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りゅう
鵜殿の異変
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新宮藩奉行所の同心木曾野蔵之介は、朝日が昇る前に家を出発し、鵜殿へと発った。
初春にしては暑く、額の汗をぬぐいつつの道行だった。
同行するのは岡っ引きの伍作一人である。
船を出してみたり、入念な旅支度をするほどの遠距離でもなく、かといって日帰りで任務をはたせるほど近くはない。
この時代の人間にとっても微妙な距離の場所にあった。
「旦那、そこの崖から見下ろせるところに鵜殿がありますぜ」
「わかっている。これでも二度目だ」
「え、そうなんですかい? わいはてっきり……」
伍作の言いたいことはわかった。
鵜殿は奉行所の同心がそうなんども赴く場所ではない。
南にある捕鯨の村である太地はほぼ治外法権扱いを受けている土地のため、多少の事件では奉行所の介入を受けることはないのだ。
その流れをくむ鵜殿もおそらくは将来的に同じになるだろうと見込まれていた。
つまりは奉行所の睨みが効かない土地がまたできるということだ。
ただし、それを避けたいがために、鵜殿に対しては藩の意を受けたものどもがたびたび現地にいって視察を繰り返していたのである。
木曾野が以前来たのもそういう経緯であった。
奉行所の同心である自分と加判家老松井誠玄の懐刀と目されている山川久三郎を送り込み、密貿易に関わっていないかを調べさせたのだ。
とはいっても、まだ形にもなっていない集落で定期的な商いを続ける必要がある密貿易ができるはずもない。
はっきりといえば嫌がらせであった。
奉行所からは太地のような治外法権の土地にならないようにという釘差し、加判家老にとっては殿様直々というお墨付きをもらった太地角右衛門の新事業への妬みからの嫌がらせ、この二つであった。
今はまだ鵜殿の連中も気が付いていないが、これが頻繁に繰り返されれば、たまにやってくる役人たちは蛇蝎のごとく嫌われることになるだろう。
その前にこの役目から降りたいと木曽野は考えていた。
奉行所の同心を続けていると、藩に住む一般の人々の余計な恨みを買うことが増えてくる。
お役目だからこそ我慢できるが、できることならば殺されるような最悪の恨みはほしくない。
特に、今は鵜殿で捕鯨をしている旧友から憎まれるのはごめんだ。
「抜け荷の探索となれば、岸辺のああいうところは調べておかにゃあならんでしょ。わいなら軽く様子を探っておきますがね」
「伍作が言うのなら行ってみるか」
と、わざわざ遠回りをした結果、
「おや、あれはなんでしょうね」
少し高台に上がり、海を見下ろせる場所についたとき、松の木の陰から伍作が言った。
浜の方を指さしている。
「なんだ、いったい」
「へい、旦那、あそこの岩場を見てくださいや」
伍作は眼がいい。
簡単に異状を見つけることがある。
もともとは漁師であったからだろうか。
指さされた先には、大きな岩場に隠れて船が浮いていた。
「船か。鵜殿の漁師たちのものか?」
「いいや、違いますね。ありゃあ、勢子舟とは違います。九人ずつで櫓をこぐんじゃ、捕鯨はできません」
太地で捕鯨に使う勢子舟は、殺し舟とも言われ、深さ二尺七寸五分(0.8メートル)、幅六尺四寸(1.94メートル)、全長三丈五尺(10.61メートル)で銛を打つ為の仕様をしていた。
速さを求められるため、水の抵抗を受けないように船体は細長く作られている。
船底に黒漆を塗るのは、水中の鯨を怯えさせないように、である。
櫂は八挺、一五人乗りである。
あの船は櫂が六挺しかない。
しかも、捕鯨用の舟は遠く沖合いにいても何番の舟か何処にいるのかすぐわかるために皆極彩色をしているのに、ほぼ黒一色である。
つまりは鵜殿のものではないということだ。
鵜殿は捕鯨に特化した集落だ。
ただの漁船はほとんど使われていないはずである。
「さすがに詳しいな。では、なんだ?」
「あえて似ているというのならば諸手船……のようですが」
諸手船は熊野速玉大社の神事に用いられる刳舟のことである。
大社を信仰の対象としていた熊野水軍の小早がそのまま用いられているので有名である。
小早とは、日本の軍用船の種類のひとつで、大型の安宅船と中型の関船とで三分される内で最も小型の軍船を指すものであった。
「熊野の修験者か、熊野大社のものがあそこで休んでいるということか」
「へい、まあ、一人二人見張りっぽいのが残ってますが、あとはどこかに行っちまっているようです」
伍作は首をかしげた。
このあたりにあるものは鵜殿程度しかない。
熊野大社の関係先もなにもない。
そのうえ、あの諸手船は誰かの眼に触れないように隠されているような停泊の仕方だ。
やや、岡っ引きの勘が引っかかりを告げる。
木曽野も同様であったが、それよりも急ぐ要件があるのだ。
もし、あの船の乗員が鵜殿に用事があるというのならば、集落でかち合うかもしれない。そのときに問いただせばいい。
そう簡単に結論付けた。
もし、木曽野が熊野大社の諸手船と同じ船がいまだに現役で海賊に使われているという知識を有していれば、その後の不幸も少しは防げたかもしれない。
ただ、そんな機会は結局のところ訪れなかったのである。
「いくぞ」
伍作を促して鵜殿への道を歩き始めた木曽野は朝五ツ(辰ノ刻)には鵜殿に到着していた。
そのまま、以前も訪れた吉右衛門の家に向かう。
村長の家らしく、他のものどもよりも数倍は立派な造りだが、まだ若い吉右衛門は家族を太地に置いてきて付き人と暮らしているため、人気はない。
「ごめん」
声をかけてしばらくすると、庭の奥からもろ肌脱ぎの男が顔を出した。
吉右衛門の付き人だった。
「―――奉行所の旦那」
すると、付き人はいきなり土下座をした。
「旦那、いつになったら村長はんをここに返していただけるのでしょうか」
「なんだと?」
「村長はんがお奉行所にまで連れていかれてもう五日も経っておりやす。わいらはもう心配で心配でたまりません。どのような詮議がされているかあわかりやせんが、村長はんも勝太夫はんも決してお天道様に背くようなことはされない方がただ。ぜひとも、ぜひとも、鵜殿に返してあげておくんなまし」
木曽野は付き人の言っていることがわからなかった。
いったい、こやつは何を言っているのだ。
隣の伍作を見るが、当然意味が分かるはずもない。
ただ、伍作には思い当たる節があった。
「もしかして、旦那……」
「何か知っているのか」
「噂なんですがね、ご家老様のところに何人かが匿われているという話がありやした。誰かってのはわかりやせんが、もしかしたら匿われているのではなくて閉じ込められているのかもしれやせんぜ」
「ご家老……松井誠玄か」
「へい」
加判家老の悪い噂は事実も含めてよく知っている。
身代に見合わない豪勢な屋敷のことも。
だが、そのことと奉行所に村長がしょっ引かれていったらしいことがどう関わってくるのか。
「吉右衛門殿はどうして奉行所に連れていかれたのだ」
「……それはよくわかりませぬ。ただ、祟りが起きる前に熊野さまでご祈祷されようと、勝浦にまでいかれたときにそこでお役人様の縄にかけられたと聞いております」
「勝浦だと……? 鵜殿ではないのか」
「いいえ、勝浦でさ。村長はんだけじゃなくて、勝太夫はんも親父方も権藤はんもみんな捕まったと……」
「権藤までが!?」
木曽野は驚愕した。
事情は分からぬが村長である吉右衛門が何らかの事情で奉行所に呼び出されることはありうる。
捕鯨の実質的指導者である筆頭刃刺の勝太夫もだ。
だが、権藤伊左馬を縄にかけるということは考えられない。
ほとんど士籍まで削られかけているとはいえ、藩の浪人であり、殿様直々に太地に送り込まれた士分のものが奉行所に捕縛されるなどありえない。奉行所の同心である自分の耳に入らないはずもない。そこまで大きな組織ではないのだ。
では―――伍作の言う通り、加判家老の屋敷につれていかれたのか?それこそ、果たしてなんのために。
「わかった。だが、おれもここでしなければならぬお役目があるので、すぐに新宮に戻る訳にはいかん。伍作、頼めるか?」
「へい」
「城下に戻って、まずは奉行所に吉右衛門殿たちが牢に入れられていないかを確認するのだ。そののち、もしいなかった場合は、松井誠玄の屋敷の周りを探れ。いくらなんでも十人近いものどもを監禁していて外に様子が漏れないはずもない。だが、深追いはするな。誰かが捕まっている程度のことがわかれば急いで使いをよこせ。おれは明日の昼まではここで調べねばならんこともある。くれぐれも与力どのにも気づかれないように振る舞えよ」
伍作はそれだけ受けると、身をひるがえして走り出した。
付き人を立たせると、事情のわかるものを呼び出すように指示した。
それから空を見上げた。
強い風が吹いてきそうだった。
黒潮が再び沖に流れ出したのだろう。
「まったく、面倒なことになりそうだ」
そうごちるのであった。
初春にしては暑く、額の汗をぬぐいつつの道行だった。
同行するのは岡っ引きの伍作一人である。
船を出してみたり、入念な旅支度をするほどの遠距離でもなく、かといって日帰りで任務をはたせるほど近くはない。
この時代の人間にとっても微妙な距離の場所にあった。
「旦那、そこの崖から見下ろせるところに鵜殿がありますぜ」
「わかっている。これでも二度目だ」
「え、そうなんですかい? わいはてっきり……」
伍作の言いたいことはわかった。
鵜殿は奉行所の同心がそうなんども赴く場所ではない。
南にある捕鯨の村である太地はほぼ治外法権扱いを受けている土地のため、多少の事件では奉行所の介入を受けることはないのだ。
その流れをくむ鵜殿もおそらくは将来的に同じになるだろうと見込まれていた。
つまりは奉行所の睨みが効かない土地がまたできるということだ。
ただし、それを避けたいがために、鵜殿に対しては藩の意を受けたものどもがたびたび現地にいって視察を繰り返していたのである。
木曾野が以前来たのもそういう経緯であった。
奉行所の同心である自分と加判家老松井誠玄の懐刀と目されている山川久三郎を送り込み、密貿易に関わっていないかを調べさせたのだ。
とはいっても、まだ形にもなっていない集落で定期的な商いを続ける必要がある密貿易ができるはずもない。
はっきりといえば嫌がらせであった。
奉行所からは太地のような治外法権の土地にならないようにという釘差し、加判家老にとっては殿様直々というお墨付きをもらった太地角右衛門の新事業への妬みからの嫌がらせ、この二つであった。
今はまだ鵜殿の連中も気が付いていないが、これが頻繁に繰り返されれば、たまにやってくる役人たちは蛇蝎のごとく嫌われることになるだろう。
その前にこの役目から降りたいと木曽野は考えていた。
奉行所の同心を続けていると、藩に住む一般の人々の余計な恨みを買うことが増えてくる。
お役目だからこそ我慢できるが、できることならば殺されるような最悪の恨みはほしくない。
特に、今は鵜殿で捕鯨をしている旧友から憎まれるのはごめんだ。
「抜け荷の探索となれば、岸辺のああいうところは調べておかにゃあならんでしょ。わいなら軽く様子を探っておきますがね」
「伍作が言うのなら行ってみるか」
と、わざわざ遠回りをした結果、
「おや、あれはなんでしょうね」
少し高台に上がり、海を見下ろせる場所についたとき、松の木の陰から伍作が言った。
浜の方を指さしている。
「なんだ、いったい」
「へい、旦那、あそこの岩場を見てくださいや」
伍作は眼がいい。
簡単に異状を見つけることがある。
もともとは漁師であったからだろうか。
指さされた先には、大きな岩場に隠れて船が浮いていた。
「船か。鵜殿の漁師たちのものか?」
「いいや、違いますね。ありゃあ、勢子舟とは違います。九人ずつで櫓をこぐんじゃ、捕鯨はできません」
太地で捕鯨に使う勢子舟は、殺し舟とも言われ、深さ二尺七寸五分(0.8メートル)、幅六尺四寸(1.94メートル)、全長三丈五尺(10.61メートル)で銛を打つ為の仕様をしていた。
速さを求められるため、水の抵抗を受けないように船体は細長く作られている。
船底に黒漆を塗るのは、水中の鯨を怯えさせないように、である。
櫂は八挺、一五人乗りである。
あの船は櫂が六挺しかない。
しかも、捕鯨用の舟は遠く沖合いにいても何番の舟か何処にいるのかすぐわかるために皆極彩色をしているのに、ほぼ黒一色である。
つまりは鵜殿のものではないということだ。
鵜殿は捕鯨に特化した集落だ。
ただの漁船はほとんど使われていないはずである。
「さすがに詳しいな。では、なんだ?」
「あえて似ているというのならば諸手船……のようですが」
諸手船は熊野速玉大社の神事に用いられる刳舟のことである。
大社を信仰の対象としていた熊野水軍の小早がそのまま用いられているので有名である。
小早とは、日本の軍用船の種類のひとつで、大型の安宅船と中型の関船とで三分される内で最も小型の軍船を指すものであった。
「熊野の修験者か、熊野大社のものがあそこで休んでいるということか」
「へい、まあ、一人二人見張りっぽいのが残ってますが、あとはどこかに行っちまっているようです」
伍作は首をかしげた。
このあたりにあるものは鵜殿程度しかない。
熊野大社の関係先もなにもない。
そのうえ、あの諸手船は誰かの眼に触れないように隠されているような停泊の仕方だ。
やや、岡っ引きの勘が引っかかりを告げる。
木曽野も同様であったが、それよりも急ぐ要件があるのだ。
もし、あの船の乗員が鵜殿に用事があるというのならば、集落でかち合うかもしれない。そのときに問いただせばいい。
そう簡単に結論付けた。
もし、木曽野が熊野大社の諸手船と同じ船がいまだに現役で海賊に使われているという知識を有していれば、その後の不幸も少しは防げたかもしれない。
ただ、そんな機会は結局のところ訪れなかったのである。
「いくぞ」
伍作を促して鵜殿への道を歩き始めた木曽野は朝五ツ(辰ノ刻)には鵜殿に到着していた。
そのまま、以前も訪れた吉右衛門の家に向かう。
村長の家らしく、他のものどもよりも数倍は立派な造りだが、まだ若い吉右衛門は家族を太地に置いてきて付き人と暮らしているため、人気はない。
「ごめん」
声をかけてしばらくすると、庭の奥からもろ肌脱ぎの男が顔を出した。
吉右衛門の付き人だった。
「―――奉行所の旦那」
すると、付き人はいきなり土下座をした。
「旦那、いつになったら村長はんをここに返していただけるのでしょうか」
「なんだと?」
「村長はんがお奉行所にまで連れていかれてもう五日も経っておりやす。わいらはもう心配で心配でたまりません。どのような詮議がされているかあわかりやせんが、村長はんも勝太夫はんも決してお天道様に背くようなことはされない方がただ。ぜひとも、ぜひとも、鵜殿に返してあげておくんなまし」
木曽野は付き人の言っていることがわからなかった。
いったい、こやつは何を言っているのだ。
隣の伍作を見るが、当然意味が分かるはずもない。
ただ、伍作には思い当たる節があった。
「もしかして、旦那……」
「何か知っているのか」
「噂なんですがね、ご家老様のところに何人かが匿われているという話がありやした。誰かってのはわかりやせんが、もしかしたら匿われているのではなくて閉じ込められているのかもしれやせんぜ」
「ご家老……松井誠玄か」
「へい」
加判家老の悪い噂は事実も含めてよく知っている。
身代に見合わない豪勢な屋敷のことも。
だが、そのことと奉行所に村長がしょっ引かれていったらしいことがどう関わってくるのか。
「吉右衛門殿はどうして奉行所に連れていかれたのだ」
「……それはよくわかりませぬ。ただ、祟りが起きる前に熊野さまでご祈祷されようと、勝浦にまでいかれたときにそこでお役人様の縄にかけられたと聞いております」
「勝浦だと……? 鵜殿ではないのか」
「いいえ、勝浦でさ。村長はんだけじゃなくて、勝太夫はんも親父方も権藤はんもみんな捕まったと……」
「権藤までが!?」
木曽野は驚愕した。
事情は分からぬが村長である吉右衛門が何らかの事情で奉行所に呼び出されることはありうる。
捕鯨の実質的指導者である筆頭刃刺の勝太夫もだ。
だが、権藤伊左馬を縄にかけるということは考えられない。
ほとんど士籍まで削られかけているとはいえ、藩の浪人であり、殿様直々に太地に送り込まれた士分のものが奉行所に捕縛されるなどありえない。奉行所の同心である自分の耳に入らないはずもない。そこまで大きな組織ではないのだ。
では―――伍作の言う通り、加判家老の屋敷につれていかれたのか?それこそ、果たしてなんのために。
「わかった。だが、おれもここでしなければならぬお役目があるので、すぐに新宮に戻る訳にはいかん。伍作、頼めるか?」
「へい」
「城下に戻って、まずは奉行所に吉右衛門殿たちが牢に入れられていないかを確認するのだ。そののち、もしいなかった場合は、松井誠玄の屋敷の周りを探れ。いくらなんでも十人近いものどもを監禁していて外に様子が漏れないはずもない。だが、深追いはするな。誰かが捕まっている程度のことがわかれば急いで使いをよこせ。おれは明日の昼まではここで調べねばならんこともある。くれぐれも与力どのにも気づかれないように振る舞えよ」
伍作はそれだけ受けると、身をひるがえして走り出した。
付き人を立たせると、事情のわかるものを呼び出すように指示した。
それから空を見上げた。
強い風が吹いてきそうだった。
黒潮が再び沖に流れ出したのだろう。
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