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第二章

身代わり濃姫(28)

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 蔵ノ介くらのすけに案内されたのは、離れにある蔵のひとつだった。
 そこの入り口の鍵を開けると、蔵の奥のほうに、膝を抱えて座る甘音あまねの姿があった。
「私は外におりますので、何かありましたら声をかけてください」
 蔵ノ介の言葉に頷いて蔵に入ると、扉が閉められた。
 蔵の中は天上近くの格子窓から微かに光が差し込むだけで、朝だというのにとても暗い。
 人の気配を感じたのか、甘音がゆっくりと顔を上げる。
「あ……帰蝶きちょう……」
「ちょっとだけ、蔵ノ介さんに頼んでお話させてもらえることになったの。そこに座ってもいい?」
 甘音が頷いたので、美夜みやはその隣に腰を下ろした。
「退屈してたからな。助かる」
 甘音が笑うので、美夜も笑った。
「そう……それなら良かった」
 そんなやりとりをしながら、美夜はこんなふうに普通の言葉話をすることが、本当に久しぶりだと感じた。
(甘音と話をしていると、元の世界で友達と話をしていたような感覚になるのよね……)
「あたしもうすぐ死ぬかもしれねえしな。兄者なりの最後の哀れみってやつかな」
「まだ決まったわけじゃないよ。絶対に大丈夫ともいえないけど……でも、信長様は貴方を殺したりはしないと思う」
 美夜がそう思いたいだけなのかもしれなかったが、そう言わずにはいられなかった。
「そのあんたの気持ちはありがてえけどさ、でも、ここで頭冷やしてたら、確かにあたしが背負しょい単語ルビいきれる秘密じゃねえなって納得するんだよ。どんどん納得しちまう。あたし、うっかりしてるところもあるし、里の掟も破ってたし。殺されるのも当然だなってさ」
「殺されて当然なんて人はいないよ」
「でも、あたし、今までいっぱい殺してきたからさ。まあ、もちろん敵ばかりだけど。それでも因果応報って言葉の意味ぐらい分かってる。あたしは絶対に最後は誰かに殺されるって思ってた。でも、それが味方ならちょっとは救われるかな」
「…………」
 美夜のいた世界では、人を殺すというハードルはとても高い。しかし、この世界ではそれが日常で、ここに住む人たちは、殺すことの意味も知りながら、殺したり殺されたりを繰り返している。
(たとえ殺すことが当たり前の世界でも、本当に人を殺したい人なんて、いるはずないよね……甘音もそうだし、きっと信長様も……)
 黙り込んでしまった美夜を見て気を遣ったのか、甘音が話を変えてきた。
「そういえば、吉法師きっぽうしに斬られたところは大丈夫なのか?」
「あ、うん……大丈夫。何ともなかったよ」
「さすがだな。あの状態で止めるの、相当大変だったと思うぜ」
「そう……だよね……」
 甘音の言葉に、美夜も頷いた。
 信長は美夜を傷つけないよう、振り下ろした刀を必死に止めてくれたのだと思う。
「吉法師はあたしを苦しませずに殺すつもりだったんだ。だから、本当にあの状態で止めることができたのは奇跡だと思う。あんた、本当にあいつに愛されてんだな」
 甘音に笑われて、美夜は曖昧に笑みを返した。
 甘音の言うとおり、美夜は信長に愛されているとは思う。
 だけど、時々不安になることもある。
 特に、昨夜のように、まるで知らない人間を見てしまったような感覚を、信長に対して覚えるときは。
「あたしも何度も殺すために人を斬ったあるけど、失敗すると目も当てられない状況になるからさ……まあ、どうせ殺されんなら、吉法師がいいかな……あいつ上手いし。たぶん、痛みを感じる暇もなく、冥土めいどにたどり着いてるぜ」
 甘音の言葉に、美夜は思わず苦笑してしまう。
 人を斬るのが上手いと言われたところで、信長だって喜びはしないだろう。
 しかし、そんな美夜の気持ちに気づくことなく、まるで自分の心を吐露するように、甘音は話を続けた。
「罪人の処刑もあたしたちの仕事なんだ。罪人たちの首をはねる。それを子どもの頃からやらされる」
「罪人の処刑を……子どもの頃から?」
 美夜が驚いて聞くと、甘音は頷いた。
「拷問も罪人の処刑も、子どもの頃からやってりゃ、何も感じないだろうって思うやつもいるかもしれねえけどさ。そんなわけねえじゃん。感じるよ。本当はやりたくねえって心が叫んでる。誰だってやりたくねえ仕事だ。でも、誰かがやらなくちゃならねえ」
「…………」
 甘音の心の悲鳴が聞こえるようで、美夜は胸が痛かった。
 蔵ノ介と初めて会ったとき、彼は自分たちのことを『日陰に生きる者』と言っていた。
 美夜はその意味を、少しだけ理解できたような気がした。
「本当は吉法師も人なんて斬りたくないんだと思う。でも、下の者にやらせておいて、自分は嫌だとか言えねえだろうし……」
「うん、それは少し、分かる気がする……」
 信長がそういう人間だからこそ、美夜も惹かれたのだし、信長が多くの者たちに慕われる理由でもあるのだろう。
「だからかな、あいつ初めて人を斬った時、脱走したんだ」
 甘音の意外な言葉に、美夜は思わず顔を上げた。
「え? 脱走? それって、この里に預けられていたとき?」
「ああ。吉法師がこの里で修行中の話さ。あたしも含めて吉法師と同じ年頃の子どもたちは皆、すでに罪人の処刑をやらされてた。吉法師は大殿おおとの様の子だから、本来ならやらなくても良かったんだろうけど、大殿様の方針もあって、やらされることになったんだ」
「…………」
「吉法師は上手かったぜ。普通は初めてだと何度も失敗するのにさ、あいつは一太刀ひとたちで終わらせた。終わった後も冷静だったし、さすが大殿様の子だなってあたしたちは思ったんだけど……その夜、吉法師は脱走したんだ」
「そう……なんだ……」
 信長はいったいどんな気持ちで人を斬り、どんな気持ちで脱走したのだろう……。
 それを考えると、美夜はたまらない気持ちになる。
「吉法師はすぐに連れ戻された。この里にいる間は里の掟に従う必要があるから、吉法師も折檻されて……」
「…………」
「折檻の後はだいたいこういう蔵に閉じ込められてさらに反省させられるんだけど、そこに大殿様がやって来たんだ。随分長い時間、二人で話をしていたと思う。それから少し吉法師の雰囲気が変わったんだ。何て言うか……大人になったっていうか……」
 そんなふうに変わらざるを得なかった信長の気持ちを考えると、美夜は胸が締め付けられそうになる。
 そして美夜は思った。
 信長が今の信長であるのは、そうした経験を経てきたからでもあるのだと。
「その脱走事件があってほどなく、吉法師はこの里での修行を終えたんだ。吉法師は元服して織田信長と名乗り、大殿様は吉法師を那古野なごや主に任じて、城を任せた」
「それって、そう何年も前の話じゃないよね?」
「二年ぐらい前の話かな」
「二年前……」
 二年前といえば、美夜も信長も十四だ。
 美夜はまだ中学生だった頃の話……と思うと、信長や甘音たちのおかれた過酷な状況が、よりいっそうリアルに伝わってくる。
「大殿様と吉法師があの夜、何を話していたのかは分からねえけど。上に立つ者には上に立つ者にしか分からねえ話ってのがあると思う。だからきっと、大殿様は大殿様のやり方で、この乱世に生きて織田家を導いていかなきゃならねえ吉法師に、主としての生き方と教えていたんだとあたしは思う。大殿様が吉法師をこの里に預けたことも、そういう理由があったんじゃねえのかな」
「私……信長様のこと知っているようで、ぜんぜん知らなかったのね。ありがとう、甘音。教えてくれて」
「吉法師はあんたにそんな話はしないんだ?」
「うん……」
「でも、いつか吉法師が直接話す時も来るんじゃねえかな。あんたにしか話せないことも、きっとあると思うし」
「そうだといいな……」
 美夜は心からそう思った。
 いつか本当に話して欲しいと思う。
 他の誰にも話せないようなことでも、美夜には話してくれると良いのにと思う。
 それがたとえ、目を背けたくなるような話であったとしても、話して欲しい。
 そして、少しでも信長の大きな荷物を背負う手伝いができれば良いのに――。

 襲撃で死亡した家臣三名の遺体を引き渡した後、会見予定の寺の中に、道三と信長は入った。
 寺があるのは、尾張と美濃の国境付近。
 それぞれ家臣三名ずつを連れ、会見中は双方の家臣は控えの間で待機するという形が取られた。
 同盟は結んでいるものの、万が一にも互いの身に何かがあっては困るという、家臣たちの心配がにじみ出た会見であったが、当の本人たちは、まるで緊張感もないような様子だったというのは、隣室で控えていた家臣たちの会見後の感想だったという。
 実際に会見で話し合われたことは、ほぼ想定通りのことばかりで、双方で内通者を探し出し、情報を共有するということ、そして、今後の同盟関係の継続について、再度確認し合うということ。さらには世間話などもまじえ、会見は予定よりも大幅に延長された。
(道三も年老いたな……)
 饒舌じょうぜつに話を続ける道三の言葉を聞きながら、信長はそう思った。
 饒舌なのは、何かを必死に隠そうとするからだ。
 つまり、帰蝶が偽物であることを、悟られまいとしているのだろう。
 信長としては、もしも道三のほうからその話を持ち出してきたら、兄の身柄の解放と引き替えに、取引を持ちかけるつもりもあった。
 ただ、それを自分からしないのは、信長にまだ力が足りないという自覚があるからだ。
 力がないから、下手な勝負に出ることができない。
 もっと力があれば、美夜の兄を解放し、兄妹そろって城で暮らすこともさせてやれるのに。
(もっと力を付けねばならぬ……)
 信長は心からそう思った。
 清洲きよすは手に入れたが、まだそれだけでは足りない。
(次は……尾張の統一か……しかし、それは先の長い話になりそうだな……)
 尾張はまだ、信長の父・信秀が完全に掌握しているわけではない。
 手を出せぬ土地もいくつか残っており、攻める機会と口実を伺っているところだ。
(……それにしても、道三もそう長くはないかもしれぬな)
 道三の話に適当に相づちを打ちながら、ふと信長はそんな不吉な危惧を抱いた。
 美濃に……そして道三にもしものことがあった時は、美夜の兄だけでも救い出さなくてはならない。
 もしも美夜の兄の身柄を他の誰かに奪われるようなことがあれば、また彼の素性を知る誰かに利用される可能性もある。
 そうなれば、今よりもさらに面倒なことになるだろうし、何より美夜が悲しむ……。
(今朝も悲しそうな顔をさせたばかりだしな……)
 信長がそんなことを考えているとはつゆ知らず、道三は近隣諸国の状況や、美濃の話など、信長に語って聞かせ続けた。

 会見を終え、帰路につく道三は、少し胸をなで下ろしていた。
(帰蝶のことは、どうやらまだ知られてはいないようだな……)
 信長の元に嫁いだ帰蝶は、道三にとって、そして美濃にとって命綱でもある。
 それはある意味、信長にとっても同じであるだろうが、帰蝶がおとなしく嫁いでくれているおかげで、今の織田と斉藤の関係が安定しているといっても過言ではない。
 本当は信長はもうすべてを知ってはいたが、それは道三の知るところではない。
(しかし、婿殿は少し面構えが変わったな。以前はまだ荒削りな未熟さも感じたが、今日の会見は堂々としたものだった)
 信長が眩しく見えれば見えるほどに、道三は自身が老いたことを自覚する。
 十年ほど前までは、自身の手による天下の統一を夢見る力も残っていたが、今はそれを義理の息子である信長に託したいという気持ちが、日増しに強くなっているのを感じていた。
(こうなってくると、あの娘の力は大きいのう……)
 すべては美夜が信長とそれなりにうまくやってくれているからこその話であり、夫婦が不仲であったりすれば、また話は違ってきていたかもしれない。
 明智光秀の報告などでも、二人はかなり仲むつまじい様子と聞いている。
(おそらく……帰蝶ではこうはならなかったであろう……)
 好いた男と心中した実の娘である帰蝶が信長に嫁いだならば、きっと結果はもっと違ったものになっていたであろうと道三は感じていた。

 信長が忍びの里に戻ってきたのは、夕刻になってからだった。
 里の者たちに混じって、美夜が出迎えに出ていることに気づいた信長は、真っ直ぐに美夜のもとへ向かい、そしてその身体を抱き寄せた。
 美夜は少し驚いたが、信長の温もりを久しぶりに感じたような気がしてほっとした。
「今、帰った」
 頭上で囁かれる声に、美夜は応える。
「お帰りなさい」
 信長に抱きしめられながら、美夜は、おそらく甘音の処遇について、信長なりの結論が出たのだろう思った。
 信長はどのように決めたのだろう……そう考えると、不安になる気持ちもある。
 しかし、美夜にはもう、これ以上信長に口出しをすることはできなかった。
「そなたに話したいことがいろいろある」
「私も……信長様にお話ししたいことがたくさんあります」
 昨夜は床を共にすることもなく、今朝も会話はおろか目を合わすことすらなかったから、互いに話したいことは山のようにたまっていた。
「しかし、その前に甘音のことを片付けねばならぬ」
 信長は美夜の身体から離れると、蔵ノ介に視線を向ける。
「甘音はどこにおる?」
「離れの蔵におります」
「行こう。帰蝶もついて来るが良い。それから藤ノ助ふじのすけもだ」
「は、はい……」
 美夜は少し緊張した気持ちになりながら、慌てて信長の後を追った。
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