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バレンタイン
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今日、2月14日の前日に翼くん、かおりくん、唯くんに誘われチョコレート作りを一緒にすることになった
ぼ、僕は断じて一条様に作る訳では無い!が、何やら聞きつけた一条様が学校内にあるアルファしか入れないところで作っていいよ~の許可が降りた
オメガ寮で作ると、人がいっぱいで作れないからだそう
僕は、友チョコ、3人は恋人や、親しい人に…
僕は、今回生チョコを作ろうと思う!意外と?簡単かな?ほかのお菓子を見るとね
そして、葛藤の末、みな出来上がった
みんなこれまで以上に、真剣だったなぁ~
チョコは、そのままアルファキッチンのところに置いておいて、明日になったらラッピングしようということになった
***
そして、バレンタイン当日、教室でみんなが渡している中僕たちは、3時間目の休み時間にアルファキッチンのところに行く
あ、もちろん、危険な目に遭わないように、過保護な唯くんの運命の番と、かおりくんの彼氏が来た
唯くんの運命の番さんは一条様に頼まれたらしいのと、唯くんのチョコレートを貰いに来た
かおりくんの彼氏さんも、同じ感じ
まぁ、一条様の命令なのかは知らないけど、誰1人教室から出ていなかった
そして、アルファキッチンのところに着いてラッピングをする
「ゆず!もちろん、一条様にあげるよね?」とつばさくんが言う
「あ、あげるわけ!」
「一条様、ゆずに惚れてるとは言え、みんな一斉に告る日だから心が揺らいじゃうかもよ~」なんて言ってくる
「ゆ、揺らいだって別に関係ないし」
「ふーん…」とニヤニヤしながら言ってくる
あげるわけないのに…なんて思いながらぼーっとラッピングをしていると、ピッタリ1人分余ってしまった
とりあえず、ラッピングしとこ!余ってたらつばさくんに何言われるか分からない
それから、3人にはプレゼントして、1人分のチョコを隠しながらオメガの教室に戻る
すると、かおりくんが「ゆず!もう1個持ってたのか!」と言う
ひぇ~辞めてくれ、かおりくん!つばさくんが反応しちゃうじゃないか!と思ったけど、反応しなかった
ん?なんでだろ…と疑問に思いつつも、みんな、それぞれの教室に帰って行った
そして、お昼休み。案の定一条様は来てしまった
「も~毎回言ってますけど、来なくていいですから」
「理由、教えろ」と少しムッとした感じだった
それに、ちょっと不機嫌
「り、理由?」そんなこと聞かれたこと無かったから少しびっくり。だけど、理由なんか考えてないし、とにかく嫌いじゃだめだよね
誤魔化すために「ちょっと、どうしたんですか?そんなこと聞く人じゃないのに」
「あぁ~ちょっとイライラしてる。すまん」
ふーん、まぁ僕にはどうでもいいけど~
と思ってたけど、次々に来るオメガの人たち
「応援してます!」「かっこいいです」「好きです!付き合ってください!」とか、しかもこんな場所で「体の関係だけでもいいので、お願いします!」なんて人もいた
こ、こわ…。一条様の立場だったらどうだろうか…少しイラつくな
しかも、一条さまはご飯食べてる最中だから、相当イラつくよね、ま、ほとんど無視してるけど
そういうことで、あれから一言も喋らずに会話は終わったけど、だいぶ怒ってたな。しかも、全部机に置きっぱなしだし
自分のものでは無いらしい?
かおりくんがすごい困ってたけど、一条様のだと伝えると届けてくれる?と言ってきた
と、届ける?と思ったけど、かおりくんだってそこまで一条様と親しい訳では無いし、ジュースを奢るという条件で、届けることを承諾した
そして、授業が終わった帰り、僕は、一条様の教室へ向かった
とは、言っても教室も何も無い
大きな部屋に好きなものを置いているだけの部屋。まぁ~一条様たちトップ4は仕事もやっているので、ほとんど部屋にいないが、あかりが着いていたのでいそう
コンコンコン
「どうぞ~」という一条様の声がする
「失礼します」と言い中に入る
中にはどうやら、ソファーと色んなものが置いてあった
そして、ソファーに座ってパソコンで何やら文字を打っている一条様…
僕を見た瞬間「ん?どうした?ま、まさか!?ゴホゴホ…とりあえず、ソファーに座っててくれ」と言われたので、向かいのソファーに座る
「こっちへこい」と手招きされたけど、行きたくねぇ~オーラを出したら一条様が移動してくれた
「で、どうしたんだ?」
「忘れ物です。昼に貰ったチョコレート」といい渡すと、ガッカリしたように受け取る
そして、いつもより少しだけソワソワしながら待っている一条様
なんなんだろう…?
「おっほん…その、ゆず…チョコレートは…」
「え…」まさか聞いてくるとは思わなかったぁぁぁぁ
これは、あげなければいけない…
だって、断るセリフがない!
1、ホワイトデーに渡しますよ~
2、忘れてきました~
3、バレンタインでしたけ?
4、作ってないです
1、ホワイトデーに渡しますよはホワイトデーにあげないといけなければならない!
2、忘れてきました~作るのを忘れたって、キッチン借りてるんだから作れるでしょ?ってなってしまうからなし
3、バレンタインでしたけ?は、絶対嘘ってバレる!
4、作ってないですは、絶対にダメ!いじめがさらに加速される可能性大!それに、噂を流されてしまったら最後…退学に…
もう、この最後のチョコレートを渡すしかないのかな…
「ええっと、こ、これ」とブレザーポケットからだす
「ほ、本命とかじゃなくて、ほんとに義理ですから!」
渡したチョコを見て「嬉しいよ。今までのバレンタインデーで1番嬉しい」と言われた
なんだか、照れちゃうな…
「俺からのお返しは今日がいい?ホワイトデーがいい?」
僕は、嫌なこと面倒なことはすぐに終わらせるタイプの人間だ!なら今日お返しを貰おう
「今日で…というか…おかえ…」しはいらないと言おうとした瞬間にキスされた
「ええっと…」
「俺からの、お返しは甘いキスだ」と恥ずかしげもなく言う
いや、要らないんですけど…!?
な、なんでなんで!?
とりあえず、スッ…と立ち上がって、教室をでた
「はぁ~」と言いながら閉まったドアに背もたれをする
僕の、バレンタインはあまりいいものとはいえなかったが、まぁよしとしよう
来年は素敵なバレンタインに絶対にする!と誓ったゆずでした
バレンタイン編 終わり
ぼ、僕は断じて一条様に作る訳では無い!が、何やら聞きつけた一条様が学校内にあるアルファしか入れないところで作っていいよ~の許可が降りた
オメガ寮で作ると、人がいっぱいで作れないからだそう
僕は、友チョコ、3人は恋人や、親しい人に…
僕は、今回生チョコを作ろうと思う!意外と?簡単かな?ほかのお菓子を見るとね
そして、葛藤の末、みな出来上がった
みんなこれまで以上に、真剣だったなぁ~
チョコは、そのままアルファキッチンのところに置いておいて、明日になったらラッピングしようということになった
***
そして、バレンタイン当日、教室でみんなが渡している中僕たちは、3時間目の休み時間にアルファキッチンのところに行く
あ、もちろん、危険な目に遭わないように、過保護な唯くんの運命の番と、かおりくんの彼氏が来た
唯くんの運命の番さんは一条様に頼まれたらしいのと、唯くんのチョコレートを貰いに来た
かおりくんの彼氏さんも、同じ感じ
まぁ、一条様の命令なのかは知らないけど、誰1人教室から出ていなかった
そして、アルファキッチンのところに着いてラッピングをする
「ゆず!もちろん、一条様にあげるよね?」とつばさくんが言う
「あ、あげるわけ!」
「一条様、ゆずに惚れてるとは言え、みんな一斉に告る日だから心が揺らいじゃうかもよ~」なんて言ってくる
「ゆ、揺らいだって別に関係ないし」
「ふーん…」とニヤニヤしながら言ってくる
あげるわけないのに…なんて思いながらぼーっとラッピングをしていると、ピッタリ1人分余ってしまった
とりあえず、ラッピングしとこ!余ってたらつばさくんに何言われるか分からない
それから、3人にはプレゼントして、1人分のチョコを隠しながらオメガの教室に戻る
すると、かおりくんが「ゆず!もう1個持ってたのか!」と言う
ひぇ~辞めてくれ、かおりくん!つばさくんが反応しちゃうじゃないか!と思ったけど、反応しなかった
ん?なんでだろ…と疑問に思いつつも、みんな、それぞれの教室に帰って行った
そして、お昼休み。案の定一条様は来てしまった
「も~毎回言ってますけど、来なくていいですから」
「理由、教えろ」と少しムッとした感じだった
それに、ちょっと不機嫌
「り、理由?」そんなこと聞かれたこと無かったから少しびっくり。だけど、理由なんか考えてないし、とにかく嫌いじゃだめだよね
誤魔化すために「ちょっと、どうしたんですか?そんなこと聞く人じゃないのに」
「あぁ~ちょっとイライラしてる。すまん」
ふーん、まぁ僕にはどうでもいいけど~
と思ってたけど、次々に来るオメガの人たち
「応援してます!」「かっこいいです」「好きです!付き合ってください!」とか、しかもこんな場所で「体の関係だけでもいいので、お願いします!」なんて人もいた
こ、こわ…。一条様の立場だったらどうだろうか…少しイラつくな
しかも、一条さまはご飯食べてる最中だから、相当イラつくよね、ま、ほとんど無視してるけど
そういうことで、あれから一言も喋らずに会話は終わったけど、だいぶ怒ってたな。しかも、全部机に置きっぱなしだし
自分のものでは無いらしい?
かおりくんがすごい困ってたけど、一条様のだと伝えると届けてくれる?と言ってきた
と、届ける?と思ったけど、かおりくんだってそこまで一条様と親しい訳では無いし、ジュースを奢るという条件で、届けることを承諾した
そして、授業が終わった帰り、僕は、一条様の教室へ向かった
とは、言っても教室も何も無い
大きな部屋に好きなものを置いているだけの部屋。まぁ~一条様たちトップ4は仕事もやっているので、ほとんど部屋にいないが、あかりが着いていたのでいそう
コンコンコン
「どうぞ~」という一条様の声がする
「失礼します」と言い中に入る
中にはどうやら、ソファーと色んなものが置いてあった
そして、ソファーに座ってパソコンで何やら文字を打っている一条様…
僕を見た瞬間「ん?どうした?ま、まさか!?ゴホゴホ…とりあえず、ソファーに座っててくれ」と言われたので、向かいのソファーに座る
「こっちへこい」と手招きされたけど、行きたくねぇ~オーラを出したら一条様が移動してくれた
「で、どうしたんだ?」
「忘れ物です。昼に貰ったチョコレート」といい渡すと、ガッカリしたように受け取る
そして、いつもより少しだけソワソワしながら待っている一条様
なんなんだろう…?
「おっほん…その、ゆず…チョコレートは…」
「え…」まさか聞いてくるとは思わなかったぁぁぁぁ
これは、あげなければいけない…
だって、断るセリフがない!
1、ホワイトデーに渡しますよ~
2、忘れてきました~
3、バレンタインでしたけ?
4、作ってないです
1、ホワイトデーに渡しますよはホワイトデーにあげないといけなければならない!
2、忘れてきました~作るのを忘れたって、キッチン借りてるんだから作れるでしょ?ってなってしまうからなし
3、バレンタインでしたけ?は、絶対嘘ってバレる!
4、作ってないですは、絶対にダメ!いじめがさらに加速される可能性大!それに、噂を流されてしまったら最後…退学に…
もう、この最後のチョコレートを渡すしかないのかな…
「ええっと、こ、これ」とブレザーポケットからだす
「ほ、本命とかじゃなくて、ほんとに義理ですから!」
渡したチョコを見て「嬉しいよ。今までのバレンタインデーで1番嬉しい」と言われた
なんだか、照れちゃうな…
「俺からのお返しは今日がいい?ホワイトデーがいい?」
僕は、嫌なこと面倒なことはすぐに終わらせるタイプの人間だ!なら今日お返しを貰おう
「今日で…というか…おかえ…」しはいらないと言おうとした瞬間にキスされた
「ええっと…」
「俺からの、お返しは甘いキスだ」と恥ずかしげもなく言う
いや、要らないんですけど…!?
な、なんでなんで!?
とりあえず、スッ…と立ち上がって、教室をでた
「はぁ~」と言いながら閉まったドアに背もたれをする
僕の、バレンタインはあまりいいものとはいえなかったが、まぁよしとしよう
来年は素敵なバレンタインに絶対にする!と誓ったゆずでした
バレンタイン編 終わり
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