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第七章 風雲
十二話 亜人王 二
しおりを挟む歯向かう様子を見せなくなった敵指揮官へ、回復魔法を施して、骨折した腕を治療する。
「もう痛みはないな? 俺の言葉が分かるだろ、何か喋れ」
折れていた箇所をさすって確かめた指揮官は、腕を見ていた視線を俺に移す。
ここまで近付くと、その瞳は人のそれとは違う事が分かる。本当に蛇のような瞳だ。だが、これはこれで美しい。
指揮官は少し目を細めると「人族が何故味方をしている」と恨めしそうに言った。
その声は美しいのだが、人の言葉は喋っていない。
シャーッという鳴き声、他の亜人らと同じ独自の声だ。
「俺はこの群れのボスと知り合いでな、この集落作りにも参加していた身だ。味方するのは当然の事なんだよ」
俺の言葉がいまいち飲み込めないのか、指揮官は怪訝な表情を浮かべた。
だが、これ以上詳しい事を聞く気はないらしい。
「それで、私をどうする」と、見るからに強がった様子を見せていた。
「そう怯えるな。逆らわない限り、お前に害は加えない。もう少し素直になって欲しいんだがな」
俺が少し呆れた様子を見せながらそう言うと、気に障ったのか怒りの表情が浮かんだ。
コロコロと表情を変えるその姿は、上半身がほとんど人族なので、可愛らしく思えてきた。
「気に障ったなら謝るから怒るな。まあ、死にたくないなら従っていろ。お前に興味が出たからな、色々話してもらうぞ。もし、嫌なら今すぐ言え、痛みなく終わりにしてやる」
多少なりとも味方に被害が出ているのだ、俺に従わないなら生かす理由はない。
死を連想したであろう指揮官は、一瞬考えたようだが、その恐怖には逆らえなかったのか「分かった……」と頭を下げた。
ゴルゴーンという種族を名乗った彼女に、俺は言葉を続けた。
「それで、お前はどこの勢力だ?」
余り威圧をしないよう、軽い感じで話しかけると、ゴルゴーンは「私は……北の者だ。我らが王の指示で、襲撃を行った」と、ばつの悪そうな顔で鳴き始めた。
「要するに、手を組んでいたはずの北の勢力が、裏切ったという事か?」
俺がそう聞くと、ゴルゴーンは小さく頷く。
何やら若干申し訳なさそうな表情をしているのだが、彼女も余り気が進まなかったのか?
これは、ゴブ太の奴、やらかしやがったな……
この話を聞いてしまったら、急がないといけない。
俺はとりあえず聞きたい事は後回しにして、ゴルゴーンを連れて老ゴブリンの元へ向かった。
ゴルゴーンから聞いた内容を伝えると、老ゴブリンは周りに指示を出す事も忘れて、目を見開き固まった。
どうすれば良いのか、判断が付かないのだろう。
「とりあえず俺が前線に向かう。数人残すから、戦闘はそいつらに任せろ」
ゴルゴーンの話では、もう奇襲部隊はいないらしい。
だが、念には念を入れたい。
今回付いてきた面子なら、先ほどの襲撃程度は余裕で撃退できる。
唯一危ないのはユスティーナだろうが、あの子にはスノアを付けよう。
ポッポちゃんも付けたいが、俺の移動が制限される。
どうするか考えていると、ポッポちゃんが帰ってきた。「てきはぼこぼこなのよ!」と息が荒い。
逃亡した敵を、相当数追撃してきたと、報告してくれた。
途中で引き返したらしく、残りはサジが追っていったらしい。
俺から離れると時間経過で消滅するので、それまで頑張るだろう。
戻ってきたポッポちゃんとゴルゴーンを連れて、ユスティーナたちの下へ戻った。
そこでは、ユスティーナとエリシュカが向き合って座り話しており、それにスノアも参加していた。
シラールドとヴィートは、何故かお互い武器を持ち、訓練らしき事をしている。
周りにいるゴブリンたちも、至って普通の様子を見せていた。
「何でここはこんなに穏やか何だ?」
俺が近づくとシラールドたちが訓練を止めてこちらに来た。
「敵が来なかったからな、主が止めたのだろ?」
「少し来たのもスノアを見たら引き返したよ。剣で斬れなくて残念!」
なるほど、スノアの姿を見ただけで、大体の敵は逃げるか。
そりゃそうだよな、普通のペットみたいに扱ってるけど、あれ普通の勇者様でも苦戦する氷竜だし。
後ろを見たらゴルゴーンが怯えている。
やはり竜の姿は恐ろしいらしい。俺は一応あれより強いんだけどなあ。
場の空気に引きずられ、一瞬気が抜けてしまったが、早く行かないとゴブ太君が危ないかもしれない。
「シラールド、この場でユスティーナを守ってくれ。俺は一度前線に行って、この群れのボスと話をしてくる」
「承知した。姫君は任せてくれ。それで、簡単な説明はもらえるのだろ? 後ろの美しい方も紹介して欲しい」
ほう、あの娘はストライクゾーンか、やるなシラールド!
状況説明とゴルゴーンの紹介を行った。
ゴルゴーンはシラールドはそれほど気にしていないが、古竜だと教えたヴィートとエリシュカには、恐ろしく怯えだした。
爬虫類仲間だから、より恐ろしく感じるのかな?
「ゴルゴーン、逆らわなければ手は出させない。分かったか?」
落ち着くように声を掛けたが、効果はいまいちだった。
今は捕虜みたいなモノだが、捕まえた以上怯えたままは可哀想だ。
俺は震えて目を伏せている彼女に、少し背伸びをしてマジックボックスから取り出した、シーツを肩から掛けてやる。
「大丈夫だ、手を出さない。もしお前に責なく手を出せば、俺が全力で戦ってやる。それと、これを使え。肌をさらしていては寒いだろ?」
これは効果てき面だったようで「新たな主に忠誠を」と深々に頭を下げられた。
本当は目のやり所に困るから、体を覆ってほしかっただけなんだけど。
これじゃあ、脅しと優しさのコンボで、何だか俺が凄い悪い奴みたいじゃないか……
ゴルゴーンはエリシュカが引き取ってくれた。
ヘコヘコしながら移動していったゴルゴーンは、エリシュカのソファー代わりとなっていた。
とりあえずは、エリシュカに逆らう様子はないので、あの方がゴルゴーンも安全そうだな。
後の事はシラールドに任せ、俺はポッポちゃんに掴まって、ゴブ太君たちがいる前線を目指す。
その後ろには古竜の姿に戻ったヴィートがいる。
暇になるのが嫌なのだろう、自分も連れてけと言うので同行させた。
久しぶりに見たヴィートの真っ白な竜の姿は、鱗に太陽の光が反射して輝き、神秘的に見えて美しい。
この姿をミラベルに見せてやれば、威厳がどうのこうの言われる事もないんだけどなあ。
「兄ちゃん、ブレス一発撃ったら、すぐに人型になるからね。剣で戦うんだ!」
前言撤回だ。口を開くとボロが出る。正解はこの姿で黙っているだな。
数時間進むと、次第に多くの気配が探知に掛かり出す。多くはコボルトの物だ。
縄張りを監視する為に、広範囲に広がっているのだろう。
数頭は何だか見覚えのある気配なので、味方に間違いない。
そんな事を考えながら飛んでいると、コボルトたちが声を上げ始めた。
俺とポッポちゃんでも目立つのに、その後ろを優雅に飛んでいるヴィートがいる。
大型魔獣をも超える大きさを持つ竜が、翼を広げていれば当たり前だろう。
「ヴィート、ちょっと降りて話してくるから、この辺を飛んでてくれ」
「わかったー」
ポッポちゃんは、俺が何も言わなくとも地上に降り始める。
「あの辺がいいな。お願いねポッポちゃん」
指をさしながら目的の場所を告げると、ポッポちゃんは「はいはいなのよ!」とクルゥと鳴いて応えてくれた。
手を離して地上に降り立つと、数匹のコボルトが俺に突っ込んできた。
急いで【浮遊の指輪】を外して、それを迎え撃つ。
「ボスだったのか! 元気だったか!」や「お肉食べるか!」などと鳴きながら、俺に突進してきたコボルトたちが、匂いを嗅いで喜んでいた。
以前は俺より大きかった彼らだが、今では俺の方が大きい。
余裕を持って抱き抱えられるので、本当の犬のように思えてしまった。
ポッポちゃんが俺の肩に乗り「ちるのよ! いぬ! ちるのよ!」とクゥゥゥゥッと鳴いた。
その威嚇の声は通じたのか、コボルトたちは少し落ち着いた様子を見せ、地面に座り始めた。
「お前たち、ゴブ太君がいる前線はどっちだ?」
その質問に彼らは、揃って同じ方向を指差す。
進んでいた方向は間違っていなかったようだ。
「分かった。じゃあ、知らせてほしいことがある。北の連中が裏切った。俺も向かうが、お前たちがほえた方が早いと思う。それが済んだらお前たちは一度集落へ戻れ、どこから敵が来るか分からないから気を付けるんだぞ」
矢継ぎ早にそう言うと、コボルトたちはお互いの顔を見合わせ、急に慌てた様子を見せる。
「ボス、知らせるぞ! でも、ボスはゴブ太! でも!」とか「バカ! ゴブ太のボスはボス! だからいい!」などと、聞いてるこっちが混乱しそうな会話を始めている。
程なくすると、話し合いは終わったのか、一匹が大音量の遠吠えを始めた。
すると、辺りから一斉にコボルトたちの遠吠えが連鎖し始めた。
「じゃあ、終わったら集落へ戻れよ。ゴブ太君は俺が連れて帰るからな」
俺はそう言い残し、再度ポッポちゃんに掴まって上空へと戻った。
「ヴィート、さっきの方向であってた。ポッポちゃん、急いでくれ」
眼下の森では、飛行するよりも早く、コボルトたちの遠吠えが広がっていく。
あの遠吠えは俺には翻訳されない。あれは多分言語ではないのだろう。
推測していても仕方がない、俺はより速度を早めたポッポちゃんに掴まって、最前線を目指す。
程なくすると、見えてきた。遠く向こうに立ち昇る土煙が。
そして、聞こえてきた。ここまで伝わる戦いの音が。
「やっぱ始まってるのか! ポッポちゃん、上空を飛んでくれ! ゴブ太を探す!」
俺の指示を聞いて動き出したポッポちゃんが、少し高度を落とした。
そして、こちらに向かって逃げてくる、亜人の上を通過する。
多くの亜人が集落のあるこちら側へと逃げてくる。
その様子はみんな焦りを感じさせた。
かなりの数が通過したが、俺が知る気配がない。
それほどに群れは巨大になったようだ。
千は超えているだろう。
亜人なので身体の大きさは人とは違うし、多くは森で隠れているが、戦で得た経験を参考にすれば、その程度だと推測できた。
それを追う形になっている敵は、向かっている方向である東側に同数が見える。
そして、それに加えて北側には、更に五百ほどが群れを追っていた。
配置的に大きく別れているので、東と北の勢力だろう。
こちらの群れは、横一列の状態で後退している。
多分、戦いの早い段階で裏切りが発覚し、陣の形そのままで下げたのだろう。
それを空から見ながら、更にゴブ太君を探すが全く見当たらない。
アイツの事だから、殿を務めているのかもしれないな。
見つからないなら仕方がない。ならばここは、主砲にお願いするのが良いだろう。
「ヴィート、敵の前線を焼き払ってくれ。あの辺から、亜人の格好が違うだろ? あれ目掛けて頼む。……味方を撃つなよ?」
「もう! 兄ちゃん、俺を信用しろよ!」
少し怒った様子のヴィートが大きく息を吸った。
一瞬力を溜めた、その次の瞬間、開けた口から光り輝くブレスが放たれた。
鱗と同じ雪のように白いブレスだ。
ヴィートは地面に着弾したのを確認し、首を動かして地面をなめるように方向を変える。
その破壊力は凄まじい。
着弾した地点が、生えていた木々ごと吹き飛んで、地面をえぐっている。
以前ヨゼフさんに聞いた時、竜のブレスは魔法だと教わった。
一応火を吐く器官はあるのだが、それに魔法を乗せて放つらしい。
人間に説明しても、誰一人理解できないと言っていた。
それも当然だろう。はいた息に魔法を乗せろと言われても、全くぴんとこないんだから。
ブレスを放ち終わったヴィートは、最後に小さな炎を吐き出す。
そして、厳つい竜の顔を俺に向け、ニヤリと笑った。
「どう? どう? 俺も凄いだろ! あっ、ミラベルが見たらどう思うかな? ねえ、兄ちゃん!?」
「冗談なしに凄いわ。敵蒸発してるじゃねえか。機嫌が良いならもう一発いこうか?」
「無理! 時間が経たないとアレは無理だよ!」
何だ、駄目なのか。
あのブレスが幾らでも撃てるなら、簡単に事は終わったのにな。
しかし、古竜凄すぎるだろ。
今の俺でも、こんな広範囲の攻撃出来る気がしねえよ……
前線を一気に失った敵の侵攻はピタリと止まった。
それも当然だろう、いきなり目の前の味方が消えたのだ。
直撃を受けなかった者も、吹き飛ばされた土砂と木々に埋もれている。
本当に凄まじい威力だ。
突然現れた竜の姿に、辺りは敵味方問わず、恐慌状態になった。
しかし、凄まじい咆哮が聞こえると、逃走する味方亜人たちは、走る事を再開した。
「ヴィート、悪いがそこで待機してくれ。ボスの場所に行ってくる」
「えぇ、またぁ? 剣は? ねえ、剣で切っていいって言ったのにいぃぃ!」
「後で幾らでも切っていいから、今は我慢してくれ。俺もまた相手するからさ」
「うぅ、なら分かったよ。亜人一杯いるから気をつけてね兄ちゃん」
うむ、本当にヴィートは基本いい子だな。ちょっと狂った人切りみたいな事言ってるけど。
今日はご褒美にいい肉をやろう。
話が済むと、ポッポちゃんが自発的に咆哮のした方へと飛んでくれた。
高度が低いので、何時でも何かが飛んできてもいいように、右手だけでポッポちゃんの足を掴み、左手では【魔道士の盾】を展開しておく。
そんな俺の警戒も、すぐに解かれることになる。
俺の真下をいつの間にか、ゴブリンアサシンのゴブシンが並走していた。
速度はかなり落としているが、それでも付いてきている。
以前はこんな事は出来なかったはずなので、戦いでまた一段階成長したのだろう。
ポッポちゃんに高度を落としてもらう。
地面から少し浮く程度の高さで固定され、成長したゴブシン君の姿を近くで見る事ができた。
その姿は、より人に近い。俺が最後に見たゴブ太君と同じ、黒い肌の色に変わっており、スリムだが完成された肉体を持つ事が、革鎧を着ていても分かる。
「久し振りだな、ゴブ太君の下へ案内してくれ」
俺の言葉にゴブシン君は、素早くうなずき「御意」とだけ短く答えた。
方向を変えたゴブシン君を追う。
ポッポちゃんの本気に比べる事は出来ないが、それでもかなりのスピードだ。
ゴブシン君に付いていくと、俺の探知に知った奴らが入りだす。
向こうもこちらに気付いたのか、お互いを迎える形になった。
そして、現れた。
風狼にまたがったオーガのような巨躯を持つ、ゴブ太君の姿が。
「久し振り、とりあえず敵の追撃は止まったから、群れを統率して逃げてくれ」
ポッポちゃんの手を離し、立ち止まったゴブ太君の目の前に降り立つ。
すると、風狼から下りたゴブ太君が自然な様子で膝を突いた。
そして、「王ッ! 失態を犯し申し訳ありません。この命にて償いますが、その前に群れを逃がす事をお許しくださいっ!」なんて言ってる。
相変わらず大げさなんだよ……
「ゴブ太君の群れなんだから、償いとかいらないよ。それより、早く隊列を組ませよう。ほらほら」
俺の言葉に、短く太い声でギィと答えたゴブ太君は、周囲に指示を飛ばし始める。
そこには、オーク種のボーク君や、ゴブリン種のゴブ元君などが見える。
しかし、誰も俺が知っている姿はしていない。あれから更に進化したのだろう。
だが、その代償か、身体に癒えない傷を負っている。
ボーク君は片目がないし、ゴブ元君は片腕がない。
それ以外にも、周りにいる亜人たちは、多くの傷を持っていた。
以前会った時から、それほど時間が経っていないはずだ。
短期間に激しい戦いをして、領地を増やしていたのだろう。
群れは落ち着きを取り戻し、まとまった動きで走り出す。
ボスがゴブリン故の、統率力の強さだろう。
上空で待機していたヴィートに合図を出すと、翼を広げて急降下してきた。
そして、木の高さまで迫ると、一度大きく翼をはばたかせ、フワリと浮くとその場で人型を取り、地面に降り立った。
「ねえ、兄ちゃん。逃げてない?」
「群れは一度帰すな」
「剣で切れるって言ったのにいぃぃ」
「悪かったって、体勢を立て直したら戦うから、好きなだけ切ってくれ」
「……もう、俺一人で行ってくるかな」
「ヴィート、今度良い剣を作ってあげるから、許してくれ!」
「……分かったよ。アーティファクトに匹敵する奴だよ!?」
「おま、それは無理だろ……神様なめるなよ!?」
ヴィートは俺の懇願を、一応は聞き入れてくれた。
だが、少しさびそうに敵の方向を見ている。
前に怪我をしたのは、この性格の所為か?
しかし、古竜の扱い方は楽で良い。ヴィートには武器防具、エリシュカにはお菓子。鉄板だな。あぁ、お爺ちゃんには将棋もあったわ。
************************************************
申し訳ありませんが、当分誤字脱字のご指摘以外の、感想への返信を控えさせていただきます。
追い付きすぎて余裕がなくなりました。
この章が書き終わり、投稿でき次第また返信させて頂きます。
話の中でラミアみたいなのを捕まえたら、ゲームの中でもラミア捕まえる為にゴブリン軍団動かしていました。
リモンのスマホゲームとシンクロしていたみたいです。(ステマ)
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