2 / 5
第2話「絶体絶命…」
しおりを挟む
私は走っていた…
手には手錠がついたままだ
大丈夫かな…?
警官のスキを見て逃げた
公務執行妨害…? 逃亡罪…?
何でこうなったんだ…
そうだ、アイツだ!
本当の犯人?
アイツを捕まえないと…
どこへ行った…?
なんか見られてる…
キャーッ!
手錠か… 手錠を見られたんだ
ちっ、違うんです! これには訳が…
女の人が逃げて行った
だめだ…これは
サイレンの音がする
通報された…?
とにかく逃げよう
あっ! 警官が追ってきた!
私は一軒家の庭に逃げ込んだ
植え込みに隠れてやり過ごす
「どこだっ? どこへ逃げたっ?」
警官の声…
警官達が遠ざかって行った
ほっ…とした私の背後から…
「ワンッ ワンッ ワンッ!」
な、なんだ? 犬?
違う…? 私を見て吠えているんじゃない…
この家の犬か…?
「だ、誰かいるのっ?」
浴室らしき窓を覗き込んでいる男がいた
「キャーッ! 痴漢よーっ!」
浴室からは女の叫び声
覗き男は急いで逃げ出した
玄関からバットを持った主人らしき男が出てきた
「お前か…? 痴漢は?」
バットは私に向けられている
「いや、違います… 私では…」
聞いちゃくれない
バットが振りかぶられた…
「ワンッ! ワンッ! ワンッ!」
後ろからは犬が…
絶体絶命…
「ち、違う…私じゃない…」
手には手錠がついたままだ
大丈夫かな…?
警官のスキを見て逃げた
公務執行妨害…? 逃亡罪…?
何でこうなったんだ…
そうだ、アイツだ!
本当の犯人?
アイツを捕まえないと…
どこへ行った…?
なんか見られてる…
キャーッ!
手錠か… 手錠を見られたんだ
ちっ、違うんです! これには訳が…
女の人が逃げて行った
だめだ…これは
サイレンの音がする
通報された…?
とにかく逃げよう
あっ! 警官が追ってきた!
私は一軒家の庭に逃げ込んだ
植え込みに隠れてやり過ごす
「どこだっ? どこへ逃げたっ?」
警官の声…
警官達が遠ざかって行った
ほっ…とした私の背後から…
「ワンッ ワンッ ワンッ!」
な、なんだ? 犬?
違う…? 私を見て吠えているんじゃない…
この家の犬か…?
「だ、誰かいるのっ?」
浴室らしき窓を覗き込んでいる男がいた
「キャーッ! 痴漢よーっ!」
浴室からは女の叫び声
覗き男は急いで逃げ出した
玄関からバットを持った主人らしき男が出てきた
「お前か…? 痴漢は?」
バットは私に向けられている
「いや、違います… 私では…」
聞いちゃくれない
バットが振りかぶられた…
「ワンッ! ワンッ! ワンッ!」
後ろからは犬が…
絶体絶命…
「ち、違う…私じゃない…」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。



お狐様の言うとおり
マヨちくわ
ミステリー
犯人を取り逃したお巡りさん、大河内翔斗がたどり着いたのは、小さな稲荷神社。そこに住み着く神の遣い"お狐様"は、訳あって神社の外には出られない引きこもり狐だけれど、推理力は抜群!本格的な事件から日常の不思議な出来事まで、お巡りさんがせっせと謎を持ち込んではお狐様が解く、ライトミステリー小説です。
1話完結型のオムニバス形式、1話あたり10000字前後のものを分割してアップ予定。不定期投稿になります。
【キャラ文芸大賞 奨励賞】変彩宝石堂の研磨日誌
蒼衣ユイ/広瀬由衣
ミステリー
矢野硝子(しょうこ)の弟が病気で死んだ。
それからほどなくして、硝子の身体から黒い石が溢れ出すようになっていた。
そんなある日、硝子はアレキサンドライトの瞳をした男に出会う。
アレキサンドライトの瞳をした男は言った。
「待っていたよ、アレキサンドライトの姫」
表紙イラスト くりゅうあくあ様
事故現場・観光パンフレット
山口かずなり
ミステリー
事故現場・観光パンフレット。
こんにちわ 「あなた」
五十音順に名前を持つ子どもたちの死の舞台を観光する前に、パンフレットを贈ります。
約束の時代、時刻にお待ちしております。
(事故現場観光パンフレットは、不幸でしあわせな子どもたちという小説の続編です)
若月骨董店若旦那の事件簿~満開の櫻の下に立つ~
七瀬京
ミステリー
梅も終わりに近付いたある日、若月骨董店に一人の客が訪れた。
彼女は香住真理。
東京で一人暮らしをして居た娘が遺したアンティークを引き取って欲しいという。
その中の美しい小箱には、謎の物体があり、若月骨董店の若旦那、春宵は調査をすることに。
その夜、春宵の母校、聖ウルスラ女学館の同級生が春宵を訪ねてくる。
「君の悪いノートを手に入れたんだけど、なんだかわかる……?」
同時期に持ち込まれた二件の品物。
その背後におぞましい物語があることなど、この時、誰も知るものはいなかった……。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる