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第2章 依頼:街で起きている行方不明事件を解決してください
2-7 最弱勇者はヤンデレ僧侶に肩を貸してもらっています
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「大丈夫ですか、ワンド様?」
「あ、ああ……」
そう言いながらも俺は森の中を歩いていく。
既に時間は夕方に差し掛かっており、周囲は暗くなり始めている。
夜になったヴァンパイアと戦うのは、俺達では無謀だ。
万が一を考えると、早くフォーチュラを連れ戻さないといけない。
「ワンド。ちょっといい?」
「!?」
そういうとトーニャは俺の肩を抱き、杖代わりになってくれた。
(……ダメだな、俺は……)
相変わらず、トーニャに触れられると気分が高揚してしまう。
全く、そんなんだとトーニャにますます嫌われるな。
「ワンドは弱いから、瘴気が完全に抜けるまで一日かかるはずだよ。……だからまだ、本調子じゃないでしょ?」
「ああ……正直、まだ頭が痛いからな……」
「だから肩貸すね? ……その……私に触れられるのは嫌かもしれないけどさ」
そんなわけない。ずっとこうしていたい。
……なんて言ったら、気持ち悪がられるだろうから、言わないでおこうと俺は思った。
トーニャは怒っているのか、少し震えるような口調で尋ねる。
「……本当はどうせ、リズリーの方がよかったでしょ? あの子、可愛くて優しいように見えるものね」
「俺は、そんな……」
なんて答えればいいのかは分からなかった。
「けど、リズリーの腕力だとこんなことできないから。だから、我慢して?」
「ああ……」
「まったく、キミは私に依存しすぎだよね? ねえ? そんなんだから、私以外の女の子には嫌われるって分かる?」
トーニャの肩から暖かい体温が伝わってくる。
よくトーニャは冷たい奴だ、自分勝手な奴だという奴がいる。
確かに、時にはそう言う時もあるかもしれない。けど、人間ってそう言うものだし、俺は寧ろトーニャのそう言う人間らしいところも含めて好きだ。
……と思うこともいけないのは分かっているのだが。
しばらく歩くと、大きな物音が聞こえた。
「なんだ?」
グオオオ……という魔物の咆哮。そして空を舞うのは……
「ブッシュ・コカトリスか……」
普段は草むらに姿を隠し、獲物を見つけると突然空を飛び、襲い掛かる魔物だ。
その名前とは裏腹に、実際はコカトリス種ではないので、石化攻撃の類は使ってこない。
だがその鋭い一撃は、猛禽類をも仕留めてしまうほどの相手であり油断は出来ない。
トーニャは冷静につぶやく。
「ここは危ない、迂回しよう」
だが俺は、先ほどの物音の中に人間と思しきものの声が聞こえていたのを思い出した。
「いや、ダメだ! 誰かと戦っているみたいだから……見捨てるわけにはいかないだろ!」
「キミのその体力だと危険だよ! 私たちのことを一番に考えないと」
「バカ言わないでください、トーニャ! 困ってる人を見過ごすなんてできません!」
リズリーの意見と合わせて2対1になったためだろう、トーニャは舌打ちしながらも引き下がる。
「……わかったよ……」
「トーニャ。戦うのが嫌ならあなただけ逃げなさい! 行きましょ、ワンド!」
「……ああ。急ぐぞ、リズリー!」
もとより、ここから逃げ出すなんてことは『勇者』には許されない。
誰かのために命を捨てることが『勇者』の義務であり、またゼログでも逃げたりしない。
俺は気力を振り絞り、魔物のもとに走っていった。
「くっそう! このやろ!」
そこでは小さなナイフを口にくわえ、四つ足になって戦っている少女の姿が居た。
フォーチュラだ。
「よかった、フォーチュラ! そこにいたんだな!」
「ワンド様! ……ゴメン、やっぱり神父様を殺した犯人を見つけたくて……」
「話は後だ! 戦うぞ!」
そう言って俺は剣を構えた。
「ギアアアア!」
数的優位に立たれたことに少し動揺したのだろう。
しかし、魔物は俺達を見るなり勝てると判断したようだ。俺が『最強勇者』であるという肩書は、当然魔物には通用しない。
魔物は大きく飛び上がると、俺に威嚇のため羽根を振りまいてきた。
「く!」
何とかフォーチュラはかわすが、俺はよけることが出来ずに何枚か体に突き刺さった。
「ワンド様?」
「しまった……やばいな、これは……」
こいつの羽根には神経に作用する毒が含まれている。
タフな獣人であれば多少受けても平気だが、俺は貧弱な『最弱勇者』だ。
羽根を数枚喰らっただけで、俺は体のいうことが効かなくなるのを感じた。
「あれ、ワンド様ならこれくらい平気じゃ……」
「いや……すまない、事情は後で説明するよ。リズリー!」
俺はリズリーに目くばせする。
リズリーは俺の表情を見て察したのか、黙ってうなづく。
「ここは俺に任せてくれ、フォーチュラ! うおおおおお!」
俺は剣を抜き、ふらつく体を無理に動かしつつコカトリスに向かっていく。
そいつは、その様子を見るなり、大きく風をばたつかせる。
「うわああああ!」
俺はその風圧を食らって後ろにある木に叩きつけられた。
痛みが全身を走る。どこかの骨にひびが入ったのだろう。
「ワンド様!」
その様子を見て、フォーチュラは驚いた表情を見せる。
コカトリスは俺の弱さを見て勝利を確信したのだろう、大きく飛び上がり、とどめとばかりに大きく飛び上がり、
「ギイイイイ!」
そう叫びながら俺に爪を向けて急降下してきた。
「いまだ!」
「はい! 赤き鉄をも焦がす青き炎よ、火龍となりて飛び上がらん!」
炎の中級呪文だ。
リズリーが詠唱をすると、宙を飛ぶコカトリスの身体に龍の頭をした炎が突き刺さる。
「ギイイイイ!」
そしてコカトリスは悲鳴を上げながら落ちてきた。
……作戦は成功だ。
フォーチュラとリズリーの言動から、俺を『リーダー』だと魔物に気づかせ、注意をひく。
そして、その隙を狙う戦い方だ。
前と戦い方は似ているが、知性が高い魔物は俺のような弱い奴を見ると舐めてかかるので、却って効きやすい。
「……うん、これで大丈夫ですね……」
「いや、あぶない、伏せろ、リズリー!」
だが、コカトリスはまだ戦意を失っていなかった。
ギラリと目を光らせると、大きく翼を震わせた。……残りの羽根を全てリズリーに向けるのだろう。
「ギイイイイ!」
怒りに満ちた叫びと共に、その羽根は一斉にリズリーに向かう。
……だが、その羽根がリズリーに突き刺さることは無かった。
「……ったく……なんでお前を助けないといけないんだか……」
後からやってきたトーニャが、防御用のバリヤーを展開してくれたからだ。
その隙をついて、後ろに回り込んだフォーチュラが俺に叫ぶ。
「……ワンド様! 肩を貸して!」
「……分かった!」
その言葉の意味は分かった。
フォーチュラは俺の肩に足をかけた瞬間、俺はその足を掴み、
「いけ、フォーチュラ!
その小さな体を思いっきり上に放り上げた。
そのままフォーチュラは宙を走り、
「やあああああ! 虎爪蹴!」
そう叫ぶと共にリズリーはコカトリスのくちばしに強烈な飛び蹴りを叩きこむ。
虎の爪の一閃のごときこの一撃は、獣人が得意とする連携攻撃だ。
「ぐ……ぎいいいい……」
おおきくかしいだコカトリスを見て、俺はさっと剣を抜いてコカトリスの目の前で構えた。
……これ以上戦うなら、もう命の保証はしない、という意味だ。
それを理解したのだろう、コカトリスは森の中に去っていった。
「フォーチュラ……危なかったな」
「ワンド様! 来てくれたんだね!」
「まったく! フォーチュラちゃんが居なくなったって聞いて、驚いたんですよ?」
「アハハ、ごめん……。でも……やっぱり神父様を殺した相手を少しでも早く見つけてもらいたくて……」
「ああ。……キミまで死んだらワンドが悲しむ。無理はしないで」
本当にトーニャはフォーチュラには優しいな。
少し嫉妬するくらいだと。
「けど、このあたりはお城は無かったよ。もっとしっかり探さないと」
「神父様の本には地図がついてなかったからな。それにこの暗さじゃ難しいし……う……」
そこで俺は痛みが急に戻ってきたのか、膝をついた。
「やっぱり、無理しすぎだよ、ワンド」
「え? ワンド様って伝説の勇者じゃないの? こんな傷くらいで……」
「それも今説明するからさ。キャンプしようよ」
そうトーニャが提案したため、俺達はキャンプすることにした。
「あ、ああ……」
そう言いながらも俺は森の中を歩いていく。
既に時間は夕方に差し掛かっており、周囲は暗くなり始めている。
夜になったヴァンパイアと戦うのは、俺達では無謀だ。
万が一を考えると、早くフォーチュラを連れ戻さないといけない。
「ワンド。ちょっといい?」
「!?」
そういうとトーニャは俺の肩を抱き、杖代わりになってくれた。
(……ダメだな、俺は……)
相変わらず、トーニャに触れられると気分が高揚してしまう。
全く、そんなんだとトーニャにますます嫌われるな。
「ワンドは弱いから、瘴気が完全に抜けるまで一日かかるはずだよ。……だからまだ、本調子じゃないでしょ?」
「ああ……正直、まだ頭が痛いからな……」
「だから肩貸すね? ……その……私に触れられるのは嫌かもしれないけどさ」
そんなわけない。ずっとこうしていたい。
……なんて言ったら、気持ち悪がられるだろうから、言わないでおこうと俺は思った。
トーニャは怒っているのか、少し震えるような口調で尋ねる。
「……本当はどうせ、リズリーの方がよかったでしょ? あの子、可愛くて優しいように見えるものね」
「俺は、そんな……」
なんて答えればいいのかは分からなかった。
「けど、リズリーの腕力だとこんなことできないから。だから、我慢して?」
「ああ……」
「まったく、キミは私に依存しすぎだよね? ねえ? そんなんだから、私以外の女の子には嫌われるって分かる?」
トーニャの肩から暖かい体温が伝わってくる。
よくトーニャは冷たい奴だ、自分勝手な奴だという奴がいる。
確かに、時にはそう言う時もあるかもしれない。けど、人間ってそう言うものだし、俺は寧ろトーニャのそう言う人間らしいところも含めて好きだ。
……と思うこともいけないのは分かっているのだが。
しばらく歩くと、大きな物音が聞こえた。
「なんだ?」
グオオオ……という魔物の咆哮。そして空を舞うのは……
「ブッシュ・コカトリスか……」
普段は草むらに姿を隠し、獲物を見つけると突然空を飛び、襲い掛かる魔物だ。
その名前とは裏腹に、実際はコカトリス種ではないので、石化攻撃の類は使ってこない。
だがその鋭い一撃は、猛禽類をも仕留めてしまうほどの相手であり油断は出来ない。
トーニャは冷静につぶやく。
「ここは危ない、迂回しよう」
だが俺は、先ほどの物音の中に人間と思しきものの声が聞こえていたのを思い出した。
「いや、ダメだ! 誰かと戦っているみたいだから……見捨てるわけにはいかないだろ!」
「キミのその体力だと危険だよ! 私たちのことを一番に考えないと」
「バカ言わないでください、トーニャ! 困ってる人を見過ごすなんてできません!」
リズリーの意見と合わせて2対1になったためだろう、トーニャは舌打ちしながらも引き下がる。
「……わかったよ……」
「トーニャ。戦うのが嫌ならあなただけ逃げなさい! 行きましょ、ワンド!」
「……ああ。急ぐぞ、リズリー!」
もとより、ここから逃げ出すなんてことは『勇者』には許されない。
誰かのために命を捨てることが『勇者』の義務であり、またゼログでも逃げたりしない。
俺は気力を振り絞り、魔物のもとに走っていった。
「くっそう! このやろ!」
そこでは小さなナイフを口にくわえ、四つ足になって戦っている少女の姿が居た。
フォーチュラだ。
「よかった、フォーチュラ! そこにいたんだな!」
「ワンド様! ……ゴメン、やっぱり神父様を殺した犯人を見つけたくて……」
「話は後だ! 戦うぞ!」
そう言って俺は剣を構えた。
「ギアアアア!」
数的優位に立たれたことに少し動揺したのだろう。
しかし、魔物は俺達を見るなり勝てると判断したようだ。俺が『最強勇者』であるという肩書は、当然魔物には通用しない。
魔物は大きく飛び上がると、俺に威嚇のため羽根を振りまいてきた。
「く!」
何とかフォーチュラはかわすが、俺はよけることが出来ずに何枚か体に突き刺さった。
「ワンド様?」
「しまった……やばいな、これは……」
こいつの羽根には神経に作用する毒が含まれている。
タフな獣人であれば多少受けても平気だが、俺は貧弱な『最弱勇者』だ。
羽根を数枚喰らっただけで、俺は体のいうことが効かなくなるのを感じた。
「あれ、ワンド様ならこれくらい平気じゃ……」
「いや……すまない、事情は後で説明するよ。リズリー!」
俺はリズリーに目くばせする。
リズリーは俺の表情を見て察したのか、黙ってうなづく。
「ここは俺に任せてくれ、フォーチュラ! うおおおおお!」
俺は剣を抜き、ふらつく体を無理に動かしつつコカトリスに向かっていく。
そいつは、その様子を見るなり、大きく風をばたつかせる。
「うわああああ!」
俺はその風圧を食らって後ろにある木に叩きつけられた。
痛みが全身を走る。どこかの骨にひびが入ったのだろう。
「ワンド様!」
その様子を見て、フォーチュラは驚いた表情を見せる。
コカトリスは俺の弱さを見て勝利を確信したのだろう、大きく飛び上がり、とどめとばかりに大きく飛び上がり、
「ギイイイイ!」
そう叫びながら俺に爪を向けて急降下してきた。
「いまだ!」
「はい! 赤き鉄をも焦がす青き炎よ、火龍となりて飛び上がらん!」
炎の中級呪文だ。
リズリーが詠唱をすると、宙を飛ぶコカトリスの身体に龍の頭をした炎が突き刺さる。
「ギイイイイ!」
そしてコカトリスは悲鳴を上げながら落ちてきた。
……作戦は成功だ。
フォーチュラとリズリーの言動から、俺を『リーダー』だと魔物に気づかせ、注意をひく。
そして、その隙を狙う戦い方だ。
前と戦い方は似ているが、知性が高い魔物は俺のような弱い奴を見ると舐めてかかるので、却って効きやすい。
「……うん、これで大丈夫ですね……」
「いや、あぶない、伏せろ、リズリー!」
だが、コカトリスはまだ戦意を失っていなかった。
ギラリと目を光らせると、大きく翼を震わせた。……残りの羽根を全てリズリーに向けるのだろう。
「ギイイイイ!」
怒りに満ちた叫びと共に、その羽根は一斉にリズリーに向かう。
……だが、その羽根がリズリーに突き刺さることは無かった。
「……ったく……なんでお前を助けないといけないんだか……」
後からやってきたトーニャが、防御用のバリヤーを展開してくれたからだ。
その隙をついて、後ろに回り込んだフォーチュラが俺に叫ぶ。
「……ワンド様! 肩を貸して!」
「……分かった!」
その言葉の意味は分かった。
フォーチュラは俺の肩に足をかけた瞬間、俺はその足を掴み、
「いけ、フォーチュラ!
その小さな体を思いっきり上に放り上げた。
そのままフォーチュラは宙を走り、
「やあああああ! 虎爪蹴!」
そう叫ぶと共にリズリーはコカトリスのくちばしに強烈な飛び蹴りを叩きこむ。
虎の爪の一閃のごときこの一撃は、獣人が得意とする連携攻撃だ。
「ぐ……ぎいいいい……」
おおきくかしいだコカトリスを見て、俺はさっと剣を抜いてコカトリスの目の前で構えた。
……これ以上戦うなら、もう命の保証はしない、という意味だ。
それを理解したのだろう、コカトリスは森の中に去っていった。
「フォーチュラ……危なかったな」
「ワンド様! 来てくれたんだね!」
「まったく! フォーチュラちゃんが居なくなったって聞いて、驚いたんですよ?」
「アハハ、ごめん……。でも……やっぱり神父様を殺した相手を少しでも早く見つけてもらいたくて……」
「ああ。……キミまで死んだらワンドが悲しむ。無理はしないで」
本当にトーニャはフォーチュラには優しいな。
少し嫉妬するくらいだと。
「けど、このあたりはお城は無かったよ。もっとしっかり探さないと」
「神父様の本には地図がついてなかったからな。それにこの暗さじゃ難しいし……う……」
そこで俺は痛みが急に戻ってきたのか、膝をついた。
「やっぱり、無理しすぎだよ、ワンド」
「え? ワンド様って伝説の勇者じゃないの? こんな傷くらいで……」
「それも今説明するからさ。キャンプしようよ」
そうトーニャが提案したため、俺達はキャンプすることにした。
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