悪役令嬢は処刑されました
王家の命で王太子と婚約したペネロペ。しかしそれは不幸な婚約と言う他なく、最終的にペネロペは冤罪で処刑される。彼女の処刑後の話と、転生後の話。カクヨム様でも投稿しています。
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感想ありがとうございます!
後世に本当のことを伝えたのは、ペネロペに恩のある名もない一般人の方です。
悪評が広まっていた時に「いやそれはおかしいだろ」と言ったけど「はあ!?お前あの悪女の味方するのかよ!今悪女を叩かないやつも悪人だ!」と言われてどうにもならなかったようで。
ペネロペもくすっとしそうなAA感想ありがとうございます。
いっそ社畜扱いされていれば怒って出て行く未来もあったかもしれませんが、作中ではずっと王妃の策略によって「これは王子妃教育です☆」「本人が好きでやってます☆」扱いされてたんですよね。
王妃もペネロペに嫉妬するまでは普通に優秀だったんです……。
ペネロペが気に入らなくて難題押し付けたら無事クリアされて「こいつ私より優秀じゃね?腹立つ!私のお気に入りの嫁候補蹴落としたくせにキイイ!」と思ってしまってから地獄行きが決定しましたね。まあ思うだけなら自由なんですけどそのあとやったことが完全にパワハラ上司で……。
面白かったです。
なんか読んだ後からじわじわ来ています。
マジですか!
読んだ後でも読者の心に響くものが書けたなら作者冥利につきるというものです。
短編ながら読み応えバツグンでした。
「能ある鷹は使われる」これに付きます。王家自ら呼び込んだクセに蔑ろにする。王家から貴族役人に至るまでクズ揃いでしたww彼らが転生してまで自分の行いを変えずに破滅していくのが心地よかったww
一方時間を経てペネロペを聖女扱いにした民衆にも好感を持てない。権力を持たない彼らが出来る事は少ないけど王家が言われた時には「悪女」で実態を知れば反乱を起こして「聖女」、これでは転生したペネロペもウンザリしていた事でしょう。
用心しつつ慎ましく堅実に生き抜いているペネロペに幸せのあらん事を!
感想ありがとうございます!
この話の裏テーマが「(都合の)いい人を頑張った人の末路」と「後継を育てもしないで都合のいい人がずっといると思ってる人の末路」なので転生してからのぺネロペの好調ぶりと虐げた人達の幸薄ぶりは妥当ですよね。
ペネロペさんは民衆の反応見て「直接見たもの以外は迂闊に信じちゃ駄目だな」と更に慎重に堅実になったと思われます。
とはいえずっと叩かれてる王子よりはマシだなとも思ってる模様。
実はもう一度ペネロペと親子として転生してるという裏設定があります。父親には記憶がないのですが、ペネロペはそれでいいと思っています。現世ではよくいる親子になってます。
これ本編に書いても記憶がないなら蛇足っぽいかなと思いまして。
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