身代わり濃姫~若き織田信長と高校生ヒロインが、結婚してから恋に落ちる物語~

梵天丸

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第一章

身代わり濃姫(21)

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 翌日、信長が完全に回復したことで、美夜みやはようやく那古野なごや城主の任を解いてもらうことができた。
 たとえ仮だとか名目だけのものとはいえ、この時代の城主の権限というのは、美夜が考えていた以上のものがあった。
 そのおかげで、山のような苦情を言いつつも、信行もその家臣たちも、城主の命令に従い一晩おとなしく城に閉じこもっていてくれたのだ。
 ただ、それもあと一日と言われればきっと無理だっただろうが、たとえ仮であっても、美夜が女子であっても、城主という存在にはその程度の効果がある、ということは理解できた。
 おそらく、美夜が城主に任じられていたからこそ、信行も美夜に対してあの程度のことしかできなかったのかもしれないとも思う。
 だから、信長が美夜に城の宰領さいりょうを任せていったのは、美夜自身を守るためという意味もあったのかもしれない。
(それにしても……やっぱり信行のことは言えないわね……)
 美夜はあの夜のことを思い出し、ため息をつく。
 各務野かがみのにさえ、まだあの夜の出来事は言っていない。
 もしもこのまま二度と信行と接触することがなければ、そして、接触したとしても二人きりになったりするようなことがなければ、気に病む必要のないことだ。
 各務野にも信長にも、自分のことで余計な気を遣わせたり、煩わしい想いをさせたくはなかった。
(ただでさえ、信長様は忙しいのに……)
 昨夜は城中を大騒ぎさせた信長だが、今日は早朝から精力的に動き回っている。
 というのも、信長が事前に宣言していたとおり、那古野城から清洲きよす城へと引っ越すことがさっそく決まったからだ。
 信長は今朝からその采配で忙しく、そして各務野たち侍女も引っ越しの準備に忙しく、今日の美夜は少し手持ちぶさた気味だった。
 引っ越しの準備を手伝えば良いのだろうが、城のどこへ行ってみても、声をかけるのすらためらわれる状況で『何か手伝えることは?』と聞けるような空気でもなかった。
 結局、美夜が手伝うとかえって邪魔になりそうな様子だったので、こうして一人、部屋でおとなしくしているのだが。
「もしかして兄様って……毎日こんな感じなのかな。剣の稽古はしてるって聞いたけど……兄様……大丈夫かしら……」
「義龍がどうかしたのか?」
「ひっ!?」
 背後から信長の声が聞こえて、美夜は思わず変な声を出してしまった。
「あ、そ、そう……よ、義龍よしたつ兄様のことを……その……ちょっと思い出して……」
 本物の帰蝶きちょうには腹違いの兄がいる。斉藤義龍という男だが、美夜は義龍を見たこともないし、もちろん話をしたこともない。
 各務野から情報として義龍と帰蝶の交流についても教えられているが、同じ城で育ったわけでもなく、親族一同が集まる席で数回顔を合わせる程度だったらしい。
 だから、本物の帰蝶にとって、おそらく義龍はほぼ他人という感じだったのかもしれない。
(ゆ、油断できない……本当に神出鬼没というか……気を抜いては駄目ね……盗聴器でも仕掛けてあるのかしら……)
 とりあえず、早急に話を変える必要を美夜は感じた。
「そ、そういえば信長様、引っ越しの準備で忙しいんじゃ……?」
 美夜がそう聞くと、信長は苦笑して肩をすくめる。
「もう俺のすることはなくなった。邪魔になりそうだったから、抜けてきた」
 どうやら信長も美夜と同じような状態らしい。
 指示を出し終えてしまうと、残りの実務は慣れている人間に任せておくのが一番なのかもしれなかった。
「奇遇ですね。私も邪魔になりそうだから、ここで時間を潰していました」
「引っ越しの準備では、俺たちは何の役にも立たないようだな」
「そうみたいですね」
 話が義龍の話からそれてくれてほっとしていると、ふいに信長が美夜の身体を抱きしめてくる。
「の、信長……様……?」
「昨日は戻ったらすぐにそなたを抱くつもりだったのに、それができなかった」
「お風呂で溺れましたからね……」
「だから、今から抱こうと思う」
「え? えっと、まだ外も明るいですし、その……」
「夜まで我慢できそうにない」
「で、でも……こ、こんな昼間からそういうことは……っ……み、みんなばたばたしてますし、そ、それに……もしもだ、誰か来たら……っ……」
「しばらく誰も来るなと言っておいたからそういう心配はするな」
(……ってことは、中で何をしているのかみんな知ってるってこと? それはそれで恥ずかしいというか……)
 美夜は顔が熱くなるのを感じた。しかし、信長はもう止まらないようだった。
 欲情した目で美夜を見つめ、そのまま顔を近づけてくる。
「信長様……っ……あの……っ……んんんっ!!」
 言いかけた美夜の言葉を、信長の唇が塞いだ。
 昨日美夜が彼にしたものとはまったく別物の、激しい接吻を信長は繰り返してくる。
「んんっ、ぅっ、の、のぶな……んぅっ、んっく……」
 抵抗してももう無駄だと、美夜は諦めた。
 それよりも、信長の身体とこうして触れあっているだけで、自分の身体も熱くなり、美夜自身も信長を求めていることに気づく。
(私も……本当はこうしたかった……)
 しばらく接吻を続けているうちに、信長の手は美夜の身体をまさぐってくる。
 いつもより少し乱暴に触れられているのに、美夜の身体はどんどん熱くなっていくばかりだった。
「ん、ぁっ……んんぅっ、く……んんっ……」
 信長は接吻を説くと、美夜の片方の手を、自身の昂ぶりに導いた。
「触って……」
 甘えるようにそう囁かれ、美夜は信長のものを手で握りしめる。
 熱く硬いそれに触れているだけで、美夜は身体が疼くのを感じた。
 先日教えてもらったように手を動かしていくと、信長も美夜の首筋や胸に接吻しながら、愛撫を繰り返してくる。
「ん、ぁ……信長様……っ……んっ、ぁっ、んんっ……」
 信長に触れられるだけで身体の力が抜けてしまい、手が止まってしまいそうになる。
(でも……彼にも気持ち良くなってもらいたい……)
 美夜はそう思い、信長の愛撫が与えてくる刺激に邪魔をされながらも、懸命に手を動かし続けた。
 信長はあらわになった美夜の胸の突起を口に含み、舌でなで上げるようにしてくる。
「んぁっ、や、あっ、んんっ……!」
 思わず出てしまう声を止めることができない。
 信長のものも、美夜の手の中で脈打っているのを感じる。
(もっと速くすれば……信長様も気持ちいいかな……)
 美夜はぎゅっと強く信長のものを握りなおすと、さらに速く手を動かしていった。
 信長の息がさらに荒くなるのを感じ、美夜は少し嬉しくなる。
(やっぱり……気持ちいいんだ……)
 しかし、美夜が頑張れば頑張るほどに、信長もおとなしくはしていない、
 信長の舌や指が肌をくすぐるたび、美夜の身体はびくびくと反応してしまう。
 それでも美夜は、信長のものを握りしめた手を動かすのをやめなかった。
「あっ、んっ、あっ、は……ぁっ……んっ、ぅ……」
 信長の手が太ももからさらに上へ、そして内側へと進んで行くにつれ、美夜は身体の熱がさらに上昇するのを感じた。
 そして、たっぷりと蜜を滴らせるその場所に信長の指が触れた瞬間、身体を跳ね上がらせるように反応してしまう。
「あぁぁっ……!」
 それでも美夜は、信長のものを握りしめる手を離さなかった。
 信長ももう限界が近いような気がしていた。
 手を動かす速度をさらに加速させていく。
「――――っ!!」
 信長が息を詰める気配がした。
 美夜の手や身体のあちこちに、温かいものが飛び散った。
 どうやら信長が先に果てたようだった。
(良かった……)
 信長を無事に導くことができて安堵する間もなく、美夜の身体が仰向けに押し倒される。
「……ぁっ……」
 信長のものはもう硬さを取り戻しており、美夜の濡れた入り口にあてがわれていた。
 信長の唇が再び美夜の唇を塞ぐ。
 最初の接吻よりも、信長の息も美夜の息も荒くなっている。
 すぐに信長の硬くて熱いものが、身体の奥まで入ってくるのを感じた。
「ああぁっ……あっ、ぁっ……あぁっ!」
 身体の奥まで熱いもので満たされていく。
 その感覚に堪らず美夜は声をあげていた。
 信長は美夜の手を握りしめながら、何度も接吻を繰り返す。
 求められているという実感が、美夜の身体をさらに昂ぶらせていく。
 すぐに信長は動き始める。
(彼が……本当に私の中にいる……)
 身体の中を行き来する信長の存在を感じながら、美夜は信長という人間が、すでに自分になくてはならない存在になっているのだと感じる。
 もしも信長を失ったなら……それを考えることすら怖い。
 信長の熱の塊が、美夜の身体の奥深くまで貫いていく。
「あ、ぁっ……信長様……っ……ぁぁっ!」
 信長が動くたびに熱く濡れた声を漏らしながらも、美夜はどこか冷静な自分を完全に排除しきれない。
(私は……たぶん、彼のことを本気で好きになってしまった……)
 美夜は身体の中の信長の存在を強く感じながら、自分の気持ちを理解した。
(そして、彼も『帰蝶』のことを愛し、大切に思ってくれている……)
 美夜は信長の背中に手を伸ばして、その身体ぎゅっとを強く抱きしめる。
 信長の動きが、さらに強く激しくなり、呼吸もさらに乱れていくのが分かった。
(でも、私は……)
 元の世界に戻る方法が見つかったら……偽りの帰蝶であることが知られたら……。
 もうこの温もりを感じる資格はなくなってしまう。
(そもそも……今だって私にそんな資格はないのかも……)
 美夜は信長の身体にしがみつくようにして揺さぶりに耐えながら、頭の中に浮かんでくる罪悪感を払いのける。
(今はもう何も考えては駄目……考えたって、それしか私の選択肢はないのだから……それよりも、彼に気づかれないようにしないと……)
 次第に激しくなってくる信長の動きのおかげで、美夜は何も考えられなくなっていく。
「あっ、ぁっ……あ、ぁっ、信長様……っ……!」
 美夜は信長の名を呼びながら、送り込まれる快楽に身を委ねていく。
(全部忘れなきゃ……この人といる時は……全部……)
 信長の荒い呼吸にその限界が近づいていることを感じながら、美夜もまた快楽の波に攫われるようにして息を弾ませていった。
「あっぁあ……! あぁぁぁ……!!」
 今度は美夜が先に達した。
 その後を追うように信長の呻くような声が耳元に聞こえ、身体の中に温かなものが流れ込んでくるのを感じた。
 脱力した信長が、美夜の身体に覆い被さってくる。
 二人はしばらく重なり合ったまま、乱れた息を弾ませ続けた。
 少し呼吸が落ち着いてくると、その名残を惜しむかのように、信長は美夜に何度も接吻をしてくる。
 そして、接吻を解いた信長は、美夜の顔をのぞき込みながら笑った。
「安心せい。俺はそなたをおいて逝ったりはせぬ」
「信長様……」
 まるで美夜の心の中を見透かしたかのような言葉だった。
「清洲にいるとき、ずっとそなたの顔が浮かんでおった。俺が戻らねば、そなたはどうなってしまうのかと……」
「信長様が戻らないことなんて……考えたくありませんでした……だから、考えないようにしていました……」
「これからも考えずとも良い。俺はどんなことがあっても、必ずそなたの元へ戻る」
「はい……」
 信長のその言葉に、美夜は心から安堵するのを感じた。
 美夜が嫁いできてから、信長は何度も「俺に何かあれば鈴音すずねに乗って逃げろ」と言い続けていた。
 信長はずっと自分が長くは生きられない可能性を意識し続けていた。
 もしかすると彼は、生の可能性よりも死の可能性のほうを強く意識し続けてきたのかもしれない。
 でも、信長は今、必ず生きるということを宣言してくれている。
「帰蝶も約束をして欲しい。俺を置いてどこにも行かぬと」
「…………」
 信長のその言葉に、美夜の思考は一瞬停止してしまう。
 そしてその一瞬の間にさまざまなことを考えた。
 信長を置いてどこへも行かない……そう言い切ることのできない自分……。
 であればすぐに『はい』と答えるべきなのに、言葉が出てこない。
 嘘でも『はい』と言わなければいけないのに、言葉が出てこなかった。
 はこの問いかけに『はい』と答えることができない。
「帰蝶……?」
 信長がいぶかしむように美夜の顔を見ている。
「私……私は……」
(何もかも話してしまいたい……でも、それだけはできない……)
「帰蝶……なぜ泣く?」
 信長に言われて、美夜は自分が泣いていることに気づいた。
「ごめんなさい……」
「なぜ謝るのだ?」
 信長が美夜の顔をのぞき込む。
「ごめんなさい……」
 謝り続ける美夜を、信長が包み込むように抱きしめる。
 その温もりや優しさが、今の美夜にとってはかえって辛かった。
「もう泣くな。俺はそなたに泣かれるのが、一番弱いのだ」
 信長はただ美夜を抱きしめるだけで、それ以上何も聞いては来なかった。
 信長は美夜が何かを隠しているということに気づいているのかもしれない。
 いっそすべて話してしまおうかとも思う。
 すべてを話してしまうことができれば、どんなに気持ちが楽になるだろう。
 だけど、それを話すことによって失う可能性のあるものを考えると、できなかった。
 信長がこんなに美夜に優しいのは、美夜が帰蝶だと信じて疑わないからだ。
 もしも美夜が本物の帰蝶でないと知ったら……信長はいったいどう考え、どう動くだろう。
 馬鹿にされたと、道三に対して怒りを向ける可能性もある。それは当然のことかもしれない。
 父親である織田信秀だって、黙ってはいないだろう。
 当然、美夜は生きてはいられない。そして、兄の雪春も。
 雪春の命を守るために信長のもとへ来たのに、その命を美夜が危険にさらすことはできない。
 そして、雪春も、美夜の命を守るために、鷺山さぎやま城に軟禁されることに甘んじているのだ。
(ごめんなさい……やっぱり言えない……)
 美夜は信長の胸に顔を埋めながら、心の中で何度も謝罪した。

 信長はそっと部屋を出る。
 部屋の中では帰蝶が眠っている。
 昨日も帰蝶はほとんど眠らず、風呂で倒れた信長の看病をしていたのだから、無理もない話だ。
 城の中は相変わらず引っ越しの準備で慌ただしい空気が漂っている。
 信長は周囲を確認し、人の姿のないことを確認してから口を開いた。
「……藤ノ助ふじのすけ
 部屋を出た信長が名を呼ぶと、いつの間にか一人の男が傍に控えていた。
「そなたに隠密の仕事を与える。美濃に入り、この一年の斉藤家の動向について調べよ。特に、帰蝶に関することだ」
「……御意」
「時間はかかっても構わぬ。くれぐれも気取けどられるな」
「……承知しました」
「よし、行け」
 すぐに藤ノ助の気配は消えた。
(こんなことは……したくはなかったのだがな)
 信長は自嘲気味に笑ったが、すぐにその笑みも消えた。
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