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第六章 お飾りの王太子妃、未知の地へ
248 パンドラ箱の中身
しおりを挟むここは一等客船専用の甲板だ。
ブラッドがいてもおかしくはない。
フィルガルド殿下に声をかけられて、ブラッドはしばらく無言になった後に口を開いた。
「……フィルガルド、お前……ベルト伯爵令嬢を愛していたのではないのか?」
ブラッドが無表情に尋ねると、フィルガルド殿下がブラッドを見据えながら言った。
「『愛している』とは、神前で生涯自分の手で大切にすると誓った相手にのみ使える言葉だろう? 私がその言葉を使える相手は、クローディアしかいない」
え?
私は思わずフィルガルド殿下を見た。
ハイマの言葉で『愛してる』は特別な人に使う。
そう……特別な人。
恋人や家族を『愛している』と表現する人は多い。
でも……
もしかしてフィルガルド殿下は、『愛している』をスカーピリナ国の『愛している』と同じような意味合いで使っていたの?
クローディアは結婚するまでフィルガルド殿下から『愛している』と言われたことはない。
――あなたが大切です。
――あなたを大切にします。
そう……これまで何度も大切だとは言われた。
フィルガルド殿下が初めて『愛している』と聞いたのは、レオンに対して『愛する妻』と言われた時だけだ。
まさか、あの時……フィルガルド殿下はスカーピリナ国の『愛している』と同じ意味で使ったの?
私は足もとから崩れそうになったが、フィルガルド殿下に手を握られているのでなんとか持ちこたえた。
「お互い、こんな風に本心を話すのは初めてかもしれないな……」
フィルガルド殿下がブラッドを見ながら言った。
「お前には常に見張りがいたからな……必要最低限のことしか話せなかった。……――もしかして、私に会う度にクローディア殿が王妃に相応しくないと言っていたのは……クローディア殿を国内の暗殺者から守るためか?」
ブラッドの言葉にフィルガルド殿下は切なそうに微笑んだ。
「ここ数年、お前との会話は外部に漏れているように感じていた。まさかクリスフォードだとは思わなかったが……」
フィルガルド殿下が切なそうに言った。
私が呆然としているとふと、アドラーが呟いた。
「そうか……クローディア様を狙っていたのはてっきりイドレ国の刺客だけかと思っていたが……国内のクローディア様を王妃にしたくないと思っている者たちからの刺客もいたのか……」
ええ?
私は思わずアドラーの顔を見た。
確かに今の話を聞くと私は、ハイマ国内からも狙われていたことになる。
するとフィルガルド殿下がアドラーを見ながら言った。
「それだけでありません。クローディアは、ダラパイス国の一部貴族からも……狙われています。シーザー王はそのことで随分と頭を悩ませておられた。だから父はクローディアを正妃にして王宮で守ることにして、シーザー王との関係を強固にしたかったのだ。恐らくクローディアのスカーピリナ国行きを断行したのも、クローディアがすでにハイマ王家に入り、私の妻だということを国外に知らしめるためだ」
ええええ!?
ダラパイス国からも!?
なんでぇ~~?
私は衝撃過ぎる事実に思わず遠くを見つめた。
――クローディアって……断罪されなくても死亡フラグが乱立しているの?
「フィルガルド……――聞いていないぞ?」
ブラッドがフィルガルド殿下を睨みながら言った。
フィルガルド殿下は大きく溜息をつきながら言った。
「見張りがいるんだ、言えるわけがない。そんなこと、ブラッドに伝えた途端、ハイマ側のクローディアを排除したい勢力が活気づくだけだ。本当は私が近くでクローディアを守りたかったが、父がブラッドを側に置いたのはお前の方が守れると判断したからだ。それともお前が父に進言でもしたか?」
フィルガルド殿下の言葉にブラッドが答えた。
「ああ。フィルガルドは、ベルト伯爵令嬢に付きっ切りになると思っていたからな。私がクローディア殿を守ると陛下に進言した。ただ私としては国内の彼女を狙う勢力とイドレ国からの刺客から守るという意味だったのだがな」
フィルガル殿下が眉を下げながら言った。
「父は、シーザー王との話をレナン公爵家にも伝えていないのか……」
ブラッドが眉をひそめながら言った。
「そのようだ」
自分がどれだけ危ない橋を渡っていたのかを知って寒気がした。すると急に風を感じた。
「くしゅん!!」
くしゃみをすると、アドラーが私を風から庇うように近づいた。
そして、ブラッドとフィルガルド殿下を見ながら言った。
「フィルガルド殿下、ブラッド様。風が出てきました。それに、本日は賊から船を防衛されたりお疲れになっております。クローディア様をそろそろお部屋にお連れしてよろしいでしょうか?」
フィルガルド殿下は私を見ながら微笑んだ。
「そうですね。あなたと話が出来てよかった。おやすみさない、クローディア。よい夢を」
そう言って、頬に触れるだけのキスをして手を離した。
頬が一瞬で熱くなる。
そんな優しい顔で不意打ちは……ズルい……
私はフィルガルド殿下と視線を逸らして「おやすみなさい」と言った。
そしてブラッドの近くまで来ると、ブラッドが目を細めながら「おやすみ」と言った。
私はブラッドにも「おやすみ」と言って船内に戻った。
足元がふわふわしてどこか落ち着かない。
ぼんやりと歩いているとアドラーが肩を抱き寄せながら言った。
「クローディア様、大丈夫ですか? お部屋まで私がお支えしてもよろしいでしょうか?」
どうやら感覚ではなく、本当に足元がふらついていたようだ。
私は「お願い」と言ってアドラーに甘えることにした。
アドラーに支えられて歩いていると、アドラーは私を見ながら言った。
「ブラッド様はこれまでずっと、クローディア様とフィルガルド殿下がお話することを望まれていました。ですが、私は正直に言って反対しておりました。わざわざあなたではない、他の女性を選んだ方との話などあらゆることが詰まった厄災でしかないと……そう思っておりました」
私はアドラーを見上げながら呟いた。
「私もよ、アドラー。フィルガルド殿下と話をするのはずっと怖かった」
アドラーは私を慈しむように優しい顔で尋ねた。
「今は、どう思われますか?」
私は少し考えて口を開いた。
「……――話をしてよかった……」
するとアドラーも嬉しそうに言った。
「そうですね。フィルガルド殿下との話の内容は正直に言って、衝撃的な内容でしたが……私は希望のようなものを持ちました」
「希望?」
私はアドラーを見つめると、アドラーがこれまで見たこともないほど美しく笑った。
「あなたの心があの方から……解き放たれた……これは大きな希望です。それにお二人の様子を見ていると私にとっては良い流れのようです。私は遠慮など一切しませんから」
「え?」
私は意味がわからなくてアドラーを見つめたが、彼は再び美しく微笑むだけでそれ以上は何も言わなかった。きっと言うつもりはないのだろう。
今の私には、アドラーの言葉を理解するほどの体力は残っていなかった。
今日は、本当に色々なことがあった。
私は今日のことを思いながら眠りにつくまでベッドからぼんやりと月を眺めていたのだった。
◇
クローディアが、アドラーと自室に戻っていた頃。
甲板では、フィルガルドとブラッドが対峙していた。
「なぜクローディアにわざわざ、私がエリスを愛しているかどうかを確認させるようなことをした?」
フィルガルドの問いかけに、ブラッドは無表情に答えた。
「……フィルガルドはてっきり、ベルト伯爵令嬢に心を傾けていると思っていた。クローディア殿だけではなく、私もはっきりと確認したかっただけだ……」
ブラッドの言葉にフィルガルドが困ったように答えた。
「はっきりと確認ね……――おかげでクローディアに大切なことを伝えることが出来た……――私はずっと焦っていた。クローディアを守るためにも、王妃に相応しいと皆が認める女性を探さなければならなかった。そしてようやく見つけたのだ。だが……お前まで私がエリスを愛していると思っていたのか……ブラッドなら、私の本当の気持ちをわかってくれていると思っていたが、違ったのだな」
フィルガルドの言葉を聞いたブラッドが眉を下げながら言った。
「わからなかったな……以前、クローディア殿にも説明が足りないと苦言を呈されたな。とはいえ、お互いどこで誰に聞かれているかわからない状況だった。話など必要最低限だった」
「そうだな、お前とも本気で話がしたかったのだ。ブラッド」
フィルガルドがブラッドを見ながら言った。
そしてさらに真っすぐな瞳で言った。
「クローディアを愛しているんだ……おまえにも渡したくない」
ブラッドは、無表情に雲間から見える月を見ながら言った。
「……そうか」
そう答えて、ブラッドは大きく息を吐きながら言った。
「そちらこそ……クローディア殿を愛しているというのなら、なぜ私を焚きつけるようなことをする?」
ブラッドの問いかけにフィルガルドは泣きそうな顔で言った。
「……そうでもしないと……――身を引くだろう? お前の気遣いで彼女を傷つけたくはない」
ブラッドは無表情のままフィルガルドを見つめた。
「気遣う余裕なんてない……――私もすでに引き返せないところにいる」
フィルガルドはブラッドに背を向けながら言った。
「……――嘘が下手だな」
そう言うと、フィルガルドは甲板を出たのだった。
ブラッドはフィルガルドの肩が震えているのを見ないフリをしてフィルガルドの消えた扉を見ながら呟いた。
「フィルガルド……お前だって、人のこと言えないだろ……?」
ブラッドの呟きは夜空に消えてしまったのだった。
◇
フィルガルドが甲板から自分の部屋に戻ると、レガードがフィルガルドの顔を見ないように腕だけ伸ばしてハンカチを差し出した。
「どうぞ。……申し訳ございません。心配で……ここから、聞いていました」
先ほど話をしていた場所は、フィルガルドの船室から近い。確かにここなら扉を少し開ければ聞こえるだろう。
フィルガルドは戸惑ったもののレガードからハンカチを受け取った。
「ははは、カッコ悪いな……」
レガードはフィルガルドではなく、外を見つめたままはっきりと言った。
「少なくとも、私はフィルガルド殿下がカッコ悪いとは思いません。むしろ、とても誇らしく思えます」
レガードはそう言った後に、少しだけ困ったように言った。
「ただ……不器用な人だな、と」
フィルガルドは涙を流しながら小さく笑った。
「はは、レガードは本当に真っすぐだな……だが、そんなところに救われている」
レガードは「恐れ入ります」と答えた。
船室に沈黙が流れた。
この沈黙はレガードの思いやりだと思えて、フィルガルドの心が少しだけ軽くなった。
フィルガルドは大きく息を吸って吐くと、顔を上げた。
「なぁ、レガード。お前にも想う相手がいるのか?」
フィルガルドは特に深い意味もなく、なんとなく尋ねた。
するとレガードは困ったような顔をしながら彼らしくなく少し間を置いて口を開いた。
「そう……ですね。聞かれましたのでお答えいたしますが……私の想い人は……――フィルガルド殿下と同じ方だと思います」
「……は?」
フィルガルドは目を大きく開けてレガードを見た。
あまりの衝撃で、フィルガルドの目から涙が完全に止まった。
レガードは今度はためららうことなく言い放った。
「フィルガルド殿下とは恋敵ですね。私はお二人と違って、一切引くつもりはありません。あの方をこの手で幸せにしたいと本気で思っています」
「……え?」
唖然とするフィルガルドに向かってレガードはいつもの調子で言った。
「明日からはまた忙しくなりそうですし、今夜はもうお休みください」
「あ、ああ」
「それでは失礼いたします」
フィルガルドはレガードが居なくなった後、窓から月を見上げた。
空には月が輝いていた。
フィルガルドは自室から、ブラッドは甲板から、クローディアは寝室から……
それぞれが思い思いに、月を見上げていた頃。
ヒューゴと、ジーニアスがようやく、船に戻って来たのだった。
――――――――――――――――
次回更新は10月17日(木)です☆
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