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破滅の凶星

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そして私たちが戦いに介入してから1時間ほどたつとほとんどが制圧完了まであと少しというところだがおかしい
順調すぎる
あの巨大な櫓の上に鎮座する私に並ぶほどのエネルギー量
どう攻めてくるかが問題
「もう皆駄目か」
そんなとき櫓から凍えるような冷酷さを含む声が聞こえてくる
「私が出るしかないようですね」
「貴方は?」
「名を聞くならそっちから言うのが礼儀。」
「それもそうですね」
「私の名は、支配の魔王。クリプトス」
「私は、帝国の第二皇女エリア・ケテル」
「帝国の?」
「皇女だからと舐めないほうがいいわよ」
「我流・帝国剣技・魔法混同 冥土の咆哮ダークネス・ロア
「扇柳」
鉄の扇…あいつの武器
悉く私の攻撃が受け流される
あの技を使うしかないか?
「どうした?かかってこい」
使うしかなさそう
「お…ぎ」
「なんだ?」
「地獄の焔より
生じた魂をも焼き尽くさんとする
業火の精霊よ!
我が願い聞き届け
我に力を貸したまえ!

生物を死滅させんとする
破滅の精霊よ!
我が願いとともに破滅の光にて
生物を根絶させよ!

魂すら無に帰す業火の王よ
生物を根絶させんとする破滅の帝王よ
我の願いに力を分け与えん
魂と肉体を無に帰せ!

奥義 破滅の凶星ニュークリア・スター
肉体と魂を焼き尽くさんとする凶星は魔王をも焼き尽くし結界内部の温度は4000度以上1000シーベルトを軽く凌駕するエネルギーが収束し消失する
その消失したエネルギーにより爆風が起こり
冥樹林の26%の雑木林が消失した
あとは戦後処理か
「恐れ入りました」
「貴方は確かここの主」
「その通りです」
「種族骸骨の竜カース・ドラゴンです」
「我ら不死の魔物アンデッド達を仲間に入れて欲しいのです」
「それはいいけれど」
「ありがたきお言葉であります」
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