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知りたい
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それから黙々とご飯を食べる
気まずい…。何か話すことって別に話さなくてもいいじゃん!勝手に着いてきただけだし!
僕は僕!一条様は一条様で食べればいい!ただ隣に座ってる人なんだから…
パクパク…もぐもぐ…
パクパク…もぐもぐ…
と必死にご飯にがっついていたら「ゆず!」と急に喋ってきたから「ひゃい!」と変な言葉を喋ってしまった
「俺は…ゆずのこと…」
ゴクリッ…まさか…
「もっと知りたいから教えてくれないか?」
そうだよね~ズッコケるところだった
ま、いいけど…「教えてもいいですけど、一条様のことも教えてくれません?」
「あぁ、そのつもりだ」
「じゃあ、1つ目の質問…」と一条様が言い考える
そう簡単には思い浮かばないよね…僕も質問の内容考えとこ~
好きな食べ物?嫌いな食べ物?一条様はなんでそんなにお金持ってるんですか?一条様はなんで僕のことが好き…って別に一条様は好きなわけじゃないよ!
ただの運命の番だし…。勘違いするな!僕自惚れたら負けだぞ!アルファたちは落とすまでが楽しいんだから…と、とりあえず…って何がいいんだろうと考えていたら今まで悩んでいた一条様が典型的な「好きな食べ物は?」と聞いてきた
それは決まってる!「プリンです!」
「そうか…なんでプリンが好きなんだ?」
「子供の頃からプリンは僕の英雄なんです!プリンを食べたら元気出るんです!」ど子供の頃を思い浮かべながら話す
「ほう…」と不思議な顔をする
そういうのないのかな?と思い「一条様は子供の頃から食べている好きなものはないんですか?」
「俺は食べれればいい感覚だからな…子供の頃ではないが好きな食べ物ならある」
「そうですか…」なんとも一条様らしい答え…
食べれればいいって…じゃあ!腐ったものでも食うんか!?って言おうと思ったけどやめた
腐ったもの?そんなのあるわけないだろ笑…ゆずは面白い冗談を言うな笑…って言われるに決まってる!と思っていたらやけに視線を感じて向くと一条様がキラキラというかハイライトが少し入った感じで質問を待っていた
ええっと…何にしようか…
どうせだったら学園生活で役に立つものがいいな…トップ4のこととか?学園のこととか聞いた方がいいよね
「一条様、学園のことを知ってる限りでいいので、教えてくれませんか?」
一条様はちょっと驚いた顔をして「あぁ、わかった」と了承してくれた
「この学園、私立〇〇学園は俺の叔父が学園長。大学もあるし様々な学問を学べる…それぐらいか?」
ん~なんか聞きたかったことと違う
なんかもっと…あっ!「じゃあじゃあ!カースト制度はどうしてできたんですか?」
「それは…下がいる方がいいからとかじゃないのか?あんなふうにはなりたくないとか…昔はカーストの一番下は人間扱いをしていなかったんだ」
うわぁ…ここまで直球に言われると傷つくかも…下を見下してるってことでしょ?
ん~じゃあ「トップ4は…」と言うところで「俺への質問はないのか?」と聞かれた
ないって言ったらあれだけど…。
さっき考えていたやつ言うか…「一条様はどうしてそんなにもお金持ちなんですか?」
「それは…会社経営しているから…一条グループって聞いたことないか?」
一条グループ…一条グループ
「あぁ~なんでもやってる会社のことですよね?」
「あぁ、主なものは貿易。ITや、食品、自動車なんかもやってる」
「凄いですね!」
「だがな、如月グループ(ライバル会社)がいるせいで1位までとはいかないんだ。2位だったり1位だったりみたいな感じだ」
「如月グループめ…」と悔しんでいた
気まずい…。何か話すことって別に話さなくてもいいじゃん!勝手に着いてきただけだし!
僕は僕!一条様は一条様で食べればいい!ただ隣に座ってる人なんだから…
パクパク…もぐもぐ…
パクパク…もぐもぐ…
と必死にご飯にがっついていたら「ゆず!」と急に喋ってきたから「ひゃい!」と変な言葉を喋ってしまった
「俺は…ゆずのこと…」
ゴクリッ…まさか…
「もっと知りたいから教えてくれないか?」
そうだよね~ズッコケるところだった
ま、いいけど…「教えてもいいですけど、一条様のことも教えてくれません?」
「あぁ、そのつもりだ」
「じゃあ、1つ目の質問…」と一条様が言い考える
そう簡単には思い浮かばないよね…僕も質問の内容考えとこ~
好きな食べ物?嫌いな食べ物?一条様はなんでそんなにお金持ってるんですか?一条様はなんで僕のことが好き…って別に一条様は好きなわけじゃないよ!
ただの運命の番だし…。勘違いするな!僕自惚れたら負けだぞ!アルファたちは落とすまでが楽しいんだから…と、とりあえず…って何がいいんだろうと考えていたら今まで悩んでいた一条様が典型的な「好きな食べ物は?」と聞いてきた
それは決まってる!「プリンです!」
「そうか…なんでプリンが好きなんだ?」
「子供の頃からプリンは僕の英雄なんです!プリンを食べたら元気出るんです!」ど子供の頃を思い浮かべながら話す
「ほう…」と不思議な顔をする
そういうのないのかな?と思い「一条様は子供の頃から食べている好きなものはないんですか?」
「俺は食べれればいい感覚だからな…子供の頃ではないが好きな食べ物ならある」
「そうですか…」なんとも一条様らしい答え…
食べれればいいって…じゃあ!腐ったものでも食うんか!?って言おうと思ったけどやめた
腐ったもの?そんなのあるわけないだろ笑…ゆずは面白い冗談を言うな笑…って言われるに決まってる!と思っていたらやけに視線を感じて向くと一条様がキラキラというかハイライトが少し入った感じで質問を待っていた
ええっと…何にしようか…
どうせだったら学園生活で役に立つものがいいな…トップ4のこととか?学園のこととか聞いた方がいいよね
「一条様、学園のことを知ってる限りでいいので、教えてくれませんか?」
一条様はちょっと驚いた顔をして「あぁ、わかった」と了承してくれた
「この学園、私立〇〇学園は俺の叔父が学園長。大学もあるし様々な学問を学べる…それぐらいか?」
ん~なんか聞きたかったことと違う
なんかもっと…あっ!「じゃあじゃあ!カースト制度はどうしてできたんですか?」
「それは…下がいる方がいいからとかじゃないのか?あんなふうにはなりたくないとか…昔はカーストの一番下は人間扱いをしていなかったんだ」
うわぁ…ここまで直球に言われると傷つくかも…下を見下してるってことでしょ?
ん~じゃあ「トップ4は…」と言うところで「俺への質問はないのか?」と聞かれた
ないって言ったらあれだけど…。
さっき考えていたやつ言うか…「一条様はどうしてそんなにもお金持ちなんですか?」
「それは…会社経営しているから…一条グループって聞いたことないか?」
一条グループ…一条グループ
「あぁ~なんでもやってる会社のことですよね?」
「あぁ、主なものは貿易。ITや、食品、自動車なんかもやってる」
「凄いですね!」
「だがな、如月グループ(ライバル会社)がいるせいで1位までとはいかないんだ。2位だったり1位だったりみたいな感じだ」
「如月グループめ…」と悔しんでいた
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