俺はこの世界で生きて行く

Shio

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第1章

宣誓と誓約②(女神ざまぁ)

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女神 「私は創造神様に対して虚偽・謀反に同等する行為及び態度を一切する事無く、この度の私のミスにより他界した人間に対して配慮不足があったかも知れませんが、誠心誠意…心を尽くして説明し納得して頂いた上で下界へ転移して頂いた事を此処に宣誓します。」

女神は有頂天だった。こう考えていた…
先に報告している内容に不足があった点(ほとんど説明してない)を前提に宣誓しているから虚偽の報告はしていない。
謀反やそれに同等する行為なんてそれこそ恐れ多い、人が神に戦いを挑むようなものだ。
口と心は別で口では「格好いい」と言いつつ心では「キモイ」と言っても口に出さなければ分かりはしない。
私も元は聖女だったし?神格化した人間だから、創造神も元は人間でしょ?何処の世界も神は元人間なんだし、女は力で男に勝てないけど、口は男に勝る程強いのよ!
同格となったら口先でマウント取って顎でこき使ってやるわ♪


主神 「我は汝の宣誓を受け入れ、虚偽・謀反に同等する行為はなかったと認めるが……………態度は尊大であり、主神である我を陥れ嘲笑うとは……………」

女神の顔色がだんだん青ざめてくる。
ん?態度は尊大?主神を陥れる?

主神 「……認める事罷りならん!」

女神 「そそんな、陥れようなどと恐れ多い事です!
第一…神格化した女神といえど主神様に対して謀反を起こすような力は女神である私にごさいません!」

主神 「………あい様………おっさん………カツラ………ピッピ○チュウ」

女神 「ププ………」

主神 「…………同格になったら口先でマウント取って顎でこき使ってやるって事は主神である我を陥れる意味ではないか?」

女神は真っ青になり考えを巡らせる。
つい笑ってしまったけど、ヤバいわね!心を読んでたの!?どうしよう…不味いわ…

主神 「つい笑ってしまったけど、ヤバいわね。心を読んでいたの?どうしよう…不味いわ…」

女神「…………」

主神 「…………何故、我が心を読めないと思う?元人間である女神程度が読めるのに…元から神として生まれこの世界を創造した神である我が汝程度の神格化した神の心を読めないと…何故思う?」

女神 「うっ………眩しい!」

主神 「ここに来てまだ我を陥れ、嘲笑う余裕があるとは……」

女神 「違うって!違うのよ!そういう意味で言ったんじゃないの!いつもなら本当に頭の禿げが眩しいからそう思ってたけど、この状況でそんな事言える訳ないじゃない!不味いわ!このまま邪神堕ちして神罰下されたら聖女だった力をなくされて無力な村人に落とされると、私がペットとして下界に作った蛇が覚醒した時確実に終るわ……少しでも猶予を得なければ……猶予を貰い蛇に呪言を施して、村人になったら蛇に呪言を言って殺し…その経験値で聖女の力を取り戻して女神に返り咲くしかないわね!」

主神 「……心の声が口から駄々漏れだぞ?」

女神 「え?」

主神 「女神ティファナよ。誓約により汝を堕落した女神として下界への追放を宣言する。以後邪神の身となり神罰が下されるまで下界で封印される事になる。
神罰が下された後は………下界で奴隷少女として誠心誠意主人に仕え、子を産み下界の繁栄を助け主神である我を支える事を償いとする。」

女神は唖然としていた…
目を見開き口を開けた放心状態であった。

頭が真っ白になった状態で女神は主神に言った。

女神 「恐れながら…神罰が罰で奴隷少女になる事が償いではないのですか?」

主神 「……多少言葉の違いはあるが…ある女神が人間に言っていた…数十億の植物や畜生の命を奪い数十年生きて来た人間がたった一人の命を助けただけで全てを無しにするなど不条理と思わんか?と……
創造神である我を今まで散々馬鹿にし罵り見下して来た癖に奴隷になる事だけで償いになるなど…傲慢であると思わんか?」

女神 「くっ………」

主神 「では、女神ティファナいや…邪神ティファナよ去らばである。あ、奴隷少女となった汝を買えるのは汝がミスを犯し他界させたヨシハルのみであるからの♪
頑張って自分が屑呼ばわりしたご主人様に尽くして子を産むんじゃな♪」

女神は何も言えず神言にて封印され下界へと落とされた。それを見て一人呟く創造神…

主神 「さて、ハルヨシが鑑定を使って見た際奴隷少女に『元女神ティファナ』と表示されたらどうなるじゃろうか…ププ
あ、創造神の加護を付与しよう!そうすればあの女神は死ぬまで若いまま何百人もの人間を産む事になるな!『神器使い』の変わりに『主人の種を貰うまで発情期』って加護付ければ面白そうじゃの♪うん、そうしよう!ププ」




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