幻田恋人'S 短編＆ポエム集（恋愛編）

今から君の所へ行くよ…

君が僕にくれたもの…

なんだろう…？

君から何かもらったっけ…？

あげてたのは僕だけじゃ？

嘘だよ…そんな事ない

君は僕といてくれた

僕の愚痴ぐちを聞いてくれた

慰なぐさめてくれた

一緒に泣いてくれた

背中を撫なでてくれた

僕はどんなに癒いやされたか

君が一緒にいてくれるだけで

僕は力が湧わいた

僕は無敵になった気がした

何も怖くなかったんだ

だって君が見ててくれる

何だって出来そうな気がした

そうなんだ

君が僕に力をくれるなら

僕はスーパーマンにだってなれる

空も飛べる気がした

誰にも負けない強さ

君は僕の女神だったのかな

優しい笑顔

何か君を見てると

幸せになれる気がしたんだ

君の優しいまなざし

いつも僕を見ててくれたね

ちょっと眩まぶしすぎる

僕の太陽…

僕はいつも君に向かう向日葵ひまわりだった

君に向かって

ぐんぐん伸びてく

僕は君以外に何も要いらない

そう思ってた

君さえいれば…

そう…

あの日までは…

あれは突然だったよね

青天のへきれき？

君が僕の前から

いなくなった…

どうして…？

こんな残酷ざんこくなこと…

僕の全てだった

君がいなくなった

なんだよ

そんなのありかよ？

返せよ

僕のすべてだった

彼女を返せ！

僕の太陽…　僕の…

大切だったんだ君は

空気の様に…

僕には必要だった

無くてはならない存在

君がいてくれるだけで

僕は生きてられたんだ

それが…

君がいなくなっちゃった…

何だよ病気って…？

僕から君を奪うなんて

そんな権利…誰にもない

そうだろ？

僕は君を失って

空っぽになったんだ…

もう何も要いらない

食べ物…？

要いらない…

生きる希望…？

無くしちゃったんだもん

君がこの世から消えたんだ

こんな世界要いらない

消えちゃえ

僕と一緒に…

だって…

君がいないんだろ？

それじゃあ

生きてたって

仕方ないじゃないか

君の所へ行くよ

今から…

また一緒になろうね

今度は離さない

君と僕はセットなのさ

二人で一つ

離れたら不良品…

そう、僕は不良品

だって君がいないから…

もう一度セットになろう

不良品はイヤだ

愛する君と

また一つになる

そんな夢を見た…

どうしようもない僕…

まだ実感が無いんだ

君のいない生活…

だからやっぱり行くよ

君の元へ

君は怒るかもしれない

それでもいい

君に怒られたいんだ

ひっぱたかれたい

蹴けとばされてもいい

君と一緒なら

何されたっていい

だから…待ってて

僕が行くのを

今すぐさ…

今から君の所へ行くよ…