41 / 42
第三話
17 タイマン勝負パート2
しおりを挟む
何故だか、鴻上先輩と対戦することになった私。
えぇ~? まだ帰れないの? もう疲れたんですけどぉ?
猛烈にイヤ面をする私に対して、鴻上先輩はニヤニヤ顔だ。
これが、もしどっかのバトル漫画の主人公だったなら、「オラ、ワクワクすっぞ!」とか言っちゃうんだろうけどね。
生憎と私は、バトル漫画の主人公はやっていないんで。
ただの田舎育ちの女子(ただし、現在男子に偽装中)なだけで。
やる気なんて皆無な私な一方で、ギャラリーは盛り上がっていて。
「どっちが勝つと思う?」という話題で持ち切りで、なんと賭けまで始まっている。
あ、賭けられているのは厳禁とかじゃなくって、ご飯とかテスト対策ノートとかみたいだけど。
金銭ではないから、風紀委員も取り締まったりはしていないっぽい。
そして賭けは今のところ、鴻上先輩が優勢みたいだ。
「さすがに鴻上はどうにもならないだろう」
「木村とは格が違うしな」
というのが概ねの意見らしい。
うーん、木村君の扱いがなんとも言えないな……。
最初は私だって、木村君には唐突にケンカを売られて頭にきていたけどね?
なんだか木村君っていうか、ココの生徒たちが可哀想になってきたりするのよ。
だって、木村君は私とタイマン勝負になって、受け身もとれなかったんだよ?
ああした力は、友だちとの遊びやケンカの中で培われるもの。
木村君はそういうケンカとかのヤンチャ行為をろくにしてこなかったからなんじゃないだろうか?
怪我をすれば痛いんだってことは、知識としてだけしか知らない。
だからカマイタチみたいな当たれば血が噴き出すようなものを、平然と使える。
相手が血が流すことをなんとも思っていないって聞いたけど、血が流れれば痛いということも分かっていないんじゃないの?
でないと、あんなにバンバン打てないって。
それが分かっていてできるなら、冷酷な殺人鬼の素質があるよ。
能力っていうのは、なんか漫画や小説の中のことみたいで、私的には夢があるけど。
それと肉体で行う行為をないがしろにするっていうのは、別なのにね。
拳で語り合えば通じ合う、なんて暑苦しいことはさすがに思わないけど。
痛みを身をもって知っていないと、後々自分が痛い目を見るんだよ。
木村君はせっかく痛い目にあったんだから、これでちょっとは考えてくれるといいけど。
私がそんなことをしんみりと思っていると、会長が鴻上先輩に注意していた。
「鴻上、分かっているだろうけど、やり過ぎは駄目だからね?」
「ハン、人を加減も知らねぇガキンチョみたいに言うなや」
会長の忠告に、手をヒラヒラさせている鴻上先輩だけど、調子軽いなぁ。
不良と生徒会長って、相性最悪で対立構図になるのが、学園モノの漫画なんかでのお約束だと思うんだけど。
ここでもそうなのかな?
っていうか、鴻上先輩って不良ってカテゴリの人で合ってる?
不良って、ケンカに明け暮れて酒とタバコをキメているイメージなんだけど。
実はココでは、生徒は酒とタバコを購入できない。
家族からも仕送りも中を赤外線でチェックされるから、持ち込みも難しい。
あれ? だったら鴻上先輩って、タダの喧嘩好きなヤンチャさんなの?
私は自分の鴻上先輩へのイメージについて考えいていると。
「では、二人とも構えて」
いつの間にか準備が整ったようで、会長がそう言ってくる。
いかんいかん、相手はさっきまでのお馬鹿さんとは違うんだから、雑念を払わねば。
私と鴻上先輩は、距離をとって互いに向き合う。
「はじめ!」
そして放たれた会長の合図よりも前に、私は急いで後ろに跳ばねばならない衝動に駆られた。
ドォーン!
合図と同時くらいに、私がさっきまで立っていた場所に、小さな火の玉が高速で飛んできて、後ろの壁に当たる。
って、危なっ!?
「ちょっ、焦げる!? 燃えるよ!?」
私が走りながら苦情を申し立てると、鴻上先輩はニヤニヤ顔で言ってくる。
「焦げねぇし、燃えねぇよ。
ここはそのための場所だからなぁ?」
「そうじゃなくって、私が焦げるし燃える!」
「ちゃんと熱くないようにしてあるし、それに燃える前に消火されるんじゃねぇの?」
いやいや、安心できる材料が見当たらないから!
消火が間に合わなかった場合は!?
こんな会話をしている間にも、鴻上先輩は小さな火の玉を間髪入れずに乱れ打ちしてくる。
うわぁ、燃える!? 焦げる!?
私は必死で避けた。
っていうか、もう火の玉をいちいち見ていられなくって、身体が「こっち!」って感じるままに動いているだけだ。
「おいおい」
「なんで当たらないんだ?」
会場内がザワザワしているけど、そんなの聞いている余裕なんてない!
そして鴻上先輩に近寄る隙が無い!
えぇ~? まだ帰れないの? もう疲れたんですけどぉ?
猛烈にイヤ面をする私に対して、鴻上先輩はニヤニヤ顔だ。
これが、もしどっかのバトル漫画の主人公だったなら、「オラ、ワクワクすっぞ!」とか言っちゃうんだろうけどね。
生憎と私は、バトル漫画の主人公はやっていないんで。
ただの田舎育ちの女子(ただし、現在男子に偽装中)なだけで。
やる気なんて皆無な私な一方で、ギャラリーは盛り上がっていて。
「どっちが勝つと思う?」という話題で持ち切りで、なんと賭けまで始まっている。
あ、賭けられているのは厳禁とかじゃなくって、ご飯とかテスト対策ノートとかみたいだけど。
金銭ではないから、風紀委員も取り締まったりはしていないっぽい。
そして賭けは今のところ、鴻上先輩が優勢みたいだ。
「さすがに鴻上はどうにもならないだろう」
「木村とは格が違うしな」
というのが概ねの意見らしい。
うーん、木村君の扱いがなんとも言えないな……。
最初は私だって、木村君には唐突にケンカを売られて頭にきていたけどね?
なんだか木村君っていうか、ココの生徒たちが可哀想になってきたりするのよ。
だって、木村君は私とタイマン勝負になって、受け身もとれなかったんだよ?
ああした力は、友だちとの遊びやケンカの中で培われるもの。
木村君はそういうケンカとかのヤンチャ行為をろくにしてこなかったからなんじゃないだろうか?
怪我をすれば痛いんだってことは、知識としてだけしか知らない。
だからカマイタチみたいな当たれば血が噴き出すようなものを、平然と使える。
相手が血が流すことをなんとも思っていないって聞いたけど、血が流れれば痛いということも分かっていないんじゃないの?
でないと、あんなにバンバン打てないって。
それが分かっていてできるなら、冷酷な殺人鬼の素質があるよ。
能力っていうのは、なんか漫画や小説の中のことみたいで、私的には夢があるけど。
それと肉体で行う行為をないがしろにするっていうのは、別なのにね。
拳で語り合えば通じ合う、なんて暑苦しいことはさすがに思わないけど。
痛みを身をもって知っていないと、後々自分が痛い目を見るんだよ。
木村君はせっかく痛い目にあったんだから、これでちょっとは考えてくれるといいけど。
私がそんなことをしんみりと思っていると、会長が鴻上先輩に注意していた。
「鴻上、分かっているだろうけど、やり過ぎは駄目だからね?」
「ハン、人を加減も知らねぇガキンチョみたいに言うなや」
会長の忠告に、手をヒラヒラさせている鴻上先輩だけど、調子軽いなぁ。
不良と生徒会長って、相性最悪で対立構図になるのが、学園モノの漫画なんかでのお約束だと思うんだけど。
ここでもそうなのかな?
っていうか、鴻上先輩って不良ってカテゴリの人で合ってる?
不良って、ケンカに明け暮れて酒とタバコをキメているイメージなんだけど。
実はココでは、生徒は酒とタバコを購入できない。
家族からも仕送りも中を赤外線でチェックされるから、持ち込みも難しい。
あれ? だったら鴻上先輩って、タダの喧嘩好きなヤンチャさんなの?
私は自分の鴻上先輩へのイメージについて考えいていると。
「では、二人とも構えて」
いつの間にか準備が整ったようで、会長がそう言ってくる。
いかんいかん、相手はさっきまでのお馬鹿さんとは違うんだから、雑念を払わねば。
私と鴻上先輩は、距離をとって互いに向き合う。
「はじめ!」
そして放たれた会長の合図よりも前に、私は急いで後ろに跳ばねばならない衝動に駆られた。
ドォーン!
合図と同時くらいに、私がさっきまで立っていた場所に、小さな火の玉が高速で飛んできて、後ろの壁に当たる。
って、危なっ!?
「ちょっ、焦げる!? 燃えるよ!?」
私が走りながら苦情を申し立てると、鴻上先輩はニヤニヤ顔で言ってくる。
「焦げねぇし、燃えねぇよ。
ここはそのための場所だからなぁ?」
「そうじゃなくって、私が焦げるし燃える!」
「ちゃんと熱くないようにしてあるし、それに燃える前に消火されるんじゃねぇの?」
いやいや、安心できる材料が見当たらないから!
消火が間に合わなかった場合は!?
こんな会話をしている間にも、鴻上先輩は小さな火の玉を間髪入れずに乱れ打ちしてくる。
うわぁ、燃える!? 焦げる!?
私は必死で避けた。
っていうか、もう火の玉をいちいち見ていられなくって、身体が「こっち!」って感じるままに動いているだけだ。
「おいおい」
「なんで当たらないんだ?」
会場内がザワザワしているけど、そんなの聞いている余裕なんてない!
そして鴻上先輩に近寄る隙が無い!
0
お気に入りに追加
138
あなたにおすすめの小説
(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ
まみ夜
キャラ文芸
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻(ホラー風味)は現在、更新休止中です。
続きが気になる方は、お気に入り登録をされると再開が通知されて便利かと思います。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
目が覚めたら、カノジョの兄に迫られていた件
水野七緒
BL
ワケあってクラスメイトの女子と交際中の青野 行春(あおの ゆきはる)。そんな彼が、ある日あわや貞操の危機に。彼を襲ったのは星井夏樹(ほしい なつき)──まさかの、交際中のカノジョの「お兄さん」。だが、どうも様子がおかしくて──
※「目が覚めたら、妹の彼氏とつきあうことになっていた件」の続編(サイドストーリー)です。
※前作を読まなくてもわかるように執筆するつもりですが、前作も読んでいただけると有り難いです。
※エンドは1種類の予定ですが、2種類になるかもしれません。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
イラストアーカイヴ
花閂
キャラ文芸
小説内で使用したイラストだったり未使用イラストだったり。
オリジナルイラストのアーカイバ。
連載中の小説『ベスティエン』『マインハール』『ゾルダーテン』のイラストをアーカイブしていきます。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
学園戦記三国志~リュービ、二人の美少女と義兄妹の契りを結び、学園において英雄にならんとす 正史風味~
トベ・イツキ
キャラ文芸
三国志×学園群像劇!
平凡な少年・リュービは高校に入学する。
彼が入学したのは、一万人もの生徒が通うマンモス校・後漢学園。そして、その生徒会長は絶大な権力を持つという。
しかし、平凡な高校生・リュービには生徒会なんて無縁な話。そう思っていたはずが、ひょんなことから黒髪ロングの清楚系な美女とお団子ヘアーのお転婆な美少女の二人に助けられ、さらには二人が自分の妹になったことから運命は大きく動き出す。
妹になった二人の美少女の後押しを受け、リュービは謀略渦巻く生徒会の選挙戦に巻き込まれていくのであった。
学園を舞台に繰り広げられる新三国志物語ここに開幕!
このお話は、三国志を知らない人も楽しめる。三国志を知ってる人はより楽しめる。そんな作品を目指して書いてます。
今後の予定
第一章 黄巾の乱編
第二章 反トータク連合編
第三章 群雄割拠編
第四章 カント決戦編
第五章 赤壁大戦編
第六章 西校舎攻略編←今ココ
第七章 リュービ会長編
第八章 最終章
作者のtwitterアカウント↓
https://twitter.com/tobeitsuki?t=CzwbDeLBG4X83qNO3Zbijg&s=09
※このお話は2019年7月8日にサービスを終了したラノゲツクールに同タイトルで掲載していたものを小説版に書き直したものです。
※この作品は小説家になろう・カクヨムにも公開しています。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる