39 / 41
本編
一緒に生きよう※
しおりを挟む
お母さんが居なくなって、何も見えない暗闇の中、ライオネルの所へ戻る為に足掻こうと決めると、11歳の体が元の大人の体になっていた。
ここにいては行けないと、走り出す。
ライオネルが呼んでいる。
ライオネルが想ってくれている。
あったかい方へ向かって進む。
まるで紫音を引き止めるようとでもしているのか、水中で無理矢理走ろうともがいているように体が重いし、心臓が苦しい。
先程までいた所に戻っておいでとも呼ばれているのが分かるけど、苦しくてもライオネルに会いたい。
すると突然、
カァッ!
と突然体の奥に入った熱いものが、全身に広がる感覚があり、それが終わると体が少し楽になった。
何だかよく分からないが、今のうちににライオネルの所へ向かう。
そうだ間違えてない。
さっきまで何も見えなかった先にあの碧の優しい色が俺を呼んでいる。
走れば走るほど体も痛くなるし、心臓も苦しくなる。
でも、ライオネルと再び生きる為、最後まで走り抜け、光の中へ躊躇いなく飛び込んだ。
「……だから逝かないで、一緒に生きよう、愛してるよ、シオン」
愛しい人の声が聞こえた。
嗚咽を堪えるように切なく、すすり泣いているような声だった。
こんな俺を、こんなに愛してくれた彼を残してなんていけない。
だから、
「……ラ、イ……、いっ、しょ、に、い、き、よ、う」
弾かれたように泣き腫らした顔を向けるライオネルと目があった。
ライオネルは
「勿論だ」
と返答すると、涙を流しながら紫音に口付けをした。
♢♢♢
ーー1週間後。
ーーパンッ、パンッ、パンッ
「ぁ、ぁん、ぁ、ぁ、ぁん、ん、ぁ」
「はぁ、はぁ、シオン、可愛よ」
ーーパンッ、パンッ、パンッ
「ぁん、ぁ、ぁ、ぁ、何か、でちゃう、ぁ」
「だして、いいよ、シオン」
四つん這いになっている紫音を後ろからライオネルが激しく突く。
ーーパンッ、パンッ、パンッ、
「ぁん、ぁぁ、ん、あぁぁぁぁ、、」
「く、、俺も、いくっ、、う、、」
ーードピュッ、ピュッ
ライオネルは紫音に覆い被さると、緩く動かしてからゆっくり抜く。
「ぁ、ん」
抜く時に紫音の気持ちい所を擦り、思わず甘い声が出る。
「……ほら、ちょっと横になろう」
と、ライオネルが言ったので2人で横になると、ライオネルが紫音のおでこに自分のおでこを当てる。
「微熱位には下がったかな。良かった良かった」
安堵の表情を浮かべるライオネルに紫音は少しときめいた。
あれから、3日振りに意識を取り戻した紫音はライオネルとそのまま2回戦に突入し、1回ヤると紫音がダウンした。
2回目でも中出しされたことで少しずつ体は良くなっていたが、いかんせん死にかけの体だった為、単純に疲労から寝たのだが、ライオネルは紫音の命の最後の灯火だったのかと、パニックになり、もう1度会いたい、もう1度、もう1度と寝ている紫音に何度も中出しした。
それも結果的には良くて、次の日は高熱ではあるが、昼には起きれていた。
紫音がお母さんとの話をすると、“龍人の体液に延命の効果はあるのだな”と確信し、ドアの外の護衛に1週間執務を休んで部屋に籠ると各方面に伝えてくれと伝言を頼んだ。
それからは、ライオネルが回復し、紫音が起きればSEXし、食事も運んで貰い部屋から1歩も出ないという爛れた1週間を過ごした。
でも、そのおかげで、紫音は現在微熱出始め位の状態まで体調が戻っていた。
これからもヤっていれば、ライオネルの寿命に近付いていくだろう。
……こんな事で寿命が延びるなんて、非科学的で信じ難いが、体調が良くなっている事実を身をもって感じている為、何とも言えない気持ちではあった。
この延命の件については龍人の血を引く者にしか伝えないという不文律があるので、例えば、ライオネルのお父さん(陛下)ですら、母親とは番ではない為知らないらしい。
ライオネルはお母さんから直接聞き、絶対に他の人には漏らしてはならないと約束させられたとの事。
昔、番以外にも延命効果があると人間に間違えて伝わり人間から龍人族狩りにあって龍人族は滅んだそう。なので、今いるのは当時人間とのハーフだった者の子孫がほとんどであり、純潔の龍人族は存在しないと言われている。
そういう訳で、紫音はルイスには寿命と言っていたが、正確には紫音達のような人間にはかかってしまう、元の世界の病の一種が原因で、今際の際でライオネルがその病に効く回復魔法を作成する事に成功し、徐々に回復に向かっているという説明で誤魔化す事にした。
ルイスとアインにはおかしいと思われるかもしれないが、特に突っ込まないでくれるだろうとのことだった。
そして、今はそのお篭り1週間の最終日である。
「明日からは夜だけになるなぁ。でもその前に溜まった執務があるからな……何時に帰れるか……」
ライオネルについた犬耳がシュンと垂れているような幻が見えた。
「俺も手伝いに行くよ」
「な、な、何言ってるんだ! まだシオンは熱が完全には下がってないだろう! 部屋で大人しく寝てるんだ!」
「微熱は慣れてるから平気。前は酷くヤられた次の日は微熱のまま戦場に行くのが当たり前だったからね。それに行くのは戦場じゃなくて執務室だし」
「し、しかし……」
「俺が手伝った方が早く終わるよ? それに、もし時間がかかって、ヤれない日が続いてまた、寿命が尽きかけてもいいの? 俺の体感だと今の所あと、3週間位の命なんだけど」
「!? シ、シオン、まだ寿命がどの位か分かるのか?」
「うん。なんでだろうね。“ドール”は寿命と体が、直結してるからかな? そこは普通の人間と違って、死の直前まで筋力等は衰えないからね。それに元々俺達は寿命が1年切ると大体分かるみたいだけど、分かるのは多分最後の1年だけだと思う」
「なるほど……。うーん……。基本ソファーに座っていること! それは守れよ」
「分かった!」
紫音は復活してから、例え反対意見だろうとライオネルに自分の意見を言うようになった。
ライオネルはそれが嬉しい。
ただ、紫音に言われると十中八苦ライオネルが折れる事になってしまうが。
「ふふふ、ルイスとアインは俺が死んでると思ってそうだよね」
「あー。そういえば籠る宣言しただけでシオンの事は何も言っていないな」
「明日から楽しみだね」
「そうだな。」
「ライ、大好きだよ。一緒に生きて行こうね」
「ッッ! あぁ、俺もシオンを愛してる」
どちらからともなく、キスをした。
ーー次の日。沈んだ主人をどう立ち直らせるか悩み暗い顔をしていたアインとルイスは、はにかんだ様子の動く紫音を見て度肝を抜かした。
が、紫音の復活に2人とも泣いて喜んでいた。
ー完ー
ここにいては行けないと、走り出す。
ライオネルが呼んでいる。
ライオネルが想ってくれている。
あったかい方へ向かって進む。
まるで紫音を引き止めるようとでもしているのか、水中で無理矢理走ろうともがいているように体が重いし、心臓が苦しい。
先程までいた所に戻っておいでとも呼ばれているのが分かるけど、苦しくてもライオネルに会いたい。
すると突然、
カァッ!
と突然体の奥に入った熱いものが、全身に広がる感覚があり、それが終わると体が少し楽になった。
何だかよく分からないが、今のうちににライオネルの所へ向かう。
そうだ間違えてない。
さっきまで何も見えなかった先にあの碧の優しい色が俺を呼んでいる。
走れば走るほど体も痛くなるし、心臓も苦しくなる。
でも、ライオネルと再び生きる為、最後まで走り抜け、光の中へ躊躇いなく飛び込んだ。
「……だから逝かないで、一緒に生きよう、愛してるよ、シオン」
愛しい人の声が聞こえた。
嗚咽を堪えるように切なく、すすり泣いているような声だった。
こんな俺を、こんなに愛してくれた彼を残してなんていけない。
だから、
「……ラ、イ……、いっ、しょ、に、い、き、よ、う」
弾かれたように泣き腫らした顔を向けるライオネルと目があった。
ライオネルは
「勿論だ」
と返答すると、涙を流しながら紫音に口付けをした。
♢♢♢
ーー1週間後。
ーーパンッ、パンッ、パンッ
「ぁ、ぁん、ぁ、ぁ、ぁん、ん、ぁ」
「はぁ、はぁ、シオン、可愛よ」
ーーパンッ、パンッ、パンッ
「ぁん、ぁ、ぁ、ぁ、何か、でちゃう、ぁ」
「だして、いいよ、シオン」
四つん這いになっている紫音を後ろからライオネルが激しく突く。
ーーパンッ、パンッ、パンッ、
「ぁん、ぁぁ、ん、あぁぁぁぁ、、」
「く、、俺も、いくっ、、う、、」
ーードピュッ、ピュッ
ライオネルは紫音に覆い被さると、緩く動かしてからゆっくり抜く。
「ぁ、ん」
抜く時に紫音の気持ちい所を擦り、思わず甘い声が出る。
「……ほら、ちょっと横になろう」
と、ライオネルが言ったので2人で横になると、ライオネルが紫音のおでこに自分のおでこを当てる。
「微熱位には下がったかな。良かった良かった」
安堵の表情を浮かべるライオネルに紫音は少しときめいた。
あれから、3日振りに意識を取り戻した紫音はライオネルとそのまま2回戦に突入し、1回ヤると紫音がダウンした。
2回目でも中出しされたことで少しずつ体は良くなっていたが、いかんせん死にかけの体だった為、単純に疲労から寝たのだが、ライオネルは紫音の命の最後の灯火だったのかと、パニックになり、もう1度会いたい、もう1度、もう1度と寝ている紫音に何度も中出しした。
それも結果的には良くて、次の日は高熱ではあるが、昼には起きれていた。
紫音がお母さんとの話をすると、“龍人の体液に延命の効果はあるのだな”と確信し、ドアの外の護衛に1週間執務を休んで部屋に籠ると各方面に伝えてくれと伝言を頼んだ。
それからは、ライオネルが回復し、紫音が起きればSEXし、食事も運んで貰い部屋から1歩も出ないという爛れた1週間を過ごした。
でも、そのおかげで、紫音は現在微熱出始め位の状態まで体調が戻っていた。
これからもヤっていれば、ライオネルの寿命に近付いていくだろう。
……こんな事で寿命が延びるなんて、非科学的で信じ難いが、体調が良くなっている事実を身をもって感じている為、何とも言えない気持ちではあった。
この延命の件については龍人の血を引く者にしか伝えないという不文律があるので、例えば、ライオネルのお父さん(陛下)ですら、母親とは番ではない為知らないらしい。
ライオネルはお母さんから直接聞き、絶対に他の人には漏らしてはならないと約束させられたとの事。
昔、番以外にも延命効果があると人間に間違えて伝わり人間から龍人族狩りにあって龍人族は滅んだそう。なので、今いるのは当時人間とのハーフだった者の子孫がほとんどであり、純潔の龍人族は存在しないと言われている。
そういう訳で、紫音はルイスには寿命と言っていたが、正確には紫音達のような人間にはかかってしまう、元の世界の病の一種が原因で、今際の際でライオネルがその病に効く回復魔法を作成する事に成功し、徐々に回復に向かっているという説明で誤魔化す事にした。
ルイスとアインにはおかしいと思われるかもしれないが、特に突っ込まないでくれるだろうとのことだった。
そして、今はそのお篭り1週間の最終日である。
「明日からは夜だけになるなぁ。でもその前に溜まった執務があるからな……何時に帰れるか……」
ライオネルについた犬耳がシュンと垂れているような幻が見えた。
「俺も手伝いに行くよ」
「な、な、何言ってるんだ! まだシオンは熱が完全には下がってないだろう! 部屋で大人しく寝てるんだ!」
「微熱は慣れてるから平気。前は酷くヤられた次の日は微熱のまま戦場に行くのが当たり前だったからね。それに行くのは戦場じゃなくて執務室だし」
「し、しかし……」
「俺が手伝った方が早く終わるよ? それに、もし時間がかかって、ヤれない日が続いてまた、寿命が尽きかけてもいいの? 俺の体感だと今の所あと、3週間位の命なんだけど」
「!? シ、シオン、まだ寿命がどの位か分かるのか?」
「うん。なんでだろうね。“ドール”は寿命と体が、直結してるからかな? そこは普通の人間と違って、死の直前まで筋力等は衰えないからね。それに元々俺達は寿命が1年切ると大体分かるみたいだけど、分かるのは多分最後の1年だけだと思う」
「なるほど……。うーん……。基本ソファーに座っていること! それは守れよ」
「分かった!」
紫音は復活してから、例え反対意見だろうとライオネルに自分の意見を言うようになった。
ライオネルはそれが嬉しい。
ただ、紫音に言われると十中八苦ライオネルが折れる事になってしまうが。
「ふふふ、ルイスとアインは俺が死んでると思ってそうだよね」
「あー。そういえば籠る宣言しただけでシオンの事は何も言っていないな」
「明日から楽しみだね」
「そうだな。」
「ライ、大好きだよ。一緒に生きて行こうね」
「ッッ! あぁ、俺もシオンを愛してる」
どちらからともなく、キスをした。
ーー次の日。沈んだ主人をどう立ち直らせるか悩み暗い顔をしていたアインとルイスは、はにかんだ様子の動く紫音を見て度肝を抜かした。
が、紫音の復活に2人とも泣いて喜んでいた。
ー完ー
17
お気に入りに追加
316
あなたにおすすめの小説
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
【完結】お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!
MEIKO
BL
第12回BL大賞奨励賞いただきました!ありがとうございます。僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して、公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…我慢の限界で田舎の領地から家出をして来た。もう戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが我らが坊ちゃま…ジュリアス様だ!坊ちゃまと初めて会った時、不思議な感覚を覚えた。そして突然閃く「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけにジュリアス様が主人公だ!」
知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。だけど何で?全然シナリオ通りじゃないんですけど?
お気に入り&いいね&感想をいただけると嬉しいです!孤独な作業なので(笑)励みになります。
※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。
悪役令息の七日間
リラックス@ピロー
BL
唐突に前世を思い出した俺、ユリシーズ=アディンソンは自分がスマホ配信アプリ"王宮の花〜神子は7色のバラに抱かれる〜"に登場する悪役だと気付く。しかし思い出すのが遅過ぎて、断罪イベントまで7日間しか残っていない。
気づいた時にはもう遅い、それでも足掻く悪役令息の話。【お知らせ:2024年1月18日書籍発売!】


オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。
愛しの妻は黒の魔王!?
ごいち
BL
「グレウスよ、我が弟を妻として娶るがいい」
――ある日、平民出身の近衛騎士グレウスは皇帝に呼び出されて、皇弟オルガを妻とするよう命じられる。
皇弟オルガはゾッとするような美貌の持ち主で、貴族の間では『黒の魔王』と怖れられている人物だ。
身分違いの政略結婚に絶望したグレウスだが、いざ結婚してみるとオルガは見事なデレ寄りのツンデレで、しかもその正体は…。
魔法の国アスファロスで、熊のようなマッチョ騎士とツンデレな『魔王』がイチャイチャしたり無双したりするお話です。
表紙は豚子さん(https://twitter.com/M_buibui)に描いていただきました。ありがとうございます!
11/28番外編2本と、終話『なべて世は事もなし』に挿絵をいただいております! ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる