63 / 113
第62話 初ダメージ
しおりを挟む
「【シールドアタック】」
鎧魔人へと変化したガッディアは、大盾を前に突き出して姿勢を低くした。
彼が今なっている種族は、鎧と一体化した魔人である。
詳しいことはいまだ解明されていなく、学者によると鎧は人間の皮膚のようなものだという。つまり、鎧も体の一部なのだ。
魔人とついているが、魔法系のスキルはあまり獲得するケースは少ない。
純粋な物理攻撃で、相手を叩き潰すことを得意としている。
彼の放ったスキル【シールドアタック】は、突進系統のスキルだ。盾を前に構え、相手に向かってスライドしていく。
走るというよりは、魔力によって体が自動的に動き出す、という表現があっているかもしれない。
平原の大地をすり減らしながら、巨体の鎧が襲い掛かる。
標的はゼマのようだ。
「【刺突】」
咄嗟にゼマは、突きを発動する。伸びたアイアンロッドは、ガッディアの盾にヒットする。しかし、彼女の突きでは【シールドアタック】の勢いを殺せなかった。
アイアンロッドがみるみる元の形へと縮んでいく。そして、通常サイズに戻ると、その衝撃はどこにも逃げずにゼマへと向かっていく。
「と、とまりなさいよ!」
アイアンロッドはつっかえ棒のようになっており、ゼマはどんどんと後方へと引き連れられていく。踏ん張って耐えようとするが、ガッディアは止まる気配がない。表情が読めないので、淡々と仕事をこなしている様子が余計に恐怖を与える。
「すまんな。これも勝負なのでな」
さらに前傾姿勢となったガッディアは加速していく。そして、アイアンロッドでは抑え込めないでいた。
このままではアイアンロッドが壊れる危険性があると思ったゼマは、一瞬だけ棒の先を大盾から離した。
そのタイミングで横に避けようと考えたが、ガッディアの突進速度を見誤った。
「っぐぅ、わぁぁぁぁ」
容赦ないタックルがゼマにぶつかる。
「や、やりすぎたか?」
手ごたえは感じたのが、逆にありすぎて心配になるガッディア。衝撃は凄まじく、ゼマの体は宙へと放り出された。
「ゼマさん!」
助けに入ろうとしたララクだが、彼にはそんな余裕はない。今だ、デフェロットは上空を優々と旋回しており、フリーな状態だ。
「おらおらぁ、【エアスラッシュ・乱】」
これは【エアスラッシュ】と【強斬乱舞】という斬撃を一度に何度も放つスキルを組み合わせたものだ。
通常は、何の力も加わっていない単純な斬撃系統のスキルだ。
しかし、これをそもそも他の系統の力が加わった剣で発動すると、その力が【エアスラッシュ】にも付与されるのだ。
炎、そして風の刃が、雨のように空から無数に降ってくる。
「【強斬乱舞】」
ララクはそれを同系統のスキルで対応する。彼も【剣適正】の恩恵で、達人的な剣速でこれを発動できる。
全て綺麗に捌くが、ゴールデンソードに目をやると、信じられないぐらい刃こぼれを起こしていた。
そしてそんなララクに、地面からの追撃が迫る。
「【ギガクエイク】」
このスキルを発動したのは、ガッディアだ。ゼマを吹っ飛ばした彼は、離れた位置からララクを攻撃することにしたのだ。
おそらく、ゼマを狙ったのはこのための布石だ。
鎧魔人となったガッディアは、バトルアックスを振り上げる。そもそもの身長が高く、バトルアックス自体も2メートル近いので、かなり高所から振り下ろすこととなった。
その一撃は凄まじく、地面にヒットすると周辺を揺らした。
「ちょっ、こっちまで振動が来たんだけど」
「お、恐ろしいですね」
観戦していたジュタとレニナにも、戦いの激しさが伝わってくる。普段は温厚なガッディアだが、無表情で繰り出される彼の攻撃は、2人にも危機感を感じさせるほどのプレッシャーがあった。
【ギガクエイク】は地割れを発生させて、下から攻撃をするスキルだ。
強烈な攻撃によって発生した地割れは、標的のララクへと向かっていく。
「っく、挟み撃ちか」
ララクは地上にいるのは危険だと、空中に跳んで回避する。が、空中にはデフェロットが待ち受けている。
「隙ありだぜ! 【クロススラッシュ・竜巻炎風】っ!」
デフェロットは一気にララクへと近づくと、双剣を同時に振り下ろす。このスキルは双剣専用といってもいい限定的なものだ。
2つの斬撃系の武器を、切っ先が重なるように斬りつけるスキルだ。
もともとは威力と速度を魔力で強化した単純なスキルだが、風と炎の力が加わり、赤き炎を宿した竜巻が出現した。魔剣の力も加わり、その大きさはいともかんたんにララクを飲み込むほどだった。
(また竜巻か。でも、これは間に合わないっ!)
つい最近戦ったシームルグを思い出した。豪翼を利用して驚異的な風を操っていたが、デフェロットはそれを剣で行っている。
レベルはララクとさほど変わらず、シームルグの70という数字に比べればまだまだ低い。
だが、種族やパッシブスキルの影響、さらに戦い方によっては、それ以上の力を発揮することがある。
デフェロットはまさにそれだ。
人間の持つ武器スキルと、魔人の持つ膨大で濃密な魔力を使って、ララクを翻弄している。
デフェロットの放った【クロススラッシュ・竜巻炎風】をララクは【スピントルネード】のようなもので止めようと考えた。
しかし、2人の距離が近しく、スキルを発動している余裕がなかった。
「ぐぅっ!」
ララクは剣を構えて攻撃に備えるが、無情にも彼に体は炎の渦に飲み込まれていった。
竜巻の中に入ったララクの体は見えなくなったが、2つの系統の力で体に相当なダメージを受けているはずだ。
ララクは今まで、【追放エナジー】を得てからダメージを受けたことがなかった。一度、火傷を負ったが、あれは自らのスキルによってだ。
つまり、彼に初めて傷をつけたのは、デフェロットということになる。
鎧魔人へと変化したガッディアは、大盾を前に突き出して姿勢を低くした。
彼が今なっている種族は、鎧と一体化した魔人である。
詳しいことはいまだ解明されていなく、学者によると鎧は人間の皮膚のようなものだという。つまり、鎧も体の一部なのだ。
魔人とついているが、魔法系のスキルはあまり獲得するケースは少ない。
純粋な物理攻撃で、相手を叩き潰すことを得意としている。
彼の放ったスキル【シールドアタック】は、突進系統のスキルだ。盾を前に構え、相手に向かってスライドしていく。
走るというよりは、魔力によって体が自動的に動き出す、という表現があっているかもしれない。
平原の大地をすり減らしながら、巨体の鎧が襲い掛かる。
標的はゼマのようだ。
「【刺突】」
咄嗟にゼマは、突きを発動する。伸びたアイアンロッドは、ガッディアの盾にヒットする。しかし、彼女の突きでは【シールドアタック】の勢いを殺せなかった。
アイアンロッドがみるみる元の形へと縮んでいく。そして、通常サイズに戻ると、その衝撃はどこにも逃げずにゼマへと向かっていく。
「と、とまりなさいよ!」
アイアンロッドはつっかえ棒のようになっており、ゼマはどんどんと後方へと引き連れられていく。踏ん張って耐えようとするが、ガッディアは止まる気配がない。表情が読めないので、淡々と仕事をこなしている様子が余計に恐怖を与える。
「すまんな。これも勝負なのでな」
さらに前傾姿勢となったガッディアは加速していく。そして、アイアンロッドでは抑え込めないでいた。
このままではアイアンロッドが壊れる危険性があると思ったゼマは、一瞬だけ棒の先を大盾から離した。
そのタイミングで横に避けようと考えたが、ガッディアの突進速度を見誤った。
「っぐぅ、わぁぁぁぁ」
容赦ないタックルがゼマにぶつかる。
「や、やりすぎたか?」
手ごたえは感じたのが、逆にありすぎて心配になるガッディア。衝撃は凄まじく、ゼマの体は宙へと放り出された。
「ゼマさん!」
助けに入ろうとしたララクだが、彼にはそんな余裕はない。今だ、デフェロットは上空を優々と旋回しており、フリーな状態だ。
「おらおらぁ、【エアスラッシュ・乱】」
これは【エアスラッシュ】と【強斬乱舞】という斬撃を一度に何度も放つスキルを組み合わせたものだ。
通常は、何の力も加わっていない単純な斬撃系統のスキルだ。
しかし、これをそもそも他の系統の力が加わった剣で発動すると、その力が【エアスラッシュ】にも付与されるのだ。
炎、そして風の刃が、雨のように空から無数に降ってくる。
「【強斬乱舞】」
ララクはそれを同系統のスキルで対応する。彼も【剣適正】の恩恵で、達人的な剣速でこれを発動できる。
全て綺麗に捌くが、ゴールデンソードに目をやると、信じられないぐらい刃こぼれを起こしていた。
そしてそんなララクに、地面からの追撃が迫る。
「【ギガクエイク】」
このスキルを発動したのは、ガッディアだ。ゼマを吹っ飛ばした彼は、離れた位置からララクを攻撃することにしたのだ。
おそらく、ゼマを狙ったのはこのための布石だ。
鎧魔人となったガッディアは、バトルアックスを振り上げる。そもそもの身長が高く、バトルアックス自体も2メートル近いので、かなり高所から振り下ろすこととなった。
その一撃は凄まじく、地面にヒットすると周辺を揺らした。
「ちょっ、こっちまで振動が来たんだけど」
「お、恐ろしいですね」
観戦していたジュタとレニナにも、戦いの激しさが伝わってくる。普段は温厚なガッディアだが、無表情で繰り出される彼の攻撃は、2人にも危機感を感じさせるほどのプレッシャーがあった。
【ギガクエイク】は地割れを発生させて、下から攻撃をするスキルだ。
強烈な攻撃によって発生した地割れは、標的のララクへと向かっていく。
「っく、挟み撃ちか」
ララクは地上にいるのは危険だと、空中に跳んで回避する。が、空中にはデフェロットが待ち受けている。
「隙ありだぜ! 【クロススラッシュ・竜巻炎風】っ!」
デフェロットは一気にララクへと近づくと、双剣を同時に振り下ろす。このスキルは双剣専用といってもいい限定的なものだ。
2つの斬撃系の武器を、切っ先が重なるように斬りつけるスキルだ。
もともとは威力と速度を魔力で強化した単純なスキルだが、風と炎の力が加わり、赤き炎を宿した竜巻が出現した。魔剣の力も加わり、その大きさはいともかんたんにララクを飲み込むほどだった。
(また竜巻か。でも、これは間に合わないっ!)
つい最近戦ったシームルグを思い出した。豪翼を利用して驚異的な風を操っていたが、デフェロットはそれを剣で行っている。
レベルはララクとさほど変わらず、シームルグの70という数字に比べればまだまだ低い。
だが、種族やパッシブスキルの影響、さらに戦い方によっては、それ以上の力を発揮することがある。
デフェロットはまさにそれだ。
人間の持つ武器スキルと、魔人の持つ膨大で濃密な魔力を使って、ララクを翻弄している。
デフェロットの放った【クロススラッシュ・竜巻炎風】をララクは【スピントルネード】のようなもので止めようと考えた。
しかし、2人の距離が近しく、スキルを発動している余裕がなかった。
「ぐぅっ!」
ララクは剣を構えて攻撃に備えるが、無情にも彼に体は炎の渦に飲み込まれていった。
竜巻の中に入ったララクの体は見えなくなったが、2つの系統の力で体に相当なダメージを受けているはずだ。
ララクは今まで、【追放エナジー】を得てからダメージを受けたことがなかった。一度、火傷を負ったが、あれは自らのスキルによってだ。
つまり、彼に初めて傷をつけたのは、デフェロットということになる。
0
お気に入りに追加
1,164
あなたにおすすめの小説
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
勇者、追放される ~仲間がクズばかりだったので、魔王とお茶してのんびり過ごす。戻ってこいと言われても断固拒否。~
秋鷺 照
ファンタジー
強すぎて勇者になってしまったレッグは、パーティーを追放され、一人で魔王城へ行く。美味しいと噂の、魔族領の茶を飲むために!(ちゃんと人類も守る)
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる