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第2章 Pray for Visit
登場人物紹介その1
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・これまでのあらすじ
記者であるオリーヴ・サンダースは、10年前に死別した恋人への思いを引きずっていた。
ある日、同じく死別を経験した友人・ロデリックの想い人が帰ってきたことから、彼女の秘めていた欲求に火がついてしまう。
もう一度会いたい、その想いから「敗者の街」へと誘われてしまったオリーヴだが、いつの間にか恋人の記憶が失われてしまっていた。
オリーヴは想い人と再会し、無事脱出できるのか? そして、「敗者の街」に新たに起こったトラブルとは果たして……?
・登場人物紹介
オリーヴ
今回の主人公。ケンブリッジの雑誌社で記者をしている。
明るくお茶目な性格だが、亡き恋人のことになると陰鬱な表情も垣間見せる。
亜麻色の髪にグレーの瞳。
好きな芸術作品はサルバドール・ダリの「記憶の固執」。前衛的な現代アートが好み。
マノン
オリーヴと同じく「敗者の街」に迷い込んだ、デザイナーの女性。
落ち着いた性格だが、激怒するとかなり人が変わる。
焦げ茶の髪に茶色の瞳。
好きな芸術作品はナタリア・ゴンチャロワの作品。
ポール
オリーヴ、マノンと共に迷い込んだ青年。
女好きらしく色男のような言動をとるが、本人曰く「男性ではない」。芸術家だったが、10年前に事故死したとのこと。
黒髪に黄緑色の瞳。
好きな芸術作品は学友であったカミーユの作品(と自分の作品)。
カミーユがSangとして多くのマニアに愛されるようになる前に、ポールは死を迎えた。
ロデリック
オリーヴの友人。10年来の付き合いだが、インターネット上の友人だったため本名や顔を知ったのは最近。恋人を失ったオリーヴに共感できるため、よく気にかけている。
妻に対しては一途すぎて少々気持ち悪い一面も。
好きな芸術家はピンと来ないが、好きな小説家はルイス・キャロル。ただ、Sangの絵には正直グッときた。
アンドレア
ロデリックの妻。ローランドと名乗ることは減ったが、呼称はローランドでもアンドレアでも兄さんでも姉さんでも特に気にしない。
兄・ロジャーの屍に魂を憑依させることで、現実世界と「敗者の街」を行き来できる。また、魂に「扉」が紐づいているらしく、オリーヴはその「扉」に引きずり込まれてしまった。
好きな芸術作品はダリやピカソなど、見ていて面白い絵や立体造形。ポールの作品ももしかすると好きになるかもしれない。
レヴィ
半死半生の青年。
「敗者の街」の秩序を整備するために頑張っていたが、予期せぬトラブルが起こったので胃を痛めている。
ロバート達にも助けを要請し、トラブルの原因究明に奔走している。
好きな芸術作品はドラクロワやマネ、ミケランジェロなどの作品。
レニー
レヴィと共に「敗者の街」で働いている幽霊。
案外仕事はちゃんとしているらしく、今回の騒動でも積極的に動いている(おそらく、面白がってもいる)。
ギャンブルは一種の芸術だと思っている。
ロバート
アンドレアの弟。前回の主人公。
今回の騒動が起こったことで、姉夫婦やレヴィのサポートをするために休暇を取った。
最近、えっちなイラストはそれはそれで芸術作品なのではと思い始めている。
レオナルド
「超ヒマだったから」という理由で再び呪われた空間に来た男。
久しぶりに双子の片割れに会えて喜んでいる。
ゲージュツの定義がよく分からない。
ノエル
マノンと因縁があるらしく、復讐されるかもしれないフラグが立っている。
仕事仲間のレニーにも勝手に身柄を差し出されそうになっているが、果たして……?
カミーユの練習用デッサンやサワの未公開原稿が好き。
ロナルド
レヴィ曰く「姿を消した」。
何やら危険に巻き込まれているようだが、日頃の行いが悪すぎるために心配されるどころか怪しまれている。
芸術写真に興味がある。決して、不健全な意味ではない。決して。
記者であるオリーヴ・サンダースは、10年前に死別した恋人への思いを引きずっていた。
ある日、同じく死別を経験した友人・ロデリックの想い人が帰ってきたことから、彼女の秘めていた欲求に火がついてしまう。
もう一度会いたい、その想いから「敗者の街」へと誘われてしまったオリーヴだが、いつの間にか恋人の記憶が失われてしまっていた。
オリーヴは想い人と再会し、無事脱出できるのか? そして、「敗者の街」に新たに起こったトラブルとは果たして……?
・登場人物紹介
オリーヴ
今回の主人公。ケンブリッジの雑誌社で記者をしている。
明るくお茶目な性格だが、亡き恋人のことになると陰鬱な表情も垣間見せる。
亜麻色の髪にグレーの瞳。
好きな芸術作品はサルバドール・ダリの「記憶の固執」。前衛的な現代アートが好み。
マノン
オリーヴと同じく「敗者の街」に迷い込んだ、デザイナーの女性。
落ち着いた性格だが、激怒するとかなり人が変わる。
焦げ茶の髪に茶色の瞳。
好きな芸術作品はナタリア・ゴンチャロワの作品。
ポール
オリーヴ、マノンと共に迷い込んだ青年。
女好きらしく色男のような言動をとるが、本人曰く「男性ではない」。芸術家だったが、10年前に事故死したとのこと。
黒髪に黄緑色の瞳。
好きな芸術作品は学友であったカミーユの作品(と自分の作品)。
カミーユがSangとして多くのマニアに愛されるようになる前に、ポールは死を迎えた。
ロデリック
オリーヴの友人。10年来の付き合いだが、インターネット上の友人だったため本名や顔を知ったのは最近。恋人を失ったオリーヴに共感できるため、よく気にかけている。
妻に対しては一途すぎて少々気持ち悪い一面も。
好きな芸術家はピンと来ないが、好きな小説家はルイス・キャロル。ただ、Sangの絵には正直グッときた。
アンドレア
ロデリックの妻。ローランドと名乗ることは減ったが、呼称はローランドでもアンドレアでも兄さんでも姉さんでも特に気にしない。
兄・ロジャーの屍に魂を憑依させることで、現実世界と「敗者の街」を行き来できる。また、魂に「扉」が紐づいているらしく、オリーヴはその「扉」に引きずり込まれてしまった。
好きな芸術作品はダリやピカソなど、見ていて面白い絵や立体造形。ポールの作品ももしかすると好きになるかもしれない。
レヴィ
半死半生の青年。
「敗者の街」の秩序を整備するために頑張っていたが、予期せぬトラブルが起こったので胃を痛めている。
ロバート達にも助けを要請し、トラブルの原因究明に奔走している。
好きな芸術作品はドラクロワやマネ、ミケランジェロなどの作品。
レニー
レヴィと共に「敗者の街」で働いている幽霊。
案外仕事はちゃんとしているらしく、今回の騒動でも積極的に動いている(おそらく、面白がってもいる)。
ギャンブルは一種の芸術だと思っている。
ロバート
アンドレアの弟。前回の主人公。
今回の騒動が起こったことで、姉夫婦やレヴィのサポートをするために休暇を取った。
最近、えっちなイラストはそれはそれで芸術作品なのではと思い始めている。
レオナルド
「超ヒマだったから」という理由で再び呪われた空間に来た男。
久しぶりに双子の片割れに会えて喜んでいる。
ゲージュツの定義がよく分からない。
ノエル
マノンと因縁があるらしく、復讐されるかもしれないフラグが立っている。
仕事仲間のレニーにも勝手に身柄を差し出されそうになっているが、果たして……?
カミーユの練習用デッサンやサワの未公開原稿が好き。
ロナルド
レヴィ曰く「姿を消した」。
何やら危険に巻き込まれているようだが、日頃の行いが悪すぎるために心配されるどころか怪しまれている。
芸術写真に興味がある。決して、不健全な意味ではない。決して。
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