3 / 5
本章
一路、上野警察署へ
しおりを挟む
笙野署長と共に公用車へ乗り、
本来の配属先である上野警察署へ向かう道すがら
手短に告げられた。
「一応二係りの中心メンバーは主任のマキノを始め
8名。
全員実務経験も豊富な連中だから分からない事は
何でも遠慮なく聞いて欲しい」
「はい」
「でも今のうち言っておくが、新人だからといって
手加減は一切しない」
「望むところです」
「ほ~う、やる気満々だね」
「あ、いえ、こんなに早く希望通りの部署へ
配属されるなんて思ってなかったので……」
それまでお仕事モードだったは笙野、
リラックスした表情をほんの少し垣間見せ。
「キミは私が教えた教生の中で一番優秀な教生だ。
もっと自分に自信を持っていい」
「……はい……」
***** ***** *****
配属先の捜査部刑事課二係は笙野の秘蔵っ子
とされるマキノ警部、他2名の警部をリーダーとする
3つのチームに分けられていて。
出入り口から向かって左側がチーム・笙野の
セクションになる。
そしてチームの中心は彼も言った通り全員で8名。
国籍は日本だけど、帰化したアメリカ人や華人、
インド人なんかもいてワールドワイドで。
皆、笙野が警察大学校まで足を運んで
優秀な人材だけをヘッドハンティングして来た
という。
本来の配属先である上野警察署へ向かう道すがら
手短に告げられた。
「一応二係りの中心メンバーは主任のマキノを始め
8名。
全員実務経験も豊富な連中だから分からない事は
何でも遠慮なく聞いて欲しい」
「はい」
「でも今のうち言っておくが、新人だからといって
手加減は一切しない」
「望むところです」
「ほ~う、やる気満々だね」
「あ、いえ、こんなに早く希望通りの部署へ
配属されるなんて思ってなかったので……」
それまでお仕事モードだったは笙野、
リラックスした表情をほんの少し垣間見せ。
「キミは私が教えた教生の中で一番優秀な教生だ。
もっと自分に自信を持っていい」
「……はい……」
***** ***** *****
配属先の捜査部刑事課二係は笙野の秘蔵っ子
とされるマキノ警部、他2名の警部をリーダーとする
3つのチームに分けられていて。
出入り口から向かって左側がチーム・笙野の
セクションになる。
そしてチームの中心は彼も言った通り全員で8名。
国籍は日本だけど、帰化したアメリカ人や華人、
インド人なんかもいてワールドワイドで。
皆、笙野が警察大学校まで足を運んで
優秀な人材だけをヘッドハンティングして来た
という。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説



アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる