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第45話 隠れスキル
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「はぁ、これで契約完了だ。ようやくこれで、本題に入れるぜ。もう条件はなしだからな?」
「はい。ただ、実は条件ではないんですけど、1つだけ伝えなきゃいけないことがあって」
「あん? おまえ、いいかげんにしろよ」
パーティーになった、つまり2人はもう仲間のはずだが、すでに険悪のムードになっていた。幸先が思いやられる、というやつだ。
「す、すみません。僕のスキルは、隠れスキルを持っているかどうかは分かりますし、あとどれぐらいで達成されるかも数値で分かります」
「なんだよ、別にいいじゃねぇか。何が問題なんだよ」
「あの、実はどんなスキルを得れるのかは分からないんです。さらに、獲得条件の詳細も分かることが出来ません。
たぶん、レベルが低いのが原因だと思うんですけど」
「それじゃあ、もし獲得できる可能性があっても、なんの手がかりもなしに自分で試行錯誤するしかねぇ、ってことか?」
隠れスキルは、獲得条件を満たした時に所持することが可能になる。
それをやってのけたララクは、知らずに自力で達成してしまったが。
「なるほど。まぁ、可能性が分かるだけでいいじゃないか」
「ま、可能性がないのに目指すよりは、現実的だよね」
「分かったよ。もうなんでもいいから、はやくやってくれ」
あれこれ考えるのが面倒くさくなったようで、半ば思考を放棄して、ジュタに指示をする。
(この子、案外したたかかもしれないな。いや、それぐらい追い詰められていたという事か)
ジュタがこの事を伝えなかったのは、あえてなのではないか、とガッディアは考えていた。交渉前に、不安材料を相手に伝えない。
結果的に、相手を怒らせることになるかもしれないが、スムーズに事は運ぶだろう。今回のように。
「すみません。では皆さんをいっぺんにやりますね。隠れスキルがある方は、紋章から詳細が出現します」
ジュタは簡潔に説明し、息を整える。
そして、対象を3人にしてスキルを発動した。
「【サーチング・スニークスキル】」
スニークスキルとは、彼が求めている隠れスキルのことである。正式名称はこういったスキルでしか分からないため、別称で世の中に広まっていたようだ。
「あれ、でない。えー、絶対あると思ったんだけどなぁ」
「残念、俺もないようだ」
レニナとガッディアの紋章に、特に変化は起きなかった。
しかし、デフェロットの紋章から、スキル画面のようなものが表示されていた。
「おい、お前ら! あったぞ、俺にも隠れスキルがあるみてぇだ!」
「え、うそでしょ?」
「まさか、ほんとうに素質があるとは」
2人は一気に興奮状態となったデフェロットを見て、本人ほどではないが驚きと喜びが同時に押し寄せた。
「お、おめでとうございます。隠れスキルを手に入れられる可能性があるみたいです」
鑑定したジュタも少し驚いていた。獲得可能な者が少ない隠れスキルを持っている人間に遭遇するのは、珍しいことだ。ほとんどの場合は、レニナやガッディアと同じように無反応だった。
「……これは、どう見ればいいんだ?」
デフェロットは画面を見つめた。
【???】
獲得条件……??? 2/3
効果……???
「えーと僕もはっきりした事は分からないんですけど、おそらく一番上の?はスキル名だと思います」
「んで、この2/3ってのが、達成状況ってことか?」
「はい、そうだと思います。凄いですよ、あと少しで達成できるってことですから」
デフェロットたちの予想が正しければ、ジュタの言った通り獲得までは、何かの数字を1、上げれいいだけなのだ。
だが、それが何なのかは、ジュタのレベルでは分からない。
「へぇ~、案外簡単に目的達成できそうじゃない」
「あぁ。……これはつまり、デフェロットが人生で2度しかやったことがない事がある、ということか?」
「たぶん、そういう事になると思うんですけど」
スキルを発動した本人が詳しくないので、それぞれが意見を出し合いながら話が進んでいった。
「ねぇ、デフェロット。何か心当たりないの? 2回って数字にさ」
「2回だと? 大抵のことはそれ以上やってるはずだけどな」
今までの人生を振り返るデフェロットだが、すぐにそれに該当しそうなことは思いつかなかった。
レニナとガッディアも、それなりの期間パーティーを組んでいるので、思い当たる節がないか記憶を探る。
ジュタにはもうできることがないので、急に静かに考え込む3人を黙って見守っていた。
「あ、恋人は? あんた、モテなさそうだから、そんぐらいしか付き合ったことないんじゃないの?」
黙ったと思ったら、レニナは突飛な発想をしていたようだ。
それを聞いて、デフェロットが過剰に反応した。
「はぁ!? そんなんが隠れスキルに関係するわけねぇだろ!
それにな、俺はモテすぎて困っちまうぐらいなんだよ」
「うそつけ。あんたが私以外の女子とまともに話してるとこ、見たことないんですけど?」
「うるせぇ。今は恋愛なんてしてる暇ないんだよ。もっと違う案を出しやがれ」
そもそも冒険者は、その名の通りクエストをするために冒険をすることが多いので、街などに居続けることはあまりない。
なので、出会いというものはそれほど多くはない。
冒険者同士交流したり、あとは道具屋や鍛冶屋といったよく利用する場所で出会いを探す者もいたりする。
ちなみにガッディアは、クエストを行う中で出会った女性と結婚している。
「はい。ただ、実は条件ではないんですけど、1つだけ伝えなきゃいけないことがあって」
「あん? おまえ、いいかげんにしろよ」
パーティーになった、つまり2人はもう仲間のはずだが、すでに険悪のムードになっていた。幸先が思いやられる、というやつだ。
「す、すみません。僕のスキルは、隠れスキルを持っているかどうかは分かりますし、あとどれぐらいで達成されるかも数値で分かります」
「なんだよ、別にいいじゃねぇか。何が問題なんだよ」
「あの、実はどんなスキルを得れるのかは分からないんです。さらに、獲得条件の詳細も分かることが出来ません。
たぶん、レベルが低いのが原因だと思うんですけど」
「それじゃあ、もし獲得できる可能性があっても、なんの手がかりもなしに自分で試行錯誤するしかねぇ、ってことか?」
隠れスキルは、獲得条件を満たした時に所持することが可能になる。
それをやってのけたララクは、知らずに自力で達成してしまったが。
「なるほど。まぁ、可能性が分かるだけでいいじゃないか」
「ま、可能性がないのに目指すよりは、現実的だよね」
「分かったよ。もうなんでもいいから、はやくやってくれ」
あれこれ考えるのが面倒くさくなったようで、半ば思考を放棄して、ジュタに指示をする。
(この子、案外したたかかもしれないな。いや、それぐらい追い詰められていたという事か)
ジュタがこの事を伝えなかったのは、あえてなのではないか、とガッディアは考えていた。交渉前に、不安材料を相手に伝えない。
結果的に、相手を怒らせることになるかもしれないが、スムーズに事は運ぶだろう。今回のように。
「すみません。では皆さんをいっぺんにやりますね。隠れスキルがある方は、紋章から詳細が出現します」
ジュタは簡潔に説明し、息を整える。
そして、対象を3人にしてスキルを発動した。
「【サーチング・スニークスキル】」
スニークスキルとは、彼が求めている隠れスキルのことである。正式名称はこういったスキルでしか分からないため、別称で世の中に広まっていたようだ。
「あれ、でない。えー、絶対あると思ったんだけどなぁ」
「残念、俺もないようだ」
レニナとガッディアの紋章に、特に変化は起きなかった。
しかし、デフェロットの紋章から、スキル画面のようなものが表示されていた。
「おい、お前ら! あったぞ、俺にも隠れスキルがあるみてぇだ!」
「え、うそでしょ?」
「まさか、ほんとうに素質があるとは」
2人は一気に興奮状態となったデフェロットを見て、本人ほどではないが驚きと喜びが同時に押し寄せた。
「お、おめでとうございます。隠れスキルを手に入れられる可能性があるみたいです」
鑑定したジュタも少し驚いていた。獲得可能な者が少ない隠れスキルを持っている人間に遭遇するのは、珍しいことだ。ほとんどの場合は、レニナやガッディアと同じように無反応だった。
「……これは、どう見ればいいんだ?」
デフェロットは画面を見つめた。
【???】
獲得条件……??? 2/3
効果……???
「えーと僕もはっきりした事は分からないんですけど、おそらく一番上の?はスキル名だと思います」
「んで、この2/3ってのが、達成状況ってことか?」
「はい、そうだと思います。凄いですよ、あと少しで達成できるってことですから」
デフェロットたちの予想が正しければ、ジュタの言った通り獲得までは、何かの数字を1、上げれいいだけなのだ。
だが、それが何なのかは、ジュタのレベルでは分からない。
「へぇ~、案外簡単に目的達成できそうじゃない」
「あぁ。……これはつまり、デフェロットが人生で2度しかやったことがない事がある、ということか?」
「たぶん、そういう事になると思うんですけど」
スキルを発動した本人が詳しくないので、それぞれが意見を出し合いながら話が進んでいった。
「ねぇ、デフェロット。何か心当たりないの? 2回って数字にさ」
「2回だと? 大抵のことはそれ以上やってるはずだけどな」
今までの人生を振り返るデフェロットだが、すぐにそれに該当しそうなことは思いつかなかった。
レニナとガッディアも、それなりの期間パーティーを組んでいるので、思い当たる節がないか記憶を探る。
ジュタにはもうできることがないので、急に静かに考え込む3人を黙って見守っていた。
「あ、恋人は? あんた、モテなさそうだから、そんぐらいしか付き合ったことないんじゃないの?」
黙ったと思ったら、レニナは突飛な発想をしていたようだ。
それを聞いて、デフェロットが過剰に反応した。
「はぁ!? そんなんが隠れスキルに関係するわけねぇだろ!
それにな、俺はモテすぎて困っちまうぐらいなんだよ」
「うそつけ。あんたが私以外の女子とまともに話してるとこ、見たことないんですけど?」
「うるせぇ。今は恋愛なんてしてる暇ないんだよ。もっと違う案を出しやがれ」
そもそも冒険者は、その名の通りクエストをするために冒険をすることが多いので、街などに居続けることはあまりない。
なので、出会いというものはそれほど多くはない。
冒険者同士交流したり、あとは道具屋や鍛冶屋といったよく利用する場所で出会いを探す者もいたりする。
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