3 / 24
運命の番と出会う
しおりを挟む
えっ?
やばい隠れないと…。
どこか隠れれる場所
あっ、と受付の所が目に入った
そして、僕は隠れた
ごめんなさい、隠れないといけないんです
すると、若そうな声とかっこいい低い声で「誰か居ないのか?」と聞いてきた
声を聞いただけでかっこよさそう
僕は気になってしまった。どれだけかっこいいのかを
ひょこっと受付から顔を出す
スラッとした足、きっちりとしたスーツ
目で顔を見た
目は合って居ないが、わかってしまった
心臓がドックンドックンと脈を打つ
目が熱くなる
その人の顔に目が集中してしまう。
ごめんなさい。こんな僕が…
【運命の番で】
こんな、僕が運命の番なんて嫌だよね
ごめんなさい。ごめんなさい
絶対に運命の番なんていないと思ってたのに
こんな僕だと迷惑かけちゃう…。
でも、この人に抱かれたい
激しくされたい
掻き回されて、甘く囁いて欲しい
そう思うと、愛液が出てきてしまった
カタカタと震え出す
涙も出てきてしまった
ダメなのに、欲しい
口に手を置いて欲しいのを我慢する
すると、甘い匂いを感じたのか、男性が歩いて来てしまった
「誰かいるんだな」
そして、こっちまで来てしまった
後ろに下がる。
壁に着いてしまった
やだ、怖い
否定される…
目が合ってしまったら、もう後には戻れない
だから、頭を下げて見ないようにする
そして、目の前に来てしまった
「ごめんなさい。ごめんなさい。」と小声で何回も何回も言う
「こっちを見ろ」
やだ、終わってしまう
僕がずっと下を向いていたら
屈んで僕と同じ目線で僕が目を見るのをずっと待っている
「俺の顔見れないのか?ん?」と言われた
「辛くなるだけだ、どうせ顔を見るんだから」
それでも、僕はずっと下を向いていた
「君はここの従業員か?」
そう聞かれコクコクと下を向きながら答えた
「君の名前は?」
「優」それだけ答えた
立ち上がって受付のメニューを見て、「この、優人ってやつ君か?」
それを聞かれて、焦った
ここでうんと聞かれてしまったら、指名されるかもしれない
「違います」
「だが、優人って子しか指名されていないんだよな」
「どういうことかわかるか?」
わかる…。嘘をついていることを見抜かれてしまった
「じゃあ、優人って子を指名するよ」
「どこにいるのかな?優くん」
もう、無理だ「ここです」
「やっぱりな」
「ごめんなさい」
「いいんだ、俺のものになってさえしてくれば」
やばい隠れないと…。
どこか隠れれる場所
あっ、と受付の所が目に入った
そして、僕は隠れた
ごめんなさい、隠れないといけないんです
すると、若そうな声とかっこいい低い声で「誰か居ないのか?」と聞いてきた
声を聞いただけでかっこよさそう
僕は気になってしまった。どれだけかっこいいのかを
ひょこっと受付から顔を出す
スラッとした足、きっちりとしたスーツ
目で顔を見た
目は合って居ないが、わかってしまった
心臓がドックンドックンと脈を打つ
目が熱くなる
その人の顔に目が集中してしまう。
ごめんなさい。こんな僕が…
【運命の番で】
こんな、僕が運命の番なんて嫌だよね
ごめんなさい。ごめんなさい
絶対に運命の番なんていないと思ってたのに
こんな僕だと迷惑かけちゃう…。
でも、この人に抱かれたい
激しくされたい
掻き回されて、甘く囁いて欲しい
そう思うと、愛液が出てきてしまった
カタカタと震え出す
涙も出てきてしまった
ダメなのに、欲しい
口に手を置いて欲しいのを我慢する
すると、甘い匂いを感じたのか、男性が歩いて来てしまった
「誰かいるんだな」
そして、こっちまで来てしまった
後ろに下がる。
壁に着いてしまった
やだ、怖い
否定される…
目が合ってしまったら、もう後には戻れない
だから、頭を下げて見ないようにする
そして、目の前に来てしまった
「ごめんなさい。ごめんなさい。」と小声で何回も何回も言う
「こっちを見ろ」
やだ、終わってしまう
僕がずっと下を向いていたら
屈んで僕と同じ目線で僕が目を見るのをずっと待っている
「俺の顔見れないのか?ん?」と言われた
「辛くなるだけだ、どうせ顔を見るんだから」
それでも、僕はずっと下を向いていた
「君はここの従業員か?」
そう聞かれコクコクと下を向きながら答えた
「君の名前は?」
「優」それだけ答えた
立ち上がって受付のメニューを見て、「この、優人ってやつ君か?」
それを聞かれて、焦った
ここでうんと聞かれてしまったら、指名されるかもしれない
「違います」
「だが、優人って子しか指名されていないんだよな」
「どういうことかわかるか?」
わかる…。嘘をついていることを見抜かれてしまった
「じゃあ、優人って子を指名するよ」
「どこにいるのかな?優くん」
もう、無理だ「ここです」
「やっぱりな」
「ごめんなさい」
「いいんだ、俺のものになってさえしてくれば」
14
お気に入りに追加
474
あなたにおすすめの小説
運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー
白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿)
金持ち社長・溺愛&執着 α × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω
幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。
ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。
発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう
離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。
すれ違っていく2人は結ばれることができるのか……
思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいαの溺愛、身分差ストーリー
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
全寮制の学園に行ったら運命の番に溺愛された話♡
白井由紀
BL
【BL作品】
絶対に溺愛&番たいα×絶対に平穏な日々を過ごしたいΩ
田舎育ちのオメガ、白雪ゆず。東京に憧れを持っており、全寮制私立〇〇学園に入学するために、やっとの思いで上京。しかし、私立〇〇学園にはカースト制度があり、ゆずは一般家庭で育ったため最下位。ただでさえ、いじめられるのに、カースト1位の人が運命の番だなんて…。ゆずは会いたくないのに、運命の番に出会ってしまう…。やはり運命は変えられないのか!
学園生活で繰り広げられる身分差溺愛ストーリー♡
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承ください🙇♂️
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
イケメンがご乱心すぎてついていけません!
アキトワ(まなせ)
BL
「ねぇ、オレの事は悠って呼んで」
俺にだけ許された呼び名
「見つけたよ。お前がオレのΩだ」
普通にβとして過ごしてきた俺に告げられた言葉。
友達だと思って接してきたアイツに…性的な目で見られる戸惑い。
■オメガバースの世界観を元にしたそんな二人の話
ゆるめ設定です。
…………………………………………………………………
イラスト:聖也様(@Wg3QO7dHrjLFH)

愛おしい君 溺愛のアルファたち
山吹レイ
BL
後天性オメガの瀧本倫(たきもと りん)には三人のアルファの番がいる。
普通のサラリーマンの西将之(にし まさゆき)
天才プログラマーの小玉亮(こだま りょう)
モデル兼俳優の渋川大河(しぶかわ たいが)
皆は倫を甘やかし、溺愛し、夜ごと可愛がってくれる。
そんな甘くもほろ苦い恋の話。
三人のアルファ×後天性オメガ
更新は不定期です。
更新時、誤字脱字等の加筆修正が入る場合があります。
完結しました。
はぴまり~薄幸オメガは溺愛アルファのお嫁さん
藍沢真啓/庚あき
BL
大学卒業後Y商事で働く香月桔梗(こうづき ききょう)が出勤すると、不穏な空気と共に社長から突然の解雇を言い渡される。
「貴様は昨夜、わしの息子をオメガのフェロモンで誘惑しただろう!」と。
呆然とするまま会社を出た途端、突然の発情《ヒート》に襲われる。パニックになった桔梗は徒歩での帰宅を決めたものの、途中でゲリラ豪雨に見舞われてしまう。
そこで偶然見つけたカフェ&バー『la maison』のオーナー寒川玲司(さむかわ れいじ)に助けられたが彼はアルファで、桔梗の発情《ヒート》の影響を受け発情《ラット》してしまう。
そして、合意のないまま桔梗に番の契約をしてしまい──
孤独に生きてきたアルファとオメガの幸せになる為の物語。
壮絶な過去を持つ腹黒アルファ×孤独に生きてきた薄幸オメガ
※オメガバースの設定をお借りしています。また、独自設定もありますので、苦手な方はご注意を。 また、Rシーンの回には*を表示します。
また他サイトでも公開中です。

控えめカワイイ後輩クンにイケメンの俺が本気になる話
ずー子
BL
大学生BL。先輩×後輩。イケメン先輩が控えめカワイイ後輩男子にメロメロになっちゃって、テニサーの夏合宿の夜にモノにしようとする話です。終始ラブラブ。
大学3年の先輩×大学1年生のラブラブ話です。受クン視点も近々載せますね♡
私はこういう攻視点で受を「カワイイ」と悶えて本気でモノにするためになんでもしちゃう話がすきです。
お楽しみください!
幸せの温度
本郷アキ
BL
※ラブ度高めです。直接的な表現もありますので、苦手な方はご注意ください。
まだ産まれたばかりの葉月を置いて、両親は天国の門を叩いた。
俺がしっかりしなきゃ──そう思っていた兄、睦月《むつき》17歳の前に表れたのは、両親の親友だという浅黄陽《あさぎよう》33歳。
陽は本当の家族のように接してくれるけれど、血の繋がりのない偽物の家族は終わりにしなければならない、だってずっと家族じゃいられないでしょ? そんなのただの言い訳。
俺にあんまり触らないで。
俺の気持ちに気付かないで。
……陽の手で触れられるとおかしくなってしまうから。
俺のこと好きでもないのに、どうしてあんなことをしたの? 少しずつ育っていった恋心は、告白前に失恋決定。
家事に育児に翻弄されながら、少しずつ家族の形が出来上がっていく。
そんな中、睦月をストーキングする男が現れて──!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる