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第20話 アップデート
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夏休み終盤、文芸部の部室は死屍累々。閉め切った窓、エアコンのファンが回転する音、デスクに突っ伏した紫乃木姉妹。ミイナはアイマスクを着けて休憩中、史緒里はマイペースに3Dモデルを改良中だ。
「まさか、チュートリアルが無いことに誰も気付かなかったなんてね」
一子がボソボソ喋ると、麗は突っ伏したまま反論する。
「だってコンテストなら操作説明はテキストで送れるし……」
「私も開発の初期段階から操作してたから、全く気にしてなかったし。別に麗を責めてるわけじゃないわ」
ミイナがアイマスクをした顔を天井に向けたまま声を出す。
「ふたりとも、トーク画面のデバッグどこまでいった?」
「わたしはもう少しで最終ステージです。さっきの止まっちゃうバグ以外は問題ありませんでした」
「あー、止まっちゃうのは原因が判ったよぉ。そこだけテキスト数と変数に渡してる値が合ってなかっただけ。あとで修正しておくね」
「麗、ちゃんとチェック項目全部の確認してる? そんなに早く進むわけないじゃない」
「やってるよ。お姉ちゃんが遅いだけでしょ」
「はあ?! 私は正確・確実・安全に努めてるだけなんですけど!」
パンパンと手を叩いて、ミイナはふたりを制する。
「はい、今日だけで10回目くらいの喧嘩でしたー。喧嘩はダメですよぉ……」
「ミイナ先輩。目、大丈夫ですか?」
「うん。なんかピキピキしてきたから休ませてる。寝ちゃったら起こしてね」
史緒里が立ち上がり、皆に声をかける。
「自販機でジュース買ってくるよ。何がいいかな」
「史緒里ちゃん、カフェオレお願い」
「お茶でいいわ」
「わたしが買ってきましょうか」
「麗くんも大変そうだから、ボクが行くよ。お茶でいい?」
「あ、りんごジュースでお願いします」
ひとつ頷き、史緒里は引き戸を開けて出て行った。残されし者たちは再び無言で休息を取る。
「……あ、そうだ。ねぇ麗ちゃん。今夜ジャズのライブがあるんだけど、行く?」
「幽霊部員先輩のですか? はい、行きたいです。母が許せばですけど」
「それなら私もついて行けばオッケーでしょ。夜遅くなるなら、麗だけで行かせられないわ」
ミイナはアイマスクを外して、椅子に座り直した。
「イッチーはやっぱり優しいね」
「ついでに、文芸部を放置して音楽活動に走ったっていう先輩の顔を拝んでみたいだけよ」
鼻を鳴らして作業を再開する一子。その様子を見て含み笑いし、ミイナは思いっきり両腕を天に向かって伸ばす。
「さぁてっと。じゃあ、もうひと頑張りしようかな」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
夜、煌々と輝く月を雲が隠したり放り出したり。生暖かく緩い風の吹く中、現役文芸部員4人が目当てのジャズ喫茶に入ると、既にほとんどのテーブルはお客さんで埋まっていた。
「座れないじゃない。どうするの下村」
「珍しいね。いつもは幾つかテーブルが空いてるのに」
ウロウロしていると、幽霊部員の奥山霧子がニコニコしながらアルミ製の小さなテーブルを持ってきた。
「適当に椅子を掻き集めて座ってね。皆コーヒーでいいよね?」
天然パーマでショートヘアの霧子は、ミイナの返答を待たずして厨房へと戻って行った。おそらく少し緊張しているのだろう。
「綺麗な人ですね。3年生の教室は離れてるから存じ上げないですけど、すれ違ったらドキッとするかも」
4人はテーブルを取り囲むように座り、霧子が運んできたコーヒーを飲みながら開演を待つ。
ふっと客席側の照明が暗くなり、ピアノ、ウッドベース、ドラムの演奏者が登場する。それぞれが席に着き一礼すると、客席からまばらな拍手が起こった。
ミイナが史緒里に囁く。
「ピアノ、霧子さんのお父さんじゃないね」
「そういえば表のポスターに、ピアノの人の名前が大きく描かれてたよ。有名な人なんじゃないかな」
拍手が鳴り止んだ店内を、ピアノソロがその音色で満たす。優しいタッチで最初はスローテンポ、次第に速く、力強く鍵盤をつかんでいく。
ミイナと史緒里はそのプレイに驚く。これはプロだ。そして心配になる。霧子はこの演奏についていけるのか、と。
だが、曲の途中から入った霧子のウッドベースは、ピアノに負けず劣らず、リズムを下支えして自然なメロディを奏でていく。
そしてドラムがコントロールするテンポに合わせ、ピアノとウッドベースは翼を手に入れたかのように音の世界を自由に飛び回る。
ミイナが麗と一子を見ると、ふたりとも身を乗り出して演奏を聴いている。どうやら寝落ちはしなさそうだ。よかった。
途中にMCを挟んで8曲が演奏された。霧子の選曲なのか1990年代の邦楽ヒット曲も演奏され、一子は熱心に手拍子を送った。
最後のアンコール曲では、霧子のソロも披露された。ソロパートが終わった時、4人はパチパチと拍手を送り、それに気付いた霧子がこちらを向いてニコッと笑う。
そうしてライブは終わった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「お疲れさまでした。すごく良かったです」
ヘトヘトの様子で椅子に腰掛けた霧子に、ミイナは労いの言葉をかけた。
「いやぁ、全然ついていけてなかったよね。やっぱりプロはすごいや」
「えっ。そんなことないですよ。霧子さん、まるでプロみたいで、ピアノにも負けてなかったと思います」
「……ふふ、ありがとう」
項垂れながら、霧子は弱々しい笑みをこぼす。まるで死闘の末燃え尽きたボクサーのように。
「あの、奥山先輩。わたし感動しました。初めてジャズ聴いたんですけど、泣きそうになるくらい良かったです。しょぼい感想ですいません……」
「君が1年の子ね。文芸部の救世主だ」
「救世主なんかじゃないですけど、1年の紫乃木麗です。こっちが姉の一子です」
「あー、他の高校の子。文芸部に入ってくれたんだってね」
一子は頭を下げる。実はそこそこ人見知りなのだ。
「で? ミイナちゃんが皆を連れて来たのには何か理由があるんでしょ。さあ、何でも訊いてごらん!」
霧子がエッヘンと胸を張ると、史緒里はミイナの方を向く。
「もっさん、普通にジャズ聴きに来ただけだよね」
「うん。別に他意はありませんよ」
「えぇ、そうなの? 紫乃木さんたちはどう? 何か、ほら、もっとこう、あるでしょ?!」
絡まれた麗と一子は、困惑顔でミイナに助けを求める。
当のミイナは噴き出して笑う。
「嘘です。ね、麗ちゃん。霧子さんて去年はウッドベースこんなに上手くなかったんだよ。毎日、毎日練習して、学校にもアコースティックベース持ち込んで練習して、それでこんなに上手くなったんだ」
「なるほど……。ずっとアップデートを続けてらっしゃったんですね」
「あら、良いこと言うじゃない。そう、私はベース一本で生きていこうと思ってるからね。最近はバンド活動もしてるよ」
「麗ちゃんは次のゲームではプロデューサーじゃなくなるけど、毎日でなくても、面白い、ユーザーが驚くようなゲームのアイデアを考え続けていって欲しい。あたしも麗ちゃんも、霧子さんみたいにどんどん自分をアップデートしていこうよ」
霧子に見送られ、喫茶店を後にしたミイナと愉快な仲間たち。
麗が立ち止まって、星を眺める。
「ミイナ先輩。わたし、もっとゲーム作りの勉強します。あと、色んな映画観たり、小説とかも読んで、アイデアの種をたくさん自分の畑に植えていこうと思います」
ミイナも夜空を見上げ、微笑む。
「来年は世界中をビックリさせるようなゲーム、作ろう。まずは今のゲームをちゃんと完成させなきゃね」
先を歩いていた一子と史緒里がふたりを呼ぶ。
麗とミイナは目を見合わせて、笑顔で駆け出した。
「まさか、チュートリアルが無いことに誰も気付かなかったなんてね」
一子がボソボソ喋ると、麗は突っ伏したまま反論する。
「だってコンテストなら操作説明はテキストで送れるし……」
「私も開発の初期段階から操作してたから、全く気にしてなかったし。別に麗を責めてるわけじゃないわ」
ミイナがアイマスクをした顔を天井に向けたまま声を出す。
「ふたりとも、トーク画面のデバッグどこまでいった?」
「わたしはもう少しで最終ステージです。さっきの止まっちゃうバグ以外は問題ありませんでした」
「あー、止まっちゃうのは原因が判ったよぉ。そこだけテキスト数と変数に渡してる値が合ってなかっただけ。あとで修正しておくね」
「麗、ちゃんとチェック項目全部の確認してる? そんなに早く進むわけないじゃない」
「やってるよ。お姉ちゃんが遅いだけでしょ」
「はあ?! 私は正確・確実・安全に努めてるだけなんですけど!」
パンパンと手を叩いて、ミイナはふたりを制する。
「はい、今日だけで10回目くらいの喧嘩でしたー。喧嘩はダメですよぉ……」
「ミイナ先輩。目、大丈夫ですか?」
「うん。なんかピキピキしてきたから休ませてる。寝ちゃったら起こしてね」
史緒里が立ち上がり、皆に声をかける。
「自販機でジュース買ってくるよ。何がいいかな」
「史緒里ちゃん、カフェオレお願い」
「お茶でいいわ」
「わたしが買ってきましょうか」
「麗くんも大変そうだから、ボクが行くよ。お茶でいい?」
「あ、りんごジュースでお願いします」
ひとつ頷き、史緒里は引き戸を開けて出て行った。残されし者たちは再び無言で休息を取る。
「……あ、そうだ。ねぇ麗ちゃん。今夜ジャズのライブがあるんだけど、行く?」
「幽霊部員先輩のですか? はい、行きたいです。母が許せばですけど」
「それなら私もついて行けばオッケーでしょ。夜遅くなるなら、麗だけで行かせられないわ」
ミイナはアイマスクを外して、椅子に座り直した。
「イッチーはやっぱり優しいね」
「ついでに、文芸部を放置して音楽活動に走ったっていう先輩の顔を拝んでみたいだけよ」
鼻を鳴らして作業を再開する一子。その様子を見て含み笑いし、ミイナは思いっきり両腕を天に向かって伸ばす。
「さぁてっと。じゃあ、もうひと頑張りしようかな」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
夜、煌々と輝く月を雲が隠したり放り出したり。生暖かく緩い風の吹く中、現役文芸部員4人が目当てのジャズ喫茶に入ると、既にほとんどのテーブルはお客さんで埋まっていた。
「座れないじゃない。どうするの下村」
「珍しいね。いつもは幾つかテーブルが空いてるのに」
ウロウロしていると、幽霊部員の奥山霧子がニコニコしながらアルミ製の小さなテーブルを持ってきた。
「適当に椅子を掻き集めて座ってね。皆コーヒーでいいよね?」
天然パーマでショートヘアの霧子は、ミイナの返答を待たずして厨房へと戻って行った。おそらく少し緊張しているのだろう。
「綺麗な人ですね。3年生の教室は離れてるから存じ上げないですけど、すれ違ったらドキッとするかも」
4人はテーブルを取り囲むように座り、霧子が運んできたコーヒーを飲みながら開演を待つ。
ふっと客席側の照明が暗くなり、ピアノ、ウッドベース、ドラムの演奏者が登場する。それぞれが席に着き一礼すると、客席からまばらな拍手が起こった。
ミイナが史緒里に囁く。
「ピアノ、霧子さんのお父さんじゃないね」
「そういえば表のポスターに、ピアノの人の名前が大きく描かれてたよ。有名な人なんじゃないかな」
拍手が鳴り止んだ店内を、ピアノソロがその音色で満たす。優しいタッチで最初はスローテンポ、次第に速く、力強く鍵盤をつかんでいく。
ミイナと史緒里はそのプレイに驚く。これはプロだ。そして心配になる。霧子はこの演奏についていけるのか、と。
だが、曲の途中から入った霧子のウッドベースは、ピアノに負けず劣らず、リズムを下支えして自然なメロディを奏でていく。
そしてドラムがコントロールするテンポに合わせ、ピアノとウッドベースは翼を手に入れたかのように音の世界を自由に飛び回る。
ミイナが麗と一子を見ると、ふたりとも身を乗り出して演奏を聴いている。どうやら寝落ちはしなさそうだ。よかった。
途中にMCを挟んで8曲が演奏された。霧子の選曲なのか1990年代の邦楽ヒット曲も演奏され、一子は熱心に手拍子を送った。
最後のアンコール曲では、霧子のソロも披露された。ソロパートが終わった時、4人はパチパチと拍手を送り、それに気付いた霧子がこちらを向いてニコッと笑う。
そうしてライブは終わった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「お疲れさまでした。すごく良かったです」
ヘトヘトの様子で椅子に腰掛けた霧子に、ミイナは労いの言葉をかけた。
「いやぁ、全然ついていけてなかったよね。やっぱりプロはすごいや」
「えっ。そんなことないですよ。霧子さん、まるでプロみたいで、ピアノにも負けてなかったと思います」
「……ふふ、ありがとう」
項垂れながら、霧子は弱々しい笑みをこぼす。まるで死闘の末燃え尽きたボクサーのように。
「あの、奥山先輩。わたし感動しました。初めてジャズ聴いたんですけど、泣きそうになるくらい良かったです。しょぼい感想ですいません……」
「君が1年の子ね。文芸部の救世主だ」
「救世主なんかじゃないですけど、1年の紫乃木麗です。こっちが姉の一子です」
「あー、他の高校の子。文芸部に入ってくれたんだってね」
一子は頭を下げる。実はそこそこ人見知りなのだ。
「で? ミイナちゃんが皆を連れて来たのには何か理由があるんでしょ。さあ、何でも訊いてごらん!」
霧子がエッヘンと胸を張ると、史緒里はミイナの方を向く。
「もっさん、普通にジャズ聴きに来ただけだよね」
「うん。別に他意はありませんよ」
「えぇ、そうなの? 紫乃木さんたちはどう? 何か、ほら、もっとこう、あるでしょ?!」
絡まれた麗と一子は、困惑顔でミイナに助けを求める。
当のミイナは噴き出して笑う。
「嘘です。ね、麗ちゃん。霧子さんて去年はウッドベースこんなに上手くなかったんだよ。毎日、毎日練習して、学校にもアコースティックベース持ち込んで練習して、それでこんなに上手くなったんだ」
「なるほど……。ずっとアップデートを続けてらっしゃったんですね」
「あら、良いこと言うじゃない。そう、私はベース一本で生きていこうと思ってるからね。最近はバンド活動もしてるよ」
「麗ちゃんは次のゲームではプロデューサーじゃなくなるけど、毎日でなくても、面白い、ユーザーが驚くようなゲームのアイデアを考え続けていって欲しい。あたしも麗ちゃんも、霧子さんみたいにどんどん自分をアップデートしていこうよ」
霧子に見送られ、喫茶店を後にしたミイナと愉快な仲間たち。
麗が立ち止まって、星を眺める。
「ミイナ先輩。わたし、もっとゲーム作りの勉強します。あと、色んな映画観たり、小説とかも読んで、アイデアの種をたくさん自分の畑に植えていこうと思います」
ミイナも夜空を見上げ、微笑む。
「来年は世界中をビックリさせるようなゲーム、作ろう。まずは今のゲームをちゃんと完成させなきゃね」
先を歩いていた一子と史緒里がふたりを呼ぶ。
麗とミイナは目を見合わせて、笑顔で駆け出した。
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