アーティファクトコレクター -異世界と転生とお宝と-

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第九章 戦役

九話 獣の神のダンジョン 一

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 コリーンちゃんの面白い成長を十分に楽しみ、イヴリンの街に戻ってきた俺は、ある事を思いだし、その足で目的の場所へと向かった。
 古びたレンガ造りのこぢんまりとした建物は、昔と変わらない。窓ガラスから中を覗くと、今も同じ商売をしているのだと分かる。
 だが、カウンターには目的としていた人物が見えない。俺はとりあえず話だけでも聞いてみようと、ドアを開けて店内に入った。

「……いらっしゃい」

 二十代中頃の男が声を掛けてきた。

「すみません。今日はロロットさんはいないのですか?」

 俺は男にそう言った。この魔法店に来た目的は、俺が初めて見たエルフである、ロロットちゃんを見に来たのだ。当時の俺は、エルフ特有の美しさと可愛らしさに魅了され、ちょくちょく彼女の事を思い出していた。

「あぁ、あのエルフの娘はもういないよ。店は親方が買ったんだ。ほら、最近他種族に風当たりが強いだろ? ここの大家も周りの意見に流されて、追い出す形になったらしい」
「そうですか……ありがとうございます……」

 礼を言って店から出た俺は、宿に戻る道すがら、ロロットちゃんの事を考えていた。
 この国で他種族に対する差別がある事は知っていた。だが、今まで東部にいたからか、そこまで感じる事はなかった。そういえば、セシリャがマジックボックスを隅々まで見られていたな。あれもその一環か……
 それにしても、彼女はどこに行ったんだろうか。もしかして、樹国にでもいるのかな? それとも、まだシーレッドにいるのか……? どちらにしても、ちょっと嫌な展開だな。

 そうは思っても、俺にはどうしようも出来ない。二度と会えない方が確率が高い相手だ。
 だが、もし彼女を見かけたら、ラーグノックで店を出さないかと勧誘ぐらいはしてみよう。



 イヴリンに戻ってきて、その翌日にはまたダンジョン攻略へと戻る事にした。

 今度のダンジョンは、この街から南西にある獣の神のダンジョンだ。
 広大な草原のど真ん中にそれはある。
 上空から偵察した限りでは、訓練中の兵士達が、ダンジョンの中へと入っていくのが見えた。

 ここも再生の神のダンジョンと同じように軍事施設化されており、その周囲は壁に覆われている。
 施設の規模も同じぐらいだが、草木がある分、こちらの方が村や町的な雰囲気を覚えた。

 周囲に隠れられる場所がない為、俺達は少し離れた林の中で待機している。
 遮蔽物がないので、基地の壁は見えているのだが、その距離は余裕でキロ単位はありそうだ。
 だが、最早俺達に取っては、全く疲労を感じる距離ではない。

 木々の間から基地を見ていた俺に、セシリャが話しかけてきた。

「今回も中央突破でいいの?」
「うん、俺らの存在を知らしめるのが狙いだからね」
「そっか、じゃあ武器を変えとかないと……」

 セシリャが普段は使わない剣をマジックボックスから取り出して、確認を始めた。

「セシリャに改めて聞いとくけど、あそこのダンジョンの加護でいいんだよね?」
「もらえるなら何でもいいんだけどね。ゼン殿は変に気にしてるよね? あそこは何かあるの?」
「いやー、感覚的に良く分からないんだけど、獣人のセシリャに獣の神の加護っていいのかなって」

 適性や順番、それに位置や攻略優先度の問題で、セシリャに回ってきたのはこのダンジョンの加護になった。
 あまり気にしていなかったから気が付かなかったのだが、獣人に獣の神の加護は失礼に当たるのではないと、気が付いたんだ。

 だが俺の心配を他所に、セシリャは頭の上に生えている獣耳をピクンと立たせると、目を丸くして俺を見た。

「あー、もしかしたら加護の力で、身体がフサフサになっちゃうかもね?」

 セシリャは俺が思っていた事とは、別の事に思い至ったらしい。
 しかし、セシリャが言う、フサフサはちょっと困る。
 ほとんど人族と変わらない姿のセシリャは、目の保養になる大事な存在だ。
 あの太ももとか……駄目だと分かっていても、眼が自動的に追ってしまう。
 それに、今となってはアニアより小柄になったから、ちょっと可愛さが増して見えるし。

「一応今まで調べてきた中では、外見の変化がある加護もあったよ。けどそれは、発動時の限定的な物だから、大丈夫だと思う」

 この世界の中で、俺は相当ダンジョンに詳しいはずだ。
 ポッポちゃんの翼を治す為に、目を通せる書物は読んでいた。その中には、ダンジョンの加護に関する物も多くあった。
 レイコック様と親しくなってからは、そのコネを使って普段は閲覧できない本も読めてるからね。

「ゼン殿がそう言うなら大丈夫かな。あー、今からちょっと緊張してきちゃった」
「入る前にまずは人間と一戦だし、その緊張もすぐに解けるさ」
「へへ、人と戦う方が楽に思えるって、何だかおかしいね」

 セシリャが首を傾げて笑った。
 こんな顔を見てしまうと、もう完璧に人見知りが治ってるように見える。
 だが、大半の男相手には、まだ緊張するみたいだから道は長そうだな。

 最早俺達に二百人程度の兵士は意味を成さない。
 警備の兵達は瞬く間に倒されて、地面の上でお休みだ。
 てか、スノアがいる時点で、最初にブレスを撃ったら大半が逃げるからね。

 このダンジョンの入り口は、巨石が重なりあって出来た洞窟だった。
 洞窟がそのまま地下へと繋がってはいないだろうから、他の場所に転移するタイプだろう。
 ご丁寧な事に洞窟を作る石には鉄のプレートがはめ込まれており、『獣の神』と書いてある。
 入り口は破壊不可属性があるはずだから、神様が自ら設置したものだろう。
 ……自己主張激しい系か?
 ある程度人が入ると、神託で名前が告げられたりするから、そこまでって訳でもないか。

 あまり不敬な事を考えていると天罰が怖いので、とっとと入る事にした。
 ダンジョンは俺の予想通り、場所の移動が行われた。
 というか、草原のど真ん中にある洞窟の中に入ったのに、そこを抜けたら樹海のような景色が広がっているのだから、そうじゃなきゃ自分の見ていた物を信じられなくなってしまう。

「今度は迷路じゃないのです。ゼン様の探知は反応してます?」
「うん、少し離れた場所に何かいるね。出入り口周辺は安全地帯かもしれない」

 アニアも探知を持っているが、俺の方が遙かに範囲は広い。彼女にはまだ周りにいる敵は捕らえられていないのだろう。
 まあ、入り口近くだからか、フォレストウルフやチャージボアなどの、そこらの森にいるような魔獣しかまだ反応はないんだけどね。

 周囲を見渡しているとシラールドが言った。

「それで、どこに行く?」
「うーん、360度木だからな……。あぁ、一回ポッポちゃんに飛んでもらうか」

 上空から辺りを見れば何か分かるのではないかと思い、浮遊の指輪を身に着けて、ポッポちゃんに掴まった。「主人、いくのよ!」とポッポちゃんはクルゥと鳴いて飛んだのだが、木のてっぺん辺りに来ると、急に上昇を止めてしまった。

「あれ? もしかして、これ以上あがれないの?」

 そうポッポちゃんに聞いてみると、「へんなのよ! へんなのよ!」と困り顔をしている。
 どうやら、神様の力でこれ以上あがれないらしい。

「うぎー! セシリャ、下から押してくれ!」
「えぇ……そんな高い場所まで登りたくないんだけど……」

 木に登り始めたヴィートも、途中で体が動かないらしく、顔を歪めて必死に上がろうとしていた。結構高い位置まで登っているので、セシリャは見上げるだけで登ろうともしていない。落ちても大した怪我はないと思うんだけど、それは関係ないらしい。

「これはとにかく歩くしかないか」
「うむ、地図も見つからなかったなら仕方があるまい。この形式なのだ。そもそも作成していない可能性もあるな。だが、ある程度人が通った後はある。とりあえずはこれを道しるべに進むべきでは?」

 シラールドの視線の先には、人が踏みしめたような開かれた道がある。
 出入り口を中心に四方八方にそれはあり、どれを選択したら良いのか迷ってしまう。
 困った時は適当に決めよう。加護の力を使って、地面に小さな花を咲かせているユスティーナに話かける。

「ユスティーナ、どの道に行きたい?」
「ん? 私が決めていいの? じゃあねえ……」

 ユスティーナは拾い上げた木の棒を立てると、その手を放して倒れる方向を見守った。

「はい、この方向!」
「よし……みんなこの神託に導かれて……ゆくぞ!」

 俺が木の棒が倒れた方向を指差してそう言うと、セシリャが俺を見ながら言った。

「了解だよ! でも、何でそんなに大げさなの?」
「……いや、理由はないけど」

 ヤバい。コリーンちゃんから例の病気が感染していたようだ。

 今回のダンジョン攻略も、難なく進んでいく。
 ユスティーナにはこの環境が合っているのか、加護の力を存分に引き出していた。

「ほいっ! やっ! がんばって!」

 今もヘルハウンドの胴体を、地面から生やした俺の太ももほどの蔦が貫くと、貫通した蔦の先端にポンッと花が咲く。一体その花に意味はあるのかと言いたくなる光景だ。

 結構歩いてみたのだが、その道中で出てきた敵の多くは、四足歩行の獣系だ。
 例外として二本足で走ってくる熊みたいな奴がいたが、アイツは腕が四本あったから何ともいえないな。
 そいつは全長四メートルは超えていて、攻撃を防御した俺を吹き飛ばすほどの膂力を持つ化け物だった。
 だが、俺ら六人と一羽を相手するには無理だ。俺らはこれ以上の化け物を何度も倒してきた経験がある。俺、セシリャ、ヴィート、シラールドが四方を囲めば、誰もが重い一撃を放てるので、一度攻撃が当たったらもう一方的な展開となってしまった。

 そいつを倒してみると、大きめなエーテル結晶体と革素材、そしてこのダンジョンの鍵となりそうなある物をドロップした。
 それを拾い上げたシラールドが口を開いた。

「ほう、方位磁石か。だがこれは、当然北を指しているのではないな?」
「だろうな。この先に何かしらあるって事だろう」
「それにしても、この作りは良いな。持ち帰れるのであれば、一つもらっていこう」

 ドロップした物は、アンティークなコンパスだ。それが、ある方向を指し示している。
 見た目はとてもよく、元侯爵のシラールドの目にも止まるほどだ。
 コンパスはこの世界にもある。だが、量が出る物ではないので、お値段はするらしい。
 冒険者の中には持っている人もいるから知っていた。
 まあ、俺には高性能な方向感覚を持つ相棒がいるから、そんな物は必要なかったんだよね。

 コンパスの指し示す方向には、今度も周囲とは一線を画す魔獣がいた。
 そいつもまたコンパスをドロップし、日を跨いで五度目の討伐を行うと、今までのコンパスと比べるとやたらと豪華な物がドロップした。

「これって、ダンジョンボスの所にいけるって事かな?」

 セシリャがコンパスを両手で大事そうに持ちながら言った。

「そうじゃなきゃ困るわ。あと数時間で日が暮れそうだし。もう嫌だよ昨日の夜みたいな事は」
「あはは……あれは大変だったね……」

 このダンジョンには昼夜がある。どうやら、夜になると魔獣達が活性化するのか、野営をしていたら無数の魔獣が群がってきた。
 昨日の夜は、そのお蔭で寝られたのが朝日が上がってからになってしまい、そこから寝て昼過ぎから起き出して活動をしていた。

 俺とセシリャが話をしていると、ポッポちゃんがこちらに寄ってきて、セシリャの腕に飛び込みコンパスを見ている。セシリャは嬉しそうな表情を浮かべており、頬でポッポちゃんの羽の感触を味わっていた。
 すると、ポッポちゃんが突然「やるのよ! ぼこぼこなのよ!」とクゥゥッと鳴く。俺らの話を聞いて、次がボスだと分かったのだろう。そのキリリとした表情を見る限り、二つ目の加護を得て自信が漲っているようだ。

 豪華なコンパスはユスティーナが持ち、俺らを導いてくれる。
 俺の感覚では今まで何度も通ったような場所な気がするのだが、ポッポちゃん曰く「知らない道なのよ!」との事だ。
 しかし、来た道を戻っているのにその現象が発生している事を考えれば、このコンパスを持っていないと、この樹海の中では正しい道を進めないのかもしれない。

 そうして辿り着いたのは、こんな場所があったのかと思わされた岩壁だった。
 そこには巨大な亀裂が入っており、洞窟になっている。

 俺の隣りでアニアが言った。

「やっぱ、ゼン様が言った通り、違う場所に飛ばされているのです!」

 幾ら木々に遮られ視界は悪いからといって、その岩壁は十メートル以上はある。こんな場所があれば、気付かない方がおかしいのだが、俺らは誰一人としてその存在を捉えていなかった。

「それで、あの洞窟にいるのだろ? ワシの探知にも掛っておるが、その強さは分からん」

 シラールドがそう言うと、ヴィートが答えた。

「あれは強いと思う……。あの花ヒドラと同じぐらい」

 俺がヴィートの意見に同意を示すと、ユスティーナが口を開いた。

「うへ~。じゃあ、セシリャお姉さんは、尻尾気を付けてね!」
「そうだね……。もうやだよ、尻尾がなくなるのは」
「大丈夫、次は私がお花で守ってあげるから!」
「うぅ、ユスティーナは優しいな。でも、守るのは私の仕事だから、ユスティーナはアニアちゃんの近くを離れたら駄目だよ?」

 ダンジョンボス戦が間近だというのに、二人の間には何やらほんわかした空気が流れていた。

 俺を先頭に洞窟へと近づく。俺の隣りではポッポちゃんが威嚇の舞を見せながら付いて来る。
 段々と近付いていくと、洞窟の中の存在も動き出した。どうやら外で戦う事になるらしい。
 俺らが立ち止まっても、その存在はこちらに向かってゆっくりと近づいてくる。
 その足音はかなりの体格を思わせる重低音で、距離が縮む度に振動が大きくなってくる。
 以前、古竜であるヨゼフさんが竜形態の時に隣を歩いたが、あれよりも重いのではないだろうか?

 そして、その足音の主が姿を現した。その姿にみんな目が釘付けだ。
 それもそうだろう。姿を現したのは、体長五メートルはあろうかという、全身真っ黒の毛に覆われた四足の獣だ。前方に向けられた二本のねじれた角を持ち、頭部から背中まで、モヒカンのように長い毛が生えている。
 盛り上がった筋肉は牛のように頑丈そうだ。だが、相反する俊敏さも兼ね揃えていそうだと、ネコ科の猛獣を思わせる四肢が語っている。

 難敵を前に、俺らは固唾を飲んで身構えていると、セシリャが言った。

「でっか……って、驚いちゃったよ! ゼン殿、どうするの!?」
「俺らのやる事はいつもと一緒だ。あいつを倒すだけだろ!」
「えっ! 作戦は!? って、ゼン殿突撃なの!?」

 セシリャが慌てた声を上げながら、飛び出した俺、シラールド、ヴィートに続いた。
 あんな明らかに突進をしてくるであろう相手に、固まっているのは良い的になる。
 それに、俺らが前に出てアニア達を攻撃の的になる事を防ぐのだ。

 何も言わずに突進していたシラールドとヴィートが会話をしている。

「ふははは、良いではないか! 単純な力の戦いのようだぞ!」
「俺はここのダンジョンに向いてるや! シラールド、食われるなよ!」
「お主もな!」

 ……脳筋ぽい会話だな。だけど、フェニックス、クジラ、花ヒドラと、少しトリッキーな相手ばかりだったから、俺も久しぶりに真っ向勝負が出来そうで、心が躍っている。
 このダンジョンの傾向、そしてあのダンジョンボスが持つ雰囲気ならば、それも叶えてくれそうだ。

「お前ら、楽しみ過ぎて気を抜くなよっ!」

 久しぶりの胸躍る戦いに期待しながら、俺は投擲術は一時封印して、【テンペスト】を片手にあの魔獣へと飛び掛かったのだった。
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