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3巻
3-1
しおりを挟む第一章 陶芸伝承
ユーラベルクギルド支部長室に、リサギルド支部長、その甥である少年のムルカ代爵、そして数多くの技術者たちが集まっていた。
皆一様に、ムルカ代爵が持ってきたあるモノを凝視している。
それは器であり、その素材は木材ではなく不思議な何かであった。
土のように感じられるが、表面の光沢には深い渋みがあり温かさがある。触った感触は滑らかで金属に近い。それなのに持ってみると軽い。白、茶、緑などの色が付いており、その塗料は完全に定着していた。
このような不可思議な物は冒険者ギルドの歴史には存在しなかった。様々な学者や研究者を抱えるギルド支部でも初めて見たと――
リサは問いかける。
「ムルカ代爵」
「……は、はい」
おずおずとムルカは返事をする。ギルドの幹部らが集まっており、緊張しているのだ。彼はこのような会合に出席するのは初めてだった。
「これは何なのかと問うているのです」
リサが強い口調で尋ねると、ムルカは懐から手紙を取り出す。
器の製作者が記したという手紙の出だしには、「木製食器に代わる工芸品」とあった。さらに、次のようなことが書かれていた。
村の近くの山々には、この陶器の元となる上質な粘土が無尽蔵に埋まっている。それを独占して製造・販売すれば、莫大な利益が得られる。そして、この器の製造法にはさらに発展が期待できる技術がある――そうしたことが短くまとめられていた。
リサは手紙の内容に驚きつつ、その要約を周囲にいた者たちに伝える。
幹部の一人が前のめり気味に発言する。
「で、では! 最優先であの辺りの土地を買い占めましょう」
現在、ギルドが所有している土地は村の周囲のみ。もっと広い範囲まで買い占めれば、今後ギルドにどれだけの利益を生み出すのか……
幹部たちは息を呑み、口々に言う。
「この器は、土地所有者に見せないほうがいいでしょう」
「そうだな。見せると売るのを渋るだろう」
「さようですな」
全員の意見が一致し、「この器は当分秘匿すべきである」そして「土地や必要な物資などを先に買い占めるべきだ」ということになった。
いったん話し合いを終えたところで、幹部の一人がムルカに話しかける。
「ムルカ代爵」
「は、はい」
「持ち込まれた新技術である陶芸は、実に素晴らしきものであった。この功績をもって、貴殿を正式な『職業貴族』に任じたい」
「ええっ。僕がですか……!」
「なお、正式な爵位の授与はしばらく先だ。それまでに現地で、器を製造するための材料、道具、職人も揃えねばならぬ。この情報は絶対に他言してはならぬぞ」
「は、ははっ!」
ムルカは思わずひれ伏す。
「この器は倉庫の奥深くに隠して、保管しておこう」
幹部がそう言うと、その場は静まり返った。
次に議題に上がったのは、これを製作した人物についてである。
さっそくムルカがその者の名を告げると、幹部たち皆唸ってしまった。
「……ユウキ、か。以前から噂のあった人物だな。ようやく馬鹿な連中から解放されたというわけか」
「はい」
勇者パーティの一員「解体の勇者」として数々の功績を挙げながらも、パーティでは冷遇され続けていたユウキ。
その名は、ギルド幹部であれば知らぬ者はいなかった。
「で、率直に聞くが、これを量産するには何が必要なのか」
幹部の質問に、ムルカは戸惑いつつ答える。
「……それについては、何も聞いておりません」
「ふむ、現時点では技術の公開はしないということかな」
「そういうわけではないようで……」
ムルカがどう答えて良いか分からずに口ごもっていると、幹部は推測して問う。
「では、技術の修得に時間がかかるということか」
「……そのようです」
ギルド幹部たちが話し合いを始める。
「これだけの品物、ある程度未知の新技術が使われてもおかしくないものですからな」
「で、あれば、いち早く押さえておく必要があるか」
「金や銀の食器など、おいそれと一般市民が手が出せるものではありませんから。この器が流通するようになることは必定」
ギルドの方針は、次のように決定した。
「人材をユウキのもとに派遣しよう」
すぐさまギルド幹部らは部屋から出ていくのだった。
その場に残されたのは、リサとムルカだけとなった。
ムルカがリサに声をかける。
「リサ叔母さん」
「ムルカ、以前から言っていたでしょう。賢人と巡り合えば、必ず結果がついてくると」
「……はい」
ムルカはそう口にすると、涙を流した。
それは喜びの涙だった。自分の身分が、いつ失うかもしれない代爵から、正式な職業貴族に変わったのだから。
× × ×
ムルカが治める、名もなき村に多くの人が訪れている。
彼らは全員、ギルドがよこした人材であり、目的はただ一つ。僕、ユウキが考案した、陶器製造術の修得だ。
僕はムルカとともに、集まった人々を見る。
「えらくいっぱい来たね」
「ええ」
老若男女、様々な人たちがいた。彼らに課すのは肉体労働の類ではないが、修得には時間を要する。素質、知識、感性が大事なので、挑戦する人が多いに越したことはないか。
僕がそう思っていると、ムルカが大声で告げる。
「こちらにおられるのが、師となるユウキ代爵だ。まだ正式には貴族の爵位は得ていないが、ここでは彼の命令に従うように」
「「「「はい」」」」
人数はざっと二百人ほど。この中からどれくらいが物になるのか分からないが……あれやこれやと論ずるより、実践して見せたほうが早いかな。
僕は皆に向かって言う。
「材料を調達することから始めてもらいます」
さっそく全員を連れて、近くの山までやって来た。
まずは粘土層を取り出そう。
僕は、皆に鍬と鋤を装備させると、作業を始めさせた。
「「「「うんせ、ほっせ」」」」
彼らは真面目に働いた。
ギルドからの人材だが、それぞれいろんな事情があって定職に就いていない。身内に不幸があったり、病気を患っていたり、怪我をしていたりと様々。そんなわけで彼らは、職に就けるかどうかの瀬戸際とも言え、真剣に取り組んでいるのだ。
取り出した粘土層を、馬車に積み込んでいく。とにかく量が必要なので、ありったけ積んでもらった。それを、僕は窯場近くの保存場へ入れた。
陶芸の作業場にやって来た。
続いて「成形」の作業に入るのだが、ここからが大変だった。
粘土層を器の形にするにはしっかりとした技術と経験がなければ難しく、単純な椀状にすることすら、初心者には困難なのだ。
僕が、彼らの目の前で何度となく手本を見せても――
「また歪んだぁ」
「へこんだ」
「土がまとまらない」
やはり上手くいかない。このような土いじりの経験者は皆無だからな。僕は「……これは時間がかかりそうだ」とぼやくしかなかった。
そんな僕に、ムルカが尋ねてくる。
「ユウキ様、製造の目処は立ちそうですか?」
「なかなか時間がかかりそうだね」
何しろ成形の段階で苦戦しているのである。当分は粘土と格闘する必要があるだろう。「素焼き」までなら早ければ二ヶ月ほどでいけそうだが、「本焼き」となると……
そうして粘土と格闘する人たちを眺める日々が始まった。
× × ×
陶器製作の最初の一歩である成形に、悪戦苦闘するたくさんの人たち。
いきなり大きな物や複雑な物は製作できないので、小ぶりな茶碗などの製作の際に使われる技法、「手びねり」からスタートさせる。これなら必要となる粘土も少なくていいし、やり直しが利く。手びねりで思い通りの器を作れるようになるのが最初の一歩だ。
何度となく手本を見せて実践させていく。
教師をやりつつ、僕は僕で自分用の器を作り続ける日々を送っていた。
「ユウキ~」
ある日、ギルド支部長のリサがやって来て声をかけてきた。後ろに、十数名の集団を随伴している。
「こんな村まで直々に来られるなんて。どうかされたのですか?」
「手紙に書いてあった内容だけでは、必要な道具、材料、設備などが分からなかったから、それを聞くために来たのよ。あと、商売に詳しい人たちを連れてきたわ」
確かにムルカに渡した手紙には、最小限の内容しか書かなかった。おそらくだが、ギルドで陶器を製作・販売することに決め、いろいろ準備する必要が出てきたのだろう。
リサに連れられた者たちが挨拶してくる。
「初めまして、ユウキ殿。ウッドロウといいます」
「ワシはラスナー。工芸品店の店長じゃ」
「私はミライナ。主に貴族へ売る販売品の交渉役ね」
三人以外にも多くの人から声をかけられた。それぞれ偉い立場にあったり、交流関係が広そうだったりした。
「さっそくだけど、作業場を案内してもらえるかしら」
リサに言われ、僕は皆を先導する。
作業場と作業内容について一通り解説したあと、成形して間もない器を見せた。すると、ウッドロウたちは困惑した表情を浮かべる。
「これはどう見ても……土くれ、としか思えんのだが」
「持ち込まれた物のような色合いはどこにもない。形状は簡素、せいぜいコップぐらいの物しかないが……」
「いくら新技術とはいえ、ギルドから派遣した技術者の能力を考えれば、もう少しマシな物ができると思ったのだけど」
そうは言ってもな。そもそも製作途中だし、まだ皆初心者なので平易な形状の物しか作れないのだ。
「いきなり高度な技術を要する物を作らせるのは難しいと判断したので、今はまだ簡素な器しかないんです。それにまだ製作途中です」
僕がそう説明すると、ウッドロウたちは一応納得したようだ。
「そうであるか。前に見せてもらった器のような物ができるのであれば、ギルドにとって大きな市場になるはずだ」
「では、製作工程の話に戻りますね」
次に見せたのは、成形後に乾かした器だ。
「これが、数日間しっかりと乾燥させた物です」
乾燥させることで固まり、ちょっと乱暴に扱ったくらいでは壊れなくなる。そのことを説明したところ、ウッドロウは首を傾げる。
「なぜ、ここまで念入りに乾燥させる必要があるのだ?」
数日間という手間に引っかかりを感じたらしい。
その疑問に対しては、「後の工程で明らかになる」と答えておいた。
いよいよ大がかりな作業に入る。しっかりと乾燥させた土の器を、弟子たちに窯の中に配置してもらう。
そして、窯の入り口にたっぷりの藁を置いておく。
「ここからが重要な工程です」
「窯の入り口に藁を置くのはなぜかね?」
「こうするからです」
僕はそう言うと、用意しておいた松明に火を灯す。
「「「「まさか!」」」」
数人が驚いている。僕が何をするのか分かったようだ。僕はためらうことなく、松明の火を藁に移した。
ボォォオー。
藁が燃え出し、徐々に火は強くなっていく。窯の入り口から細い薪を足すと、火が薪に移り勢いを増す。
ゴォォォオー。
激しい炎が窯の入り口から噴き上がった。
炎の勢いと薪の燃え方を見て、火かき棒を動かし、太い薪を継ぎ足していく。そうして、素焼きに必要な温度である八百度まで一気に上げた。
木炭を入れ、火の勢いと状態を見る。
目標の温度に達したら、その温度を維持する。しばらくそのままにして窯の温度が完全に下がったら、素焼きの完了である。
翌日、慎重に器を外に出していく。
「割れやヒビが入ってるのは……ほとんどないか」
僕が器の一つひとつを調べていると、周囲で見ていたウッドロウたちが呟く。
「ううむ。まさかこのような方法で製作していようとは。窯の中で割れてしまうのを防ぐために、数日かけてしっかりと水分を飛ばし、乾燥させる必要があったというわけか」
「土を成形して、乾燥させ、高温の窯で焼くとは」
「誠に高度な技術よ」
まだ素焼きの状態なのだが、この時点で価値ある物だと判断したらしい。手に取り、触り、じっくり調べている。
「ユウキ、これで完成ですか?」
聞いてくるリサに、この状態で水を入れたら漏れてしまうので、ある意味これからが本番だと説明した。
事前に作っておいた釉薬を塗る「釉がけ」および「絵付け」の作業に入る。
釉薬の製作方法はいろいろあるが、手に入りやすい灰を原料とした釉薬を使う。
窯から取り出した器に、塗りと絵付けを慎重に行う。斑にならないように全体にしっかりと塗る。色合いは今はまだ簡単なものしか出せない。
その様子を不思議そうに観察するウッドロウたち。
「いったい何をやっているのでしょうか?」
「何か濁った液体を塗っているようだが……」
「馬鹿! 黙って見ていろ。あれは熟練の技術を要する慎重な作業だ」
「この素焼きという品ですら、我らの常識を超えておる」
「これはギルドの歴史において、重要な出来事になるやもしれませぬぞ」
僕らの作業を遠目に見ている外野が騒がしい。だが、僕は気にせず作業に没頭する。釉がけを終えてから、丸一日乾燥させるのだった。
翌日、完全に乾いたのを確かめてから、いよいよ本焼きに入る。
素焼きのときより、高温に耐えられる窯を使う。
慎重に器を並べて、入り口を狭くするため粘土で覆う。小さな入り口となったそこに、火つけ用の藁を入れた。
着火したら、細い薪、太い薪、木炭と素早く火を移して一気に高温に持っていく。さらに木炭を足していき、今度は千度まで上げる。火かき棒で木炭を動かし、火の流れと勢いを調節する。
火の動き、温度、時間、一つでも間違えただけで台なしになってしまう。職人にとってもっとも緊張する時間だ。
僕の作業を見ていた一人が、リサに声をかけた。
「リサ様、これほどの高火力を自由自在に扱う者など、これまで見たことがありません」
全員が、僕の行動すべてを見守り、何も口出しせずにいる。きっと、目の前で行われていることが、彼らの常識を超えているからだろう。
「これほどの高温……どう考えても、中の器は跡形もなくドロドロに溶けていると思うのですが……」
周囲にいた全員が頷いている。
そこへ、リサが告げる。
「皆、今は静かにユウキが行うことに注目しなさい。結果はすべての工程が終わったあと確認すればいいのです」
僕には、外野の声に反応している余裕などない。
何しろ、この作業に仕上がりが懸かっているのだ。
僕が持つ知識と経験を最大稼動させ、本焼きを行う。ときに動かし、ときに待ち、長い時間が過ぎていく。
そのまま時間は過ぎ去り、火の勢いは収まり、本焼きが終了した。
気づけば、日が落ち、真っ暗な時間帯になっていた。作品を取り出すのは明日だな。さぁ、中身はどうなっただろうか……
さらに翌日。
作品は無事完成し、上出来と言える品質だった。
その後、僕は使った窯のチェックを始める。
口元を布で覆い、汚れていい服に着替えておく。
窯の中は、黒ずみがそこかしこに付いていた。それを藁を束ねた箒でゴシゴシと落とす。しっかりと落とさないと、次の焼きに影響が出るのだ。
数時間かけて汚れを落としたら、次は中と外のチェック。窯が高温に長時間晒されていたため、亀裂があったり穴が開いたりしていないか調べる。
そうして窯の掃除をしてから、しばらく窯を休ませることにした。
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