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契約
バレンタイン
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今日は、2月14日。伊藤さんとお掃除している最中…
今日は、窓拭きをしようということで、雑巾とか、新聞紙を使って、でっかい窓を磨いている
キュッキュ…「ふぅ~こんだけ大きいと、窓を拭くの大変ですね」
「そうですね…伊藤は慣れましたけどね…」
伊藤さんが思い出したように「あ!そういえば…今日ってバレンタインですね!」
バレンタイン…。あ…!すっかり忘れてた!
「やっぱり、玲央様にあげるんですか?」
れ、玲央さん…と考えただけで、ぽっ…っと顔が赤くなる
玲央さんのことを考えると頭がぼーっとして、ドキドキする
でも、最近、夜の行為が、だんだん減ってきてて僕、見捨てられたのじゃないかと、少しヒヤヒヤしている
それに…僕があげたところで喜んでくれるか…
玲央さん、すごいお金持ちだし、きっと僕が作ったり、普通のお店で売ってるのを渡すのは、不味いと思うし…。
僕が、買えないようなすごい高級なお店じゃないと…。それに、僕料理はするんだけどお菓子作りは何回も失敗したことがあるから、出来れば挑戦したくない
そんなことを考えている僕の姿を見て「ゆき様!迷わず作ってみては!?」と伊藤さんが言ってくれた
「誰でも、心を込めて作ってくれたものはとっても嬉しいですよ」
そう言われたけど、お菓子作り、成功したことないし…。玲央さんに不味いものは、あげられない
ましてや、渡して、これ不味いな…出てけ!なんてことになったらどうしよう…。
ただでさえ、夜の行為が減ってきているというのに
悪い考えしか出てこない…
「ふむ…ゆき様、お菓子作りしてみましょうよ!この伊藤、調理の学校に行ってたこともあり、パティシエ並に上手いですよ!」
「す、すごい!」
「さて、どんなものを作りたいですか?今から作らないと間に合わなくなってしまいますからね」
あ、そっか…固める時間とかあるもんね
「やっぱり、でっかいハートですか?」
「それだと、くどいかな…、玲央さん、あんまり甘いもの好きそうじゃない気が…」
「確かに、そうですね!ビターチョコレートにしなくては!」
「ふむ…ハートのチョコチップクッキーとか、ブラウニーとか…マフィンとか…ガトーショコラとか…」
うーん…名前聞いても分からない…
「1番簡単なのはなんですか?」
「ん~クッキーは定番なので少し作りやすいですね!マフィンとかもいいと思いますよ!ただ、ハート型じゃないのが…」
「やっぱり、アーモンドを砕いてチョコと絡ませハートの型に流し込むのがいいと思います!」
「では、早速作っていきましょう!念には念を入れてチョコレートを大量に買っておいたので、今すぐ作れますよ!」
「すごいね、僕がもし作らないって言ったらどうするつもりだったの?」
「そうですね、私甘いものが好きなので、私が作って食べます!その時には、ゆき様にもお渡ししようと思っておりました」
伊藤さんの作ったチョコレート食べてみたい…。
「あ!そういえば、最高のチョコレートを作るために、パティシエを呼んでます!」
「えぇ!?そ、そこまでしなくていいですよ!ほんと!ほんと!大丈夫です!」
「ええっと、パティシエさんは玲央様が雇った方でして…いつもご飯作ってくれてるシェフと共に働いているパティシエさんです、もちろん、昨日でたプリンもパティシエさんが作ってくれたものです」
「実は、玲央様、甘いものが嫌いなんですけど、ゆき様が好きということを聞いて、日本のパティシエさんを探し回って見つけた方でして…」
そんなことしてくれてたんだ…。
「ま、とりあえず呼びますね!」と言いエプロンのポケットからスマホを取り出す
「もしもし…天野さん?ゆき様がお呼びです」
断じて、呼んだ覚えはないけど、そういうことにしておこう
「はーいはーいでは~」ポチッ
「すぐ、来るみたいです!」と言った瞬間にピーンポーンと鳴った
は、早い!
「って、もう来ましたね!」
それから、簡潔に天野さんの説明をされた
天野さんは女性の方で、年齢は僕のお母さんぐらいの歳かな?
「天野です、よろしくお願いします」
「こちらこそお願いします」
「では、早速初めて行きましょう」と天野さんがいい、キッチンへと向かった
まずは、テンパリング、ここは難しいからちょくちょく天野さんが見ながらやってくれた
アーモンドを砕いてボールに入れ、チョコレートを混ぜる
ハートの型も伊藤さんが用意していたらしく、その型に流し込み冷蔵庫で固まるまで待つ
そして、お菓子作りのあとの女子会?
伊藤さんが、お菓子と紅茶を準備してくれて、一緒に食べる
「ゆきちゃん!玲央様とは最近どうなの?」
え…どうなんだろう?
「素直に言ってごらん!」と天野さんが言う
じゃあ、ずっと抱えていた問題を言ってみようかな…「ええっと、最近、その…夜の…行為がな、無くて…」とモジモジして答える
「そうなの!?まぁ~」
「うぅ~それは悲しいね…」
「ど、どうすればいいのか分からなくて…」
「「そうねぇ~」」2人が顔を合わせて言う
「あ!いいこと思いついた!」と天野さんが言う
「チョコと一緒に僕も食べて?でいいんじゃない!?」
そ、そんなぶっ込んだ言葉!?
「いいね~!ん~あとは…どうなんだろう?」
「って、もうこんな時間!私たち、出勤時間終わっちゃった」
「あぁ~まだゆきちゃんのお話聞きたかったのに…」
「また一緒にしましょう!」
楽しかったし、結果オーライ?
それから、ラッピングの袋を渡され、まだ固まってないから固まったらそれに入れて、ちゃんとチョコと一緒に僕も食べて?って言うんだよ!?と念押され帰って行った
それから、玲央さんが帰宅した
固まってすぐにラッピングして、冷蔵庫に入れたので多分大丈夫だとは思うけど…と緊張しながら取り出し、玄関にいく
「あぁ~ゆき、ただいま」とほほにキスをしてくる
どれだけ、夜の行為がやってなくてもそれだけは欠かさずにやってくる
「おかえりなさい…」
「あのね…これ」と差し出す
「え、俺に?作ってくれたのか?」
「う、うん!上手に作れたかは分からないけど…あ!あと、チョコと…一緒に…ぼ、僕も食べて欲しい…」と言ったが、恥ずかしすぎて顔を見れず、横を向いて言ったので、玲央さんがどんな顔をしているか分からないから、不安でいっぱいだった
「はぁ~ゆき、どこでそんな言葉覚えてきたんだ?」
「ええっと…」
「まぁいい、はぁ~」とため息を着くものだから起こったのかと思って「ごめんなさい、僕…変なこと言っちゃった」と涙を溜めて言う
「ゆき、違うんだ。すごく嬉しい…。だけど…」
「だけど?」
「自我が保てなくなってしまう…。ゆき、いつも、する時気絶?寝てしまうだろ?」
「はい…」
「少し、俺もガッツキ気味だったし、ゆきが大学生で明日学校があるのも配慮していなかった。だから、夜の行為は、控えようと思ったんだ」
「ごめんな、不安にさせてしまって」と抱き締められた
抱きしめられた時に玲央さんのあそこが当たったのがわかった
「さっきの言葉で、想像したら立ってしまった…。当たってるが気にしないでくれ」と言われても気になる
それから10秒ほど抱き締めたあと「じゃあ、言った通り美味しく頂かせていただきます」と僕を持ち上げ、お姫様抱っこで寝室に向かい、チョコレートみたいに甘い夜を過ごしました
バレンタイン編 おわり
***
~後日~
夜中にパクパク食べている玲央さんを発見した
「さすが、ゆき上手いな…ビターチョコレートなのもさすがだ」
「お返しは何がいいんだろうか…チョコ1年分?バック?宝石?マンション1個?いや、ん~マンション1個よりこのチョコレートは価値が高いだろ…バックあげたところで使わなそうだし…ふむ~」と悩んでいる玲央さん
そんなにべた褒めだなんて…///
そして、おもむろにスマホを取り出した玲央さん
スマホをテーブルに置いてポチッと触る「あ!あと、チョコと…一緒に…ぼ、僕も食べて欲しい…」と言う僕の声
え!?ろ、録音してただなんて!
「監視カメラ設置しててよかった…」と胸を下ろす玲央さん
ぼ、僕は、全然良くない!
ここは、玲央さんに直談判しに行くか?いや、うーん…
ま、いっか…
そして、玲央さんの中に大切に大切に保管されました
今日は、窓拭きをしようということで、雑巾とか、新聞紙を使って、でっかい窓を磨いている
キュッキュ…「ふぅ~こんだけ大きいと、窓を拭くの大変ですね」
「そうですね…伊藤は慣れましたけどね…」
伊藤さんが思い出したように「あ!そういえば…今日ってバレンタインですね!」
バレンタイン…。あ…!すっかり忘れてた!
「やっぱり、玲央様にあげるんですか?」
れ、玲央さん…と考えただけで、ぽっ…っと顔が赤くなる
玲央さんのことを考えると頭がぼーっとして、ドキドキする
でも、最近、夜の行為が、だんだん減ってきてて僕、見捨てられたのじゃないかと、少しヒヤヒヤしている
それに…僕があげたところで喜んでくれるか…
玲央さん、すごいお金持ちだし、きっと僕が作ったり、普通のお店で売ってるのを渡すのは、不味いと思うし…。
僕が、買えないようなすごい高級なお店じゃないと…。それに、僕料理はするんだけどお菓子作りは何回も失敗したことがあるから、出来れば挑戦したくない
そんなことを考えている僕の姿を見て「ゆき様!迷わず作ってみては!?」と伊藤さんが言ってくれた
「誰でも、心を込めて作ってくれたものはとっても嬉しいですよ」
そう言われたけど、お菓子作り、成功したことないし…。玲央さんに不味いものは、あげられない
ましてや、渡して、これ不味いな…出てけ!なんてことになったらどうしよう…。
ただでさえ、夜の行為が減ってきているというのに
悪い考えしか出てこない…
「ふむ…ゆき様、お菓子作りしてみましょうよ!この伊藤、調理の学校に行ってたこともあり、パティシエ並に上手いですよ!」
「す、すごい!」
「さて、どんなものを作りたいですか?今から作らないと間に合わなくなってしまいますからね」
あ、そっか…固める時間とかあるもんね
「やっぱり、でっかいハートですか?」
「それだと、くどいかな…、玲央さん、あんまり甘いもの好きそうじゃない気が…」
「確かに、そうですね!ビターチョコレートにしなくては!」
「ふむ…ハートのチョコチップクッキーとか、ブラウニーとか…マフィンとか…ガトーショコラとか…」
うーん…名前聞いても分からない…
「1番簡単なのはなんですか?」
「ん~クッキーは定番なので少し作りやすいですね!マフィンとかもいいと思いますよ!ただ、ハート型じゃないのが…」
「やっぱり、アーモンドを砕いてチョコと絡ませハートの型に流し込むのがいいと思います!」
「では、早速作っていきましょう!念には念を入れてチョコレートを大量に買っておいたので、今すぐ作れますよ!」
「すごいね、僕がもし作らないって言ったらどうするつもりだったの?」
「そうですね、私甘いものが好きなので、私が作って食べます!その時には、ゆき様にもお渡ししようと思っておりました」
伊藤さんの作ったチョコレート食べてみたい…。
「あ!そういえば、最高のチョコレートを作るために、パティシエを呼んでます!」
「えぇ!?そ、そこまでしなくていいですよ!ほんと!ほんと!大丈夫です!」
「ええっと、パティシエさんは玲央様が雇った方でして…いつもご飯作ってくれてるシェフと共に働いているパティシエさんです、もちろん、昨日でたプリンもパティシエさんが作ってくれたものです」
「実は、玲央様、甘いものが嫌いなんですけど、ゆき様が好きということを聞いて、日本のパティシエさんを探し回って見つけた方でして…」
そんなことしてくれてたんだ…。
「ま、とりあえず呼びますね!」と言いエプロンのポケットからスマホを取り出す
「もしもし…天野さん?ゆき様がお呼びです」
断じて、呼んだ覚えはないけど、そういうことにしておこう
「はーいはーいでは~」ポチッ
「すぐ、来るみたいです!」と言った瞬間にピーンポーンと鳴った
は、早い!
「って、もう来ましたね!」
それから、簡潔に天野さんの説明をされた
天野さんは女性の方で、年齢は僕のお母さんぐらいの歳かな?
「天野です、よろしくお願いします」
「こちらこそお願いします」
「では、早速初めて行きましょう」と天野さんがいい、キッチンへと向かった
まずは、テンパリング、ここは難しいからちょくちょく天野さんが見ながらやってくれた
アーモンドを砕いてボールに入れ、チョコレートを混ぜる
ハートの型も伊藤さんが用意していたらしく、その型に流し込み冷蔵庫で固まるまで待つ
そして、お菓子作りのあとの女子会?
伊藤さんが、お菓子と紅茶を準備してくれて、一緒に食べる
「ゆきちゃん!玲央様とは最近どうなの?」
え…どうなんだろう?
「素直に言ってごらん!」と天野さんが言う
じゃあ、ずっと抱えていた問題を言ってみようかな…「ええっと、最近、その…夜の…行為がな、無くて…」とモジモジして答える
「そうなの!?まぁ~」
「うぅ~それは悲しいね…」
「ど、どうすればいいのか分からなくて…」
「「そうねぇ~」」2人が顔を合わせて言う
「あ!いいこと思いついた!」と天野さんが言う
「チョコと一緒に僕も食べて?でいいんじゃない!?」
そ、そんなぶっ込んだ言葉!?
「いいね~!ん~あとは…どうなんだろう?」
「って、もうこんな時間!私たち、出勤時間終わっちゃった」
「あぁ~まだゆきちゃんのお話聞きたかったのに…」
「また一緒にしましょう!」
楽しかったし、結果オーライ?
それから、ラッピングの袋を渡され、まだ固まってないから固まったらそれに入れて、ちゃんとチョコと一緒に僕も食べて?って言うんだよ!?と念押され帰って行った
それから、玲央さんが帰宅した
固まってすぐにラッピングして、冷蔵庫に入れたので多分大丈夫だとは思うけど…と緊張しながら取り出し、玄関にいく
「あぁ~ゆき、ただいま」とほほにキスをしてくる
どれだけ、夜の行為がやってなくてもそれだけは欠かさずにやってくる
「おかえりなさい…」
「あのね…これ」と差し出す
「え、俺に?作ってくれたのか?」
「う、うん!上手に作れたかは分からないけど…あ!あと、チョコと…一緒に…ぼ、僕も食べて欲しい…」と言ったが、恥ずかしすぎて顔を見れず、横を向いて言ったので、玲央さんがどんな顔をしているか分からないから、不安でいっぱいだった
「はぁ~ゆき、どこでそんな言葉覚えてきたんだ?」
「ええっと…」
「まぁいい、はぁ~」とため息を着くものだから起こったのかと思って「ごめんなさい、僕…変なこと言っちゃった」と涙を溜めて言う
「ゆき、違うんだ。すごく嬉しい…。だけど…」
「だけど?」
「自我が保てなくなってしまう…。ゆき、いつも、する時気絶?寝てしまうだろ?」
「はい…」
「少し、俺もガッツキ気味だったし、ゆきが大学生で明日学校があるのも配慮していなかった。だから、夜の行為は、控えようと思ったんだ」
「ごめんな、不安にさせてしまって」と抱き締められた
抱きしめられた時に玲央さんのあそこが当たったのがわかった
「さっきの言葉で、想像したら立ってしまった…。当たってるが気にしないでくれ」と言われても気になる
それから10秒ほど抱き締めたあと「じゃあ、言った通り美味しく頂かせていただきます」と僕を持ち上げ、お姫様抱っこで寝室に向かい、チョコレートみたいに甘い夜を過ごしました
バレンタイン編 おわり
***
~後日~
夜中にパクパク食べている玲央さんを発見した
「さすが、ゆき上手いな…ビターチョコレートなのもさすがだ」
「お返しは何がいいんだろうか…チョコ1年分?バック?宝石?マンション1個?いや、ん~マンション1個よりこのチョコレートは価値が高いだろ…バックあげたところで使わなそうだし…ふむ~」と悩んでいる玲央さん
そんなにべた褒めだなんて…///
そして、おもむろにスマホを取り出した玲央さん
スマホをテーブルに置いてポチッと触る「あ!あと、チョコと…一緒に…ぼ、僕も食べて欲しい…」と言う僕の声
え!?ろ、録音してただなんて!
「監視カメラ設置しててよかった…」と胸を下ろす玲央さん
ぼ、僕は、全然良くない!
ここは、玲央さんに直談判しに行くか?いや、うーん…
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