冷遇された聖女の結末
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本編にプラスしていくつかのifルートがある長編。
カクヨムにも同じ作品を投稿しています。
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とっても面白くて最後まで楽しませていただきました!
ヒロインを含めて完璧な人が一人もいないのがより面白かったです。
素敵なお話しありがとうございました!
感想ありがとうございます!
自分でも完璧な人間が一人でもいたらこんな話にはならなかったと思います。
ここだけの話、ちまちま書いてた話よりどうにでもなれと思って書いた話が一番人気で作者も驚いてます。
if好きなので、各ルートがあってお得で楽しかったです。
ですが、ざまぁ好きなのでメインの方たちはあまり好きではなく、マルセルとジョエルが好みでした笑
その二人、特にジョエルくんはメインが好みでない方向けのキャラなんですよね。
期待に応えてくれるのが誇らしい反面、メインを食う勢いで人気があることに親としては複雑です(笑)
物語の悪役を好きになることが多い私としては、セレスティア編が1番だなと思いました。
悪役令嬢を救済するってこういうことだよね、みたいな。
悪役ながらに筋の通った人生を生きている彼女がとても魅力的でした。
こういういろんなifがある話って面白いです。
1番好きなのはセレスティアでしたが、他の冷遇男達との結末も、ラナのヒロインらしい素直さも魅力的でした。
むしろ人間誰しもいいところと悪いところがあるものだと思うので、過ちを犯したんだから苦しんで死ね、的なスタンスよりも、反省して心を入れ替える話の方が好ましいです。
こういう考え方ですので、ジョエル編はありがちでそこまで魅力は感じなかったですね。
面白いお話ありがとうございました(´。✪ω✪。`)
まずひとつ、教えて下さい。
本当は第2話で、バッドエンドでこの物語を終わらせようとしてたのですか……?
まるでこの第3話、前回までのお話とは時間軸を変えた……パラレルワールドとして、今度はバッドエンドでは無い、ハッピーエンドを描こうとしてる様に思えたから。
でも、この話でははっきりと描かれてはいませんが、まさかラナとドミニクさんが結婚する運びになるなんて。ラナさんの心が救われて良かったです。
ドミニクさん、懺悔で許されると思ってはいけませんよ! 女性の心って、言葉では無く行動で揺り動かされるものなんですから!
それを読者に伝えたくて、『完結』を外して新たに第3話を紡いだのかなって、読んで思いました。
どうも感想ありがとうございます。
このお話、最初の最初は「異世界行っても何一つ幸せになれなかった少女」で終わらせようとは思ってたんですよ。書いた時に異世界行って幸せになりました的な話が流行ってたから逆張りのつもりで……。
でも読み返して我ながら流石に酷いな?と思ってifの話をつけたしました。つけたした後はまあ、読者の気持ち次第で好きなルートを本編と思ってくれればいいかなと。
そして最後の話を書いた時には婚約破棄されて傷心の令嬢を隣国王子が助ける、みたいな話が流行ってたのでせっかくだからと元の話にはいなかったキャラを書き加えました。
そのジョエルくんが一番人気なのは最初のテーマとは激しく逸脱してるけど、世の中こんなものですよね……。
ラナが心の清い女性だったから、余計に対比として際立ってしまった冷酷四人組の面々。
涙を流して読んだ前話と比べると、やるせなさ感が残る自業自得な結末……作者さん、徹底してます。
ラナの清い人生、生き方に……読んでいて、まだ第1話なのに、涙が溢れてしまいました。
ワタシにはこんな物語、一生かけても描けない。
やらかしたらざまぁして終わりという展開が多い中、それぞれが反省してハッピーエンドにたどり着くという作品、待ってました。
個人的には身体はってるドミニクと金で何とかしようとしたり、頑張りがズレちゃったりしているファブリスが好きでした。
どのルートも楽しかったです。ありがとうございました。
初めてファブリスに好意的な感想頂きました……!
三人の中で一番空回りしているキャラなので人気がないのは覚悟してたのですが、やっぱり好きって言って貰えると嬉しいですね。
ファブリスが速攻で結婚できたのはラナの個人的な事情が大きすぎるし。
あと基本ラナに優しいアメリーがファブリスルートに限ってある種残酷なのも色々不利だったかなと今は反省してます。
好意的な感想ありがとうございます!
面白かったです。転生物ってルートの説明はあっても実際には語られないので、実はよく分からない。どのルートもハッピーエンドで楽しめました。読後感も心地よかったです。面白い作品をありがとう。
感想ありがとうございます。実は選択式のノベルゲームとか乙女ゲーム意識して書いてたり。
ああいうのって同じキャラで色んな可能性を味わえるから好きなんです。
それで作品もそんな感じになったんでしょうね(笑)
個人的に芯のあるセレスティアが好きです。100%自分の目的に突き進んでいて、それが故に処刑も受け入れているというのが
他男衆は……ドミニクくらいしか……
あ、ジョエルは王道√なので別枠です
なんだかこの話がセレスティアとラナの愛憎百合だったような気がしてきました。
男キャラ人気はジョエルが圧倒で二番手がドミニクですね。
でもどっちもセレスティアがいなければ会うこともないか、最初から選ばれることもないか(召喚されたてのラナはミーハーだったから王子様のクレマン一直線だったと思われ)だからやっぱりセレスティアルートが正規だった……?(混乱)
本人が心底反省していて(例えそれが自分のためでも)やられた側が許すというのなら幸せになってもいい、なって欲しいと思ってしまうので四人全員に√があってとても嬉しかったです。
みんな愚かだけれど、それが人間らしくて嫌いになれず、作者さんの表現に感嘆しました。
セレスティアはみんな(民衆含めて)は掌クルクルな中、芯があって好きです。
Ifで好きなのはドミニク√でした。自分の足で探し回って、一度、きちんと拒絶されているのが凄くいいな、と。あと、村で一生を送れそうなところ。
でも、一番好きなのは本編でした。誰も救われてないのも、四人が主人公の存在に縋る続けるのもリアルで……
何度も読み返したくなる、素敵な作品ありがとうございました!
貴重な男三人組の誰かを好きな方が……!ありがとうございます!
最初は本編と続編だけで終わりの予定だったんですけど「もしも」があってもいいなと思って書いたんですよね。
あとやらかした人間が後悔しながらどうにかして幸せになる話も個人的に好きで。あと可哀想なヒロインが可愛くて。
やっぱりあの三人の誰かを好きって言って貰えると嬉しいですね。
全話読んできました!
個人的にキャラとしてはセレスティアが一番好きかも。
最初は因果応報、ザマァとか思ってましたが、彼女の過去話を読むにつけ、使えるものは使って自力でのし上がる姿に強い女性カッコいいと思うように(笑)
正直主人公含め、登場人物の中で一番自立した人物ではないかと思います。
セレスティア編ラストも他のifルートと違い、男に頼らず自力で頑張ってるのが素晴らしいw
(ところで彼女の最初の客ってクレマン編でラナの殺害依頼を出したクズ男ですよね?どこに居ても碌なことしない…)
とはいえ、最後のジョエルルートは所謂溺愛ルートかと思いますが、こちらはあまりラナが悲惨な目に合わずに済むのでハラハラせずに読めて良かったです。
ジョエルは天涯孤独な身の上で柵が少なかったお陰で大胆な行動に出ることが出来た、という面があるにせよ、読みながら「良くやった!」と思ってましたw
まあ、最後ラナがちょっと依存気味になってるようなのが気になりましたが、幸せになってくれるといいなぁ。
あとこのifでもセレスティアの行動がカッコいい(笑)最後の捨て台詞は彼女の矜持が詰まってると思いました。
セレスティアの最初の客のことに気づいてくれて嬉しいです!
ちなみに彼は姪に手を出したあと証拠隠滅もかねて殺害しているという裏設定があります。
セレスティアはどのルートでも何百年も安定して行われていた召喚システムを唯一引っ掻き回したという事実がありますからね。どのルートでも悔いはなかったはず。
なお諸悪の根源である彼女の父親と虐待教育した家庭教師は、責任を全部セレスティアに押し付けて素知らぬ顔をしている模様。ただし女神の目は誤魔化せずゆっくり不幸になっていくと思われます。
全話読ませていただきましたー!
ifルートまで読んで本筋に勝るものはないなぁとしみじみ思いましたね笑
主人公の自虐癖というか自信のなさというか…卑屈な部分が本っっ当に好みでした!(*´∇`*)
セレスティアちゃんの「主人公が来たらお菓子をあげて、友達になってあげよう」という思いを見て一番好きなキャラクターになりました!(≧∀≦)あくまでも自分は施す側で、上なのだと信じて疑ってないのがとても可愛かったです!!(≧∀≦)
護衛どもは「聖女だから、優しいから許してくれる、許された」なんて掌を返していて救いようがないほどに愚かだと思ってしまいました笑
みんな人間の醜さというか愚かさというかが全面に出ていて、確かに胸糞でしたがとっても面白かったです!面白い作品をありがとうございました(*´∇`*)
ありがとうございます。駄目人間しか出てこない(主人公含む)話が好きな人に届けという気持ちで書きました。
届いたのかな?届いたなら本望です!
セレスティアは最初から最後までトリックスターというかキーパーソンでしたね。彼女無しにこの話は生まれなかった。彼女がいなかったら普通に主人公逆ハー物語になってたはず。
よくあるざまぁされる悪女がモデルなんですけど、妙に人気があって不思議な気分です。おバカ要素がいいのかな?
最後のジョエル編があって良かった…。
胸糞のまま終わるのかと思ったよ…。
実を言うと元々話のテーマが胸糞異世界トリップだったりするんですよね。
ジョエル編のほうが異端なのだけれど今となっては付け足して良かったと思ってます。
一番性質が悪いのは魔力窃盗の為に不幸な魂を定期的に送り込むシステムを構築したポンコツ女神だと思いました。マル。
神とは理不尽という概念そのものだけど引くわー
自分を養うために万引きを強要する毒親か!
女神からするとそうしないと世界が衰退して全ての人間に影響が出るから仕方ない、だそうで。
他の方法が見つかればいいけれど、うーん。
ifは、私はジョエルルート一択ですね(笑)。ただ、後日談とかと違ってifという扱いだから、これは本編のラストじゃないんだよなとひたすら切ないです😢。
大丈夫ですよ、読んだ方がこれが正規ルートと思えば正規ルートです。そのつもりで書いてます。
ジョエル編がとても良かったです。
ありがとうございます!
今、クレマン編まで読みました。
正直、「聖女」の扱いに対して疑問に思いましたね。
異世界人は自己満足、他者への思いやりが皆無です。良かれと思ってどこまでも突っ走る。
「聖女」は異世界で不遇を過ごし意図的に性格か歪む。自分を過小評価するか、「聖女」として当然の権利を主張するか。
「聖女」が可哀想。「聖女」の奉仕は当然。
白か黒か。いきすぎてるように見えました。
主人公のように他者を思いやり続けるのは確かに行き過ぎだとおもいますが、彼女の性格や本質を否定して大幅に変えるのはいけない。
彼女以上に包容力と優しさ、思いやりがあるか、もしくは打算的に動かない変わったあっけらかんとした人が伴侶として最もお似合いかもしれませんね。
どの登場人物も許されるべき点があると思うんです。たまたま最悪の結果になっただけで。
「聖女」という異世界の異分子によって暴き出される本性。知らなくていいこと全て。
4人衆を嫌う人々も歪んでますよね。一辺倒に悪と決めつけて。
そう考えると人間てみんな醜くて、それが当たり前なのかもしれません。貴族は行動にうつして露呈しただけで。
考えさせるお話でした。
ちなみに今のところクレマン編が好きですね。
クレマンの成長過程がなんとなく察せられたのとまっすぐで変な部下つれてきちゃうバカっぽいところも好きです。
貴重なジョエル以外の男キャラの好意的感想!ありがとうございます!
正直聖女の護衛に選ばれなければ選ばれた人を批判する側に回ってたと思うんですよね、あの三人は。
それぞれの立場になると成る程とは思うが…この女神様関連から切り離せるものなら切り離した世界で幸せになって欲しい( ノД`)…
他の異世界の神様が居るか交流があって頼めるなら!
最後の男の子が一番しっくりくるけど…ね。
初っぱなからあの四人と女神様に怒りと悲しみで大号泣で大変でしたww
ご馳走様でした♪
女神様が駄女神扱いされてる(笑)
ちゃんと復活したら主人公の我儘もある程度聞いてくれるからそう悪い女神ではない……はず?
システム関連がまずいといったら仕方ないですけど。
女神がifルート全部見たらジョエル一択なんでしょうね。
女神を目覚めさせる為の旅。ラナが自分の現状に不満を訴えたとしても変わらなかったでしょうし、王宮に知らせる手段は異世界から来たラナにはわからなかったはず。見すぼらしい姿になってしまったラナの言葉は誰も言うことを聞き入れる訳がない。最後、仮死状態にして王宮から外に出してもらい、改めて死のうだなんて。元の世界でもここにも居場所が無いって。ラナの思うようにしたらいい、しょうがないって思ってしまいました。
3人の同行者、そして宰相マルセルと伯母、セレスティアメインのifが書かれているのですが。
3人それぞれが自分がセレスティアに転がされてその気になり虐待し続けた事を後悔して、その結果の今を当然と受け入れているところまでは良かったのですが。ラナが聖女だからでしょうか?その執着にどこか気持ち悪さを感じてしまいました。
そしてマルセルの行動も、ラナを助ける為なのだろうって事に嘘は無いのでしょうけど。伯母も悲しい立場にいたのでしょうが。ラナが受けた事を言葉でしか知らなかったからでしょうか。一石二鳥的な考えだけならまだいいですが、利用するような言葉を聞かれちゃって逃げられて。最終的に伯爵位を返上したのは自分の言動を恥じいったからもあると思いたい。
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やっぱり、最後のジョエル(ジョアンでした?)ルートが王道な気がします。誰かの言葉に惑わされず、見たものがおかしいって判断出来、やるべき行動をしたたった1人の少年。実は王家の血を引いていましたってところは小説らしく、そんなところもいいと思います。
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四人のifルートだけだったら非難轟々だったかもと考えるとジョエル編は入れて良かったと感じています。
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やっぱりポッと出の世界がちゃんと勧善懲悪してて1番好きです( *´艸`)
実を言うとジョエル編は書く書かまいか迷ったんですけど
あの四人が受け入れられない方達向けと考えるとやっぱり必要でしたね。
書いた時これ絶対他四人の立場が無くなると思ったけど無くなるなら無くなるで仕方ないかな……多様性大事。
これでもかと王子様成分入れたので彼が一番人気なのは納得です。
ある意味一番親孝行というか作者孝行のキャラかもしれないですね。
久しぶりに読みごたえがあるストーリーに出会えました。
1話だけ読んで寝ようと思ったら最後まで目が離せませんでした。
綺麗ごとだけ書いてある物と違うリアル感。
少し良い子過ぎる感もありましたが、時間を忘れて一気読みするくらい面白かったです。
ありがとうございます。
感想ありがとうございます。
ヒロインの子はぶっちゃけ境遇のせいで自虐癖がついてるんですよね。
そのせいで苛めてる周りも「悪くないなら反論すればいいのになぜしない?自分が悪いって認めてる?」ってエスカレートしたようで。
事態が悪い方に転がり落ちるにはもってこいの主人公でした。
だからこそifルートが輝くんですよね。
全てのお話が面白かったです。
それぞれに苦しみや因果応報、幸せがあり、話により各自の成長や他者との関係性、語られる真相、側面が違い、全てが違う結末でいながら全て読まないとわからないままの大切な話もあり、周回必須だなと思いました。
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何て作者冥利に尽きる言葉。ありがとうございます。
書いてる方もあの話に出てきた同名のキャラが実はこの話のチョイ役の人とか地味に遊んでました。
どのエンディングもそれなりに魂こめてます!
はじめて感想を書かせていただきます。
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1番最後のジョルジュ篇がよかった。その他はどれも結局みんなクソだなと思った。ってか本当、王と王妃は何やってたん??って感じ!
女神が周期的に弱る=その加護を一番受けている王と王妃も弱る=聖女が来ている間は寝込んでいる
と今考えました。
やっぱり人によっては最後のキャラしか勝たんってなりますよね。
面白かったです!!全編ずっしりとした読み応えがありました。一話一話の分量が多いのもとても良かったです。
「毒婦」セレスティア視点の回も心に残りました。男どもは、それぞれ『単純にいい人』で終わらないところに唸りました。作者様うまいっ!
集団心理マジで怖い怖いと思いながら読了。
素敵な作品をありがとうございました。
面白いと言って貰えると幸いです。
我ながら暗くて場合によっては救いもない話だと思ってたので。
セレスティアが地味に人気?でびっくりしながらも嬉しいですね。
敵役というかヘイト係みたいな役目を押し付けまくったとも思ってたので。
このユーザをミュートしますか?
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