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第1章 依頼:森に潜むミノタウロスを退治してください
1-5 河原でのキャンプは冒険の醍醐味です
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「そう言えばさ、なんでさっきのオークにとどめを刺さなかったの?」
俺達は近くにあった河原で少し早めの昼食をとっていた。
集めてきた薪を正面に置き、トーニャは不思議そうに尋ねてきた。
「ああ。ちょっと待ってくれ。……くそ、着火は難しいな……」
俺はナイフを火打石に打ち付けて火花を飛ばす。
トーニャは回復魔法を含む光系の魔法しか使うことが出来ない。
炎系の魔法が使えたのはゼログと、彼が抜けた際に俺たちを見限って出奔した、魔導士の仲間『ファイブス』だけだ。
直接薪を燃やせる炎魔法と異なり、このやり方だと種火を作るための素材を使わないといけない。
俺は何度も息を吹き込み、ようやく火をつけることに成功した。
「えっと、オークのことだよな? そりゃ、あの時点で勝負もついてたろ? あれだけ脅かしとけば、もう人間も襲わないと思うしな」
「そうだけどさ、あいつはキミを襲ってきた。それだけで万死に値する」
時々物騒なことを言うな、トーニャは。
まあ、魔物に家族を奪われたのだから、無理もないか。
俺は材料となる乾燥野菜を水で戻しつつ、まだ残っていたぺミカンの匂いを嗅ぎ、痛んでないことを確認した。
「いや、それをやると却ってまずいんだよ。『オーバーアドベンチャー』って問題があるからな」
「え? ……そういや、そうか……」
そこまで聴いてトーニャは納得したような表情を見せた。
オーバーアドベンチャーとは、名の通り『冒険しすぎ』によって起きる問題だ。
ここ最近『勇者』が各地で魔物退治をすることで深刻な問題がいくつも発生している。
ある勇者は、依頼を受けた『作物を荒らす魔物』を皆殺しにした。それによって雑草がすさまじい勢いで繁茂し、結局荒らされた作物以上の損害がその村に出てしまった。
またある勇者は、森に巣くう魔物の群れを根絶やしにした。しかし、その死体が腐敗したことで伝染病が蔓延し、村落に壊滅的な打撃を与えた。
この世界は※RPGの世界ではない。
魔物はすべて命があり、生身の肉体と魂を持っている。その為、軽率な戦闘はかえって住民に迷惑をかけることを俺達勇者は理解しなければならない。
※ワンドの世界に電子機器は無いが、テーブルトーク形式のRPGはすでにワンドの世界に『転移者』が持ち込んでいる。そのため、ワンドたちにもRPGの概念が存在する。
だが、トーニャは少し疑うような表情でじっとり見つめた。
「ふーん。いろいろ言ってるけどさ、本当は魔物を殺すのが嫌なだけでしょ?」
「え? ……あはは、まあな」
やっぱりトーニャには分かるか。
必要でもないのに魔物を殺すのはやはり感情的に抵抗がある。もっともこれは、俺自身が弱いから、弱者をいたぶるのが嫌だからなのかもしれないが。
それからしばらくして、料理が完成した。
「はい、トーニャ?」
「ありがと。いただきます」
今日の昼食はぺミカンを溶かして作った簡易的なシチューだ。
ぺミカンは、ビッグボア(いわゆる大イノシシの魔物)の油で、同じくビッグボアの肉とレーズンを固めて作ったものだ。
これに乾燥野菜を放り込んでいる。
「どうだ、美味い?」
だがトーニャは首を振る。
「あまり美味しくない」
「え? そうか?」
あれ、外したか。
俺はそう思いながら自身もシチューを食べた。
いつもの味じゃないか? と思っていると、トーニャは続けた。
「塩味が強いし、少し火を通しすぎている。私はもう少し甘い方が好き。原因はワンドが分かってるんじゃないの?」
「俺が? どういうことだ? ……じゃあ、ゼロ……」
ゼログはどうだ、と言おうと思ったが、俺はそこで言うのを辞めた。
それを見たトーニャはぽつり、とつぶやく。
「やっぱりね。ゼログはもういないんだよ? なのに、ゼログの好みに合わせてる」
「あ……」
そう言えばそうだった、と俺は思った。
ゼログは高潔な性格で何を出しても文句を言わないが、実はニンジンや乾燥キャベツが嫌いなことを知っていた。
基本的に彼は甘みの強い野菜があまり好きではないのだろう、そう考えた俺はその手の野菜を入れるときには少し塩味を強くしていた。
「そう、だったな。……よく見たら料理も、ゼログやファイブスの分まで作っちまったな……」
「まったく、しょうがないな。……お代わり」
トーニャはそう言って空になったお皿を出してきた。
「え、まずいって言ってたけど、良いのか?」
「別に……まずいなんて言ってない」
少し恥ずかしそうにトーニャはつぶやく。
「第一、食材がもったいないでしょ? キミが作ったまずい料理を食べてあげるのなんて、私だけだし」
「まずい料理、か……。そんなにまずいかなあ?」
「言っとくけど、ほかの人に料理は作っちゃだめだよ? 特に女の子には作らないで」
「どうしてだよ?」
「キミの料理を女の子が食べたら、まずくてお腹を壊すから」
そうトーニャは言いながら二杯目を口に入れながら、黒パンをかじる。
はあ、これが独占欲から来る感情だったら……と思うけど、そう解釈したら俺は『勘違い野郎』だ。
そう思いながらも俺は頷いた。
食事の後、俺はしばらくあたりを探索した。
道中でオークには何度か遭遇したが、それ以外の目当ての魔物やその飼い主の手掛かりは見つからなかった。
しばらくして日が傾き始めたころ、俺達は再度河原に戻ってきた。
「ふう……手がかりなしか……」
荷物については、食料品など魔物を呼び寄せそうなものを除いて河原に置いていた。
体力が回復したら夕食の準備を始めることにしよう。
「夕食だけどさ、あっちにヤマユリの群生地があったから、その根を使って炒め物でも作るよ」
だてに一日中森の中を歩いていたわけじゃない。
その日の夕食になりそうな食材は探しておいた。むろん村長から森での採取許可は出発前に取っている。
今夜はトーニャが代わりに火をおこしながら、少し申し訳なさそうにこちらを見やった。
「……あのさ、お昼はゴメン」
突然の謝罪に俺は少し驚いた。
「なんで謝るんだ?」
「あのさ、お昼の料理……もっと美味しいって言う方が良かったよね?」
なんだ、そんなことか。
「けど、実際に、美味しくはなかったんだろ?」
「……うん……けど、故郷ではそうやって思ったこと口にして、嫌われることも多かったから……」
「俺は、はっきり言ってくれる方が嬉しいよ。まずいものはまずい、はっきり言えるのがトーニャの良いとこだろ?」
寧ろ、何でも率直に語ってくれるところが、俺がトーニャのことを好きな理由の一つなのだが、それは言わないでおいた。
「……フフフ」
それを言うと、トーニャはクスクスと笑った。
やっぱりトーニャの笑顔は本当に可愛い。
「キミはさ。私のこと、何でも受け入れてくれるよね」
「別に、何言ってもってわけじゃないと思うけど……」
「だってさ、ゼログのことだって、当たり前のように受け入れたじゃん?」
だが、俺はその発言には少し疑問を感じた。
俺ってそんなにイエスマンだと思われているのか、と思ったからだ。
「そんなことないだろ。だってあいつ、ニンジン嫌いで、入れてもらうの嫌がってたろ?」
「そういえば彼、すごい大人っぽいのに変なところ子どもだよね」
「だろ? けどさ、俺はいつもゼログの意見を無視して、入れてたよ。体にいいから食べなよって」
「そういえばそんなこともあったね。ゼログ、必死で食べてたのを思い出したよ」
「だろ? ダメだと思ったことは受け入れない。俺だってそんなにバカじゃねえよ」
そこまで言うと、トーニャは少し懐かしむようにつぶやく。
「そうだけど、あの時は確かゼログと会って間もない時だよね? ……あの時のゼログ、化け物みたいな強さだったよね?」
「ああ。単騎で突っ込んで、ヴァンパイアの集落を壊滅させてたのは驚いたな」
「ワンド、あの光景を見た後に、よくはっきり言えたよね」
「うーん……。けど、ゼログはゼログだろ? 最強の戦士である前に一人の人間じゃん。だから、遠慮はしない方が良いなって思ったんだよ」
「……フフフ、そうだね……それより、暗くなる前に百合の根、採りに行かないの?」
「え? ……ああ、そうだった」
そう言って俺は森の奥の群生地に歩いて行った。
トーニャに微笑みかけられて、俺は少しこの時舞い上がっていた。
この時俺は、そもそも何をしにこの森に来たのか、そしてなぜ、勇者たちが返り討ちに遭ったのか。
そのことを忘れてしまっていた。
俺達は近くにあった河原で少し早めの昼食をとっていた。
集めてきた薪を正面に置き、トーニャは不思議そうに尋ねてきた。
「ああ。ちょっと待ってくれ。……くそ、着火は難しいな……」
俺はナイフを火打石に打ち付けて火花を飛ばす。
トーニャは回復魔法を含む光系の魔法しか使うことが出来ない。
炎系の魔法が使えたのはゼログと、彼が抜けた際に俺たちを見限って出奔した、魔導士の仲間『ファイブス』だけだ。
直接薪を燃やせる炎魔法と異なり、このやり方だと種火を作るための素材を使わないといけない。
俺は何度も息を吹き込み、ようやく火をつけることに成功した。
「えっと、オークのことだよな? そりゃ、あの時点で勝負もついてたろ? あれだけ脅かしとけば、もう人間も襲わないと思うしな」
「そうだけどさ、あいつはキミを襲ってきた。それだけで万死に値する」
時々物騒なことを言うな、トーニャは。
まあ、魔物に家族を奪われたのだから、無理もないか。
俺は材料となる乾燥野菜を水で戻しつつ、まだ残っていたぺミカンの匂いを嗅ぎ、痛んでないことを確認した。
「いや、それをやると却ってまずいんだよ。『オーバーアドベンチャー』って問題があるからな」
「え? ……そういや、そうか……」
そこまで聴いてトーニャは納得したような表情を見せた。
オーバーアドベンチャーとは、名の通り『冒険しすぎ』によって起きる問題だ。
ここ最近『勇者』が各地で魔物退治をすることで深刻な問題がいくつも発生している。
ある勇者は、依頼を受けた『作物を荒らす魔物』を皆殺しにした。それによって雑草がすさまじい勢いで繁茂し、結局荒らされた作物以上の損害がその村に出てしまった。
またある勇者は、森に巣くう魔物の群れを根絶やしにした。しかし、その死体が腐敗したことで伝染病が蔓延し、村落に壊滅的な打撃を与えた。
この世界は※RPGの世界ではない。
魔物はすべて命があり、生身の肉体と魂を持っている。その為、軽率な戦闘はかえって住民に迷惑をかけることを俺達勇者は理解しなければならない。
※ワンドの世界に電子機器は無いが、テーブルトーク形式のRPGはすでにワンドの世界に『転移者』が持ち込んでいる。そのため、ワンドたちにもRPGの概念が存在する。
だが、トーニャは少し疑うような表情でじっとり見つめた。
「ふーん。いろいろ言ってるけどさ、本当は魔物を殺すのが嫌なだけでしょ?」
「え? ……あはは、まあな」
やっぱりトーニャには分かるか。
必要でもないのに魔物を殺すのはやはり感情的に抵抗がある。もっともこれは、俺自身が弱いから、弱者をいたぶるのが嫌だからなのかもしれないが。
それからしばらくして、料理が完成した。
「はい、トーニャ?」
「ありがと。いただきます」
今日の昼食はぺミカンを溶かして作った簡易的なシチューだ。
ぺミカンは、ビッグボア(いわゆる大イノシシの魔物)の油で、同じくビッグボアの肉とレーズンを固めて作ったものだ。
これに乾燥野菜を放り込んでいる。
「どうだ、美味い?」
だがトーニャは首を振る。
「あまり美味しくない」
「え? そうか?」
あれ、外したか。
俺はそう思いながら自身もシチューを食べた。
いつもの味じゃないか? と思っていると、トーニャは続けた。
「塩味が強いし、少し火を通しすぎている。私はもう少し甘い方が好き。原因はワンドが分かってるんじゃないの?」
「俺が? どういうことだ? ……じゃあ、ゼロ……」
ゼログはどうだ、と言おうと思ったが、俺はそこで言うのを辞めた。
それを見たトーニャはぽつり、とつぶやく。
「やっぱりね。ゼログはもういないんだよ? なのに、ゼログの好みに合わせてる」
「あ……」
そう言えばそうだった、と俺は思った。
ゼログは高潔な性格で何を出しても文句を言わないが、実はニンジンや乾燥キャベツが嫌いなことを知っていた。
基本的に彼は甘みの強い野菜があまり好きではないのだろう、そう考えた俺はその手の野菜を入れるときには少し塩味を強くしていた。
「そう、だったな。……よく見たら料理も、ゼログやファイブスの分まで作っちまったな……」
「まったく、しょうがないな。……お代わり」
トーニャはそう言って空になったお皿を出してきた。
「え、まずいって言ってたけど、良いのか?」
「別に……まずいなんて言ってない」
少し恥ずかしそうにトーニャはつぶやく。
「第一、食材がもったいないでしょ? キミが作ったまずい料理を食べてあげるのなんて、私だけだし」
「まずい料理、か……。そんなにまずいかなあ?」
「言っとくけど、ほかの人に料理は作っちゃだめだよ? 特に女の子には作らないで」
「どうしてだよ?」
「キミの料理を女の子が食べたら、まずくてお腹を壊すから」
そうトーニャは言いながら二杯目を口に入れながら、黒パンをかじる。
はあ、これが独占欲から来る感情だったら……と思うけど、そう解釈したら俺は『勘違い野郎』だ。
そう思いながらも俺は頷いた。
食事の後、俺はしばらくあたりを探索した。
道中でオークには何度か遭遇したが、それ以外の目当ての魔物やその飼い主の手掛かりは見つからなかった。
しばらくして日が傾き始めたころ、俺達は再度河原に戻ってきた。
「ふう……手がかりなしか……」
荷物については、食料品など魔物を呼び寄せそうなものを除いて河原に置いていた。
体力が回復したら夕食の準備を始めることにしよう。
「夕食だけどさ、あっちにヤマユリの群生地があったから、その根を使って炒め物でも作るよ」
だてに一日中森の中を歩いていたわけじゃない。
その日の夕食になりそうな食材は探しておいた。むろん村長から森での採取許可は出発前に取っている。
今夜はトーニャが代わりに火をおこしながら、少し申し訳なさそうにこちらを見やった。
「……あのさ、お昼はゴメン」
突然の謝罪に俺は少し驚いた。
「なんで謝るんだ?」
「あのさ、お昼の料理……もっと美味しいって言う方が良かったよね?」
なんだ、そんなことか。
「けど、実際に、美味しくはなかったんだろ?」
「……うん……けど、故郷ではそうやって思ったこと口にして、嫌われることも多かったから……」
「俺は、はっきり言ってくれる方が嬉しいよ。まずいものはまずい、はっきり言えるのがトーニャの良いとこだろ?」
寧ろ、何でも率直に語ってくれるところが、俺がトーニャのことを好きな理由の一つなのだが、それは言わないでおいた。
「……フフフ」
それを言うと、トーニャはクスクスと笑った。
やっぱりトーニャの笑顔は本当に可愛い。
「キミはさ。私のこと、何でも受け入れてくれるよね」
「別に、何言ってもってわけじゃないと思うけど……」
「だってさ、ゼログのことだって、当たり前のように受け入れたじゃん?」
だが、俺はその発言には少し疑問を感じた。
俺ってそんなにイエスマンだと思われているのか、と思ったからだ。
「そんなことないだろ。だってあいつ、ニンジン嫌いで、入れてもらうの嫌がってたろ?」
「そういえば彼、すごい大人っぽいのに変なところ子どもだよね」
「だろ? けどさ、俺はいつもゼログの意見を無視して、入れてたよ。体にいいから食べなよって」
「そういえばそんなこともあったね。ゼログ、必死で食べてたのを思い出したよ」
「だろ? ダメだと思ったことは受け入れない。俺だってそんなにバカじゃねえよ」
そこまで言うと、トーニャは少し懐かしむようにつぶやく。
「そうだけど、あの時は確かゼログと会って間もない時だよね? ……あの時のゼログ、化け物みたいな強さだったよね?」
「ああ。単騎で突っ込んで、ヴァンパイアの集落を壊滅させてたのは驚いたな」
「ワンド、あの光景を見た後に、よくはっきり言えたよね」
「うーん……。けど、ゼログはゼログだろ? 最強の戦士である前に一人の人間じゃん。だから、遠慮はしない方が良いなって思ったんだよ」
「……フフフ、そうだね……それより、暗くなる前に百合の根、採りに行かないの?」
「え? ……ああ、そうだった」
そう言って俺は森の奥の群生地に歩いて行った。
トーニャに微笑みかけられて、俺は少しこの時舞い上がっていた。
この時俺は、そもそも何をしにこの森に来たのか、そしてなぜ、勇者たちが返り討ちに遭ったのか。
そのことを忘れてしまっていた。
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