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第2話「憧れの人から受ける初めての『F』…」

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 僕は驚愕きょうがくの余り、口を半開きにしながら両目が点になっていたんじゃないだろうか…
 僕のあこがれれの人だった小百合さんの、ほっそりとした白くて美しい指がズボンの上からとは言え僕のペニスを握っているのだ。
 自分の身に現在起こっている事態を、僕自身がなかなか信じる事が出来無かったんだ…
 でも、僕のペニスから脊髄せきずいを通って脳に伝わる快感はまぎれもなく現実だった。
 小百合さんは慣れた手つきで僕のペニスの亀頭を右のてのひらで円を描くようにしてこすりながら、左手はペニスの竿さおの部分を優しく上下にしごき始めたのだ。
 僕が毎日している自慰よりも気持ちが良かった…

「ううぅ… や、やめて…下さい… さ、小百合さん…」

 僕は無意識に、親友の母親を姓ではなく名で呼んでいた…
小百合さんは何と思っただろうか…?
 だが…僕の哀願が聞こえているのかいないのか、彼女に自分の行為を止める様子は全く無かった。
 小百合さんは無言で、一心に僕のペニスの竿と睾丸に愛撫あいぶを続けていた。

「あっ! ううぅ… やめっ!」
 
 僕は小百合さんの両肩を両手でつかみ、彼女から自分の身体をもぎ離そうとした…
 でも、頭ではそう考えるけど、自分の身体は思う様に動いてくれなかった…
 小百合さんの手で股間にもたらされる快感のために、僕の両手には力が入らなかったのだ。
 彼女の肩に置かれた僕の両手は、つかむどころか、自分で発するあえぎ声と共に、彼女の肩から背中にかけてなでる事しか出来なかった。
 それはまるで、彼女の行為を自分からうながしているかの様だった…

 今では、小百合さんは竿をしごいていた左手を右手に握り替えて加えるピストン運動の激しさを増し、彼女の左手は僕の垂れ下がった睾丸こうがんを優しくてのひらに包んでみ始めていた。

「はあっ…はあっ… うっ! さ、小百合さん… ううっ、やめないで…
そのまま… ううぅ…もっと… つ、続けて… 下さい… はあ、はあ…
もっと…もっと、激しくっ!」

 いつしか僕は…激しくあえぎながら、小百合さんに対して手コキの行為をさらに続けてくれる様に泣くような声で懇願こんがしていた…

 僕にとっては、ありがたい事に小百合さんは自分の行為を止めるつもりは無いようだった。
 それどころか、いきなり彼女は握りしめていた僕の竿と睾丸から両手を放したかと思うと…僕のハーフパンツのゴムの部分に両手をかけて、パンツごと一気に引き下ろしたんだ!

「あっ! 何をっ!」

 僕のハーフパンツは下着のパンツごと、小百合さんに膝までずり下げられた。
ずり下げる時にパンツと一緒に下に向けられた僕の竿が反動で勢いよく上向きに戻った。
 そして、「バシッ」という音を立てて僕の裸の下腹部にぶち当たった。

 下腹部から離れた亀頭の先端からは、尿道からあふれ出すガマン汁が透明な糸を引いていた。
 その一部始終を小百合さんは、まばたきもせずにジッと見つめている。
 僕は恥ずかしくて仕方が無かったけど、それよりも勝手に行為を途中でやめた彼女をうらめしそうににらんだ。
もうちょっとで射精だったのに…

 彼女はき出しになったペニスから、恨めしそうに自分を見つめる僕の顔に視線を移した。
 そして…僕と目と目が合った彼女は、あやしく美しい表情でニッコリと微笑んだかと思うと…

「信也君のコレ、私がめてあげる…」

 そう言ったかと思うと小百合さんは、そそり立ちガマン汁を吐き出し続ける僕のペニスを、いきなりその美しい唇にパクっとくわえこんだ!

「はうッ!」

 一瞬の彼女の行為に、僕は抵抗する事も出来なかった。
 僕の勃起したペニスは根元まで小百合さんの口に飲み込まれ、14、5㎝はあるその竿の全体が見えなくなっていた…
 恐らく、彼女ののどにまで達していた事だろう…

ディープスロート…

 もちろん、そんな言葉は後になって知ったのだったが…
 上から見下ろすと、僕のペニスの根元に彼女のルージュを塗った唇が触れ、下腹部に生えた陰毛に彼女の形の良い鼻が半分もれていた…

「う、ううっ…!」

 生まれて初めて受けた行為に、僕はどう反応してよいのか分からなかった…
 僕の頭は真っ白になり、まさしくパニックにおちいっていたのだった…
 でも、小百合さんによってもたらされたパニックは、決して嫌悪感や不快感とは無縁で、純粋に感動と脳内までしびれる様な快感によるものだった。

 小百合さんの両目は、あわてふためく僕の様子を口いっぱいにペニスを頬張ほおばりながら、僕の股間からジッと見つめていた。
 小百合さんは微笑みを浮かべたのだろうか、美しい彼女の目が少し細められた。

そして、おもむろにそれは始まった…

「ジュボッ! ジュルッ! ジュボジュボッ! ジュルルッ!」

 彼女は僕のペニスを自分の口に深く浅く出し入れし始めた…
 僕のペニスは彼女の口の中に消えて行ったかと思ったら、また現れる…
これの繰り返しだ…
 小百合さんの口による激しいピストン運動…
 口内では彼女の舌が僕のペニスを舐め回していた…
 
 僕はあまりの快感に、頭がおかしくなりそうだった…
 
 密かにあこがれていた小百合さんに、今僕がしてもらっているこの行為…
 これが、知識だけでは知っていたフェラチオ…なんだ…
なんて気持ちいいんだろう…
 彼女は手を使わず、口だけでねっとりとして激しいフェラを続けていた…

 僕は前後に振られる彼女の頭を両手でつかんだ。
 そして小百合さんの綺麗に整えられていた髪に指を突っ込んで、自分でも彼女の口へのペニスの出し入れに力をえた…
 オスとしての本能なのか…生まれて初めての体験なのに、僕は自分でも腰を前後に振って小百合さんの口に突き立てたペニスを出し入れし始めた。
 彼女の喉奥深くまで亀頭の先端を突き入れ、引き抜くという動作を激しく繰り返した。
 なおいっそうの快感の波が僕のペニスから脳へと突き抜ける…

「うげえっ!ジュルッ! ごぶッごぼッ!ジュボッ! ぐえっ!ジュルルッ! ごぶぶっ!ジュボボッ!」

 それでも小百合さんは、両目から涙を流し続け苦しそうな声を出しながらも自分の口から僕のペニスを決して吐き出そうとはしなかった。
 小百合さんの唇からは激しいペニスの出し入れのたびに、彼女の唾液と僕のガマン汁の混ざった粘液がグチュグチュに白く泡立っていた…

「ううっ! さ、小百合さんっ! き、気持ち…いい!」

僕は快感の絶頂を迎えようとしていた…

「うう…! もう、ダメだ! 小百合さん! で、出そうっ!」

 僕は今にも射精しそうになっている自分のペニスを小百合さんの口から抜くどころか、彼女の頭を自分の股間に引き寄せて喉奥深くにペニスを突き入れた。

「ぐええっ! むぐっ! むんんん…んん?」
 小百合さんは何かを言っているが、当然声にはならない。
 苦しそうな彼女は、僕の太ももやお尻を叩いたり爪を立てたりしながら、僕のペニスを必死になって口から吐き出そうとしていた

 僕は構わずに、これ以上深く入らない所まで小百合さんの喉奥深く突き入れた自分のペニスの先から、おびただしい量の精液を彼女の喉に放出した。

「どぴゅっー! びゅるっ! どぴゅどぴゅっ!」
 僕の若くたくましいり返ったペニスは、何度も繰り返す脈動と共にほとばしる精液を小百合さんの喉奥深くにはなっていた。
 
 数分余りそうしていただろうか…?
 すべての精液の放出を終えた僕が見下ろすと、小百合さんは白目をむいて小刻みに痙攣けいれんしていた。

 僕は自分のしでかした行為を後悔しながら、まだ硬さを完全に失っていない自分のペニスを小百合さんの口からそっと引き抜いた。
 まだ尿道から出る精液が、彼女の突き出している舌と白い糸を引いて繋がっていた。

「小百合さん… 小百合さん!」
 肩をゆすぶり呼びかける僕の声に、彼女の返事は無かった。

小百合さんは白目をむいたままだった…

「ぼ、僕は小百合さんに…なんて事を…」

 小百合さんの口からは、彼女自身のヨダレと僕の射精した精液が混ざり合って白濁した泡となりドロドロと流れ出していた。

「ゴフッ、ゴボゴボ…」
彼女のルージュを塗った唇から音が聞こえた。

「良かった…生きてる… 小百合さんは息をしてる…」
 僕は安堵あんどの深いため息をいて、そっとつぶやいた。

 息はしているが、小百合さんは仰向けに倒れたままだった。
 彼女のむいていた白目は今では閉じられていた…
 小百合さんの豊満な胸のふくらみがゆっくりと上下して、彼女が安定した呼吸をしているのがブラウスの上からでも見ていて分かった僕は少し安心した。
 僕にフェラチオをする前よりも明らかに硬くとがった小百合さんの二つの乳首が、ブラウスの薄いピンク色の生地きじを内側から突き破らんばかりに持ち上げていた。

僕はゴクリと唾を飲み込んだ…
 たった今、小百合さんの喉の奥に大量の射精をした僕のペニスが硬さを取り戻して来た…

今、彼女は意識を失っている…
僕は周囲を見回した。
この家には僕と小百合さんだけしかいない…

僕は震える右手を、そっと彼女の胸の膨らみに差し出した…



【第3話に続く…】
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