6 / 6
番外編 とても昔のお話
しおりを挟む
異界にいた頃のお話です。男×男の性描写があります。甘々描写にはなりません。なんでも許してください。
---------------
異界。それは赤い空の下、ありとあらゆる魔物や悪魔が跋扈する世界。荒んだ異界の中でも特に危険とされる深々と生い茂った森に、ゲル状の青い長髪を垂らしたスーツ姿の好青年がスーツケースを持ちながら歩いていた。彼の名はスウェル・スライムである。
「こんなところに本当に屋敷なんかあるのかしらね。」
彼の目当ては、通称「極上の屋敷」だ。その屋敷ではお金と快楽を対価に、ありとあらゆるご奉仕ともてなしを受けることが出来るらしい。
「酒場では噂話レベルの存在だけど、絶対あるわ!絶対に!絶対!だってチラシがあるんだもの!」
彼の手には一枚のチラシが握られていた。
「はぁ……、はぁ……、道も荒れてたし、道中魔物に襲われたりもしたけど、ようやくついたわ。お肌がカピカピになるところだった。」
森の中にぽつんとある、おおきな屋敷。
「痛っ。結界が貼られてるみたいだわ。」
チラシに書いてあるとおり、結界に向かって三回ノックをした。
「お客様ですか?」
キリっとした少年のような声が聞こえる。
「はい。」
「ようこそお越しくださいました!チラシをお持ちですね、そちらが結界の鍵となります!」
突如チラシに赤い鍵のマークの印が押された。
「結界が、通れちゃった。」
屋敷に向かった一本道を歩き、屋敷のドアを開ける。
「「いらっしゃいませ♡」」
二人の可愛らしい悪魔の双子が、黒いシャツと半ズボンのような格好でお出迎えする。
「私の名前はサキといいます~。あなたもしかしなくても~、スライムですよね~。」
「セデクと申します!よろしくおねがいします!」
「「まずはこちらの同意書にサインをお願いします!」」
ご奉仕をする上での免責事項や同意書が書かれた契約書が渡された。そこには、過度にスタッフを痛めつけないこと、魔法の使用は原則禁止とすることなどの免責事項や、破った場合の補填などについて書かれていた。一通り書き込んだあと、二人の悪魔はこう聞いた。
「「今日はどうされますか?詳しく聞かせてください!」」
スウェルは口を開いた。
「んー、サキちゃんにはとびっきりのご馳走を3時間で作ってもらえないかしら?あとで会食形式で一緒に食べたりなんてできる?セデクくんはこっちに来て?3時間みっちりあそぼうね。」
サキは不満げな素振りを見せながらも明るく、セデクは不安と緊張したような素振りで返事をした。
「はい!もちろんです!」「はい……。」
そして、セデクとスウェルは風呂場に向かった。
「一緒に洗うんですか?」
「洗われるのよ。邪香は持ってきてる?」
「一応、邪香は持ってきてますけど、洗われる…ってどういうことですか?」
「お風呂場についたらわかるわ。」
二人は脱衣所で服を脱いだ。
スウェルはスライムといえど、有性生殖のできる高知能型のスライムである。脱いだとしても、ヒトと変わらぬ姿を保つことができる。
屋敷の風呂場は数メートルある大型のモンスターでも余裕に入るほどのとても広いユニットバスである。
「広くて助かるわぁ……。」
「いろんなお客様がいますからね。」
「さて、お背中お流ししましょうか。」
「ごしごし♡」
表面を丁寧に洗われていく。
「僕のことも、洗ってくれますか?」
セデクは両手を広げた。
「ひぅっ…♡♡」
ひんやりとドロドロした手で全身をぐちょぐちょと滑らせたためか、ビクビクとしてしまっている。
「あら、かわいいわね♡邪香を開けてもよろしいかしら?」
「はい……、。」
邪香の充満した風呂場で、思いっきり快楽的な時間が流れようとしていた。
「はい。全身準備できているのでご自由にどうぞ。」
つるつるとした少年のような体に触手が忍び寄る。
「そこ……っ♡♡」
にゅるりにゅるりと細い触手が乳首を刺激した。
「あ…、まって……。」
自然と腰をよがらせて、へこへこ。
「吸ってみましょ?きっときもちいいわよ♡♡」
言葉を聞くだけで腰ヘコははやくなり、陰茎も固くなる。
じゅる♡くにくに♡と乳首に刺激を感じたセデクは声を漏らす。
「あ……♡♡あ♡」
「本当に男の子?」
「男です♡」
ビクビクしながらセデクは答えた。
「ふーん、じゃあもっといじめてあげましょうか。」
スウェルはセデクの全身を包み込むようにまとわりつき、
「後ろにたおれて♡」
セデクは後ろに倒れると、スウェルが体重を受け止め、手足をにゅるぐちっと拘束する。
「恥ずかしいです……♡」
「たまらない……っ。犯す。」
セデクの耳元に出てきた口が低い男の声でそうささやく。
傍から見ればスライムで作られたベットに四肢を拘束された悪魔が乗ったような状態だ。
裏側にひだのついたオナホ型の触手を見せびらかされ、それで容赦なく陰茎を包み込みフェラのごとくじゅぽじゅぽと刺激される。
「お…♡」
「おっ♡♡きもちいい♡」
にちゅ、とん、とん、とピストンはとまらない。
じゅぽ、ぐちゅ、じゅぽ、ぐにゅ。
「ん♡♡あ♡あ♡あ♡」
「まて…、みみ………♡」
耳を塞がれ、ぐちょぐちょ。浅く、深くを繰り返しながら耳を犯される。
「あぁ……♡♡♡耳犯されてこし…♡こしやば…♡♡♡ぁ♡ぁ♡」
その間にも抽挿はとまらない。息が荒くなる音を聞き、さらに激しく攻め立てる。
「んっ……♡♡もうだめぇ……♡♡」
「やば、いく、イきます……っ………。」
「まだ…、だめだよ…♡♡淫乱ドスケベ悪魔くん♡」
イきかけたところをゆっくりと焦らす。
「ふぅ……♡ふぅ……♡焦らさないで……♡はやく…♡♡」
腰を振り、限界な様子の懇願に対して、呼びかける。
「そっか♡ぐちょぐちょにしてあげるね♡」
耳奥まで触手は侵入し、ごりゅごりゅ♡じゅぽじゅぽ♡と侵される。
「お…♡やばい♡やばい♡♡♡♡♡これ♡♡♡♡♡すき♡♡♡♡」
触手でできたオナホも、ぎゅう~~っと形を締めて、どちゅ♡どちゅ♡どちゅ♡どちゅ♡と素早いピストンで陰茎を刺激する。
「ま、まて♡♡♡」
「またない♡♡」
「イく、イッ……♡♡♡♡♡♡♡♡」
びゅる、びゅるる~、と長く勢い良く射精をしてしまっていた。オナホはしっかりと精液を受け止め、飲み込んだ。セデクの顔は完全にとろけ、ふにゃついてしまっていた。
「はへ……♡犯されちゃいました…、♡♡♡♡」
「これで…終わるとでも?」
「あっ♡♡」
低い声が耳に伝わるとセデクはビクビクっと震えてしまった。
触手で脚を持ち上げられ、菊門を曝け出されてしまった。
「おしり…っ……♡♡♡」
乳首や耳を優しくいじめられながら、細い触手でぐにゅぐにゅとこじ開けられた。
「だめになっちゃいます♡」
「だめになっちゃおっか♡」
触手は前立腺を容赦なくとんとん刺激し、深い快楽を与える。
「お゛っ……♡♡おほっ♡♡♡やば♡♡♡……………。」
きゅんきゅん~っと深くイくってしまった。
「こりこりこり~♡」
「や……ぁ……♡♡♡♡」
前立腺をはさみ打つことで、トロイキを決めてしまう。そんな状態を更に攻め立てるように、オナホ触手を目の前に掲げられる。
「まって♡おちんちん♡しぼられる♡しぼって♡おちんぽしぼってください♡」
「堕ちちゃったわね♡♡かわいい♡」
触手で優しく頭をなで、じゅぽじゅぽとおしりをいじめながらぐぽっ♡にじゅ♡とおちんちんをいじめる。
「あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ♡おっ♡」
「すごい喘ぎ方♡」
「やば、♡♡あっ♡♡」
「でる♡♡でちゃ♡♡♡」
「マゾ射精決めちゃえ♡」
ぴゅーっ、と情けないトロトロの射精。
「ふぅぅ……、ふぅぅぅ♡♡♡」
「かわいい……。」
腰をヘコヘコしながら、ピースしてセデクがねだる。
「延長……♡しませんか?」
「もちろん♡」
段々とヒトの姿に戻っていくスウェル。
「今度は覆いかぶさりながら犯してもいいかしら?」
「ふ~…♡♡どうぞ♡♡」
ビニールマットの上に寝転がりながら、少し疲れた状態でおしりをさらけ出す。
ゆっくりと挿入され、たん♡ぱちゅ♡ぱちゅ♡とピストンを開始する。
「あっ♡あっ♡」
「セデクちゃんかわいい♡きもちいい♡」
「ぼくも……です♡♡じょうず♡♡あっ♡♡やば…、…っ………♡♡♡♡♡」
「はぁ……かわいい♡」
「お、お♡♡ほっ♡♡♡役にたてて…あっ♡♡♡」
「あら?またかしら?それなら…、。」
ぐりぐりとスウェルは奥に当ててゆさぶり刺激する。
「ぐりぐりだめ…♡♡ああっ……、♡♡♡♡」
「イってばっか♡ざこ。」
スパートをかけて攻めたてると、
「おおっ♡♡♡♡ほぉ♡♡♡♡ざこです♡♡おしりなぶってまーぁきんぐしてください♡」
「うん……、……っ……♡♡♡♡」
びゅーーーーっ♡どくどくどく♡♡♡♡
濃い生気を持った精液がおしりに出された。
ぬぽ…っと抜くと、おしりから精液が漏れ出る。
「ふぅ……♡♡ふぅ……♡たのしかったれす♡おきゃくしゃま~♡」
「イイ顔見れてよかったわ♡」
「アクマで一部、演出ですからぁ……♡」
紅をさしたように真っ赤になってしまった。
……。
-----------
後片付けを済ませたあと、セデクに引っ張られたまま、一階の洋間に向かう。
6人は余裕で座れるほどの机に、炭火焼きのチキンやオムライス、サラダなど大皿の美味しそうな料理が並べられていた。
「スウェル様~私の隣にどうぞ~。」
スウェルは二人の悪魔に囲まれていた状態になった。
「お客様~。おまたせいたしました~。これからの時間は~会食タイムです~。ゆっ~くり、私達とのお食事を楽しみましょうね?」
「いただきます!」
サラダは噛むだけでシャクっと音がなり、肉は噛むだけで肉汁がドロジュワっと出てくる。
「あら!美味しい!これ全部あなたが作ったの?」
「はい~。ぜ~んぶお楽しみの間に作ってあげましたぁ。」
スウェルは目をきらきら光らせながら
「すごいじゃないの!魔界一丁目通りの三星レストランに負けを取らない味だわ!」
と話す。
「それほどでもないです~。これ、ほとんど余り物を分けてもらったり~、山で狩ったり~、採ったり~、してるんですよ~。」
「すごく強いのね……。」
「こんな森の奥に住むのならある程度の戦闘能力や結界術は必要不可欠なんですよ。そのぶんお客様を選んでしまうのは難点ですが……。」
「市街地に店を出すっていう手はないかしら?そのほうが何かと楽でしょ?お客様もたくさん来るだろうし。」
「このお屋敷は代々受け継いできたもの、しかもありとあらゆるお客様のもてなしに特化した仕様、ついでに特級クラスの魔法道具も眠っているらしく、早々と手放せる代物ではないのです。なので人間界に降りて誰かに仕える、ということもしたいのですが、難しく……。」
保管してあった魔導書の魔法術や金属加工の本をもとにしてミラーボールや結界、狩猟用トラップを作るなど、現役で使えるものも多いそうだ。
「なるほど。でもぶっちゃけ、経営の方はどうなの?」
「はい!赤字ですぅ~!」
「それってどうなの???」
「リピートしてくれるお客様は確かに多いですけど、サービスしすぎるせいで赤字なんですぅ~。維持費も高いし~。」
「うちはこんな感じでたっぷり時間を使っておもてなしをするので回転率も悪いのです。かと言ってサービスの質を落とすことはできませんから、困ったものです。」
スウェルはうなずきながら、二人に挟まれながら話を聞く。
「そういうことなら、うちと取引しない?」
「取引?」
二人はきょとんと愛くるしい顔でスウェルを見つめた。
「実はね、あたし、スライム系のローションだったりえっちなおもちゃや魔道具をビジネスとして売ってる会社の社長なの。」
話を聞くと、スウェル・スライムはスウェルカンパニーという会社を運営しており、自社で生産したローションや卸入れた様々なグッズを販売しているようだ。
「取引の内容は大きく分けて2つあるわ。1つ目はあなた達には製品を試すモニターをしてもらうの。」
「製品を試すってつまり……。あんな製品やこんな製品を…!!?ですか???」
「あはは、セデクッたら顔が真っ赤になってますよ~?さては随分とやられましたね……?」
「そう、オナホール、バイブ、ディルド、スライムローション……、」
一つ一つ言うだけでセデクのおしりの穴がきゅっと締まる。サキもよからぬことを考えてにやついてしまっているようだ。
「あとは、今日持ってきてたスーツケースなんかも含まれるかしらね。必須で製品の使い心地のフィードバックを送ってね。できたら使用したときの写真なんかも送ってくれると嬉しいわ。もちろん、お代はちゃんと支払うわ。というか写真付きならどんな値段でも払いたいわ。」
「はい……。」
食い気味に二人は返事をした。
2つ目の取引は、邪香のもとを少しばかりスウェル・カンパニーに売ってくれないか、という内容であった。
「「邪香のもとを?」」
邪香のもとは淫魔のしっぽから分泌される分泌液だ。そのままでも使うことができるが、強く作用しすぎてしまうため、霧状にするなどの加工工程を経て、邪香が作られている。
「邪香ならうちでも作れますけど…それを売るだけじゃダメですか?」
「それもいいけど、うちで加工すればいろんな種類のものが作れるし、販路も広げられるわ。君たちからはきっと一級品の邪香が作れるわよ。」
「はい~。た~っぷり時間をかけて吸収してますからね~。」
サキはスウェルに豊満な胸を寄せながらぐっと近づき、股間をつ~っと撫でる。
「んぐっ…!けほっ…。けほっ。」
飲んでた紅茶を思わず噎せてしまった。ビクビクっとしてしまい、スーツから甘くテントを張ったそれが見える。
「ふふっ…♡これ以上はしませんからぁ。」
「は、話を続けよう、邪香の取引についてだったわね。」
詳しく聞くと、郵送もしくは手渡しで邪香のもとが入った瓶を送れば良いらしい。送るタイミングは不定期でよく、ノルマもない。その都度鑑定を行い、加工して市場に出すため、セデクたちにとっても好都合のようだ。
「「はい。2つの案件とも取引したいです。」」
二人は取引を受け入れた。
会食タイムが終わった。気づけばもうだいぶ時間は過ぎており、であり、早く帰らないと森からは出られないような状態になっていた。
「ふぅ……。今日は一日目一杯楽しませてもらったわ。」
「「こちらこそ、ありがとうございました!」」
「取引についての契約書は郵送しておくから、待ってて頂戴。あと、このお店についても知り合いに宣伝しておくからね。」
「「ぜひ!」」
「「またのご来店お待ちしてます!」」
「エッチで小さな淫魔の写真やレポが送られるってなると……、ニヤつきが止まらないわ……。というか今日の出来事で3回は抜けるっ。この店はリピート確定だわ……。さて、明日も御仕事頑張りましょう!」
「スウェル・スライムさん、狙って正解でしたね。それどころかあんな商売まで持ちかけられるとは……。」
「はい~。うちは基本的にこの人だ!って人にチラシを配ったり、お金を支払ってくれそうな人がいっぱいいるラウンジでチラシを配っていきますからね。」
「これからいっぱいリピートしてくれると、嬉しいなぁ……。」
---------------
異界。それは赤い空の下、ありとあらゆる魔物や悪魔が跋扈する世界。荒んだ異界の中でも特に危険とされる深々と生い茂った森に、ゲル状の青い長髪を垂らしたスーツ姿の好青年がスーツケースを持ちながら歩いていた。彼の名はスウェル・スライムである。
「こんなところに本当に屋敷なんかあるのかしらね。」
彼の目当ては、通称「極上の屋敷」だ。その屋敷ではお金と快楽を対価に、ありとあらゆるご奉仕ともてなしを受けることが出来るらしい。
「酒場では噂話レベルの存在だけど、絶対あるわ!絶対に!絶対!だってチラシがあるんだもの!」
彼の手には一枚のチラシが握られていた。
「はぁ……、はぁ……、道も荒れてたし、道中魔物に襲われたりもしたけど、ようやくついたわ。お肌がカピカピになるところだった。」
森の中にぽつんとある、おおきな屋敷。
「痛っ。結界が貼られてるみたいだわ。」
チラシに書いてあるとおり、結界に向かって三回ノックをした。
「お客様ですか?」
キリっとした少年のような声が聞こえる。
「はい。」
「ようこそお越しくださいました!チラシをお持ちですね、そちらが結界の鍵となります!」
突如チラシに赤い鍵のマークの印が押された。
「結界が、通れちゃった。」
屋敷に向かった一本道を歩き、屋敷のドアを開ける。
「「いらっしゃいませ♡」」
二人の可愛らしい悪魔の双子が、黒いシャツと半ズボンのような格好でお出迎えする。
「私の名前はサキといいます~。あなたもしかしなくても~、スライムですよね~。」
「セデクと申します!よろしくおねがいします!」
「「まずはこちらの同意書にサインをお願いします!」」
ご奉仕をする上での免責事項や同意書が書かれた契約書が渡された。そこには、過度にスタッフを痛めつけないこと、魔法の使用は原則禁止とすることなどの免責事項や、破った場合の補填などについて書かれていた。一通り書き込んだあと、二人の悪魔はこう聞いた。
「「今日はどうされますか?詳しく聞かせてください!」」
スウェルは口を開いた。
「んー、サキちゃんにはとびっきりのご馳走を3時間で作ってもらえないかしら?あとで会食形式で一緒に食べたりなんてできる?セデクくんはこっちに来て?3時間みっちりあそぼうね。」
サキは不満げな素振りを見せながらも明るく、セデクは不安と緊張したような素振りで返事をした。
「はい!もちろんです!」「はい……。」
そして、セデクとスウェルは風呂場に向かった。
「一緒に洗うんですか?」
「洗われるのよ。邪香は持ってきてる?」
「一応、邪香は持ってきてますけど、洗われる…ってどういうことですか?」
「お風呂場についたらわかるわ。」
二人は脱衣所で服を脱いだ。
スウェルはスライムといえど、有性生殖のできる高知能型のスライムである。脱いだとしても、ヒトと変わらぬ姿を保つことができる。
屋敷の風呂場は数メートルある大型のモンスターでも余裕に入るほどのとても広いユニットバスである。
「広くて助かるわぁ……。」
「いろんなお客様がいますからね。」
「さて、お背中お流ししましょうか。」
「ごしごし♡」
表面を丁寧に洗われていく。
「僕のことも、洗ってくれますか?」
セデクは両手を広げた。
「ひぅっ…♡♡」
ひんやりとドロドロした手で全身をぐちょぐちょと滑らせたためか、ビクビクとしてしまっている。
「あら、かわいいわね♡邪香を開けてもよろしいかしら?」
「はい……、。」
邪香の充満した風呂場で、思いっきり快楽的な時間が流れようとしていた。
「はい。全身準備できているのでご自由にどうぞ。」
つるつるとした少年のような体に触手が忍び寄る。
「そこ……っ♡♡」
にゅるりにゅるりと細い触手が乳首を刺激した。
「あ…、まって……。」
自然と腰をよがらせて、へこへこ。
「吸ってみましょ?きっときもちいいわよ♡♡」
言葉を聞くだけで腰ヘコははやくなり、陰茎も固くなる。
じゅる♡くにくに♡と乳首に刺激を感じたセデクは声を漏らす。
「あ……♡♡あ♡」
「本当に男の子?」
「男です♡」
ビクビクしながらセデクは答えた。
「ふーん、じゃあもっといじめてあげましょうか。」
スウェルはセデクの全身を包み込むようにまとわりつき、
「後ろにたおれて♡」
セデクは後ろに倒れると、スウェルが体重を受け止め、手足をにゅるぐちっと拘束する。
「恥ずかしいです……♡」
「たまらない……っ。犯す。」
セデクの耳元に出てきた口が低い男の声でそうささやく。
傍から見ればスライムで作られたベットに四肢を拘束された悪魔が乗ったような状態だ。
裏側にひだのついたオナホ型の触手を見せびらかされ、それで容赦なく陰茎を包み込みフェラのごとくじゅぽじゅぽと刺激される。
「お…♡」
「おっ♡♡きもちいい♡」
にちゅ、とん、とん、とピストンはとまらない。
じゅぽ、ぐちゅ、じゅぽ、ぐにゅ。
「ん♡♡あ♡あ♡あ♡」
「まて…、みみ………♡」
耳を塞がれ、ぐちょぐちょ。浅く、深くを繰り返しながら耳を犯される。
「あぁ……♡♡♡耳犯されてこし…♡こしやば…♡♡♡ぁ♡ぁ♡」
その間にも抽挿はとまらない。息が荒くなる音を聞き、さらに激しく攻め立てる。
「んっ……♡♡もうだめぇ……♡♡」
「やば、いく、イきます……っ………。」
「まだ…、だめだよ…♡♡淫乱ドスケベ悪魔くん♡」
イきかけたところをゆっくりと焦らす。
「ふぅ……♡ふぅ……♡焦らさないで……♡はやく…♡♡」
腰を振り、限界な様子の懇願に対して、呼びかける。
「そっか♡ぐちょぐちょにしてあげるね♡」
耳奥まで触手は侵入し、ごりゅごりゅ♡じゅぽじゅぽ♡と侵される。
「お…♡やばい♡やばい♡♡♡♡♡これ♡♡♡♡♡すき♡♡♡♡」
触手でできたオナホも、ぎゅう~~っと形を締めて、どちゅ♡どちゅ♡どちゅ♡どちゅ♡と素早いピストンで陰茎を刺激する。
「ま、まて♡♡♡」
「またない♡♡」
「イく、イッ……♡♡♡♡♡♡♡♡」
びゅる、びゅるる~、と長く勢い良く射精をしてしまっていた。オナホはしっかりと精液を受け止め、飲み込んだ。セデクの顔は完全にとろけ、ふにゃついてしまっていた。
「はへ……♡犯されちゃいました…、♡♡♡♡」
「これで…終わるとでも?」
「あっ♡♡」
低い声が耳に伝わるとセデクはビクビクっと震えてしまった。
触手で脚を持ち上げられ、菊門を曝け出されてしまった。
「おしり…っ……♡♡♡」
乳首や耳を優しくいじめられながら、細い触手でぐにゅぐにゅとこじ開けられた。
「だめになっちゃいます♡」
「だめになっちゃおっか♡」
触手は前立腺を容赦なくとんとん刺激し、深い快楽を与える。
「お゛っ……♡♡おほっ♡♡♡やば♡♡♡……………。」
きゅんきゅん~っと深くイくってしまった。
「こりこりこり~♡」
「や……ぁ……♡♡♡♡」
前立腺をはさみ打つことで、トロイキを決めてしまう。そんな状態を更に攻め立てるように、オナホ触手を目の前に掲げられる。
「まって♡おちんちん♡しぼられる♡しぼって♡おちんぽしぼってください♡」
「堕ちちゃったわね♡♡かわいい♡」
触手で優しく頭をなで、じゅぽじゅぽとおしりをいじめながらぐぽっ♡にじゅ♡とおちんちんをいじめる。
「あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ♡おっ♡」
「すごい喘ぎ方♡」
「やば、♡♡あっ♡♡」
「でる♡♡でちゃ♡♡♡」
「マゾ射精決めちゃえ♡」
ぴゅーっ、と情けないトロトロの射精。
「ふぅぅ……、ふぅぅぅ♡♡♡」
「かわいい……。」
腰をヘコヘコしながら、ピースしてセデクがねだる。
「延長……♡しませんか?」
「もちろん♡」
段々とヒトの姿に戻っていくスウェル。
「今度は覆いかぶさりながら犯してもいいかしら?」
「ふ~…♡♡どうぞ♡♡」
ビニールマットの上に寝転がりながら、少し疲れた状態でおしりをさらけ出す。
ゆっくりと挿入され、たん♡ぱちゅ♡ぱちゅ♡とピストンを開始する。
「あっ♡あっ♡」
「セデクちゃんかわいい♡きもちいい♡」
「ぼくも……です♡♡じょうず♡♡あっ♡♡やば…、…っ………♡♡♡♡♡」
「はぁ……かわいい♡」
「お、お♡♡ほっ♡♡♡役にたてて…あっ♡♡♡」
「あら?またかしら?それなら…、。」
ぐりぐりとスウェルは奥に当ててゆさぶり刺激する。
「ぐりぐりだめ…♡♡ああっ……、♡♡♡♡」
「イってばっか♡ざこ。」
スパートをかけて攻めたてると、
「おおっ♡♡♡♡ほぉ♡♡♡♡ざこです♡♡おしりなぶってまーぁきんぐしてください♡」
「うん……、……っ……♡♡♡♡」
びゅーーーーっ♡どくどくどく♡♡♡♡
濃い生気を持った精液がおしりに出された。
ぬぽ…っと抜くと、おしりから精液が漏れ出る。
「ふぅ……♡♡ふぅ……♡たのしかったれす♡おきゃくしゃま~♡」
「イイ顔見れてよかったわ♡」
「アクマで一部、演出ですからぁ……♡」
紅をさしたように真っ赤になってしまった。
……。
-----------
後片付けを済ませたあと、セデクに引っ張られたまま、一階の洋間に向かう。
6人は余裕で座れるほどの机に、炭火焼きのチキンやオムライス、サラダなど大皿の美味しそうな料理が並べられていた。
「スウェル様~私の隣にどうぞ~。」
スウェルは二人の悪魔に囲まれていた状態になった。
「お客様~。おまたせいたしました~。これからの時間は~会食タイムです~。ゆっ~くり、私達とのお食事を楽しみましょうね?」
「いただきます!」
サラダは噛むだけでシャクっと音がなり、肉は噛むだけで肉汁がドロジュワっと出てくる。
「あら!美味しい!これ全部あなたが作ったの?」
「はい~。ぜ~んぶお楽しみの間に作ってあげましたぁ。」
スウェルは目をきらきら光らせながら
「すごいじゃないの!魔界一丁目通りの三星レストランに負けを取らない味だわ!」
と話す。
「それほどでもないです~。これ、ほとんど余り物を分けてもらったり~、山で狩ったり~、採ったり~、してるんですよ~。」
「すごく強いのね……。」
「こんな森の奥に住むのならある程度の戦闘能力や結界術は必要不可欠なんですよ。そのぶんお客様を選んでしまうのは難点ですが……。」
「市街地に店を出すっていう手はないかしら?そのほうが何かと楽でしょ?お客様もたくさん来るだろうし。」
「このお屋敷は代々受け継いできたもの、しかもありとあらゆるお客様のもてなしに特化した仕様、ついでに特級クラスの魔法道具も眠っているらしく、早々と手放せる代物ではないのです。なので人間界に降りて誰かに仕える、ということもしたいのですが、難しく……。」
保管してあった魔導書の魔法術や金属加工の本をもとにしてミラーボールや結界、狩猟用トラップを作るなど、現役で使えるものも多いそうだ。
「なるほど。でもぶっちゃけ、経営の方はどうなの?」
「はい!赤字ですぅ~!」
「それってどうなの???」
「リピートしてくれるお客様は確かに多いですけど、サービスしすぎるせいで赤字なんですぅ~。維持費も高いし~。」
「うちはこんな感じでたっぷり時間を使っておもてなしをするので回転率も悪いのです。かと言ってサービスの質を落とすことはできませんから、困ったものです。」
スウェルはうなずきながら、二人に挟まれながら話を聞く。
「そういうことなら、うちと取引しない?」
「取引?」
二人はきょとんと愛くるしい顔でスウェルを見つめた。
「実はね、あたし、スライム系のローションだったりえっちなおもちゃや魔道具をビジネスとして売ってる会社の社長なの。」
話を聞くと、スウェル・スライムはスウェルカンパニーという会社を運営しており、自社で生産したローションや卸入れた様々なグッズを販売しているようだ。
「取引の内容は大きく分けて2つあるわ。1つ目はあなた達には製品を試すモニターをしてもらうの。」
「製品を試すってつまり……。あんな製品やこんな製品を…!!?ですか???」
「あはは、セデクッたら顔が真っ赤になってますよ~?さては随分とやられましたね……?」
「そう、オナホール、バイブ、ディルド、スライムローション……、」
一つ一つ言うだけでセデクのおしりの穴がきゅっと締まる。サキもよからぬことを考えてにやついてしまっているようだ。
「あとは、今日持ってきてたスーツケースなんかも含まれるかしらね。必須で製品の使い心地のフィードバックを送ってね。できたら使用したときの写真なんかも送ってくれると嬉しいわ。もちろん、お代はちゃんと支払うわ。というか写真付きならどんな値段でも払いたいわ。」
「はい……。」
食い気味に二人は返事をした。
2つ目の取引は、邪香のもとを少しばかりスウェル・カンパニーに売ってくれないか、という内容であった。
「「邪香のもとを?」」
邪香のもとは淫魔のしっぽから分泌される分泌液だ。そのままでも使うことができるが、強く作用しすぎてしまうため、霧状にするなどの加工工程を経て、邪香が作られている。
「邪香ならうちでも作れますけど…それを売るだけじゃダメですか?」
「それもいいけど、うちで加工すればいろんな種類のものが作れるし、販路も広げられるわ。君たちからはきっと一級品の邪香が作れるわよ。」
「はい~。た~っぷり時間をかけて吸収してますからね~。」
サキはスウェルに豊満な胸を寄せながらぐっと近づき、股間をつ~っと撫でる。
「んぐっ…!けほっ…。けほっ。」
飲んでた紅茶を思わず噎せてしまった。ビクビクっとしてしまい、スーツから甘くテントを張ったそれが見える。
「ふふっ…♡これ以上はしませんからぁ。」
「は、話を続けよう、邪香の取引についてだったわね。」
詳しく聞くと、郵送もしくは手渡しで邪香のもとが入った瓶を送れば良いらしい。送るタイミングは不定期でよく、ノルマもない。その都度鑑定を行い、加工して市場に出すため、セデクたちにとっても好都合のようだ。
「「はい。2つの案件とも取引したいです。」」
二人は取引を受け入れた。
会食タイムが終わった。気づけばもうだいぶ時間は過ぎており、であり、早く帰らないと森からは出られないような状態になっていた。
「ふぅ……。今日は一日目一杯楽しませてもらったわ。」
「「こちらこそ、ありがとうございました!」」
「取引についての契約書は郵送しておくから、待ってて頂戴。あと、このお店についても知り合いに宣伝しておくからね。」
「「ぜひ!」」
「「またのご来店お待ちしてます!」」
「エッチで小さな淫魔の写真やレポが送られるってなると……、ニヤつきが止まらないわ……。というか今日の出来事で3回は抜けるっ。この店はリピート確定だわ……。さて、明日も御仕事頑張りましょう!」
「スウェル・スライムさん、狙って正解でしたね。それどころかあんな商売まで持ちかけられるとは……。」
「はい~。うちは基本的にこの人だ!って人にチラシを配ったり、お金を支払ってくれそうな人がいっぱいいるラウンジでチラシを配っていきますからね。」
「これからいっぱいリピートしてくれると、嬉しいなぁ……。」
0
お気に入りに追加
23
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
坊っちゃまの計画的犯行
あさとよる
恋愛
お仕置きセックスで処女喪失からの溺愛?そして独占欲丸出しで奪い合いの逆ハーレム♡見目麗しい榑林家の一卵性双子から寵愛を受けるこのメイド…何者?
※性的な描写が含まれます。
愛娘(JS5)とのエッチな習慣に俺の我慢は限界
レディX
恋愛
娘の美奈は(JS5)本当に可愛い。そしてファザコンだと思う。
毎朝毎晩のトイレに一緒に入り、
お風呂の後には乾燥肌の娘の体に保湿クリームを塗ってあげる。特にお尻とお股には念入りに。ここ最近はバックからお尻の肉を鷲掴みにしてお尻の穴もオマンコの穴もオシッコ穴も丸見えにして閉じたり開いたり。
そうしてたらお股からクチュクチュ水音がするようになってきた。
お風呂上がりのいい匂いと共にさっきしたばかりのオシッコの匂い、そこに別の濃厚な匂いが漂うようになってきている。
でも俺は娘にイタズラしまくってるくせに最後の一線だけは超えない事を自分に誓っていた。
でも大丈夫かなぁ。頑張れ、俺の理性。
男友達を家に入れたら催眠術とおもちゃで責められ調教されちゃう話
mian
恋愛
気づいたら両手両足を固定されている。
クリトリスにはローター、膣には20センチ弱はある薄ピンクの鉤型が入っている。
友達だと思ってたのに、催眠術をかけられ体が敏感になって容赦なく何度もイかされる。気づけば彼なしではイけない体に作り変えられる。SM調教物語。
俺の彼女が黒人デカチンポ専用肉便器に堕ちるまで (R18禁 NTR胸糞注意)
リュウガ
恋愛
俺、見立優斗には同い年の彼女高木千咲という彼女がいる。
彼女とは同じ塾で知り合い、彼女のあまりの美しさに俺が一目惚れして付き合ったのだ。
しかし、中学三年生の夏、俺の通っている塾にマイケルという外国人が入塾してきた。
俺達は受験勉強が重なってなかなか一緒にいることが出来なくなっていき、彼女は‥‥‥
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる