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第七章 風雲
十五話 亜人王 五
しおりを挟むシラールドたちと合流して、またゴルゴーンをソファー代わりにしているエリシュカの下へと、ユスティーナを向かわせた。
そして、こちらに向かって歩いてきたシラールドと軽い挨拶を交わす。
「決着は付いたのか?」
「あぁ、敵さんは傘下には加わらないそうだ。もう処刑してるんじゃないのかな」
「主も、苛烈な所があるな。説き伏せるのかと思っていたぞ」
「一応はしたんだが、応じないなら死んでもらうまでだろ。危険因子を放置できるほど俺の肝は太くない。普段来られない場所ならなおさらだ」
シラールドとの二人きりの会話なので、遠慮なく物事が言えて気が楽だ。
「では、今後はこの森の支配が継続されるのだな」
「そうなるね。でもまだ、広大に広がるこの森の半分程度みたいだよ」
「この森は、エゼル王国を北から南に移動するほどには広いはずだ。その半分を手に入れた時点で、力は揺るぎない物だろうな。だが、同時に危険ではないのか? ラーグノックからは距離があるとはいえ、放っておけばいずれ万の亜人が産まれるぞ」
「彼らの繁栄は俺の望む物だからね。人間との接触だけは怖いけど。見つかれば必ず討伐対象になるだろうからね。エゼル王国ならな、最悪エアと話を付ければ良いんだけどさ」
「まあ、逆にここの亜人が暴れてくれた方が、エゼル王国の国益になるかもしれんから良いか」
「他国だからって、貴族様は怖いね」
「その貴族を力でねじ伏せた主の方が怖いのだがな。下手に反撃すると一族が消されると、王城では噂だったぞ?」
「誰だよ、そんな物騒な噂を流してるのは……」
そんな会話をしながら、二人して笑っていると、処刑を終えたのかゴブ太君たちがこちらへやってきた。
だが、その姿を見て少し驚いた。先程までと少し様子が違うからだ。
先頭を歩くゴブ太君だけではない。よく見ると、幹部連中全員の姿が変わっていた。
「主……ワシも直接は見た事はないが、あれは一段階上の存在になっていないか?」
「ゴブリンキングか……俺、彼らから王って呼ばれてたんだけど、彼らの中に王が生まれたら立場がヤバいかもね。すまないが何時でも逃げられるようにしといてくれ」
「承知した。一応聞いておくが、勝てるか?」
「それは問題ない。ただ、ユスティーナを守りながらこの群れ全部相手をするのはキツそうだ。まあ最悪エリシュカとヴィートがいるけどな」
「分かった。姫君だけは何があっても逃がそう」
シラールドが真剣な表情を浮かべながら、後ろへと下がってユスティーナの近くへと向かった。
俺は少しの間を置いて、こちらへ向かってくるゴブ太君たちの下へと近づいていく。
ゴブ太君の外見は大きくは変わらない。頭部に生えていた二本の角が、真ん中に一本追加され三本になった程度だ。だが、その雰囲気は今まで武人のようだった物から、少し落ち着き貫禄を見せている。
歩く姿も優雅な物となり、見ているだけで多くを従える存在なのだと理解できる。
周りを固める幹部連中も、外見も感じる気配も逞しくなっている。
しかし、同時に彼らの瞳には、ゴブ太君同様に知性も感じさせる。
荒くれ集団のイメージが強い亜人だが、そこに思慮深さが加わったようだ。
俺の目の前に来たゴブ太君に、一瞬どう対応するべきか悩んだが、今まで通り彼のリアクションを待つ事にした。
すると、ゴブ太君が取った行動は流れるような動きで、俺の前で膝を突くことだった。
そして、落ち着いた様子で口を開き「大王、敵将の処刑は完了いたしました」とギィ……と鳴いた。
なるほど、それは予想できなかったなっ!
結局ゴブリンキングとなったゴブ太君の、謎の忠誠は変わらないようで、俺の地位は何故か一段階格上げされていた。
別にそれはいいのだが、何故か彼らの目標が新たに設定されているらしく、手始めにこの森全てを支配下に置き、難攻不落の城を築くとか言い出していた。
それも別に良いんだ。俺らに対して敵対さえしなければ頑張って欲しいんだから。
でも、その城に俺の名前を組み込もうとしているのだけは許せなかった。
魔帝城ゼントリアって何だよ! 由来さえも理解不能だよ!
まあ、それが行われるのも当分先の話だろう。
今はこの群れの再編と、残党を捕まえて取り込む事に力を削ぐはずだ。
もし、その時がくれば……全力で阻止をしよう。
そんなこんなもあり、一応の落ち着きを見せたので、俺もこの場所に来た目的の幾つかをこなしていく事にした。
まず最初は、彼らに永続性のある取引を提案する。
この場所は人の手が全く入っていない未開の地だけあって、持っていけば価値のある動植物が相当数ある。
それらを一次産業的に提供してもらい、その対価を支払う事を考えていた。
次も内容的には同じような物だが、鉱物の採取を試みてもらう。
新たに加わった縄張りの北部には、俺がこの世界に生まれた場所でもあるダンジョンの跡地がある。
あそこならば、鉄はもちろん、価値のあるルーンメタルやミスリルが手に入りそうだ。
相当掘らないと難しいだろうが、レア鉱石の鉱脈があるならば、掘れば確実に儲けが出るらしいので、やらないと損だろう。
位置的にシーレッド王国の物になるのだろうが、彼らも土地の所有権を主張しているだけで、いまだに手も足も出ていない未開発な地なのだから、早い者勝ちだ。
取引はこの二点になる。
これは、ゴブ太君も対価として食料品や武器防具の提供を受けられれば、是非ともしたいと言っている。まあ、最初は「大王の土地なのですから、我々が貰うものなど……」とか言ってたけどね。
取引の話も済んだので、次なる目的を果たす事にした。
「うぅっ! 硬い! パパ、無理かも」
「じゃあ、ポッポちゃんに空に運んでもらって、これを上から落としてみ」
俺はユスティーナに【アイスブリンガー】を手渡して、指には【浮遊の指輪】を付けてやる。
そして、ポッポちゃんには目標の真上へ飛ぶようにお願いをして、ユスティーナに合図を出す。
上空から落下してきた【アイスブリンガー】が、大銀虎の頭部へと埋まると、その次の瞬間には氷結の効果を及ぼし内部から凍結させる。すると、今まで俺を睨み付けていた大銀虎の瞳が虚空を見つめ、その光を失った。
「ヴィート、スノア、ご苦労様、もう良いよ」
「はーい、じゃあ人型になるよ。でもさ、アーティファクト投下させるの止めてよ、怖すぎ」
先ほどまで大銀虎を押さえ付けてくれていた、ヴィートとスノアがこちらに来た。
そして、戻ってきたユスティーナに、「レベルは上がったのか?」なんて質問をしていた。
あの二人は気安い友達って感覚みたいだな。
今していた事は、一応素材集めの一環だ。山脈に近く、深い森の中にあるこの場所は、力の強い魔獣が多く生息しており、その身体から生み出される全てが、武器防具の素材となってくれる。
そろそろ生産スキル上げも落ち着いてきたので、ユスティーナに持たせる装備を作りたい。
ついでに俺の装備も新調が出来れば良いなといった所だ。
「パパ! またレベル上がった! ねえ見て、これ少ししか痛くないのッ!」
俺に駆け寄ってきたユスティーナが、地面に落ちていた石を蔦で拾い上げ、自分の腕に叩きつけている。
「俺はさっきみたいにジャンプが高くなった! って言ってたのが可愛くて好きだなあ」
「えー、それはもう二回やったでしょ? 今は、石でバンッの時間なの!」
要するに、俺に自分の変化を見てもらいたいのだが、マンネリは嫌なのだろう。
中々楽しませてくれる演出だが、石で自分を叩くのはエキセントリックすぎるので止めて欲しい。
素材集めと並行して行っている、ユスティーナのレベル上げは、もうかなり進んでいて、レベル40に到達している。
これはアルンやアニアを追い抜いた数値なのだが、スキルが低いので種族的な能力があってもまだ勝てないだろう。そもそも、戦闘の経験値が違うからな。
何気にあいつらは、この国の上級冒険者を超えている存在だし。今ならその上か……
その後も有用な素材を持つ魔獣を狩り続ける。山脈に沿って伸びる崖を飛び越えて、山脈真下に位置する場所まで来ると、本当に普段は見る事のない、数多くの魔獣が現れる。
度々、ドラゴン種が現れるのだが、これはエリシュカが帰れと命令して追い払っている。
本当は使える素材があるので欲しいのだが、古竜の二人を怒らせる気はないので止めている。
だが、血気盛んな若者というのは竜の世界でもいるらしい。
エリシュカの普段は見せない、諭すような声色も無視したドラゴンが出た。
そいつが俺らに襲いかかって来た時は、ヴィートが剣で斬りかかり、古竜に戻ったエリシュカが、首元に喰らい付き上空に攫って行くと、数分後には動かなくなったドラゴンを俺の目の前に放り投げてくれた。
エリシュカ姐さん、怒りの制裁恐ろしいです。
「…………だって、ユスティーナ狙ったから、私は実は甘くない」
そんな事を言いながら、褒めろと俺の手を自分の頭の上に乗せたエリシュカは、ちょっとだけ寂しそうな顔をしていた。
やった後で後悔しちゃうとか、何だよそのアピール、撫でるしかないだろ。
クソッ、普段は生意気なのに何なんだ、髪の毛が柔らかいぞ!
「俺に任せてくれればよかったのに。でもアイツ馬鹿だな、あははは」
それとは反対にヴィートは笑っていた。何故か俺の背中を叩きながら笑っていた。
何なんだよこの古竜たちは!
何日か野営をしながら山の中腹付近まで登ってくると、空気も大分薄くなってきた。
しかし、誰一人としてその影響を受けていない。
ポッポちゃんや古竜にドラゴンは、上空を飛ぶのでもちろん耐性があるし、吸血鬼であるシラールドも大して気にならないようだ。ユスティーナも種族的な物か、動き回っても息を切らす心配がないし、唯一純粋な人族である俺も動き回れる。
「レベルが高ければ、みなこうなるぞ? ユスティーナも岩で体を叩いて笑っていただろ、あれと同じ事だ」
シラールドの話では、高レベルになれば種族関係なしにこんな感じになるらしい。
レベル様様だ。
ここでは少数の魔獣しか現れなかったが、その分希少な素材が手に入った。
珍しい植物も結構生えていたので、ガンガン入手しておく。
何時使うかわからないが、あるに越した事はないからね。
そして、俺は遂に冒険者なら泣いて喜ぶ魔獣を討伐した。
その名もゲイザー。
こいつが体内に持つ瞳のような石があれば、魔法の倉庫が手に入るという、夢のような魔獣だ。
体毛が一本もないこいつを魔獣と呼んで良いのかと思ったが、今はそんな事は関係ない。
と、全うな冒険者ならば思うのだろうが、俺にとっては……
以前、飛竜部隊を全滅させた時に手に入れた物は、まだストックがあるし、今回手に入れた物は一番小さいサイズなので、有難みはないのだが、腐るものでもないので回収だ。
あぁ、ジュディかホーリーに上げようかな?
いや、駄目だ……あの子らは最近微妙なお年頃過ぎる。
この前も、転びそうな所を抱きかかえたら真っ赤な顔をしていた。
俺だって結構もてるんだぞ。金あるし、強いし、優しいご主人様だし、王様友達だし。
最後のはどうかと思うが、抱きかかえて以来ホーリーの熱い視線を感じるんだ。
奴隷管理を任せてるレイレに、奴隷だから夜の相手はとまで相談したらしい。
一時の熱病だと分かってはいるが、寝床に忍び込まれたら本当に困る事になる。
それならいっそエリシュカを……がああ駄目だあああ、あいつに手を出したらそれこそ本当に困る事になる。
あっやばい、こんな事を考えてるって事はまた溜まってきてるぞ……
ゴルゴーンちゃんが悪いんだ、そうだあんな我儘ボディーを……
アニッ……いや、次はジニーだった。そうだ、帰ったら行く予定だったしな。
ジニー待ってろよ!
そんな自分勝手な欲望にまみれた事を考えていたら、ポッポちゃんに「ジニーは押せばいけるのよ?」と完全に俺の心の中を読んでいる発言をされた。侮れないぜポッポちゃん……しかも、完全に容認してるし。
さて、素材も大分増えてきた。これだけあれば、かなり高性能な装備が作れるだろう。
そろそろ一度集落へと戻り、みんなの失った体の部位を治してから帰ろう。
取引の約束もしたし、今後は定期的に来る予定になってるからね。
帰りは空の旅なのでとても速い。すぐに集落に戻る事が出来たので、早速帰る旨を伝えた。
これから何度も来る予定になっているので、ゴブ太君も落ち着いた物だ。
と、思っていたのだが、よく見たら握った手から血が出ている。そんなにかよ!
ゴルゴーンちゃんは連れて行く事が出来ないので、この集落に住むことになった。
だが、扱いは少し別だ。ゴブ太君の指揮下だが、独立組織らしい。
主に、俺が来た時の身の回りの世話をさせるとか言っている。それは俺が楽そうなので良い事だ。
「困った事があれば、ゴブ太君に言えば良いからな。次は身に付ける物でも持ってこよう」
純粋に上半身全裸は困るので服を着させたい。近い内に来る事になるし、街に戻ったら買い物だ。
俺の言葉にゴルゴーンは「大王のご訪問、何時でも良いようお待ちしております」と、頭を下げて答えてくれた。何か旅館の女将みたいだな。
「じゃあ、みんな。数か月後にまたね」
俺はスノアに跨り最後に声を掛け、上空に飛び立った。
「良かったのか主、ゴルゴーンを相当気に入っていたと思うのだが? 連れて帰ると思っていたぞ」
「気に入ったのは間違いないが、流石にあの子を家に住ます訳にはいかないだろ」
「まあ、そうか。だが、定期的に来るのだな?」
「シラールド、何が言いたいんだ?」
「いや、夜遊びもしないのに、珍しい事だと思ってな?」
「魔物娘は……セーフだから……人間じゃないから……」
「風が強くて聞こえんな?」
「何でもないんだよ!」
偶然吹いた風が俺の本音を掻き消してくれたらしい。
ありがとう風! しかし、これは本当に戒めが必要だな……
家路に着くその道中、アニアとジニーの笑顔を思い出す事で、自分の中に生まれた悪魔と戦ったのだった。
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