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一生の宝物
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でもフレイディは、なにも気にすることなどないという様子ですぐに頷いた。
「勿論。むしろアマリアらしさがたっぷり感じられて、そのほうが良いな」
「それは嬉しいです」
アマリアの表情はほころんでしまう。
自分が一番好きなことを、これほど認めてもらえたのが嬉しい。
「絵の中にいるときも、同じものが見られるからね」
そのあと、フレイディはそう言った。
どうしてそう言ってくれたのか、アマリアにはもうよくわかる。
「……はい」
ふわっと花のほころぶような笑顔になったアマリア。
これから同じものを共に見ていく。
次に描く絵でひとつの絵に収まれたならきっと、互いへの愛が永遠である証にもなってくれることだろう。
(完)
「勿論。むしろアマリアらしさがたっぷり感じられて、そのほうが良いな」
「それは嬉しいです」
アマリアの表情はほころんでしまう。
自分が一番好きなことを、これほど認めてもらえたのが嬉しい。
「絵の中にいるときも、同じものが見られるからね」
そのあと、フレイディはそう言った。
どうしてそう言ってくれたのか、アマリアにはもうよくわかる。
「……はい」
ふわっと花のほころぶような笑顔になったアマリア。
これから同じものを共に見ていく。
次に描く絵でひとつの絵に収まれたならきっと、互いへの愛が永遠である証にもなってくれることだろう。
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