【番外編中】巻き込まれ召喚でまさかの前世の世界だったので好きだった人に逢いに行こうと思います

白銀

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シロとクロに決まった後、俺とバルトは『結界・指瞬転移』で俺の部屋に帰ってきた。

「ふぅー」

「ジン、大丈夫か?」

バルトは心配そうに片手で俺の頬を包み、目元を親指で優しく撫でた。
あぁ、気持ちいいな。これされるの好き。
俺は目をつぶりバルトの手の感触と暖かさを堪能した後、すりすりとバルトの手に頬を擦り付ける。そして、目を開けバルトに笑いかけた。

「ん、大丈夫」

「ちょっと休むか?」

「大丈夫、これが終わった……」

最後まで言い終わらないうちに「あぁぁぁ!」と隣の部屋から叫び声が聞こえてきた。
俺はバルトと顔を見合わせる。

「これ、アーガンの声だよな?なんでいるの?」

嫌そうに眉間に皺を寄せる俺にバルトが優しく抱き締め、背中をトントン叩きなだめる。

「俺が見てこようか?」

バルト、俺に優しすぎだよ。でも、甘えてばかりじゃダメだよな。
バルトの胸に頭をグリグリと擦り付けた後、ぎゅっと抱き締める。

「大丈夫、俺が行く」

「わかった、俺も後ろからついていくな」

「ん、お願い」

チュッと頭にキスをされ、肩の力が抜けた。






部屋のドアを音を立てずに開け、騒いでいる方向を見てみると、考え事をしてしているのか俯いたまま顎に手を当て固まっているアークと、頭を抱えて蹲っているアーガンがいた。
何してんだ?
俺は2人にゆっくりと近付いて行き、5歩ぐらいのところでピタリと足を止めた瞬間、アークが焦った表情で顔を上げた。

「っ!アーガン、暗部を使って……」

「……2人とも、何してるの?」

2人は俺の声に素早く反応し、バッと思いっきり振り変える。

「「ジン!」」

アークとアーガンは俺を見た瞬間、目を見開いたまま固まってしまった。

「「……」」

ん?あー、そう言えば俺、成長したんだった。

「えっと、俺、ジンだけど……わかる?」

俺の声に最初に反応し、我に返ったのはアークだった。

「あっ、あぁ。……ジンどうしたんだその姿。まるで、あの頃の、前世のジンみたいだ……」

「前世の俺に?バルト、似てる?」

確認しようとバルトに尋ねると、バルトは首を傾げながら俺をじっと見て数秒後一度頷く。

「あぁ、ちょっと違和感があるが、言われてみれば似てるかもな」

「えっ!顔、変わった?全然違う?」

手で顔をペタペタと触っていると、アークが顎に手をやりながら答えた。

「あーいや、違うわけじゃないが……だいぶ大人っぽくなって、色気が増したって感じだな」

「えっ、色気?バルトにも言われたけど色気ってどこが?」

「どこと聞かれても……」

「そうだなぁ……」

アークとバルトに無言でじっと見られた。数十秒経っても、じっと見つめられてちょっとテレる。恥ずかしさと赤い顔を隠すため、握りしめた手は口許、視線は斜め下へ。

「あの、あまり、見ないで……恥ずかしいから」

「「っ!」」

突然バルトの両手がガシッと俺の両肩に置かれ、真剣な表情で見つめられた。

「ジン、一人で街を歩くのはやめてくれ、危ない。後、ギルドに一人で入るのもダメだ。絶体絡まれてヤバいことになる」

「えっ?どういうこと?」

「ジンの色気が半端ない!このままだと絶対に拐われる!」

バルトにぎゅうぎゅうと強く抱き締められ、俺は笑いながらバルトの背をポンポンと叩き慰める。

「俺、魔法使えるから結構強いよ?」

「それとこれは違う!いいか、外に出る時は必ず俺を呼べ。すぐに飛んでいく」

「何いってんの。冗談はここまでにしてね」

抱きついたままのバルトが「冗談じゃないんだが……」と言っているのはスルーしよう。うん。
俺はバルトに抱きつかれたままアークに視線を戻した。

「アーク、話があるんだけど、いい?」

「あぁ、座って話そうか」

バルトにどくように背中をポンポンと叩くと渋々離してくれた。




アークと俺とバルトがソファーに移動しようと3歩ほど歩いた時だった。今まで無言だったアーガンが俺を見るなり飛びかかってきた。

「えっ……」

突然の出来事に反応できず、固まっていた俺をバルトが瞬時に片手で抱き寄せた。アーガンはと言うと勢い余って床とキスをしていた。

「ビックリした……」

ドキドキとする鼓動に手を置きながら、床に倒れたアーガンを見る。するとムクリと上半身を起こし、振り返った。

「うぅぅ……アリサ……アディザァァァー」

鼻から血を流し、顔を歪めボロボロと泣きじゃくりながら、俺をアリサと呼ぶ変態、じゃない、アーガン。
ちょっ、これ、俺が悪いの?急に飛びかかってきたアーガンが悪いよね。





アークは呆れたような表情でアーガンを担ぎソファーに座らせると、ポーションをドバッと頭からかけた。
アーガンはその間もずっと俺から目を離さない。マジ怖い。
サッとバルトが俺を背中に隠すと、アーガンは今度はバルトを睨んできた。バルトも眉間に皺を寄せ、睨み返す。

「アーガン……アーガン!」

バシッとアークが頭を叩くと、アーガンが目を吊り上げながら怒った。

「いてーな!この馬鹿力が!」

「お前、ジンから怖がられてるぞ」

「えっ……あっ、んん。アリ……じゃなかった、ジン、おいで、怖くないぞ」

笑顔で俺に向かって手を広げるアーガンにゾッとした。

「コワイ、キモイ、ムリ」

俺の言葉にアーガンはショックを受けて数秒間フリーズしたが、その後復活したかと思うと一度咳払いをし、立ち上がって俺の前まで来ると土下座した。
俺はアーガンの額を床につけてのマジ土下座に一瞬怯む。

「ジン、私が悪かった!あの時はどうかしてたんだ。前日に馬鹿どもが現れたせいで感情が押さえきれなかった。もう二度とジンを疑ったりしない。泣かせないし、怒らないと絶対約束する。本当にすまなかった!
……これで、許してもらえるとは思っていない。だから、ジンが許してもいいと思う時まで、毎日謝る時間を少しでもいいから作ってほしい!頼む!」

「……」

昨日の時みたいに強い憎しみはもうない。【正の感情】が増えて【不純魔力】が減ったせいだろうか?……今アーガンに対してある感情は、どうでもいい、だ。でも、これを言ってもいいのだろうか……。
どうしていいかわからず無言でいると今度はアークがアーガンの隣に座り額を床につけた。

「っ!」

「ジン、俺も守ると約束しておきながら、あの時守ってやれなかった。本当にすまなかった!俺も同罪だ。すまん!」

カチカチカチと時計の針だけが部屋中に響く。
俺は微動だにしない2人を数秒間見つめた後、深く息を吐き出した。

「はあー、2人とも顔上げて」

アークとアーガンがゆっくりと顔を上げると、2人とも目に涙を浮かべ、苦しそうな表情で俺を見つめた。

「……俺は、まだ、アーガンを許すことはできない。でも、もう、俺は過去に、過去の憎しみに囚われたくない。今、この瞬間を大切にして生きていくとバルトと一緒に誓ったんだ」

隣にいたバルトの手をぎゅっと握りながら見上げると、目が合い、お互い優しく笑う。
うん、俺はバルトが側にいてくれるだけで幸せだ。
俺は視線を2人に戻し、今俺が思っている事を伝える。

「もう、俺の事は、ほっといてほしい」

「ジン……」

「ジン……私はそれでもジンに謝りたい。謝って……」

「アーガンはさ、何の為に謝るの?俺の為?母上の為?違うよね。謝って自分の罪悪感を軽くしたいだけなんじゃない?そんなの自己満足だ。俺はアーガンの自己満足の為にずっと付き合わされるの?」

「それ、は……」

「ねぇ、アーガン。本当は俺に何が言いたいの?」

俺の問いかけにアーガンはぎゅっと強く目をつぶり、数秒後俺を真っ直ぐ見つめた。

「ジンの事を知りたい」

「……何の為に知りたいの?」

「私は、ジンの事を何も知らない。好きなものや嫌いなもの。普段何をしているのか、趣味は何か、将来は何がしたいとか……ひとつも知らないんだ。
知らないことは罪だ。そのせいでジンをたくさん傷付けた。私のせいでアリサとジンは拐われ、辛い思いを悲しい思いをさせた。私があの時油断したばかりに……私がもう少し早く行動していれば……」

「だから、許してほしいって?」

「それは違う!許されなくてもいい。ただ、私は息子と、ジンと一緒にやり直したいだけなんだ!一緒に話して、一緒に遊んで、一緒に笑って、一緒に過ごしたいだけなんだ!アリサはもういないが、アリサの分まで、一緒にいるはずだった家族の時間を少しでも取り戻したい!」

アーガンの真剣な眼差しに嘘ではないとわかった。

あの時の母上と同じことを言うんだな……。そう、だった、俺も最初は母上と父上の家族団欒を夢見ていた……。叶うはずがないと途中で諦めたけれど……。

「……」

アーガンは俯く俺の両手をそっと優しく包んだ。目に涙をためながら懇願するアークの手は微かに震えていた。

「ジン、許してくれなくてもいい。少しでもいいんだ、私に時間を、チャンスをくれ。頼む!」

「……」

どのぐらいの時間が過ぎたのだろう。数秒なのか、数分なのかわからないが、俺は一度目を瞑り、細く息を吐き出した後、ゆっくりと頷いた。

「……また、会いにきてもいいか?」

「……好きにして」

「っ!ジン、ありがとう!」

ふわりと本当に嬉しそうに笑うアーガンが、あの時の幸せそうに笑う母上の笑顔と重なり、胸が締め付けられ、だんだんと視界が歪んでいく。

どうして、ここに、母上がいないんだ……もし、いたら……。

叶わぬことだと知りながらも、そう願ってしまうのはどうしてだろう。

母上と一緒に……父上に会いたかった……そしたら、きっと……。

目を瞑ると、俺と母上と父上が泣きながら抱き合っている姿が目に浮かんだ……。













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