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呼ばれる
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薄暗い部屋、血の匂いがする
ここに来て何日だっただろうか……。
未だにここの場所が分からない
いつも恐怖心と戦っている。
なぜなら、僕は暗闇の中が苦手だからだ
でも、僕、黒猫なんだよね
前の話に戻るけど、何も見えないから未来というか部屋に置いてあるものだったりが見えなくて、恐怖心がぬぐえない
カタカタ震えていると、奥の方から大きな声で番号が聞こえた
「……12番!16番!18番!21番!」という番号
呼ばれた番号の人は、この牢獄から出ていくが戻ってくることもある
それで、僕の番号は……っと
この牢獄に入る前に、番号を言われる
忘れたら、服に書いてあるから見ろと
僕は、忘れてっしまったので言われた通り服を見た
えぇっと、見ると21番と書かれていた
さっき言っていた番号は21番って確か言っていたような
すると、大きな影が牢獄に写る
逆光で見えなく誰がいるか分からない
人影は、ガチャガチャと鍵を取り出し、牢獄のドアを開けた。
人影は怒鳴るように「21番!早く出てこい」と言った
その声にびっくりして体を震わせる。また怒られないように早く立ち上がり、牢獄を出た
逆光で分からなかったけど、鍵を開けてくれたのは男性型の虎さんだった
その方について行き、少し歩くと、ドアがあった
虎さんが、ドアを開けて「入れ」と命令口調で言ってきた
入るとまだ薄暗い場所
男性も入ってきてドアを閉めた
まだここが分からなくて辺りを見渡していると
「ほら、猫らしく四つん這いになれ」と言われ、僕は四つん這いという単語が分からず、立ち尽くしていると
「早くしろ」とまた怒鳴られて肩を震わせた
「あぁ~、このバカが!」と言われ足を蹴られた
思わず頭から転けそうになり体制を崩しながらも、腕を着いて怪我をしずに済んだ
「動くな」と言われ石のように固まる
僕と同じ目線ぐらいで、しゃがみ
首に近づき、何かを巻かれた
ん?何かを巻かれたってことだから当然苦しい
外したかったけど、「いい子にするんだぞ」と言われ、何故か首が持ってかれてしまった
い、痛い
「ほら、歩くんだ」と言われても四つん這いの状況でどう歩けばいいんだ
それにしても痛い
「はぁ~、仕方ない立て」
その命令に従おうとしても、「早く立て」とまた怒鳴られてしまう
う、上手くできないや
何とか立ち上がり、歩き始めるとずっとあかりが無かったのに一筋の光が僕を照らした
やっと出口だ!
少し歩くと光が僕を包み込む
パァっと目の前に眩いほどの光が入ってきて一瞬視界が見えなくなった
僕は久しぶりの光に感動していたが、虎の方がずっと首を引っ張ってきて歩かざる終えなかった
眩い光を抜けるとステージみたいな作りがあった
横から話し声が聞こえるので向くと仮面を被った人間や肉食動物などがいた
ここに来て何日だっただろうか……。
未だにここの場所が分からない
いつも恐怖心と戦っている。
なぜなら、僕は暗闇の中が苦手だからだ
でも、僕、黒猫なんだよね
前の話に戻るけど、何も見えないから未来というか部屋に置いてあるものだったりが見えなくて、恐怖心がぬぐえない
カタカタ震えていると、奥の方から大きな声で番号が聞こえた
「……12番!16番!18番!21番!」という番号
呼ばれた番号の人は、この牢獄から出ていくが戻ってくることもある
それで、僕の番号は……っと
この牢獄に入る前に、番号を言われる
忘れたら、服に書いてあるから見ろと
僕は、忘れてっしまったので言われた通り服を見た
えぇっと、見ると21番と書かれていた
さっき言っていた番号は21番って確か言っていたような
すると、大きな影が牢獄に写る
逆光で見えなく誰がいるか分からない
人影は、ガチャガチャと鍵を取り出し、牢獄のドアを開けた。
人影は怒鳴るように「21番!早く出てこい」と言った
その声にびっくりして体を震わせる。また怒られないように早く立ち上がり、牢獄を出た
逆光で分からなかったけど、鍵を開けてくれたのは男性型の虎さんだった
その方について行き、少し歩くと、ドアがあった
虎さんが、ドアを開けて「入れ」と命令口調で言ってきた
入るとまだ薄暗い場所
男性も入ってきてドアを閉めた
まだここが分からなくて辺りを見渡していると
「ほら、猫らしく四つん這いになれ」と言われ、僕は四つん這いという単語が分からず、立ち尽くしていると
「早くしろ」とまた怒鳴られて肩を震わせた
「あぁ~、このバカが!」と言われ足を蹴られた
思わず頭から転けそうになり体制を崩しながらも、腕を着いて怪我をしずに済んだ
「動くな」と言われ石のように固まる
僕と同じ目線ぐらいで、しゃがみ
首に近づき、何かを巻かれた
ん?何かを巻かれたってことだから当然苦しい
外したかったけど、「いい子にするんだぞ」と言われ、何故か首が持ってかれてしまった
い、痛い
「ほら、歩くんだ」と言われても四つん這いの状況でどう歩けばいいんだ
それにしても痛い
「はぁ~、仕方ない立て」
その命令に従おうとしても、「早く立て」とまた怒鳴られてしまう
う、上手くできないや
何とか立ち上がり、歩き始めるとずっとあかりが無かったのに一筋の光が僕を照らした
やっと出口だ!
少し歩くと光が僕を包み込む
パァっと目の前に眩いほどの光が入ってきて一瞬視界が見えなくなった
僕は久しぶりの光に感動していたが、虎の方がずっと首を引っ張ってきて歩かざる終えなかった
眩い光を抜けるとステージみたいな作りがあった
横から話し声が聞こえるので向くと仮面を被った人間や肉食動物などがいた
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