブックを触り言った。
「このスケッチブックがステッキよね?」
友恵さんは少し間をあけた後にこくりと頷いた。
「このステッキ、他のステッキよりも能力が優れすぎているし、あの猫も馬鹿ではないからちゃんと能力の配分もしてるはず...」
突然、友恵さんは目を開いた
「お前、けっこういい所に目をつけるな。」
するとクスリと笑った
「このステッキ、スケッチブックは元からこんな優秀な能力だった訳じゃねぇ。」
!?
さゆりさんも私も友恵さんの言葉に驚いた。
「全てのステッキは覚醒する。」
「あの時は確かに使えてたのにっ!」
どんなにステッキに物をさしてもステッキの魔法は使われなかった。
「魔法の言葉みたいなのがわからないのよねぇ」
私はさゆりさんと悩んでいた。
「ちちんぷいぷい?」
(シーン)
何も発動されない、せっかく夢見た魔法少女になれたのに、魔法が使えなきゃ意味がない!!
「あっ....」
脳裏にあの魔法少女の姿が浮かんだ。
「マジカルハート...!」
(ガシャン)
目の前の植え木が粉々になった。
「さっさゆりさん...魔法つかえました!!」
「ぷっ」
ふと見るとさゆりさんな吹いていた。
「えっ!?」
さゆりさんは笑うのをこらえている
「マジカルハート....ふっw」
マジカルハート...確かに聞こえがダサい。
「もー!仕方ないじゃないですか!」
さゆりさんは十分笑った後に私の肩をつかんだ。
「いざとなった時に使ってね」
私は頷いた、何故か涙がこぼれた。
「えっ?!」
さゆりさんはビックリして私の顔を覗きこんだ
今まで人とまともに喋った事がなかった、さゆりさんは私を支えてくれている。嬉しくてたまらなかった。
「何でもないですっ」
私は涙を吹いて笑ってみた。
「仲良くしてる所悪いんだけど、ちょっといいかな~?」
そこに突然、ロング髪ツインテールの女子が話しかけてきた。
「あなた誰?」
さゆりさんは警戒して少し下がった
「やだな~?別に悪いことしないから大丈夫っ」
するとニッコリ笑った
「ただ死んでもらうだけだから♥」
彼女はポケットからスケッチブックと鉛筆を出した。
「ファンタスティックブックッ!」
すごい速さでスケッチブックに絵をかく。かいた絵がスケッチブックから飛び出した。
「なっ....!」
彼女はスケッチブックに魔剣をかき、スケッチブックから魔剣をとった。
「すごいでしょ~私のステッキ♥」
不気味な笑顔を見せた後、すぐに私達に魔剣をおろした。
「おらぁあああッ!!ぶったぎってやるッ!」
魔剣をおろすと床にはひびが入り、どんどん床が崩れていく。
「はなみちゃん逃げてッ!!!」
私はさゆりさんに言われるがまま逃げた。床がさらに崩れていく、ここは人気のない公園だから周りの人はいない。
「ブロックッ!!」
さゆりさんは手につけてあるネックレスをツインテールの彼女に向けて魔法を発動した。
「ファンタスティックブックッ!」
彼女はバリアをかき、さゆりさんの石化魔法を防いだ。
「うふふっこのステッキには誰も勝てないわね~」
私は崩れ落ちた
「そっそんな...」
終わった。彼女のステッキが強すぎてこちらの魔法なんて全くきかない。
「はなみちゃん!!」
突然さゆりさんが私に向かって叫んだ。
「ステッキを使ってバリアを壊してッ!」
(そうだ!)
さゆりさんに言われて私はすぐにステッキを取り出した。
「マジカルハートッ!!」
私の魔法は簡単にバリアを破壊した
「ブロックッ!!」
ツインテ女は石化した。
私は一息ついてさゆりさんを見た
「はぁ...はなみちゃん助かったわ、ありがとう」
「いやっそんな....」
人生で褒められた事がなかった私はすごく嬉しかった。
「さて...こいつはどうしましょう」
さゆりさんは困った顔をして石化したツインテ女を触った。
「うーん、とりあえず話を聞くのはどうですか?」
ツインテ女はスケッチブックを持って立ったまま石化しているため、石化をなおした瞬間、襲ってくるかもしれない。
「部分的に石化をなおさせるわ」
するとさゆりさんは彼女の顔に手をおき、顔だけ石化をといた。
「....ん?あれ?」
ツインテ女は全く状況が把握できなかった。
「かっ体が固まってるのかっ?!おいッ!解放しろよっっ!!」
さゆりさんは冷たい目でツインテ女に答えた
「とりあえず、猫の言ってた魔法のステッキを悪用する人ってあなたであってるわね?」
ツインテ女は笑いながら答えた。
「あははっそうだよ!何か悪いか?」
さゆりさんは少しイラついていた。
「あっあの...何が目的なんですか...?」
私は怯えながら聞いた、ツインテ女はイライラするなり、私に答えた。
「あぁ?ちょっとストレス解消してただけだ。」
さゆりさんはツインテ女の胸ぐらを掴んで怒鳴った
「お前ッ!!!」
「ちょっとやめてくださいっ!」
私はつい止めに入ってしまった。
「私このツインテさんとっても許せません...でもッ!今は落ち着きましょう...!」
ツインテ女は私に叫び散らした
「私の名前はツインテじゃねーよッ!!」
さゆりさんは少し冷静になり、ツインテ女に聞いた。
「じゃあ、あなたの名前は?」
ツインテ女は少し黙ったあと、舌打ちして答えた。
「歩田 友恵(あゆだ ともえ)、5年。」
私達も友恵さんに自己紹介した。
「あのっ!さっきの事は許しますし、殺したりしないので仲良くしましょう!」
友恵さんはそっぽ向いていた
「まぁ仕方がないわね、よろしく。」
友恵さんはまた舌打ちした。
「あぁ?!何が仕方ねーだ!てめぇと仲良くするつもりはねーよ!早く解放しろ」
友恵さんは暴れまくっている、それをさゆりさんは冷静に見つめているから私は何もできなかった。
「じゃあ少し教えてほしい事があるの。そしたら解放してあげる」
さゆりさんは固まったスケッチブックを触り言った。
「このスケッチブックがステッキよね?」
友恵さんは少し間をあけた後にこくりと頷いた。
「このステッキ、他のステッキよりも能力が優れすぎているし、あの猫も馬鹿ではないからちゃんと能力の配分もしてるはず...」
突然、友恵さんは目を開いた
「お前、けっこういい所に目をつけるな。」
するとクスリと笑った
「このステッキ、スケッチブックは元からこんな優秀な能力だった訳じゃねぇ。」
!?
さゆりさんも私も友恵さんの言葉に驚いた。
「全てのステッキは覚醒する。」
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