アーティファクトコレクター -異世界と転生とお宝と-

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第九章 戦役

 幕間 エゼル王国 VS シーレッド王国

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 ラングネル公国の復興を掲げた部隊が、元首都であるエクターの街を奪還した頃、エゼル王国とシーレッド王国は、双方全軍勢を集結させていた。
 戦いの準備も双方整い、明日にでも決戦を控えるシーレッド王国の陣幕には、四人の将軍と、一人の将軍候補が一堂に期していた。
 将軍の一人、用兵家メルレインが、おもむろに口を開く。

「では、明日の戦いに備え、最後の確認をしたいと思います。宜しいですか、レキウス殿?」
「うむ、それは別に良いのだが、その確認とやらはいるのか? 我々がそろえばエゼルなんぞ、容易に蹴散らせるであろう。兵数も上回ったのだ。叩き潰せば良いではないか」

 レキウスと呼ばれた男はそう言い切ると、ワインを豪快に飲み干した。彼は赤盾のレキウスと呼ばれる将軍の一人だ。半裸に近い服装をしており、その上半身には膨れ上がった筋肉が見えている。黒々とした頭髪は顎までつながり、一見するとどこぞの山賊にも見えた。
 メルレインはそんなレキウスの言葉に眉をひそめる。だが、声色を変えずに言った。

「レキウス殿の仰る通りかもしれませんが、エゼルには一名厄介な相手がいるようです。皆も知っているように大将軍殿を討った男、魔槍ゼンの存在は、決して無視は出来ません。陛下からも、決して一騎打ちをするなと厳命を受けているはず。確認はその事だけです」

 メルレインの言葉は、この場に一瞬の静寂をもたらした。シーレッド王国において、大将軍バイロンの名前はある意味無敗に等しかったからだ。
 場が静まり返っていると、ケンタウロスの男が口を開いた。

「陛下からの命では、魔槍が現れたら、直ちに全将軍で当たれとの事だな。ならば、その命に従うまで。メルレインの作戦通り、王子が率いる本体の指揮は貴殿が行い、我々は密集してエゼルの若王を狙えば良いだけだ。王の首さえとればエゼルは崩壊するのだろ」

 そう発言をした彼は、必中のヴォロディアと呼ばれる将軍の一人だ。
 その言葉に、レキウスが反応した。

「その先陣はヴォロディアに任すぞ。お前の戦奴部隊を先頭に出して突撃させろ」

 レキウスは顔色一つ変えずにそう言った。同格とされる将軍内でも、長くシーレッドに仕え人族であるレキウスは、大将軍バイロンに正面から意見を言えた数少ない人物だった。

「……分かった。だが、エゼルは戦奴に対しては、兵を引く傾向がある。まともに当たれるかは分からない」
「敵が兵を下げるなら、それだけ押し込めばいいであろう。戦奴の使いどころは使い捨て出来るところのはずだ。お前だってそれは分かっているはずだ」
「そんな事は分かっている。俺が言いたいのは、俺の兵を無駄死にさせたくないだけだ。あれらを捕まえるのに、どれだけの労力が必要かはレキウス殿も分かっているはず。それに、俺の部隊の恩恵を受けているのは、レキウス殿が一番のはずだぞ」
「あぁ、お前が選んだエルフはいい女だった。この戦いで新たな戦奴を手に入れたら、また回せ」

 レキウスとヴォロディアの会話に、メルレイン同様、不快感を示していた男が口を開いた。

「とにかく、その魔槍ってのが出てきたら、みんなでやればいいって事ですよね? しかし、本当にバイロンの旦那はそいつにやられたんですかね? 俺はあまり信じられねえですよ。それより、古竜やら百を超ええるドラゴンやらが出たらしいじゃないですか。俺はそっちの方が心配なんですが、それはどうなんで?」

 無精髭を生やし、一見冴えない人族の壮年男性に見える彼は、シーレッド王国の諜報部の長であり、王の命を受け数々の暗殺などをこなしてきた、暗部の長でもあった。
 名前はヴィンス。だが、多くの者はその名前を呼ばずに、彼の特徴的なアーティファクトの色である、黒とだけで呼んでいた。

 ヴィンスの質問に、メルレインが答える。

「その懸念はまだ残っていますが、ドラゴンに関してはエンダーラングに留まっているとの情報が上がっています。また、あれ以降、エゼル王国軍がドラゴンを使用したとの報告は上がっていません。温存する意味はないのですから、何かしらの理由があり使えないのでしょう。正直、不気味ではありますが、それに怯えていたら身動きが取れません。まさか、王都近くまで敵の進攻を阻むなと言うのですか?」
「いや、そうは言わないが……。まあ、とにかく俺は表立って兵を率いる訳じゃない。レキウスの旦那の近くで、大人しくしているさ」

 ヴィンスはそう言うと、自分の仕事は終わったとでも言いたげに、一歩後ろに下がった。
 すると、そのやり取りを見ていた、一人の女性が口を開く。

「それで、こちらはレキウス様の片翼として動けば良いのですね? 話が済んだのであれば、私たちは陣幕に帰りますわ。良いのかしら、メルレイン?」
「はい、結構です。お休みなさいませ、ジョアンナ殿、リース殿」

 メルレインはジョアンナと呼んだ女性に軽く会釈をすると、その隣にいた少年にも声を掛けた。

「さあ、リース行きますよ。明日は戦なのですから、早く寝ないといけません」
「はい、母様」

 リースと呼ばれた少年は、やや陰のある雰囲気を持っている、年の頃十六歳くらいの少年だ。
 このリースという少年は、次期将軍候補の一人だ。現将軍であり、大魔導士と呼ばれるマリウスの孫に当たる。そんな彼はシーレッド王国では有数の権力者の家系だ。彼はその力と祖父であるマリウスから借り受けたアーティファクトを使い、シーレッド王国内では勇者として祭り上げられていた。その陰には常に行動を共にする母親の存在がある。そして、その事は周知の事実であった。

 レキウスは呆れ顔をしながら口を開いた。

「はぁ、あのガキが本当に将軍になるだと。ジョアンナの方がよっぽど向いているわ……。とにかくだ、バイロンを殺した相手でも、我々がまとまって当たれば問題あるまい。明日は勝ってエゼルの女を抱く。良い酒も用意しておけよメルレイン」

 レキウスはそう言うと、メルレインの返事など待たずに陣幕から立ち去った。それを切っ掛けにして、残りの将軍達も立ち去っていく。
 その場に一人残ったメルレインは呟いた。

「最大の大戦を前にこれか……大将軍を失ったのは本当に大きな損失のようだな……」

 決戦を明日に控え、メルレインの心には大きな不安が生まれていた。


 次の日、広大な草原ではエゼル王国とシーレッド王国のほぼ全軍が対峙していた。
 双方の兵数は総勢十五万人。その内訳はエゼル王国が七万、シーレッド王国が八万だった。
 若干の劣勢に立たされたエゼル王国だったが引く事はなかった。諸侯の中からは一度後退の案も出たが、後退戦はより難しくなると判断されたからだ。
 そもそも、エゼル王国としてはまだ一度も大きな戦いを行っていないのだ。自分達より少々数が多い程度であれば逃走はありえない。それは国としての面子が保てなく行為だからだ。

 特に隠れられる場所のない戦場には、横一列に長く並んだ歩兵を先頭に、その後方には騎馬兵や調教師が率いる魔獣達の姿がある。また、多くの魔法兵が戦いのタイミングを計り、補助魔法の準備に余念がない。
上空には時折飛竜の姿が見える。飛竜の数に関しては、エゼル王国に分があるようだ。

 兵士の配置に関して、両国にそれほどの差はない。だが、エゼル王国にはない部隊がシーレッド王国にはあった。それは戦奴部隊だ。必中のヴォロディアが率いるこの部隊の多くは、樹国セフィや都市国家レニティの民だった。しかも、その構成は獣人やエルフなどの非人族になっている。
 人族至上主義を掲げ始めたシーレッド王国において、彼ら戦奴の扱いは良い物とは言えなかった。

 エゼル王国軍の有力諸侯が集まる一角にはアルンはいた。アルンは戦場を俯瞰すると言った。

「周囲に潜む敵兵はいないようです。お互い全軍で対峙している状態にみたいですね。それにしても、凄い数ですね……」

 アルンの隣で騎乗するエアは、少し怯んだアルンの様子を見て口を開く。

「確かに圧巻だな。これだけの人間が戦う事になるのは、正直恐ろしい。だが、ここで引く訳にはいかない。何としても勝たなくてはな」

 エアはそう言うと、アルンの背中を叩き、ニカッと笑った。その顔は年相応の青年の笑顔だった。

「なあアルン、ゼンは戻ってきたか?」
「いえ、連絡はないですね……。シェードの報告では、東の方で調略に動いているようですが」
「そうか……。まあ、あいつの事だ。その内ひょっこり現れるんだろうさ。さて、そろそろだな」

 エアはそう言うと、笑顔だった表情をすぐに若き王の物へと変化させた。

「皆の者ッ! そろそろ前線も痺れを切らしそうだ! 戦いを始める事にしようか!」

 エアが周囲にいる諸侯にそう声を掛けると、場は一気に過熱をする。王の声に呼応した怒号が響き渡り、それは段々と感染をしていく。遂には前線の兵にまでその熱量が伝わると、戦いが始まるのだと兵達はいきり立った。中には奇声を上げて自分を奮い立たせる者もいた。

「アルン、敵の動きを見逃すなよ。何かあればすぐに報告だ」
「分かりました、エア兄様!」

 アルンの小気味よい返事に、エアは満足げな表情を浮かべると、攻撃の開始を通達したのだった。


 エゼル王国とシーレッド王国の前線がゆっくりとだが近付いていく。歩兵だけでも十万を超える人間が動いている。彼らが鳴らす武器防具の音は、いろいろな物が混ざり合い、隣を歩く同僚の声も聞こえないほどだった。
 やがて先頭に陣取る長槍兵が、直立させていた槍を振り下ろした。金属と金属がぶつかり合う音と共に、人間の悲鳴が響き渡る。それを切っ掛けに兵士達の殺し合いが始まった。

 他の前線では弓と弓の打ち合いが始まっていた。双方互角の展開だが、度々威力の高い弓矢が飛来する。これは、魔法の補助を受けた弓兵が放った矢だ。補助魔法を使える者は、それほど多くはない。双方の魔法部隊は努力をしているが、これだけの兵数がいるとMPの限界は、すぐに訪れていた。

 そんな弓兵同士の打ち合いは、均衡したものになると思いきや、突然エゼル王国側の攻撃が激しさを増した。飛距離と威力が増し、シーレッド王国側の被弾が増えていく。
 エゼル王国の兵をよく見てみれば、彼らの体は靄のような光に包まれていた。

「エア兄様、あの一角が押し始めました」
「そうか、盾の力はこのまま維持する。アルンはそのまま状況の確認をしてくれ」

 エゼルの兵が突然強化されたのは、エアが持つアーティファクト【扶翼の盾】の力だ。エアが仲間だと認識した存在を強化する力を持っている。兵を率いるエアにとって心強いこの盾だが、今回の戦ではあまりにも兵数が多すぎて、全体には行き渡っていない。精々二割から三割といったところだろう。
 それでも、この盾の力は強力だった。弓兵同士の打ち合いは、どうやらエゼルに軍配が上がりそうだからだ。

 だが、それに甘んじるシーレッド王国ではなかった。シーレッド王国第一王子の隣で指揮をするメルレインは、すぐに弓兵を後退させると、そこに蓋をするかのように大盾を持たせた歩兵を配置した。
 そんなメルレインの指揮を見た、シーレッド王国第一王子ウィルバーは、神輿に設置された椅子に腰を掛けたまま、戦場を見据えて口を開いた。

「メルレイン、余は何も言わん。好きに動かせ」
「ハッ! 仰せのままに。貴公ら、あの光を受けた兵士を相手しないように。どうやら、全体には使えないようです。光を受けていない箇所に攻撃を集中させなさい」

 ウィルバーは自在に兵を動かすメルレインを見て、彼とその側近の動きに目を見張っていた。
 彼は今回、王の代理としてこの戦いに同行している。全権を与えられてはいるが、最初から兵の事は将軍に任せていた。実力と経験を兼ねそろえた将軍達に任せた方が良い結果が出ると分かった上での静観だった。

 戦いはエアの盾の力と、それに対応するメルレインの指揮により、均衡状態を生んでいた。
 唯一動きがあるとすれば、騎士団を率いて動いている勇者フリッツの部隊だろう。フリッツは自ら先頭に立ち【閃光の剣】を振るう。すると、その剣から放たれた光の刃が、シーレッド王国兵を引き裂いていた。
 だが、それも万の兵を前にはかすり傷程度だ。とてもではないが、敵陣を切り崩すには至らない。

「くっ! 多い、敵が、俺の力を、持ってしてもか」

 フリッツはそう言った。彼の周囲を守る騎士達に聞こえるように。
 戦闘はフリッツが演技を続けていられる程度には、余裕があった。だが、フリッツは感じていた。この戦いには違和感がある事を。自分が担当する、敵の将軍が誰一人として現れていないからだ。
 フリッツとしてもここまでの大きな戦いは初めてだ。そのために、将軍といえども目立った動きは出来ないのかとも考えた。だが、現に自分は敵の多くを屠っている。その事が、更にフリッツに疑問を持たせた。
 前線を駆け回るフリッツは、ある一点を見て、そこに何か引っかかりを感じた。

「ッ! おいおい、もしかして敵の狙いって王か!?」

 フリッツは演技も忘れて叫んだ。彼の見た視線の先には、今回の戦で何度か見た事のある旗が掲げられていたのだ。それだけならば、おかしくはない。問題は、その密集具合だった。
 フリッツの予想は間違っていなかった。間もなくメルレインの合図を受けた一団が、動き出そうとしていた。

 その動きにいち早く気が付いたのはアルンだった。突然こちらに向かって狂ったように突撃してきた一団が現れたのだ。

「エア兄様ッ! 戦奴を先頭に突っ込んでくる部隊があります!」

 アルンの焦りの声に、周囲にいる諸侯は驚いた様子を見せた。だが、それもすぐに落ち着いた。この場に残っている諸侯の一人である侯爵ブラドが口を開いた。

「アルン、落ち着きなさい。敵が突撃をしてきても、そう簡単にここは届かない」

 冷静に話すブラドは、アルンの近くに馬を寄せると、肩を掴んで落ち着くよう促した。
 だが、俯瞰状態に戻っていたアルンは、再度声を荒げた。

「ダメです! アーティファクト所持者を集めてください! こちらに突撃してきているのは、シーレッドの将軍達です!」

 戦場を上空から俯瞰できるアルンは、破竹の勢いで突撃してくる一団に神経を集中させ、その構成を確認していたのだ。そこには明らかに毛色の違う兵士達がいる。そして、それを引き連れている隊長達の様子も見えていた。
 事前に敵将の情報を得ていたアルンは、その姿形からシーレッドの王国の将軍が紛れていると判断したのだ。
 アルンの只ならぬ様子に、今度はブラドも表情を変えた。

「我が王、どうやら敵の狙いはここのようです。本当に突破出来るかは、まだ疑問ですが準備だけは致しましょう」

 真剣な表情を見せたブラドに、エアは頷いた。

「分かった、そうしよう。諸侯達よ、聞いての通りだ! アーティファクト持ちを集めろ。だが、前線の維持が出来なくなる場所は良い。こちらも実力者を集めえて迎え撃つぞ!」

 エアの言葉に諸侯達は動き出したのだった。
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