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技芸の村
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「ここだ」
そう言ってシンがスズをおろした。
ずっとシンの背中におぶさることに慣れすぎて立つのが、なんだか変な感じがする。
洞窟の地面は滑らかな石になっていて、冷たい感触を覚悟していたが思いのほか温かった。
「開けるぞ」
そう言ってシンが無造作に目の前の赤い布を捲り上げ中に入る。全く心の準備が出来ていなかったが、フォルに促され仕方なくその後に続いた。
中は通路より更に明るく、少し開けた空間に藁のようなものが敷き詰められ、そこには20人ほどの人間が肩を寄せ合って座っていた。
その殆どが年寄りか中年で、若い人間はシンとフォルしかいないように見える。
「ようこそ、卵生様。私は技芸の族長を務めますガイルと申します」
奥の中心に座していた男がそう言って頭を下げた。
白髪混じりの髪をひとつに結い、涼やかな目元が僅かに綻んでいる。歳は多少いっているが、シンとは違うタイプの端正な顔をした男だった。
「道中息子たちが失礼をいたしませんでしたか」
「息子?」
「シンとフォルは私の力を卵に注いで孵化させました」
二人を振り返ると、フォルがにこりと微笑んだ。シンの方は無表情のままだ。
「俺達が技芸の民の一番ひよっこさ。俺達が死んだら後は見ての通り年寄りだらけになっちまう」
「不吉なことを言うな。それも全て卵さえあれば解決するのだ」
フォルの言葉を族長の隣に座った老人が嗄れた声で諌めた。
「昔は良かった。前の天主様はよく卵を平等に我ら部族にお与えになったのに。それが今では金銭を積んだ部族だけに卵をお与えになる。権力は偏り、冠藍はいまや金の亡者の巣箱だ」
「岩じい、卵生様がびっくりしてるから」
何度かフォルが口にしていた岩じいというのは、どうやらこの老人のようだ。
一族の中でもおそらく一番の年寄りだろう。髪も髭も白く伸び放題。痩せこけた体は皺だらけで、座っているのさえやっとに見えるが、その眼光の鋭さに思わず後ずさる。
そういえば、銀も火の一族に金の卵を与えた話をしていた。
ここ最近の隣国との小競り合いで、火の一族はたっぷりと報酬を貰い、勢力を伸ばしているようだったが、この殺伐としたご時世で技芸の一族は衰退を辿るばかりだという。
「そもそも赤子を腹に宿す者が絶滅し、雄しかいなくなった我々に神は卵生を与えられた。元々鳥であった卵生は踊りや歌を好んだので、卵生に技芸を披露したのが一族のはじまりなのだ。冠藍の中心で歌い踊っていた我々が、いまや旅芸人の真似事をして……なんと情けないことか」
「真似事っていうか、旅芸人なんだよ。ごめんよ。岩じいはいつも昔話が長いんだ。でも、稼ぎが少なくて卵を買えないのは本当。このままじゃ、俺達は確実に滅んじまう」
フォルの言葉にガイルが頷く。静かで不思議と通る声が、洞窟全体へと響いた。
「そう。だから、我々は選ばなくてはいけなかった。静かな消滅か、あるいは──」
「天主様への反旗か」
スズが言葉を引き継ぐと、あたりに緊張が走った。
一瞬の沈黙の後、ガイルはゆっくりとした口調で言った。
「反旗というほどの事ではありません。戦って勝てるわけもありませんので。ただ、我々は滅びたくない。次の世代に命を繋げたい。それだけです。なので、あなた様が必要なのです」
新しい卵を産むために。
言われなくても分かっていたことだが、ガイの静かな瞳に灯る熱い決意を垣間見て、スズは思わず身震いした。
スズが無精卵しか産めないと知られたら、一体どうなってしまうのだろう。
天主様に反意があるわけではないと言っているが、卵生は全て天主様の持ち物だ。
それを奪うということが、どういったことなのか。
この老人たちは十分に分かったうえで、行動しているように見えた。
もしスズを攫ったことが天主様の怒りに触れ、ここの居場所が知られたとしたら、技芸の一族はただではすまないだろう。
そんな覚悟を持って攫ってきた卵生が、実際は命ある卵が産めないとなれば怒りは間違いなくスズに向く。
(さて、どうしようか)
そもそもスズの捜索は本当にされているのだろうか。
無精卵の自分に、金と労力をかけてわざわざ捜索を行うとは考えにくい。むしろ厄介払いが出来たと思っているのではないだろうか。その証拠に、逃亡していたときに兵の一人も見かけなかった。
ということは、ひとまず外部からの危険はないということだ。
あとは、この人たちに『スズが無精卵を産めないこと』をいかに長く気付かれないか。
それが問題になる。
そのためは──。
「そんな危ない橋に、なぜオレが巻き込まれないといけないんだ?」
スズの尖った声が洞窟内に響き、空気が一変した。
「スズ、なにを言っているんだ。お前だってシンに助けを求めたんだろう」
フォルが信じられないといった様相で聞いてきたが、スズはとぼけて首をかしげた。
「なんの話だ? その男が勝手にオレを攫ったんだ」
「おい、どうしちゃったんだ。だって……シン違うよな?」
フォルの問いかけに、シンはまっすぐとこちらを見た。怯みそうになりながらも、あえて勝ち気に眉を吊り上げてみせる。
シンはしばらく無言だったが、やがて少し首をかしげた。
「助けを……求めてた……気がしたんだが」
「おい、なんだよ。なんでそこ曖昧になってんだよ」
あんな自信満々で攫ったじゃないか、と喚くフォルを尻目に、スズは内心で心臓が飛び出そうなほどドキドキしていた。
シンは愛想はないが嘘は言わない男だ。
本当にスズが助けを求めたか自信がなくなっているだろう。
こんな卵生の戯言、無視してしまえばいいのに生来の人の良さが滲みでてしまっている。
シンが心底お人好しなのは、すぐに分かった。
スズを助けてくれたのも、スズを運んでくれているときも。
無愛想ではあったが、文句ひとつ言わず、スズがなるべく負担がないように振る舞っていた。
つけ込むならそこだ。
シンがなんと言っても強気に出て押し通そうと思ったが、思いのほか簡単に事が運びそうで、少し心が痛む。
だが、ここで生き延びるためには、手段は選んでいられない。
「そ、そうだ。攫われたとき騒がなかったじゃないか。助けて欲しかったからだろう」
フォルの反論に、スズは素気なく首を振る。
「あれは怖くて声が出なかったんだ」
「何を言って! だ、だってさっきまで楽しそうにっ」
「もうよいフォル。下がれ。卵生どの、無理やり連れてきたのは申し訳ない。だが、我々も、もう引けぬところに来ている。なんとか協力していただきたい」
「だから、それで俺になんの利益があるのかって言ってるんだ」
「……それは、ようするに報酬ということ、ですか。だが、我々は金がない。無い袖は振れぬというもの」
「オレが望むのはひとつだけ。──卵を産む相手はシンにして欲しい」
あたりがざわつく。フォルとシンの視線を感じたが、あえて無視した。
「シンに? ……元々フォルとシンに相手をさせるつもりではあったが」
「シンだけだ。それに卵を産むのに集中したいから、なるべくずっと二人きりにして欲しい」
強気に言い放つ。
ガイルは眉間に皺をよせて考え込んでいるようだった。
「親父殿、こんなのおかしい。なにかあるに決まってる」
フォルが顔を赤くして眉を吊り上げる。スズの突然の変貌が信じられないようだった。
(あーあ、嫌われちゃったかなぁ)
先程が楽しかった分、残念ではあるが、こちらも命がかかっているので仕方ない。
フォルはお喋りで敏い。
おそらくスズが無精卵しか産めないことにすぐに気付いてしまう。
だが、シンなら。もしかしたら誤魔化せるのではないかという打算があった。
「──よろしい」
「親父殿っ」
フォルが悲痛に叫んだ。
「シン、それでいいか」
「俺は親父殿がいいならそれに従う」
相変わらずの無表情でシンが頷く。ガイルもそれに頷き返し、厳かに言った。
「では、早速。卵作りに励んでもらおう。シン、案内しなさい」
──え?
耳を疑ったが、族長の表情は真剣そのものだ。
「で、でも、まだ昼間だし。さっき着いたばかりだしっ」
「シンに身を任せればよろしい。それとも、卵を作るのに、昼夜は関係あるのですか?」
「いや、そんなことないけど……」
「ならば問題ありますまい」
しまった。関係あると言えばよかった。
動揺して、素で答えてしまったことが悔やまれる。
動けないでいると、シンが近づいてきておもむろに担がれた。地下室から逃げたときと同じ、米俵のような持ち方だ。
「なっ……!」
「俺の部屋に案内しよう。しばらくそこで卵作りをすればいい」
あからさまな言葉にカッと顔が熱くなる。
なんと言っていいか分からず、スズは「自分で歩けるから離せよっ」と言うことしか出来ない。すると、シンはすんなりとスズをおろした。
「ふふっ、もう仲がいいようだ。これからが楽しみですな」
ガイルが笑顔でそういった。終始穏やかな態度だったが、もしかしたらこの男は相当な食わせ者なんじゃないだろうか。
スズは我慢出来ずに「くそじじい」とだけ言い返す。
まわりの人間が「なんてことをっ」「待てっ」と騒ぎ立てる中、スズはさっさとシンの手を引っ張り部屋を出た。
そう言ってシンがスズをおろした。
ずっとシンの背中におぶさることに慣れすぎて立つのが、なんだか変な感じがする。
洞窟の地面は滑らかな石になっていて、冷たい感触を覚悟していたが思いのほか温かった。
「開けるぞ」
そう言ってシンが無造作に目の前の赤い布を捲り上げ中に入る。全く心の準備が出来ていなかったが、フォルに促され仕方なくその後に続いた。
中は通路より更に明るく、少し開けた空間に藁のようなものが敷き詰められ、そこには20人ほどの人間が肩を寄せ合って座っていた。
その殆どが年寄りか中年で、若い人間はシンとフォルしかいないように見える。
「ようこそ、卵生様。私は技芸の族長を務めますガイルと申します」
奥の中心に座していた男がそう言って頭を下げた。
白髪混じりの髪をひとつに結い、涼やかな目元が僅かに綻んでいる。歳は多少いっているが、シンとは違うタイプの端正な顔をした男だった。
「道中息子たちが失礼をいたしませんでしたか」
「息子?」
「シンとフォルは私の力を卵に注いで孵化させました」
二人を振り返ると、フォルがにこりと微笑んだ。シンの方は無表情のままだ。
「俺達が技芸の民の一番ひよっこさ。俺達が死んだら後は見ての通り年寄りだらけになっちまう」
「不吉なことを言うな。それも全て卵さえあれば解決するのだ」
フォルの言葉を族長の隣に座った老人が嗄れた声で諌めた。
「昔は良かった。前の天主様はよく卵を平等に我ら部族にお与えになったのに。それが今では金銭を積んだ部族だけに卵をお与えになる。権力は偏り、冠藍はいまや金の亡者の巣箱だ」
「岩じい、卵生様がびっくりしてるから」
何度かフォルが口にしていた岩じいというのは、どうやらこの老人のようだ。
一族の中でもおそらく一番の年寄りだろう。髪も髭も白く伸び放題。痩せこけた体は皺だらけで、座っているのさえやっとに見えるが、その眼光の鋭さに思わず後ずさる。
そういえば、銀も火の一族に金の卵を与えた話をしていた。
ここ最近の隣国との小競り合いで、火の一族はたっぷりと報酬を貰い、勢力を伸ばしているようだったが、この殺伐としたご時世で技芸の一族は衰退を辿るばかりだという。
「そもそも赤子を腹に宿す者が絶滅し、雄しかいなくなった我々に神は卵生を与えられた。元々鳥であった卵生は踊りや歌を好んだので、卵生に技芸を披露したのが一族のはじまりなのだ。冠藍の中心で歌い踊っていた我々が、いまや旅芸人の真似事をして……なんと情けないことか」
「真似事っていうか、旅芸人なんだよ。ごめんよ。岩じいはいつも昔話が長いんだ。でも、稼ぎが少なくて卵を買えないのは本当。このままじゃ、俺達は確実に滅んじまう」
フォルの言葉にガイルが頷く。静かで不思議と通る声が、洞窟全体へと響いた。
「そう。だから、我々は選ばなくてはいけなかった。静かな消滅か、あるいは──」
「天主様への反旗か」
スズが言葉を引き継ぐと、あたりに緊張が走った。
一瞬の沈黙の後、ガイルはゆっくりとした口調で言った。
「反旗というほどの事ではありません。戦って勝てるわけもありませんので。ただ、我々は滅びたくない。次の世代に命を繋げたい。それだけです。なので、あなた様が必要なのです」
新しい卵を産むために。
言われなくても分かっていたことだが、ガイの静かな瞳に灯る熱い決意を垣間見て、スズは思わず身震いした。
スズが無精卵しか産めないと知られたら、一体どうなってしまうのだろう。
天主様に反意があるわけではないと言っているが、卵生は全て天主様の持ち物だ。
それを奪うということが、どういったことなのか。
この老人たちは十分に分かったうえで、行動しているように見えた。
もしスズを攫ったことが天主様の怒りに触れ、ここの居場所が知られたとしたら、技芸の一族はただではすまないだろう。
そんな覚悟を持って攫ってきた卵生が、実際は命ある卵が産めないとなれば怒りは間違いなくスズに向く。
(さて、どうしようか)
そもそもスズの捜索は本当にされているのだろうか。
無精卵の自分に、金と労力をかけてわざわざ捜索を行うとは考えにくい。むしろ厄介払いが出来たと思っているのではないだろうか。その証拠に、逃亡していたときに兵の一人も見かけなかった。
ということは、ひとまず外部からの危険はないということだ。
あとは、この人たちに『スズが無精卵を産めないこと』をいかに長く気付かれないか。
それが問題になる。
そのためは──。
「そんな危ない橋に、なぜオレが巻き込まれないといけないんだ?」
スズの尖った声が洞窟内に響き、空気が一変した。
「スズ、なにを言っているんだ。お前だってシンに助けを求めたんだろう」
フォルが信じられないといった様相で聞いてきたが、スズはとぼけて首をかしげた。
「なんの話だ? その男が勝手にオレを攫ったんだ」
「おい、どうしちゃったんだ。だって……シン違うよな?」
フォルの問いかけに、シンはまっすぐとこちらを見た。怯みそうになりながらも、あえて勝ち気に眉を吊り上げてみせる。
シンはしばらく無言だったが、やがて少し首をかしげた。
「助けを……求めてた……気がしたんだが」
「おい、なんだよ。なんでそこ曖昧になってんだよ」
あんな自信満々で攫ったじゃないか、と喚くフォルを尻目に、スズは内心で心臓が飛び出そうなほどドキドキしていた。
シンは愛想はないが嘘は言わない男だ。
本当にスズが助けを求めたか自信がなくなっているだろう。
こんな卵生の戯言、無視してしまえばいいのに生来の人の良さが滲みでてしまっている。
シンが心底お人好しなのは、すぐに分かった。
スズを助けてくれたのも、スズを運んでくれているときも。
無愛想ではあったが、文句ひとつ言わず、スズがなるべく負担がないように振る舞っていた。
つけ込むならそこだ。
シンがなんと言っても強気に出て押し通そうと思ったが、思いのほか簡単に事が運びそうで、少し心が痛む。
だが、ここで生き延びるためには、手段は選んでいられない。
「そ、そうだ。攫われたとき騒がなかったじゃないか。助けて欲しかったからだろう」
フォルの反論に、スズは素気なく首を振る。
「あれは怖くて声が出なかったんだ」
「何を言って! だ、だってさっきまで楽しそうにっ」
「もうよいフォル。下がれ。卵生どの、無理やり連れてきたのは申し訳ない。だが、我々も、もう引けぬところに来ている。なんとか協力していただきたい」
「だから、それで俺になんの利益があるのかって言ってるんだ」
「……それは、ようするに報酬ということ、ですか。だが、我々は金がない。無い袖は振れぬというもの」
「オレが望むのはひとつだけ。──卵を産む相手はシンにして欲しい」
あたりがざわつく。フォルとシンの視線を感じたが、あえて無視した。
「シンに? ……元々フォルとシンに相手をさせるつもりではあったが」
「シンだけだ。それに卵を産むのに集中したいから、なるべくずっと二人きりにして欲しい」
強気に言い放つ。
ガイルは眉間に皺をよせて考え込んでいるようだった。
「親父殿、こんなのおかしい。なにかあるに決まってる」
フォルが顔を赤くして眉を吊り上げる。スズの突然の変貌が信じられないようだった。
(あーあ、嫌われちゃったかなぁ)
先程が楽しかった分、残念ではあるが、こちらも命がかかっているので仕方ない。
フォルはお喋りで敏い。
おそらくスズが無精卵しか産めないことにすぐに気付いてしまう。
だが、シンなら。もしかしたら誤魔化せるのではないかという打算があった。
「──よろしい」
「親父殿っ」
フォルが悲痛に叫んだ。
「シン、それでいいか」
「俺は親父殿がいいならそれに従う」
相変わらずの無表情でシンが頷く。ガイルもそれに頷き返し、厳かに言った。
「では、早速。卵作りに励んでもらおう。シン、案内しなさい」
──え?
耳を疑ったが、族長の表情は真剣そのものだ。
「で、でも、まだ昼間だし。さっき着いたばかりだしっ」
「シンに身を任せればよろしい。それとも、卵を作るのに、昼夜は関係あるのですか?」
「いや、そんなことないけど……」
「ならば問題ありますまい」
しまった。関係あると言えばよかった。
動揺して、素で答えてしまったことが悔やまれる。
動けないでいると、シンが近づいてきておもむろに担がれた。地下室から逃げたときと同じ、米俵のような持ち方だ。
「なっ……!」
「俺の部屋に案内しよう。しばらくそこで卵作りをすればいい」
あからさまな言葉にカッと顔が熱くなる。
なんと言っていいか分からず、スズは「自分で歩けるから離せよっ」と言うことしか出来ない。すると、シンはすんなりとスズをおろした。
「ふふっ、もう仲がいいようだ。これからが楽しみですな」
ガイルが笑顔でそういった。終始穏やかな態度だったが、もしかしたらこの男は相当な食わせ者なんじゃないだろうか。
スズは我慢出来ずに「くそじじい」とだけ言い返す。
まわりの人間が「なんてことをっ」「待てっ」と騒ぎ立てる中、スズはさっさとシンの手を引っ張り部屋を出た。
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