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第七章 風雲
八話 光の来訪者
しおりを挟むある日、まだ早朝の内に目が覚めた。
普段はもう少し寝ているのだが、何故か寝起きの微睡みもなく、意識もハッキリとしている。
少し早いが毎日の習慣となっている、部屋内に留めている探知を敷地内に浸透させた。
その瞬間、異常に気付いた。
敷地内の庭に何故か人が集まっている。
ナディーネ、マーシャさん、レイレ、それと奴隷の年長組である、ホーリーとジュディの二人だ。
少し様子をみたのだが、それが全く動かない。不審には思ったが、大きく伸ばした探知には、それ以外の物では付近に忍んでいるシェードぐらいだ。
ポッポちゃんとユスティーナは、ミラベルと今日は寝ている。
エリシュカとヴィートも部屋で動きがない。あいつらはまだまだ寝ている時間だ。
離れの様子もいつもと変わらない。
それらの気配は部屋にある。
俺はとにかく自分の目で確かめるべく、部屋から出て一階へと降り玄関から外に出た。
そして、ナディーネたちの気配がある庭の方向を見て、そこにあった光景に、驚き身を固めてしまった。
母屋の玄関を出て右手にある庭は、離れとの間にある走れるほどに広い庭だ。
綺麗な芝生が短く生えている。端の方には小さなガーデンがある。
マーシャさんが楽しそうに手入れをしているもので、最近ではユスティーナも興味があるみたいだ。
今、俺の視線の先には、そんな庭のど真ん中に、見慣れぬ物がある。
四角い石造りの建物だ。
白く美しい石で、この距離から見ても、細かい装飾が掘られているのが分かる。
その建物には扉はなく、ポッカリと空いたこれまた四角い入り口が見える。中は真っ暗で見えない。
驚いてしまい建物を眺めてしまったが、はたと気付いて一番近くにいるナディーネに駆け寄った。
だが、ナディーネはその建物の方向を見て、目を見開いたままピクリとも動かない。
それはマーシャさんたち他の者も同じようで、みんなが建物を見つめて固まっていた。
「何だよ……これ……」
訳が分からない。とにかく俺は不安になり、ナディーネを揺さぶってみるが反応はない。
焦る心を抑えながら、どうすればよいかと考えていると、建物の方向が強く光った。
光は一瞬で収まるが、その場所にはまだ光の塊が残っていた。
「ッ!」
俺は咄嗟に【テンペスト】を取り出し、光の塊へと構えた。
光の塊は俺より少し低いぐらいの高さがあり、楕円形をしている。
それが地面から少し浮いて存在している。
だが、気配がない。
俺の探知範囲に間違いなく入っているのだが、その存在を捉えることができない。
もしかして、生き物じゃないのか?
そんな考えが浮かぶ。
訳がわからない。
しかし、いきなり現れたアレが、今の状況に無関係なのはありえない。
光の塊が動いた。
ゆっくりとなめらかな動きで、こちらに近づいてくる。
こんな相手は初めてだ。
俺は【魔道士の盾】を展開して、何時でも攻撃に対処できるようにする。
「それ以上近づくなっ!」
十メートルほどまで近づいてきた光の塊は、俺の言葉が通じたのかピタリと動きを止める。
そして、いきなり蠢き出すと、それは人の形を取り出した。
片手には長剣、片手には丸盾。
明らかに戦闘態勢を取ったそれは、人の形を維持したまま歩きだした。
「ッ! 警告はしたぞ!」
俺は飛び出した。
このまま近づかれれば、ナディーネたちに被害が出るかもしれない。
とにかく、こちらに近づかせないために距離を詰める。
俺は全力で地面を踏みしめ突撃をした。
俺の本気の加速は、その速度で視界を一気に狭める。
相手に迫る一瞬の間に、意識を敵を殺す事だけ切り変える。
相手の力が分からない以上、手加減など出来る訳がない。
【テンペスト】の射程に光の人型をとらえた。
俺は身体の中心を狙い、【テンペスト】を突き出す。
だが、その攻撃は丸盾を上手く使っていなされた。
【テンペスト】が丸盾を僅かに削るが、それはすぐに修復される。
俺は更に突きを繰り出して、相手の防御を破ろうとした。
しかし、一向にそれは叶わない。
槍術レベル5の俺がいなされる相手。
しかも、探知でも捉えることが出来ない。
まるで空気と戦っているような、そんな感覚だ。
成果が出ない攻撃を続けるつもりはない。
俺は後ろに飛び退いて、【魔道士の盾】を解除する。
そして、左腕を光の人型に向けた。
「『チェインライトニング』ッ!」
今俺が放てる最大の攻撃魔法だ。
相手が盾を持とうが関係ない。
バンッと空気を激しく叩く音と共に、魔法の稲妻が光の人型へ向かっていく。
『チェインライトニング』が敵をとらえた。
しかし、俺の魔法は光の人型が持つ丸盾に吸い込まれる。
相手の力量から、一撃はありえないと思っていたが、魔法を吸収するとは思わなかった。
「クソッ!」
段々と焦る心が胸の奥から湧き出てくる。
俺は右手に持つ【テンペスト】を、光の人型に向かって投擲した。
助走つけていない投擲は、全力とはいえない。
それでも、投擲術レベル5に加え、多くのスキルの恩恵を受けている。
アーティファクトの投擲ならば、古竜といえども急所に当たれば、殺せる技だ。
だがしかし、俺の投擲は防がれた。
ご丁寧に盾で叩き落とし、足元に転がす程の余裕を見せられる。
光の人型が動いた。
一瞬、力を貯めるように屈むと、次の瞬間には俺の目の前に現れていた。
そして、光の剣が振り下ろされる。
俺は反射的にその剣を、急いで展開した【魔道士の盾】で防ごうとした。
だが、発生した障壁はいとも容易く切り裂かれた。
光の剣が俺に迫る。
死を感じた刹那に、俺は周りにいるナディーネたち、家の中にいるポッポちゃんやユスティーナたちを守れなかった後悔した。
そして、アニアとジニーの事が浮かんで来る。
思った以上に長い時間で、自分勝手な事ながら、彼女らを最後まで抱かなかった事を後悔した。
光の剣が俺の目の前に来た。
その瞬間、光の人型がニヤリと笑ったように見えた。
『うむ、悪くないぞ』
俺を切り裂くはずだった光の剣は、目の前で止まった。
そして、落ち着いた男性のような声が頭の中に聞こえてきた。
これまでの経験で、相手の剣撃に対しても、瞳を閉じることがなくなった俺は、自分切り裂く最後の攻撃を見届けるのだと思っていた。
だが、結果は目の前で止まった光の剣が、フニャリと曲がって俺の額を小突くだけだった。
痛くも痒くもない。だが、反応も出来ない。
俺の身体は、それほどまでに死を意識して固まっていた。
『人族では最高だな。三大種族を含めても、見劣る事のない強者だ。あの御方の力を、存分に使っているのは評価できる』
人型から楕円形に戻った光の塊が、更に俺の頭に話しかけてきた。
状況が飲み込めずに、ただその光を見つめていた俺は、ややあってようやく口を開くことが出来た。
「あの、どちら様ですか?」
『分からぬのか?』
「神……様ですか?」
『うむ』
今のこの感じは、以前会った大神様に似ている。あの二柱は女性だったが、肌で感じる圧のようなものが似ているのだ。
だが、目の前にいるのに気配を感じない。探知に慣れきってしまった俺は、それがどうしても落ち着かない。
「攻撃してしまい、申し訳ありませんでした」
『よい、そう仕向けた。向かってこなければ、あの御方の力を無駄にしたと判断して消していた』
怒りそうな気配はなかったが、相手は神様だ。とりあえず謝らなければいけないだろう。
相手が戦闘態勢を取ったとしても、かかって行ったのは俺だ。
でも、あれをいかなかったら消されてたのかよ……神様怖わっ!
「お心遣い感謝いたします。それで、本日はどのようなご用向きですか?」
『うむ、お前は将棋を広めた。その功績を讃えて、ダンジョンを与えよう。好きに攻略するといい』
「……あの大きな建造物ですか?」
『そうだ。戦場の神である我と、遊具の神からの褒美だ』
どうやら、庭にできた建造物はダンジョンらしい。
って、ダンジョンてこうやって作られるのか……?
いや、話に聞いている限り、自然発生した神のダンジョンはないはずだ。ダンジョンは元からある物が常識だ。
「宜しいのですか? これほどの褒美を頂いて……」
『この世界で何をしようと、我々の勝手だ。我々の作り出した世界で、行動が制限される方がおかしいだろ? 普段は余り干渉はせんがな。我々の機嫌を損なえば滅ぼす。奉じるなら少しは手を貸す。それだけだ』
自分たちが作ったから、この世界の住人に優しくするとかないのか……
思った以上にこの世界の神様は厳しいのかもしれない。
そういえば、神の救済は人類の七割が減らないと実行されないんだったな。
多分あれはそれ以上減ると、増やすのが面倒臭いとかそんな理由っぽいな。
いや、でも引くわ……
一個人にダンジョン発生させるとか、俺凄い贔屓されてないか?
「畏まりました。謹んで頂戴いたします」
『うむ、我は中には干渉しておらん。お前が確かめてみよ。だが、その心がけは気に入った。得られる加護は我の物だ、とだけは教えてやろう』
「ありがとうございます」
厳しい感じがする神様だ。
でも、おまけで情報くれるし、結構優しい御方か?
って、こんなこと考えてると、不敬だと怒られそうだな。
「あっ!」
『どうした』
「いえ、彼女たちのことを忘れていまして……」
余りのインパクトに、ナディーネたちのことをすっかり忘れていた。
今も建物を見つめて身動き一つしていない。
『我が消えれば元に戻る。とりあえず、お前以外がダンジョンを見ると、ああなるようにしておいたからな。なに、立ち去る時にこの機能は解除する。それに、この敷地の外からは視線が通らぬよう、ダンジョンは隠蔽されている。安心して攻略するが良い』
「そうでしたか、安心いたしました。格別のお心遣い、感謝の念に堪えません」
見た瞬間、人間の動きを止めるとか、範囲を選んで情報隠蔽って、神様万能すぎるだろ……
「それに致しましても、以前大神様と話をさせて頂いた時は、人間と同じ姿でしたが、神様はそのお姿が本来の物なのですか?」
『お前と同じ人型もとれる。だが、そうなると我の魅力に抗えぬぞ。そして、それに当てられた者たちが寄ってくる。我々にお前たちは逆らえない。そういうものだ』
なるほど、アレか。
思い出しただけでも恐ろしい。
あの時の感覚は今でも覚えている。
視線を外すことができなくなり、全てを捧げても良いと思え、炎が胸の中に投げ込まれたかのような、燃え上がる思いにかられ、そして恐ろしいほどの多幸感に包まれたアレ。
あの状態になっていたら、俺は神様からの命令があれば、身近な存在であろうとも、躊躇うことなく殺せただろう。
……怖すぎる。
『さて、そろそろ行くか。それにしてもゼン、死の間際に女の事を思い浮かべたか。悪くないが少し内容がな?』
「見えていたのですか……自分でもあれはどうかと思いました。しかしながら、現状に満足しているので、あれだけが私の心残りだったのかもしれません」
『そうか、この世界を満喫しているようで、我も嬉しいぞ。ではな』
神様はその言葉を最後に、唐突に姿を消した。
失われた光に、若干の喪失感を覚えた。
消えて分かったがあの光は、俺の心を高揚させていたのだろう。
神様が消えたと同時に、止っていた時間が動き出したかのように、朝の喧騒が戻ってきた。
「えっ!?」
「わ、わ、わっ!」
「あらー、すごいわねえ」
音が戻ったのと同様に、ナディーネたちも元に戻った。
一様に目の前に現れた建物に驚いている。
「えっ? ゼン君いたっけ!? じゃない! 何よあれは!」
彼女らからしたら、俺がいきなり現れたように見えたのだろう。
誰もが驚き、奴隷の女の子は尻もちをつくほどだ。
だが、関心は俺よりも目の前の建物みたいだ。
「う~ん、朝食を食べながら説明かな。今日はみんなで食べよう。ホーリーとジュディは用意ができたら、離れのみんなを呼んで来てくれ」
そう声を掛けたが、二人は視線を建物からは外さずに、頭だけを振り答えていた。
気持ちは分かるが驚きすぎだろ……
朝食の用意も済み、食べながら話をする。
「みんな、もう見たと思うけど、庭にあるあれはダンジョンだから、勝手に近付かないでね。特にお前らだぞ。庭で遊ぶのは悪いが少しお預けだ」
「はーい、ゼン様!」
「で、でも、ゼン様となら入っても良いの!?」
今この家の中で心配なのは、遊び盛りの奴隷の子供たちだ。特に男の子は元気があり余っている。若干俺が甘いので、少し自由が過ぎているきらいがあるのは分かっている。
だが、それが俺の基本方針だしね。
「俺は入っていい? 竜の姿じゃ入れないから、余り戦えないけど」
「そうだな、それだと少し怖いから、まずは俺が最初に入ってくる。ポッポちゃんと……アルンを連れていこう。俺の周囲じゃ、アイツぐらいだしねダンジョン攻略者は。あぁ、シラールドも戦力になるか」
「そっかー、じゃあ最初は待ってるよ」
ヴィートは残念そうだが、人型ではそれほど役に立てない事を理解しているので、素直に引いてくれた。
元気小僧って感じだけど、我儘は余り言わないんだよな。
「それで坊ちゃん、本当に神が降臨したんで?」
「えぇ、流石にあれは驚きました。しかも、腕試しをさせられましたからね。戦場の神様でしたが、全く勝てる気がしませんでしたよ。これでも少しは自信を持ってたんですけどね」
我が家の職人頭であるマートさんが、何気ない感じに訪ねてきた。
俺が神様の話を軽くした時には、みんな相当驚いた。
その後も、その話を聞いても良いのか、分からないといった感じだった。
俺は何度か会わせてもらったが、神様が身近なこの世界でも、恐れ多い存在なのだろう。
「お前ら良いな、この件は外に漏らすな。必ず坊ちゃんの迷惑になる。分かったな?」
マートさんが奴隷の立場にあるみんなに声を掛けた。
大人は神妙に、子供も只ならぬ雰囲気に、真面目な表情を浮かべている。
一瞬固い空気が流れたが、俺の隣りを先日から占拠しているエリシュカが声を掛けてきた。
「…………わたしはユスティーナと遊ぶから。あと、お小遣い」
エリシュカがそう言いながら、手を伸ばしてきた。
最近は事ある毎に、ユスティーナと遊んでいるのを見る。
「昨日もあげたはずだが?」
「…………もうない。何で?」
「どうせ全部食べ物に消えてるんだろ!」
「…………ゼン、正解」
「全然反省してねえな。これは全部親父さんに請求するからな?」
「…………大丈夫。その内マンティコアでも狩ってくるから。……だから言わないで、またパンツ見ていいから」
「履いてねえだろ!」
別に小遣いぐらい構わない。一日に串焼きを二十本程買っている程度だ。
しかし、これには誰かしらから不満が出ると思った。
だが、普段からあれだけ食べているのを見ているからか、食べないと餓死でもすると思われているのか、それはなかった。
「ママ、頑張ってきてね? うん、お外にはいかないよ。エリシュカちゃんたちと、おままごとするから」
「…………おままごとはしない……」
最後にユスティーナがポッポちゃんと話をしていた。
ポッポちゃんは「ママはお仕事なのよー、大変なのよ?」と、娘のはずのユスティーナに、何故か少し自慢気味だった。
出来るお母さんアピールかな?
朝食後、さっそくアルンを借りる為に、レイコック様に報告だ。
幾ら俺がもらったとは言え、街中に発生したダンジョンを秘匿するつもりはない。
後からばれて関係がこじれても嫌だ。
これまで構築してきた信頼関係がある。取り上げるような事はしないだろう。
さて、久しぶりのダンジョンだ。いっちょ気合を入れていくかな!
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