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第3章 依頼:リザードマンにさらわれた家族を助けてください
3-7 トーニャ編2 彼女はリズリーに嫉妬していたようです
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「いててて……今回の魔物は強かったな……」
「キミが弱すぎるんだよ、ほら、動かないで。まったく、キミは私がいないと本当に何もできないね。私なしじゃ生きられないよね?」
それから私は、わざと難しい依頼を選んでは、ワンドを困らせてきた。
そうして回復魔法をかけてやっていけば、私に依存しなければいけない。そう思ったからだ。
「どうしたのさ、ワンド? ひょっとして私に欲情した? 恥ずかしくないの?」
「べ、別に……。ほら、もう一枚羽織りなよ。風邪ひくぞ?」
私がワンドに盛った媚薬も、本人にはバレていないが、少しずつ効果が出ていたのが分かった。
……私が盛り続けた媚薬は強い興奮作用がある。
多分本人は『私が大人になったから、異性として意識するようになった』と考えているに違いない。
本当は私が薬を盛り続けていたからだとは夢にも思わないはずだ。
優しく精神的にも強いキミは、きっと私を無理やり襲うことは出来ないはずだ。
けど、どこかの機会で必ず限界が来る。
こうやって危険な依頼を受け続けていれば、※その生存本能に負け、いつか私を襲うはずだ。
(※読者の方々はご存じと思いますが、ワンドは生への執着が極めて弱いです。どんな危険な状態でもトーニャを襲わなかったのは、それが理由でもあります)
その時に私を『襲わせた』後、それを『借り』としてワンドに押し付けてやれば、彼は一生何があっても私から離れられなくなる。
料理は下手、掃除も洗濯もダメ、性格も最悪で稼ぎも少ない。見た目もせいぜい中の上。そんな私をだ。
だが。
「おい、あんた! ……今、ワンドの器になにを入れたんだい?」
「う……」
「前から変だと思ってたんだよ! ワンドの様子がおかしかったからね! まさかあんたがそんなことする奴だとは思わ……いや、思ってはいたけど、本当にやってたとはね!」
ある日私は油断してしまい、媚薬をワンドの器に盛るところをファイブスにみられてしまったのだ。
元々折り合いが悪かったこともあり、ファイブスはその日以降、私を軽蔑の目で見るようになった。
「なあ、ワンド? あんたに勇者は向かないよ。一緒にさ、商売しないか?」
「そう言うけどさ、ファイブス? 困ってる人が、この世界にはまだ沢山居るだろ? そんな人たちのために、俺だけが幸せになるわけにはいかないよ」
特に私とワンドを遠ざけるようになり(当然なのだが)、パーティを解散させようと考えていた。
……だが、パーティの解散はかろうじて免れた。
「なあ、ゼログって言ったっけ? 折角だから一緒に飯でもどうだ?」
「……良いのか? すまないな……」
それからほどなくして、私たちのチームにゼログが加入したからだ。
優しいキミが、途方に暮れた転移者を放っておくわけがない。そんなことは分かっていたから、私はそれを止めなかった。
「ミノタウロスか……。問題ない、私に任せてくれ」
「助かるよ、ゼログ。けど、おびき出すのは俺にやらせてくれ」
……彼は転移者であることを差し引いても、あまりにも強かった。
ただでさえ高い知力を持つ上、魔王が100人いても相手にならないような膂力を備えていた。
しかも最高度の魔法を詠唱無しで唱えることが出来ており、私たち全員の『完全上位互換』だった。
その癖それを驕ることなく、私たちとの旅を楽しみ、笑顔を向けてきた。
転移者によくある、ハーレムを作りたがる様子も皆無な高潔な性格で、しかも料理も上手と、付け入るスキがない。……強いてあげれば、歌や踊りが下手なことと、洗濯が苦手なことくらいか。
「……どうした、ファイブス。怪我でもしたなら私が治すが?」
「い、いや、別に……何でもないよ」
恐らくファイブスは彼のことが好きだったのだろう。
ファイブスは、ゼログがワンドと一緒に居たがっているのが分かったようで、パーティの解散をもくろむことは無くなった。
……だが私は、そんな完全無欠の彼の「任せてくれ」よりもワンドが口にする「凄いな、トーニャ」「手を貸してくれ」「ありがとうな」という言葉の方が好きだった。
「あのさ、ゼログ……私実はさ。ワンドのことが好きなんだ……もう、どうにもならないくらい……」
「ああ、彼は素晴らしい男だからな。分かったよ、トーニャ。あいつとあなたが付き合えるよう私も手を貸そう」
いつしかゼログを私たちはみな頼りにするようになり、私たちは彼に相談する機会が増えた。彼はそういう相談に乗るのが好きなようで、よく話に乗ってくれた。
……だからこそ、ワンドがゼログに大けがを負わせた時の自責の感情は尋常ではなかった。
「俺のせいだ……俺が弱いから、ゼログが……」
「ワンド……もう分かったろ? あんたに勇者業は無理なんだよ?」
……そんなファイブスが、ゼログの負傷と同時にパーティを抜けたのは必然だろう。
彼女は最後までワンドを連れて行こうとしていたが、私は『ワンドはまだ勇者業を続けたがっている』と主張し、無理やり連れだすように旅をつづけた。
その時の私は『これでワンドと二人っきりに戻ったな』と思っていた。
だが、やはりそんなときも続かなかった。
「ワンド様? 私も連れて行ってください!」
「ああ、よろしくな、リズリー!」
今度はリズリーが加入したからだ。
……はっきり言って、彼女はものすごく可愛い。すらっとした体躯をしており、その癖背は※私より小さいのに胸は大きい。
(※ワンドは173センチ、ゼログは174センチ、トーニャは175センチに対してリズリーは155センチほどです)
優しくてよく気が付く性格で、彼女が村でも人気者だったことは見ただけで分かった。
さらに料理まで得意で言葉遣いも丁寧と来たものだ。
しかも彼女は「ワンドに体を差し出してもいい」とまで言っていた。
……私が最後の手段として残していた方法まで使えるのだ。
これじゃあ私は、彼女に一つも勝てないじゃないか。
しかも、今まで私が盛っていた媚薬の効果は私だけに作用するわけじゃない。
いつかワンドはリズリーを抱いてしまう。そうしたらワンドは絶対にリズリーと結婚するはずだ。
……そう思うと、私は猛烈な嫉妬と危機感を感じた。
「今日の料理、美味いな、リズリー!」
「でしょ? 今日は香辛料を少し変えてみたんです! よかったら今度一緒に作りませんか?」
案の定、ワンドとリズリーはどんどん距離を近づけていった。
ワンドの罪悪感を煽り、自己肯定感を奪う形で独占しようとする私の薄汚い魂胆は、彼女の明るい笑顔と優しい言葉の前にはなすすべもなく崩されていくのが分かった。
……だから、ワンドに『リズリーはワンドを嫌っている』嘘をついて、今自分へ関心を奪い返した。
ごめんね、ワンド。キミは私を誤解している。
私は「思ったことを口にする」人だけど「嘘をつかない」人じゃないんだ。
……最低な女だよね。
……けど、ようやくこれでワンドを手に入れた。
「ワンド……恋人になってあげたんだ。リズリーの代わりに、私に好きって言ってみてよ……」
私はワンドの胸に抱かれながら、そうつぶやいた。
「……トーニャ。好きだよ……」
そう言うと、ワンドはぎゅっと私を抱きしめてくれた。
……キミは優しい人だから、今の私への気持ちの大半は罪悪感のはずだ。
それに媚薬の効果で、私を好きだと『勘違い』しているはずだ。
もっと早く告白していれば、こんなことをしなくて済んだ。
けど、断られるのが怖かった私は、絶対にワンドが私の告白を断れない状況になるまで、何も行動が出来なかった。そんな自分が情けない。
「トーニャ? ……そろそろ、宿に戻ろうか?」
キミに昨夜盛った媚薬は、今までのものよりもさらに強力なものだ。
通常であれば正気を保つのも難しいはずだ。ワンドは私を滅茶苦茶にしたいと思っていてもおかしくはない。
だが、それでもキミは私を襲ってこない。
……あれだけ『本音で語ってほしい』と思っていたけど、キミは絶対に私を傷つけようとしないんだ。
「そうだね……じゃあ、明日からよろしくね。私の恋人、ワンド」
「ああ……」
そういって私はワンドの手を引き、宿に戻った。
いつか私はキミかリズリーか、はたまたほかの誰かに裁きを受けるのかもしれない。
それでも、今だけでも、私はキミと一緒に恋人として時間を過ごせるなら、それでもいい。
「キミが弱すぎるんだよ、ほら、動かないで。まったく、キミは私がいないと本当に何もできないね。私なしじゃ生きられないよね?」
それから私は、わざと難しい依頼を選んでは、ワンドを困らせてきた。
そうして回復魔法をかけてやっていけば、私に依存しなければいけない。そう思ったからだ。
「どうしたのさ、ワンド? ひょっとして私に欲情した? 恥ずかしくないの?」
「べ、別に……。ほら、もう一枚羽織りなよ。風邪ひくぞ?」
私がワンドに盛った媚薬も、本人にはバレていないが、少しずつ効果が出ていたのが分かった。
……私が盛り続けた媚薬は強い興奮作用がある。
多分本人は『私が大人になったから、異性として意識するようになった』と考えているに違いない。
本当は私が薬を盛り続けていたからだとは夢にも思わないはずだ。
優しく精神的にも強いキミは、きっと私を無理やり襲うことは出来ないはずだ。
けど、どこかの機会で必ず限界が来る。
こうやって危険な依頼を受け続けていれば、※その生存本能に負け、いつか私を襲うはずだ。
(※読者の方々はご存じと思いますが、ワンドは生への執着が極めて弱いです。どんな危険な状態でもトーニャを襲わなかったのは、それが理由でもあります)
その時に私を『襲わせた』後、それを『借り』としてワンドに押し付けてやれば、彼は一生何があっても私から離れられなくなる。
料理は下手、掃除も洗濯もダメ、性格も最悪で稼ぎも少ない。見た目もせいぜい中の上。そんな私をだ。
だが。
「おい、あんた! ……今、ワンドの器になにを入れたんだい?」
「う……」
「前から変だと思ってたんだよ! ワンドの様子がおかしかったからね! まさかあんたがそんなことする奴だとは思わ……いや、思ってはいたけど、本当にやってたとはね!」
ある日私は油断してしまい、媚薬をワンドの器に盛るところをファイブスにみられてしまったのだ。
元々折り合いが悪かったこともあり、ファイブスはその日以降、私を軽蔑の目で見るようになった。
「なあ、ワンド? あんたに勇者は向かないよ。一緒にさ、商売しないか?」
「そう言うけどさ、ファイブス? 困ってる人が、この世界にはまだ沢山居るだろ? そんな人たちのために、俺だけが幸せになるわけにはいかないよ」
特に私とワンドを遠ざけるようになり(当然なのだが)、パーティを解散させようと考えていた。
……だが、パーティの解散はかろうじて免れた。
「なあ、ゼログって言ったっけ? 折角だから一緒に飯でもどうだ?」
「……良いのか? すまないな……」
それからほどなくして、私たちのチームにゼログが加入したからだ。
優しいキミが、途方に暮れた転移者を放っておくわけがない。そんなことは分かっていたから、私はそれを止めなかった。
「ミノタウロスか……。問題ない、私に任せてくれ」
「助かるよ、ゼログ。けど、おびき出すのは俺にやらせてくれ」
……彼は転移者であることを差し引いても、あまりにも強かった。
ただでさえ高い知力を持つ上、魔王が100人いても相手にならないような膂力を備えていた。
しかも最高度の魔法を詠唱無しで唱えることが出来ており、私たち全員の『完全上位互換』だった。
その癖それを驕ることなく、私たちとの旅を楽しみ、笑顔を向けてきた。
転移者によくある、ハーレムを作りたがる様子も皆無な高潔な性格で、しかも料理も上手と、付け入るスキがない。……強いてあげれば、歌や踊りが下手なことと、洗濯が苦手なことくらいか。
「……どうした、ファイブス。怪我でもしたなら私が治すが?」
「い、いや、別に……何でもないよ」
恐らくファイブスは彼のことが好きだったのだろう。
ファイブスは、ゼログがワンドと一緒に居たがっているのが分かったようで、パーティの解散をもくろむことは無くなった。
……だが私は、そんな完全無欠の彼の「任せてくれ」よりもワンドが口にする「凄いな、トーニャ」「手を貸してくれ」「ありがとうな」という言葉の方が好きだった。
「あのさ、ゼログ……私実はさ。ワンドのことが好きなんだ……もう、どうにもならないくらい……」
「ああ、彼は素晴らしい男だからな。分かったよ、トーニャ。あいつとあなたが付き合えるよう私も手を貸そう」
いつしかゼログを私たちはみな頼りにするようになり、私たちは彼に相談する機会が増えた。彼はそういう相談に乗るのが好きなようで、よく話に乗ってくれた。
……だからこそ、ワンドがゼログに大けがを負わせた時の自責の感情は尋常ではなかった。
「俺のせいだ……俺が弱いから、ゼログが……」
「ワンド……もう分かったろ? あんたに勇者業は無理なんだよ?」
……そんなファイブスが、ゼログの負傷と同時にパーティを抜けたのは必然だろう。
彼女は最後までワンドを連れて行こうとしていたが、私は『ワンドはまだ勇者業を続けたがっている』と主張し、無理やり連れだすように旅をつづけた。
その時の私は『これでワンドと二人っきりに戻ったな』と思っていた。
だが、やはりそんなときも続かなかった。
「ワンド様? 私も連れて行ってください!」
「ああ、よろしくな、リズリー!」
今度はリズリーが加入したからだ。
……はっきり言って、彼女はものすごく可愛い。すらっとした体躯をしており、その癖背は※私より小さいのに胸は大きい。
(※ワンドは173センチ、ゼログは174センチ、トーニャは175センチに対してリズリーは155センチほどです)
優しくてよく気が付く性格で、彼女が村でも人気者だったことは見ただけで分かった。
さらに料理まで得意で言葉遣いも丁寧と来たものだ。
しかも彼女は「ワンドに体を差し出してもいい」とまで言っていた。
……私が最後の手段として残していた方法まで使えるのだ。
これじゃあ私は、彼女に一つも勝てないじゃないか。
しかも、今まで私が盛っていた媚薬の効果は私だけに作用するわけじゃない。
いつかワンドはリズリーを抱いてしまう。そうしたらワンドは絶対にリズリーと結婚するはずだ。
……そう思うと、私は猛烈な嫉妬と危機感を感じた。
「今日の料理、美味いな、リズリー!」
「でしょ? 今日は香辛料を少し変えてみたんです! よかったら今度一緒に作りませんか?」
案の定、ワンドとリズリーはどんどん距離を近づけていった。
ワンドの罪悪感を煽り、自己肯定感を奪う形で独占しようとする私の薄汚い魂胆は、彼女の明るい笑顔と優しい言葉の前にはなすすべもなく崩されていくのが分かった。
……だから、ワンドに『リズリーはワンドを嫌っている』嘘をついて、今自分へ関心を奪い返した。
ごめんね、ワンド。キミは私を誤解している。
私は「思ったことを口にする」人だけど「嘘をつかない」人じゃないんだ。
……最低な女だよね。
……けど、ようやくこれでワンドを手に入れた。
「ワンド……恋人になってあげたんだ。リズリーの代わりに、私に好きって言ってみてよ……」
私はワンドの胸に抱かれながら、そうつぶやいた。
「……トーニャ。好きだよ……」
そう言うと、ワンドはぎゅっと私を抱きしめてくれた。
……キミは優しい人だから、今の私への気持ちの大半は罪悪感のはずだ。
それに媚薬の効果で、私を好きだと『勘違い』しているはずだ。
もっと早く告白していれば、こんなことをしなくて済んだ。
けど、断られるのが怖かった私は、絶対にワンドが私の告白を断れない状況になるまで、何も行動が出来なかった。そんな自分が情けない。
「トーニャ? ……そろそろ、宿に戻ろうか?」
キミに昨夜盛った媚薬は、今までのものよりもさらに強力なものだ。
通常であれば正気を保つのも難しいはずだ。ワンドは私を滅茶苦茶にしたいと思っていてもおかしくはない。
だが、それでもキミは私を襲ってこない。
……あれだけ『本音で語ってほしい』と思っていたけど、キミは絶対に私を傷つけようとしないんだ。
「そうだね……じゃあ、明日からよろしくね。私の恋人、ワンド」
「ああ……」
そういって私はワンドの手を引き、宿に戻った。
いつか私はキミかリズリーか、はたまたほかの誰かに裁きを受けるのかもしれない。
それでも、今だけでも、私はキミと一緒に恋人として時間を過ごせるなら、それでもいい。
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