アーティファクトコレクター -異世界と転生とお宝と-

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第六章 安寧

十八話 スキルな日常

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「ふぅ、終わりっ!」

 綺麗に研ぎ終わり、鑑定も済んだショートソードを、奴隷の子供たちに作らせた鞘に入れ、床に無造作に置かれたハンマーを、金床の上に置いて立ち上がる。
 ショートソードをマジックボックスに収納して、長時間座って固まった体を動かしほぐす。

「じゃあ、明日の分もよろしくな。出来も良くなってきたし、かなり慣れてきたんじゃないか?」
「ゼン様! 俺頑張ってるよ!」
「あのねー、針使うのうまくなったの!」

 俺を囲っている奴隷の子供たちに、今日のご褒美をやる。街で売っている少し値が張るが甘い菓子は、何時でも子供たちに大人気だ。

「甘やかし過ぎですよ……」

 俺らの姿を見ていたレイレが、あきれたようにため息を吐いた。

「レイレの分もあるよ?」

 レイレの前まで歩いていき、菓子の入った袋を手渡すと、レイレはそれをむしゃむしゃと食べながら、「甘やかし過ぎですよー」とか言っている。最初の頃は受け取らなかったのになあ。これは完全に諦めたな。

 鍛冶スキルを上げるために、連日行っている武器作りは、新しい工房に備え付けてあった炉を使って行っている。一般的な炉なので石炭や木炭を使う。最初はやはりあの神様の炉を思い出して、効率の違いを思い知らされたが、一カ月もすれば慣れる物で、何の違和感もなく鍛冶作業が行える。
 まあ、本業ではないとはいえ、プロ職人のマートさんがいたので、助言をもらえたからね。

「今日は街の外へ?」
「うん、手ごたえを感じてるからね。もう少しで使いこなせるかも?」
「その言い方だと、まだっぽいですね」

 一度部屋に戻り、ポッポちゃんのお昼ご飯を机に置いて、十分ほどポッポちゃんを撫でて揉む。育児疲れ? があるかは知らないが、気持ちよさそうだし、俺もポッポちゃんに癒されるので、これは大事なスキンシップだ。

 ポッポちゃんが「あぅぅ、そこなのよ主人~」とクゥーっと鳴いている声を聞きながら、ここ最近で一メートル五十センチを超えた樹人を見る。
 その姿は最初の頃から変わらない、一本の太い茎に、一枚の葉、そしてその状態に付け加えられた、八十センチはありそうな、ヤシの実のように垂れ下がった、卵型の実らしきものと、ウネウネとうごめく蔓だ。
 今も近くにいる俺に向かって伸ばしてきているので、身体をよせてやると腕に絡みついてきた。
 最初は違和感しか感じなかったが、今ではもう可愛いとしか感じない。ん? まさか洗脳? いや、ないか。

「ゼン、めしはどうする?」
「さっき食べたじゃないですか」
「いや、昼飯の話なんだが?」

 そう言えばもうそんな時間か。ポッポちゃんとのスキンシップに時間を忘れてしまい、ヨゼフさんがボケたのかと思ったわ。

「あの肉で良いんですよね? それを食べたら行きますか」

 白竜を治療してから約二ヶ月、ここ最近は生産スキルを上げながら、時間を作って街の外で魔法の運用テストを行っている。
 樹人を監視すると言ったヨゼフさんには、移動も面倒だろうから、空いている部屋を一つ提供している。見た目は穏やかそうなお爺ちゃんだが、古竜ということを明かしたら、みんな結構驚いていた。
 俺が古竜に面識があることは知っていたし、商売の客なのも知っていたが、実際に見るとなると違うらしい。普段は余り驚かない、マーシャさんにナディーネもビックリしていたし、エルフのオーレリーさんは地べたに座り頭を下げていた。
 それに、このことを知った、現在この街の名代をしているニコラス様もやってきて、深々と頭を下げて挨拶をしていた。

 対するヨゼフさんが、慣れた様子で接していたのを見ると、この世界における古竜の扱いは特別なのだと思い知らされる。

「ふむ、今日も良い味だなマーシャ。夜にもこれを出してもらいたい」
「褒めて頂いて嬉しいのですが、そのお肉はもうこれで終わりです。御免なさいねヨゼフさん」
「それでは帰りに狩ってくるか。ゼンも付き合ってくれ」
「いいですけど、この肉って紅炎牛プロミネンスブルですよね? この辺りにはいないんじゃないですか?」
「森の奥や、山に近付けばいるはずだ」
「そう簡単に見つからないでしょ……」

 この紅炎牛プロミネンスブルは、この前ダイヤモンド冒険者が多くの犠牲を出しながらも討伐したと噂になっていた物を、ニコラス様が金と権力を使って手に入れた古竜への献上品みたいなものだ。
 アルンからの情報では、友好的な古竜が街にいる状態なので、今の内にと普段は防衛に回している兵を動かして、周辺で増えた魔獣や亜人の討伐をしたらしい。
 防衛力に計算されるのはどうかと思うが、そのお蔭で俺も美味い肉にあやかれたので、気にすることでもないだろう。

 昼飯を食べたら外に出る。街から少し離れた場所まで歩いていき、街道を外れてまた歩く。街が遠くになり、辺りには草原しかなくなった所で足を止め、机と椅子を出した。

「じゃあ、勝手にまたやりますんで、何かあったら助言ください」
「うむ、儂は詰め将棋を考えなくてはならんが、何か気付いたら声を掛けよう」

 ヨゼフさんは今俺の家に住んでいるが、時たま外に出ては誰かと会って何かの指示を出していた。
 何をしてるのかと聞けば、将棋の大会の準備だとか。今も俺が教えてみた詰め将棋を一から作っている。
 まあ、俺がもう将棋の相手にならないから仕方ない。

「なあ、ゼン。アルンはいつ来るんだ?」
「呼びたいなら、ナディーネさんに貢物でもすれば呼んでくれますよ」
「ほう、そうするか。良いことを聞いたわ」

 家で唯一将棋の相手ができるのはアルンぐらいなので、来た時にはかなりの時間拘束されている。
 ナディーネに会いに来たのに、おじいちゃんの相手をさせられる。ニコラス様にも絶対に失礼のないようにと言われているアルンは、毎回断れないのだ。
 まあ、アルンも楽しそうだし、その間はヨゼフさんの計らいで、ナディーネを側に付かせているし、おこづかいが毎回出ているので問題ないだろう。

 さて、俺もそろそろ魔法を試すかな。

 白竜を治療した報酬としてもらった物は、魔法技能レベル5のスクロールと、一つのアーティファクト。
 かなりの大盤振る舞いをしてくれたみたいだが、あの白竜はヨゼフさんのひ孫らしく、何の問題もないらしい。
 逆に、安売りすると大変だぞと忠告を受けたぐらいだ。

 ヨゼフさんの邪魔をしないように、少し離れて地面に丸太を刺していく。間隔は適当、全部突き刺し合計十本。全て焼け跡が残る使い古した丸太だ。

「そろそろ交換かな?」

 丸太を見て出た何げない言葉を口にしながら位置に着く。何もない草原に突き刺さった丸太に向かって、俺は片手を付き出した。

「『チェインライトニング』!」

 俺の言葉と共に発せられた白い稲妻は、一番手前の丸太に当たると、近くに刺さった丸太へと次々と感電していく。
 丸太と丸太の間には、大体五メートルの距離があるのだが、その間を一瞬で白い稲妻が駆け抜ける。
 俺が魔法を唱えて一秒も立たずに、地面に突き刺さっていた六本の丸太から煙が上がり、焼け焦げた匂いが辺りに立ち込めた。

「ゼン、直撃ではなく最初の一撃はかすらせるのだ」

 ヨゼフさんの言葉にうなずいて答え、俺は再度『チェインライトニング』を唱える。
 俺の手の平から発せられた白い稲妻は、今度は九本の丸太を感電させることができた。

「上出来だぞ。それ以上はその配置では無理だろう。ほれ、配置換えでもう一度だ」

 自分は机に顔を張り付かせているのに、俺のしていることを見逃していない。この辺りの感覚的能力は人族の俺では身につけられそうにないな。

 その後、MPが切れるまで何度も魔法の特性を身体に覚え込ませる。『ファイヤアロー』のような、直線で飛んでいく魔法であれば、こんなことは必要ないのだが、この『チェインライトニング』は少しトリッキーな動きをするので、なれるためにもやっている。
 まあ、かなり広範囲で勝手に感電するし、直線に飛ばして直撃させても、今持っているどの魔法よりも強力なので、本当に必要かと言われたら、考えちゃうけどね。

 MPが切れたので次の訓練だ。
 今度は【英霊の杖】を取り出して意識を集中する。俺の知っている、俺の思い描いた英雄を、頭の中にイメージする。そして杖を振るうと、そこには二本の刀を持った男が立っていた。

「うむ、大分イメージが固まったみたいだな」
「ヨゼフさんの話は、想像しやすかったですから」
「武器の形も見事だ。よくこの形が分かったな。同じ型の剣はアーティファクトにもあったが、あれは相当昔に失われとる。ゼンが知るすべはないはずなのだが」
「偶然ですかね?」
「これなら剣豪サジ、そのものと言えよう」

 多くのヨゼフさんとの会話では、この前の戦いで手に入れたアーティファクトの話も多くした。その中の【英雄の杖】の話になった時に、俺が呼び出している者と、昔使っていた人とは違うものを呼び出していると聞いて、これができると分かった。
 どうやらこのアーティファクトは、適当に使うと使用者のステータスに合わせたスケルトンが召喚され、イメージを具体化して召喚すると、今回のような使用者が思い描く英雄が出てくるのだ。
 これらは実際に存在していないとまず呼び出せない。俺が呼び出したこの人は、ヨゼフさんが知っている中でも最強だと言う人物で、日本刀のような剣を二本持った剣士だ。
 日本刀を持った二刀流と言えば日本人ならあの方が思い浮かぶだろう。
 俺もそれに外れず、大きく影響を受けたのだが、どうやらその方がイメージに近かったらしく、かなりの精度で具現化が出来るようになった。
 てか、これって……まあいいか。

「じゃあ、あっちに行って俺の攻撃を、ひたすら防いでくれ」

 俺の言葉に鬼のような顔をして、静かに目を閉じているサジが従う。そこには意思などは感じられず、機械のような印象をうけた。
 マジックボックスから弓と矢筒を取り出して身に付ける。生産系スキル同様に訓練を続けている弓術は、既にスキルレベル3になっており、もうそろそろ他のスキルを上げようと思っている。
 効率的に言えば、早く切り替えた方がいいのだが、余り訓練をしていなかった弓術は、楽しいのでももう少しだけやりたい。

 俺の放った矢は全てサジに向かっていくが、二本の剣に掃われる。槍を持って戦った時は、剣術レベル4に相当する強さだったので、それ以下スキルレベルでマジックアイテムでもない普通の弓では、サジの防御は破れない。
 人の姿をしているが、倒した所で消えてなくなるだけだ。遠慮なく攻撃ができ、尚且つ高スキルレベルを持つ対象として判定をされるので、恐ろしく効率の良いサンドバッグになっている。
 弓術を上げたその後は槍術や剣術に根術を上げていった。

 外での訓練を切り上げた俺は、ヨゼフさんに連れられて宣言通り紅炎牛プロミネンスブルを狩りに行く。時間がないので本気の飛行に耐えながら、ラーグノックの街から北東へ飛び、普段は人が寄り付かない、魔獣が闊歩する山脈へとたどり着く。
 そこからはこの世界で最上位の捕食者である古竜が、目的の獲物を見つけるために飛び回る。俺より強力な探知能力は、三十分ほどで一匹の紅炎牛プロミネンスブルを発見した。
 燃えるような明るい体毛を持ち、上空から見ても周りの木とのバランスがおかしいと感じる程の大きさを持ち、体から発せられる熱によってなのか、その周りの空気が歪んで見える。
 そんな巨大な牛がこちらに気付いて逃げ出していた。

「ほれ! 槍を投げい!」

 余程また食べたいのか、ヨゼフさんは俺を急かしてくる。

「もっと寄ってくださいよ」
「熱いではないか」
「俺の方が耐えられないんだから、我慢してくださいよ!」

 半分ぐらいは冗談だと思うが、古竜が何を言っているんだと思った。
 俺の言葉通り、ヨゼフさんは紅炎牛プロミネンスブルに近付くが、言っていただけに熱い。近づけば近づくほど熱くなり、紅炎牛プロミネンスブルも古竜に怯えているのか、更にその体温を上げながら木々をなぎ倒して進み、その後を焼け焦がして走っている。

「ええい! 逃げるな!」

 ヨゼフさんは少しイラついた声を上げると、大きく口を開けブレスを吐き出した。俺の身長よりも太いブレスの柱が、紅炎牛プロミネンスブルの進行方向をえぐったかと思うと爆発させる。
 純粋なエネルギーを思わせるブレスは地面に大穴を開け、そこに止ることができなかった紅炎牛プロミネンスブルを落下させた。

 俺はすかさずルーンメタルの槍を投擲する。紅炎牛プロミネンスブルの強さ的には、アーティファクトを使うべきだろうが、【テンペスト】【アイスブリンガー】両方ともその効果が出てると肉が不味くなる。
 古竜の背中から俺が投擲した槍は、穴に落ちてハマっている紅炎牛プロミネンスブルの腹に突き刺さる。だが、流石ダイヤモンドクラスが数人と、多くの手下を従えて討伐した相手だけあって一撃では終わらない。
 何本もルーンメタルの槍を投擲して、十を越えた辺りでようやく頭部を破壊して仕留めることができた。

「ルーンメタルの槍を増やしておいて良かったですよ」
「ふむ、儂も協力した甲斐があるわ」

 青の古竜たちに貰ったルーンメタルの一部は、今俺が投げた槍になっている。いまだファイヤーエレメンタルは呼べないが、ヨゼフさんのブレスがあれば溶けるので、街の外で吐いて貰い作ることができた。古竜万能過ぎ。

 紅炎牛プロミネンスブルを回収して、騒ぎに巻き込まれた魔獣の死体も回収する。これは食う気がないので、帰って樹人にあげてみよう。

 急いで帰って紅炎牛プロミネンスブルを捌く。新居の庭が広くて助かった。本当に美味い部位は少なくて、古竜の知恵とルーンメタルの包丁で何とか切り分けられた。
 残りの部位も十分すぎる程美味いのだが、大きすぎるのでまた今度だ。半分はヨゼフさんのために取っておく。人の姿での食事だけでは、当然体の維持はできないので、後で渡せば生で全部食べると言っている。

 寝る前に風呂に入り、今日はポッポちゃんの体を、隅々まで観察して汚れがないかチェックする。最近はあの樹人が体に付いた汚れを落としているので、手入れの必要がないのだが、それでも俺はやりたいのだ。
 「あたしの羽はきれいになったー?」とクゥーと鳴くポッポちゃんに、「何時でも綺麗だよ」と返してやれば、水面をペチペチと叩いて喜んでいた。

 次の日も朝から鍛冶スキルを上げる。それが終われば、今日は更に部屋に籠もって生産スキルを上げる。
 もうすぐレベルが上がりそうなのは、錬金スキルと細工スキル。細工スキルは最近覚え始めたので、すぐスキルレベル2に差し掛かり、錬金スキルは3に上がりそうだ。

 まだまだ低級ヒールポーションでスキルは上がるのだが、より難易度の高い物の方が上がりやすい。金はあるので素材の雫草は買えるのだが、量が多くなるのでどうしても値が張るので、ヒールポーションの材料である、雫草にある物を加えた上級ポーションを今は作り続けている。

 そのある物とは竜の血だ。幾ら何でも古竜であるヨゼフさんにくれとは言えないし、多分鑑定したら古竜の血になりそうなので、炎竜にお願いして数リットル分を頂いてきた。
 もちろんこれは、物凄い嫌な顔をされた。最初は大量の肉の礼を用意しても断られたのだが、スノアの「強い竜が好き」発言を受けると、炎竜は「人間、俺は強い! 幾らでもいいぞ!」とコロッと態度を変えてきた。

 体の大きな竜としたら、数リットル程度は微々たるもので、思ったより楽だったのか、礼を用意すれば何時でも良いとまで言われた。
 何だか前世の記憶にある、薬を作るために生かされているカブトガニを思い出してしまい、スノアに向かって「お姉さんどうだ、俺は強かったぞ」と鼻息の荒い炎竜を見ると。少しだけ切ない気持ちになった。

 でも、血は欲しい。もし次があった時は、更に礼を増やそう。
 しかし、スノアも悪い奴だ。炎竜が駄目なら次は誰になるかは明白なのであの行動に出たのだろうが、迷わず炎竜を差し出したあのタイミング。悪女だな!

 そうして作り出した上級ポーションは、机の上に置かれた可愛らしいポーチに刺さっている、試験管型の透明なガラスに注がれている。
 一定量まで注ぐと自動的に空になる。空になった容器にまた注ぎ、容器の九割ほどに達すると、また容器は空になった。
 これはヨゼフさんに貰ったアーティファクトだ。

 名称‥【アルケミストポーチ】
 素材‥【硝子 金 ウロボロスの革 耳長うさぎのしっぽ】
 等級‥【伝説級レジェンダリー
 性能‥【収納 錬金+1】
 詳細‥【魔術の神のアーティファクト。付属の容器に錬金スキルで作成した液体を保存できる。使用時に容器を引き抜くと自動的に液体の補充、容器の補充がされる。また、ポーチを装備した者のスキル(錬金)を強化する】

 見た目はかなり可愛い。完全に女の子向けなので、普段から俺が身に付けるのは少し気が引けるほどだ。この神様、絶対に女性だろうな。

 ヨゼフさんからの報酬としては、もう一つのアーティファクトとの選択を迫られた。
 一つはこの【アルケミストポーチ】。もう一つは【ファイヤブランド】と言う名前の剣だった。相当悩んだのだが、剣は被るし現状使うとしても投げるぐらいしかない。
 誰かに使わせるとしても、アーティファクトを渡せるほどの相手は、そう人数がいないので、手に入れても腐らせると判断して、【アルケミストポーチ】を選択した。

 生産系のアーティファクトは初めて入手したが、錬金スキルが上がるのが良い。高レベルの生産スキルを持てば、質の高い物が作れるし、失敗することも少なくなるので、生産性やお財布に地味に効果が高いだろう。
 まだまだ仕様の検証は済んでいないが、とりあえず上限が見えないほどに上級ポーションは保存されているので、普通であればかなり使えるものに思える。
 ただ、俺のマジックボックスが反則的な性能なので、少し有用性は薄いので、誰かに身に付けさせるか、錬金スキルを使う時だけ身に付ければいいだろう。
 う~ん、でも可愛すぎる。
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