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玲央編
玲央編 第十八話
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「おはよう、ゆき」
「・・・」
ん?
「ゆき~起きてるのか?」
お腹すいたのか
ああ~だりぃ
今日、ゆきの発情期が終わったから仕事だ
仕事なんか無くなっちまえ
俺はゆきさえいればいいだけ
「はぁ~」
よし、ゆきは朝ごはん待ってるだろう
「ゆき~ゆき~」
リビングにきたが、ゆきがいる気配はなかった
「隠れてるのか」
「おーい」
「・・・」
ま、まさか
出ていった?
「どうしてだ、あんなに優しくした」
「それなのに、、、」
まだ、出ていったとは決まってないだろ?
トイレには
ガチャ
いない
布団の中にもいない
全て探し回って最後に見つけたのが1枚の手紙だった
手紙を読む
「玲央さんへ、
1週間ありがとうございました!
玲央さんとお別れは少しさびしいけど、発情期が終わったのでここを出ていきます。お世話になりました。さようなら、玲央さん
ゆきより」
と書かれていた
さようならの文字が涙で滲んでる
その文字をなぞり、大切に置いた
これは俺が貰っていいものじゃない
お別れが早すぎる
ゆきがなんと言おうと絶対に、取り戻す
ゆきの心は、俺に無いかもしれない
だが、権力、金、全てを使って俺しか頼らせなくする
戻ってこい、ゆき
はぁ~
美味しいものいっぱい食べさせてあげたい
あの笑顔をもう一度見たい
初めて会った驚いた顔も、、、
どうして、こんなにも思っているのに、お前は離れてしまうんだ?
そんなことばかり考えてしまう
とりあえず、久しぶりに会社で仕事をしたものの、考えることはゆきのことばかり
はぁ~とため息をつく
ため息をついたあと、コンコンコンと音がなった
なんだ、こんな時に
不貞腐れたような声で「どうぞ」と言った
「しゃちょ~」と甲高い声をした女性社長秘書が俺の元へくる
なんだ、お前かとため息をつく
今日、何回ため息ついたのだろう
俺の顔を伺いながら「しゃちょ~元気ないですね~」
「どうされたんですか?」
「お前には関係ない、仕事しろ」
「じゃなきゃ増やすぞ」
「えぇ~しゃちょ~もしかして~恋人さんに振られたんですか~」
ギクッ
何故それを
「お、お前なんで知ってんだ!」と机に手を置き立ち上がって聞く
「もしかして、お前か!」
「ゆきを追いやったのは!」
そう言うと、「何言ってんですかぁ~」と言ってくる
「嘘つけ!お前がゆきに悪いことを吹きかけたんだろ!」と秘書に言いながら秘書の元へ行き、片手で首を持ち上げ首を閉める
「社長苦しいですぅ~~」
「お前が!お前さえ居なければ」
「ギブですギブ」と言いながら俺の腕を叩いてくる
うるさい!お前がゆきを、、、ゆきを、、、
「社長~死んじゃいますぅ~」
その言葉を聞いて我に返った
そして、手を離し自分の手を見た
俺は、なんてことを、、、
「ゴホッゴホッ、しゃ、社長やめてくださいよ~」
「すまない、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です」
「そ、それより、めちゃくちゃ怖かったですよぉ~」
「そんなに大切な方なんですね」
「あぁ~」
少し、聞きづらそうに言う「ど、どうして出ていってしまったんですか?」
「知らん」
「知らないって、社長が悪いんじゃないんですか?」
「ああ?」
「こ、怖いですよ」
そして、「私はそのゆきさん?と関係ないですからね!私は逃げます!」と走って行ってしまった
俺は自分の席に付き、ネクタイを直しながら考える、
俺が、悪いのか?と
教えてくれ、もう一度俺の元へ帰ってきてくれ、頼む
____________________________________
次回から家を出ていったゆき編です
「・・・」
ん?
「ゆき~起きてるのか?」
お腹すいたのか
ああ~だりぃ
今日、ゆきの発情期が終わったから仕事だ
仕事なんか無くなっちまえ
俺はゆきさえいればいいだけ
「はぁ~」
よし、ゆきは朝ごはん待ってるだろう
「ゆき~ゆき~」
リビングにきたが、ゆきがいる気配はなかった
「隠れてるのか」
「おーい」
「・・・」
ま、まさか
出ていった?
「どうしてだ、あんなに優しくした」
「それなのに、、、」
まだ、出ていったとは決まってないだろ?
トイレには
ガチャ
いない
布団の中にもいない
全て探し回って最後に見つけたのが1枚の手紙だった
手紙を読む
「玲央さんへ、
1週間ありがとうございました!
玲央さんとお別れは少しさびしいけど、発情期が終わったのでここを出ていきます。お世話になりました。さようなら、玲央さん
ゆきより」
と書かれていた
さようならの文字が涙で滲んでる
その文字をなぞり、大切に置いた
これは俺が貰っていいものじゃない
お別れが早すぎる
ゆきがなんと言おうと絶対に、取り戻す
ゆきの心は、俺に無いかもしれない
だが、権力、金、全てを使って俺しか頼らせなくする
戻ってこい、ゆき
はぁ~
美味しいものいっぱい食べさせてあげたい
あの笑顔をもう一度見たい
初めて会った驚いた顔も、、、
どうして、こんなにも思っているのに、お前は離れてしまうんだ?
そんなことばかり考えてしまう
とりあえず、久しぶりに会社で仕事をしたものの、考えることはゆきのことばかり
はぁ~とため息をつく
ため息をついたあと、コンコンコンと音がなった
なんだ、こんな時に
不貞腐れたような声で「どうぞ」と言った
「しゃちょ~」と甲高い声をした女性社長秘書が俺の元へくる
なんだ、お前かとため息をつく
今日、何回ため息ついたのだろう
俺の顔を伺いながら「しゃちょ~元気ないですね~」
「どうされたんですか?」
「お前には関係ない、仕事しろ」
「じゃなきゃ増やすぞ」
「えぇ~しゃちょ~もしかして~恋人さんに振られたんですか~」
ギクッ
何故それを
「お、お前なんで知ってんだ!」と机に手を置き立ち上がって聞く
「もしかして、お前か!」
「ゆきを追いやったのは!」
そう言うと、「何言ってんですかぁ~」と言ってくる
「嘘つけ!お前がゆきに悪いことを吹きかけたんだろ!」と秘書に言いながら秘書の元へ行き、片手で首を持ち上げ首を閉める
「社長苦しいですぅ~~」
「お前が!お前さえ居なければ」
「ギブですギブ」と言いながら俺の腕を叩いてくる
うるさい!お前がゆきを、、、ゆきを、、、
「社長~死んじゃいますぅ~」
その言葉を聞いて我に返った
そして、手を離し自分の手を見た
俺は、なんてことを、、、
「ゴホッゴホッ、しゃ、社長やめてくださいよ~」
「すまない、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です」
「そ、それより、めちゃくちゃ怖かったですよぉ~」
「そんなに大切な方なんですね」
「あぁ~」
少し、聞きづらそうに言う「ど、どうして出ていってしまったんですか?」
「知らん」
「知らないって、社長が悪いんじゃないんですか?」
「ああ?」
「こ、怖いですよ」
そして、「私はそのゆきさん?と関係ないですからね!私は逃げます!」と走って行ってしまった
俺は自分の席に付き、ネクタイを直しながら考える、
俺が、悪いのか?と
教えてくれ、もう一度俺の元へ帰ってきてくれ、頼む
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次回から家を出ていったゆき編です
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