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ゆずのお誕生日︰(一条side)
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窓の日差しが目に入り、朝だとわかった
寝起きは他の人よりいい方だが、今日は体が重い…。
まだ、寝てたいては思わないが、今日は予定が詰まっている
今日の予定は…と頭の中で考える。
まず、最初に浮かんだのが、昨日、颯太にショッピングモールに行かないか?と誘われて了承してしまった予定
その次に、クソ親父の手伝い
その次に、学園の仕事だ
「はぁ~」考えただけでもため息が出る
しかも、颯太の奴、朝早いんだよ
それに、なんでショッピングモールなんか行くんだ?って聞いたら運命の番尾行するためって答えやがって
俺だって尾行したいし、なんでお前の運命の番見ないかんのだ
尾行どころじゃなくて監禁とか、番たいのに…あぁ、クソっ…
ゆずの気持ちが大事だから襲わないだけで、別に、襲っていいよ!って言われてたら既に襲ってるわ!
俺は何を1人で考えてたんだろう…。ま、了承したものは仕方がないと諦め、素早く準備をしてショッピングモールに着いた
確か、コーヒー屋の周辺に居てくれだったよな…。と思い辺りを見渡すとだいぶ遠いところに颯太が居た
走って「待たせたな」と近づいたが「そこ邪魔だ!」と除け者扱いされてしまった
おめェが呼び出したんじゃねぇか!と言ってやろうと思い颯太に近づくと「私の花嫁…あぁ~可愛い」と気持ち悪いこと言ってる
わからんでもないが…それは言わずに思ってておけよ
というか、どんなやつなんだろう…。颯太の運命の番は…と思い颯太の見ている方向を見ると…
〝ゆずがいた〟
思わず、前傾姿勢になってゆずを見る
というか、なんでここに?
「おい、颯太」
「ん?なんですか?一・条・様」
「それやめろ!いや…」
こいつ、たぶんゆずのこと知らねぇよな…どうやって聞こうか…
「…お前の運命の番が…」
「が?…可愛い?」
「違う!き、来た目的!そう!来た目的はなんだよ!このショッピングモールに」
「ええっと、友達の誕生日のためらしい」
もしかしたら、ゆずの…誕生日…とやらか…
「その誕生日のやつは?」
「あぁ~隣に座ってる僕の唯の邪魔をしてくる小賢しいやつ」
ってことはゆずの誕生日ってことだよな!?
誕生日ってことは…プレゼントを買いに行かなければ…と思い「ありがとう!じゃあな!」と告げて走って颯太の元へ離れた
最後まで颯太は俺に興味なしだったが、まぁいい、誕生日を知れたことはでかい、落としてやる!この誕生日で!
と思ったものの…何を買ったらいいか分からず、ずっとグルグルお店を回っている
ペンダント…ブレスレット…いっその事婚約指輪とかどうだろう!
と考えたが…どれもゆずが喜んでくれそうにない…。
どうしたものか…と悩んでいたら奥の方にちょうどプレゼントに!と書かれた黒板看板が目に入った
よし!入ってみるか…!とお店に近づくと花のいい匂いが…
昔はこんなこと思わなかったのにな…オメガのことを思って1時間も選ぶことも無かった
いい意味で変わったのか?そんなことはどうでもいい、早くプレゼントだ!
見覚えのある花もあれば知らない花もある
結局どれを選んでいいか分からない…。
オメガにプレゼントなんかしたことない…というかプレゼント自体もらう側だったからな…
どうすればいいんだろう…。と立ち尽くしていたら、さっきのプレゼントにの黒板に書かれていた薔薇が思い浮かんだ
よし!薔薇にしよう!と思い薔薇が置いてあった場所に行き、男性の店員を呼びつけ「ここにある薔薇全部頼む」
「ぜ、全部ですか!?さすがに…それは…」
「なんだ?文句でもあるのか?」
「いえ…そういう訳では…では」と言い薔薇をまとめると「160本ですが…」
「あぁ」
「16本の意味知ってます?」
意味?「知らん」
「不安な愛です。160本はさすがに、管理にもかかりますし、プレゼントするならあまり喜ばれないかも…」
「ふむ…意味なんて知らなかった」
「他にも本数には意味がありますよ!1本だとあなただけ、一目惚れしましたになります」
だが、1本だと物足りないよな…
「なんか、もっと適切な量で深い意味のあるものはあるか?」
「ん~そうですね…。キリがいいのだと50本です。永遠、偶然の出会い」
偶然の出会い…ゆずと出会ったのは偶然だったし、これならいいんじゃないのか?
「では、50本買う。ラッピングよろしく」
「はい。では、6000円です」
6000円…安いな…。やはり、ダイアとか買えばよかったか
「ええっと?」
「あぁ、払う」と言いクレジットカードで会計をしたが、最後に店員に引き留められた
「あの…」
「なんだ?」
「メッセージカードで感謝の気持ちを伝えようキャンペーンってのをやってて…今日勤労感謝の日だから…」
そうだな…なんか書くか…これだけ渡されてもわからんと思うしな
メッセージカードの表にHappybirthdayと英字で書き裏には店員が言っていた永遠にという意味を使って永遠に愛してると書き、薔薇の中に入れてお店を出た
まだ、コーヒー屋にいるか…?と思い元の位置に戻ると颯太はもう居なかった
は?あいつどこいったんだ?
まさか、もうショッピングモールにいない!?
やべぇ…直接渡そうと思ってたのに…
ここから、走ってオメガ寮に着けば部屋に入るまで…と考えたが、いつ出たかも分からない…。となると間に合わないな
だが、せっかく買ったのにと花束を見る
いいや、俺は諦めないと走ってショッピングモールを出た
***
なんとか…オメガ寮にきたがいない
仕方ない。部屋に行くか…と階段を登って部屋に着いた
部屋の番号はもちろん、学園長の個人情報を管理しないアホだからそこから盗んできた
なんで知ってるんですか!?とか聞かれそうだが…ここまで来たからにはあげたいし…と思いインターホンを押す時に視線を感じた
視線の方にはゆずがいた
やっと見つけたと思い「ゆず!」と大きな声で呼ぶ
だが、俺のことが怖いらしいのか後退りをする
「待ってくれ、ゆず」
ゆずは「な、なんですか!?」と言いながら後退りをする
だが、ゆずは壁に辺り行き止まりになってしまった
ゆずの目の前に立ち、ゆずの耳元で「お誕生日おめでとう」と言い持っていた花束を渡して逃げ出した
恥ずかしいな…。もっといい言葉があったと思うんだが、目の前にするとどうしても思い通りにいかない
さ、ゆずの誕生日も祝えたし仕事に行くか…
「おめでとう、ゆず。永遠に愛してる。来年は一緒に過ごそうな」と言い仕事に向かった
寝起きは他の人よりいい方だが、今日は体が重い…。
まだ、寝てたいては思わないが、今日は予定が詰まっている
今日の予定は…と頭の中で考える。
まず、最初に浮かんだのが、昨日、颯太にショッピングモールに行かないか?と誘われて了承してしまった予定
その次に、クソ親父の手伝い
その次に、学園の仕事だ
「はぁ~」考えただけでもため息が出る
しかも、颯太の奴、朝早いんだよ
それに、なんでショッピングモールなんか行くんだ?って聞いたら運命の番尾行するためって答えやがって
俺だって尾行したいし、なんでお前の運命の番見ないかんのだ
尾行どころじゃなくて監禁とか、番たいのに…あぁ、クソっ…
ゆずの気持ちが大事だから襲わないだけで、別に、襲っていいよ!って言われてたら既に襲ってるわ!
俺は何を1人で考えてたんだろう…。ま、了承したものは仕方がないと諦め、素早く準備をしてショッピングモールに着いた
確か、コーヒー屋の周辺に居てくれだったよな…。と思い辺りを見渡すとだいぶ遠いところに颯太が居た
走って「待たせたな」と近づいたが「そこ邪魔だ!」と除け者扱いされてしまった
おめェが呼び出したんじゃねぇか!と言ってやろうと思い颯太に近づくと「私の花嫁…あぁ~可愛い」と気持ち悪いこと言ってる
わからんでもないが…それは言わずに思ってておけよ
というか、どんなやつなんだろう…。颯太の運命の番は…と思い颯太の見ている方向を見ると…
〝ゆずがいた〟
思わず、前傾姿勢になってゆずを見る
というか、なんでここに?
「おい、颯太」
「ん?なんですか?一・条・様」
「それやめろ!いや…」
こいつ、たぶんゆずのこと知らねぇよな…どうやって聞こうか…
「…お前の運命の番が…」
「が?…可愛い?」
「違う!き、来た目的!そう!来た目的はなんだよ!このショッピングモールに」
「ええっと、友達の誕生日のためらしい」
もしかしたら、ゆずの…誕生日…とやらか…
「その誕生日のやつは?」
「あぁ~隣に座ってる僕の唯の邪魔をしてくる小賢しいやつ」
ってことはゆずの誕生日ってことだよな!?
誕生日ってことは…プレゼントを買いに行かなければ…と思い「ありがとう!じゃあな!」と告げて走って颯太の元へ離れた
最後まで颯太は俺に興味なしだったが、まぁいい、誕生日を知れたことはでかい、落としてやる!この誕生日で!
と思ったものの…何を買ったらいいか分からず、ずっとグルグルお店を回っている
ペンダント…ブレスレット…いっその事婚約指輪とかどうだろう!
と考えたが…どれもゆずが喜んでくれそうにない…。
どうしたものか…と悩んでいたら奥の方にちょうどプレゼントに!と書かれた黒板看板が目に入った
よし!入ってみるか…!とお店に近づくと花のいい匂いが…
昔はこんなこと思わなかったのにな…オメガのことを思って1時間も選ぶことも無かった
いい意味で変わったのか?そんなことはどうでもいい、早くプレゼントだ!
見覚えのある花もあれば知らない花もある
結局どれを選んでいいか分からない…。
オメガにプレゼントなんかしたことない…というかプレゼント自体もらう側だったからな…
どうすればいいんだろう…。と立ち尽くしていたら、さっきのプレゼントにの黒板に書かれていた薔薇が思い浮かんだ
よし!薔薇にしよう!と思い薔薇が置いてあった場所に行き、男性の店員を呼びつけ「ここにある薔薇全部頼む」
「ぜ、全部ですか!?さすがに…それは…」
「なんだ?文句でもあるのか?」
「いえ…そういう訳では…では」と言い薔薇をまとめると「160本ですが…」
「あぁ」
「16本の意味知ってます?」
意味?「知らん」
「不安な愛です。160本はさすがに、管理にもかかりますし、プレゼントするならあまり喜ばれないかも…」
「ふむ…意味なんて知らなかった」
「他にも本数には意味がありますよ!1本だとあなただけ、一目惚れしましたになります」
だが、1本だと物足りないよな…
「なんか、もっと適切な量で深い意味のあるものはあるか?」
「ん~そうですね…。キリがいいのだと50本です。永遠、偶然の出会い」
偶然の出会い…ゆずと出会ったのは偶然だったし、これならいいんじゃないのか?
「では、50本買う。ラッピングよろしく」
「はい。では、6000円です」
6000円…安いな…。やはり、ダイアとか買えばよかったか
「ええっと?」
「あぁ、払う」と言いクレジットカードで会計をしたが、最後に店員に引き留められた
「あの…」
「なんだ?」
「メッセージカードで感謝の気持ちを伝えようキャンペーンってのをやってて…今日勤労感謝の日だから…」
そうだな…なんか書くか…これだけ渡されてもわからんと思うしな
メッセージカードの表にHappybirthdayと英字で書き裏には店員が言っていた永遠にという意味を使って永遠に愛してると書き、薔薇の中に入れてお店を出た
まだ、コーヒー屋にいるか…?と思い元の位置に戻ると颯太はもう居なかった
は?あいつどこいったんだ?
まさか、もうショッピングモールにいない!?
やべぇ…直接渡そうと思ってたのに…
ここから、走ってオメガ寮に着けば部屋に入るまで…と考えたが、いつ出たかも分からない…。となると間に合わないな
だが、せっかく買ったのにと花束を見る
いいや、俺は諦めないと走ってショッピングモールを出た
***
なんとか…オメガ寮にきたがいない
仕方ない。部屋に行くか…と階段を登って部屋に着いた
部屋の番号はもちろん、学園長の個人情報を管理しないアホだからそこから盗んできた
なんで知ってるんですか!?とか聞かれそうだが…ここまで来たからにはあげたいし…と思いインターホンを押す時に視線を感じた
視線の方にはゆずがいた
やっと見つけたと思い「ゆず!」と大きな声で呼ぶ
だが、俺のことが怖いらしいのか後退りをする
「待ってくれ、ゆず」
ゆずは「な、なんですか!?」と言いながら後退りをする
だが、ゆずは壁に辺り行き止まりになってしまった
ゆずの目の前に立ち、ゆずの耳元で「お誕生日おめでとう」と言い持っていた花束を渡して逃げ出した
恥ずかしいな…。もっといい言葉があったと思うんだが、目の前にするとどうしても思い通りにいかない
さ、ゆずの誕生日も祝えたし仕事に行くか…
「おめでとう、ゆず。永遠に愛してる。来年は一緒に過ごそうな」と言い仕事に向かった
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