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ナス
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ちゃんと言われた通りのものが入っていたのと、プリンも入っていた
「プ、プリン!!」
「そう、プリンだ。頬にキスしてくれるんだったらあげてもいい」とほっぺを突き出してきた
「しかも、いつもと違う店で買ったんだ、さぞかし美味しいと思うぞ」
「うぅ…食べ…」たいけど!キスは嫌だし、自分で買えば済む話!だけど…僕の残金…200円
昨日からからもやし生活と実家から届いた野菜で節約生活しようと思っていた矢先!プリンが…
今度の仕送りまで1週間…
プリンを買って、もやしさえ買えなくなってしまったら…僕は死んでしまう…
目の前で一条様が美味しそうにプリンを食べているのも想像したらなんかムカつくし…
ほっぺたにキスするぐらい外国人なら誰でもやってる!やってみるか…でも、恥ずかしすぎるっ!
どうしよう…と考えていたら「じゃあ、俺が食べてやる。5…4…3…」
もういいや!キスの1つや2つ変わらない!
一条様のほっぺたに「ちゅ…」とキスをした
頬に触れるか触れないかギリギリを攻めた
かァァァ…死ぬ…てか、死んじゃう!
赤面しすぎて、顔を見せられないよ…恥ずかしくて下を向く
「・・・やっぱり、満足出来ない」と言って人差し指で、クイッと僕の顎を持ち上げて僕の唇にキスしてきた
「!?!?」びっくりして、目が飛び出るほど目を開けた
普通のキスだったら良かったものの、このバカ一条様が舌まで入れてきた
「んん!やめっ…んっ!」とやめてと言おうとしたけれど、後頭部まで、掴まれてしまい離れられない
だんだん激しくなってきてしまって「んぁ…」と変な声まで出してしまった
何この声!自分が感じてますよって言ってるみたいじゃないか!
さすがに、息が苦しい…それを一条様が察したのかスっと離れた
「スイーツより甘かった…ご馳走様」
「は!?この一条様のボケナス!ナス!ボケ!あほ!イケメンの癖に発言はくさいことしか言わない人!!」と悪口を言い慣れてないせいか、変なことまで言ってしまった
「最後は、心外だな…イケメンは嬉しいが…」
「最後の言葉は的を当てていると思いますけど!あと、一条様!勘違いしないでください!人間界のイケメンじゃなくてナス界の中でイケメンってだけなんでっ!」とハッキリ言ってやった
さすがに、自分でも無理があるだろうと思ったけど、一条様のことをイケメンだと認めたくない…
「もう!僕が一条様のこと信じたのがボケナスビでした!お詫びとして、全部お菓子ください!」と言ったら素直にお菓子を渡してくれた
「分かればいいんですよ、このボケナス」と捨て台詞を吐いて、ベンチを立ち上がってそそくさと乗降口へと向かった
***
一条side
俺の事をナス扱いするやつなんてゆずしか居ない…
「ナスもいいかもな…ナス食べるか…」それとも、高級のナスをゆずに渡すか…
料理長に作らせよう
「プ、プリン!!」
「そう、プリンだ。頬にキスしてくれるんだったらあげてもいい」とほっぺを突き出してきた
「しかも、いつもと違う店で買ったんだ、さぞかし美味しいと思うぞ」
「うぅ…食べ…」たいけど!キスは嫌だし、自分で買えば済む話!だけど…僕の残金…200円
昨日からからもやし生活と実家から届いた野菜で節約生活しようと思っていた矢先!プリンが…
今度の仕送りまで1週間…
プリンを買って、もやしさえ買えなくなってしまったら…僕は死んでしまう…
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ほっぺたにキスするぐらい外国人なら誰でもやってる!やってみるか…でも、恥ずかしすぎるっ!
どうしよう…と考えていたら「じゃあ、俺が食べてやる。5…4…3…」
もういいや!キスの1つや2つ変わらない!
一条様のほっぺたに「ちゅ…」とキスをした
頬に触れるか触れないかギリギリを攻めた
かァァァ…死ぬ…てか、死んじゃう!
赤面しすぎて、顔を見せられないよ…恥ずかしくて下を向く
「・・・やっぱり、満足出来ない」と言って人差し指で、クイッと僕の顎を持ち上げて僕の唇にキスしてきた
「!?!?」びっくりして、目が飛び出るほど目を開けた
普通のキスだったら良かったものの、このバカ一条様が舌まで入れてきた
「んん!やめっ…んっ!」とやめてと言おうとしたけれど、後頭部まで、掴まれてしまい離れられない
だんだん激しくなってきてしまって「んぁ…」と変な声まで出してしまった
何この声!自分が感じてますよって言ってるみたいじゃないか!
さすがに、息が苦しい…それを一条様が察したのかスっと離れた
「スイーツより甘かった…ご馳走様」
「は!?この一条様のボケナス!ナス!ボケ!あほ!イケメンの癖に発言はくさいことしか言わない人!!」と悪口を言い慣れてないせいか、変なことまで言ってしまった
「最後は、心外だな…イケメンは嬉しいが…」
「最後の言葉は的を当てていると思いますけど!あと、一条様!勘違いしないでください!人間界のイケメンじゃなくてナス界の中でイケメンってだけなんでっ!」とハッキリ言ってやった
さすがに、自分でも無理があるだろうと思ったけど、一条様のことをイケメンだと認めたくない…
「もう!僕が一条様のこと信じたのがボケナスビでした!お詫びとして、全部お菓子ください!」と言ったら素直にお菓子を渡してくれた
「分かればいいんですよ、このボケナス」と捨て台詞を吐いて、ベンチを立ち上がってそそくさと乗降口へと向かった
***
一条side
俺の事をナス扱いするやつなんてゆずしか居ない…
「ナスもいいかもな…ナス食べるか…」それとも、高級のナスをゆずに渡すか…
料理長に作らせよう
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