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次の授業の呼鈴がなってしまい、渋々席に戻った
「かおりくん、かっこよかったね~」と言うと、目を泳がせながら「そ、そうかな?」と言った
あれ?イケメン好きなかおりくんが同意しないなんて…かおりくんにもタイプがあるのか!
「かおりくんが、そんなこと言うなんて珍しいね!タイプでもできたの?」
「僕だって、相手は選ぶよ!一条様は別だけどね!」
相手を選ぶ?一条様は別?
「どういうこと?かおりくん」
「あの、暖人先輩恋人いるんだよ…そんな人をかっこいいなんて言えないよ…一条様はゆずがいるけど、ゆずは別~って、これ言っちゃダメだったけ?」
暖人先輩、そうだったんだ…なんだ…優しくしといて、恋人がいたんだ…でも、別にチクチクとか、嫌な気持ちでは無い…不思議な感じ…そのあとの授業も平然といれた
授業とHRが終わり、帰ろうと思って、正面玄関に行こうと
踊り場に行ったらばったり暖人先輩が可愛らしいΩと話していた
「藺(りん)は、本当におちゃめさんだな」と言って頭を撫でながら談笑している
ぼーっとそれを眺めていたら、気が付かれてしまった
「あ、君は確か…朝あった蓮様のΩくんじゃん!」と話しかけられてしまった
一条様のΩって…違うんだけど…
「あ、どうも」
「藺、紹介するわ、蓮様のΩだよ。今日、迷ってたから助けたんだ」
「さすが、暖人!字のとおり暖かくて優しい人ね!」と藺さんが答えてから僕の方を向いて「よろしくね!」と笑顔で挨拶された
その笑顔は眩しくて、可愛らしかった
2人並んでいると、すごくお似合いだなと思う
「あ、俺たち、やる事あるからそろそろ行くね!蓮様とお幸せに~」と正面玄関の方に向かっていった
最後の一言は余計じゃないか?と思いながら後ろ姿を眺めていると、ぽんと肩を置かれて、疑問に思って振り返ると一条様が立っていた
やっぱり僕の番は…んなわけない!!!!絶対無い!!!
「これで、僕の心を掴んだと思わないでください!!!」
「??別に、掴んだって思ってる訳では無いぞ?ただ、手間が省けたなぁ~と思っている」
「ふん!暖人先輩のことまだ諦めてないかもですよ!!!」
「確かにそうだな…潰すか」
「潰さないでください!」
「ま、振られたも同然だろ、あの二人ずっと仲良いし、ちゃんと婚約もしている」
「追い討ちかけないで!」
「まぁまぁ、この前のお礼のお菓子持ってきたから」と紙袋を貰った
「あ、食べるんだったら俺の部屋で食べるんだぞ?」
「はぁ!?なんで!」
「俺の分も入ってるからだよ」
「・・・分かりました一条様の部屋に行くのは気が引けるのでこれでいいですか!」
「まぁ、いいか…さぁ食べようか」
仕方なく、近くのベンチに座ってお菓子を食べ始めた
「かおりくん、かっこよかったね~」と言うと、目を泳がせながら「そ、そうかな?」と言った
あれ?イケメン好きなかおりくんが同意しないなんて…かおりくんにもタイプがあるのか!
「かおりくんが、そんなこと言うなんて珍しいね!タイプでもできたの?」
「僕だって、相手は選ぶよ!一条様は別だけどね!」
相手を選ぶ?一条様は別?
「どういうこと?かおりくん」
「あの、暖人先輩恋人いるんだよ…そんな人をかっこいいなんて言えないよ…一条様はゆずがいるけど、ゆずは別~って、これ言っちゃダメだったけ?」
暖人先輩、そうだったんだ…なんだ…優しくしといて、恋人がいたんだ…でも、別にチクチクとか、嫌な気持ちでは無い…不思議な感じ…そのあとの授業も平然といれた
授業とHRが終わり、帰ろうと思って、正面玄関に行こうと
踊り場に行ったらばったり暖人先輩が可愛らしいΩと話していた
「藺(りん)は、本当におちゃめさんだな」と言って頭を撫でながら談笑している
ぼーっとそれを眺めていたら、気が付かれてしまった
「あ、君は確か…朝あった蓮様のΩくんじゃん!」と話しかけられてしまった
一条様のΩって…違うんだけど…
「あ、どうも」
「藺、紹介するわ、蓮様のΩだよ。今日、迷ってたから助けたんだ」
「さすが、暖人!字のとおり暖かくて優しい人ね!」と藺さんが答えてから僕の方を向いて「よろしくね!」と笑顔で挨拶された
その笑顔は眩しくて、可愛らしかった
2人並んでいると、すごくお似合いだなと思う
「あ、俺たち、やる事あるからそろそろ行くね!蓮様とお幸せに~」と正面玄関の方に向かっていった
最後の一言は余計じゃないか?と思いながら後ろ姿を眺めていると、ぽんと肩を置かれて、疑問に思って振り返ると一条様が立っていた
やっぱり僕の番は…んなわけない!!!!絶対無い!!!
「これで、僕の心を掴んだと思わないでください!!!」
「??別に、掴んだって思ってる訳では無いぞ?ただ、手間が省けたなぁ~と思っている」
「ふん!暖人先輩のことまだ諦めてないかもですよ!!!」
「確かにそうだな…潰すか」
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「まぁまぁ、この前のお礼のお菓子持ってきたから」と紙袋を貰った
「あ、食べるんだったら俺の部屋で食べるんだぞ?」
「はぁ!?なんで!」
「俺の分も入ってるからだよ」
「・・・分かりました一条様の部屋に行くのは気が引けるのでこれでいいですか!」
「まぁ、いいか…さぁ食べようか」
仕方なく、近くのベンチに座ってお菓子を食べ始めた
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