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第25話 決着
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(広範囲の【ヘビーダウン】をどう攻略するか。って、まさか……)
ララクは頭上からの威圧感を感じ取った。彼の予想通り、この上には魔天狼が立っている。【嗅覚強化】を使って、獲物の姿を探し出したのだ。
さらに、ララクが作り出した人1人入れる地中の空間に、黒く尖った爪が入り込んできた。それは地面をかき分け、侵入してくる。
「ここも安全ではないか。だけど、地上に出たらそれこそ逃げることが出来ない……」
モグラのような気分を味わっているララクは、自分が言った言葉に何か引っかかりを感じた。
「そうか。これならいけるかもしれない」
ララクは作戦を編み出すと、地中を移動して地上へと舞い戻った。
「グルルルルル」
地中から地上へと臭いが移ったことが分かると、掘り進めるのをやめて後ろを振り返る。そこには、まだ仕留め切れていない獲物が立っていた。
「ワォォォォオォォン」
しかし、魔天狼は相手が自分の【ヘビーダウン】を対処しきれていないことに気がついている。なので有効的だろうと、さっきと同じように発動する。
「……やっぱり、耐えきれないか」
すでに体重を軽くして宙に浮くようにしているのだが、少しだけ足を地面から離すので限界だった。
「……だったら、その力を利用させてもらうよ」
鈍い動きで、片腕を魔天狼ではなくそのさらに上まで振り上げる。
そこで魔天狼は気がつく。一瞬のうちに、自分へと流れていた月の光が途絶えたということを。何が起きたのかすぐには理解できず、天を見上げる。
すると、そこには巨大な岩石が何故か浮かんでいた。
さらにそれは、魔天狼に向かって落下していく。
「【ロックブラスト】!」
岩石野郎・ディバソンが愛用する土系統のスキルで、本来は【ウォーターボール】のように相手めがけて放つ。しかし、重量があるため威力は高いのだがスピードが遅い。
しかし、今は重力がかかりすぎている状態だ。
そしてその範囲は、魔天狼の頭上も含まれている。
重力の法則にのっとって、急降下してくる岩石が、魔天狼の背中に見事に的中する。
「グルォォォォォォオォォォオ!!」
背骨に予期せぬ大打撃を受けた魔天狼はたまらず声をあげる。そしついに、耐えきれなくなり、地面へと足が接着する。
この時初めて、魔狼島に魔狼の足跡がついたのだった。
自分の【ヘビーダウン】によってその威力が増していることをすぐに察し、解除する。しかしそれでも、一度降りかかったそれを払うのには手を焼くはずだ。
四脚で踏ん張り続け、なんとか耐えきる。そして魔天狼は、背中にのしかかった岩石に対して【空中浮遊】を使用する。これで、持ちあげるつもりのようだ。
「させないよ。【ウェイトアップ】スリーズ!」
重さを追加する【ウェイトアップ】を三回連続で使用する。こういった強化スキルは複数発動してその効果を強めることも出来る。しかし、自分の体の限界を超えてしまうと、逆に身体にダメージを与えてしまうこともある。
だが今回の対象は、岩だ。魔天狼の【空中浮遊】で重力に逆らっているので、多少過剰に重くなったところで、壊れることはない。
「グルルゥゥゥ」
スキルを発動しても、一向に岩石をどけることは出来なかった。それどころか、重量が増えたことにより、さっきよりも足が地面にめり込んでいる。
(あとは。とどめをさすだけか)
一歩も動くことのできない魔天狼に対して、重力が通常に戻ったことでララクは身軽な状態に戻っていた。
あとは、肉なり焼くなり好きにすればいい。
そう感じて一歩、また一歩と近づいて行く。
しかしそこで、島全体に動きがあった。
圧倒的捕食者の魔天狼が絶体絶命なことを知り、それまで隠れていた野生生物たちが次々と姿を現していく。
(……そうか。何をやってるんだ、ボクは)
ララクは島の状況を確認し、クエスト内容を改めて思い出す。
そして、彼はため息を吐くと、【ロックブラスト】を自ら消滅させた。
「グルゥゥゥウゥゥ」
何故か相手が攻撃を止めたことに、魔天狼は納得がいっていない様子だった。ララクのことを威嚇し続けている。
まだ狩りを続けるつもりの魔天狼は、自分の出せる最上位のスキルを発動する。魔天狼には再び月明かりが差し込んでいた。
「ごめんなさい。少し熱くなりすぎたみたい。ボクの目的は、キミを倒すことじゃなかったんだ」
ララクの謝罪が伝わるはずもなく、魔天狼の戦闘態勢は解かれることはない。
その体は【レーザームーン】の時と同様に発光し始めるが、さらに姿勢を低くする。月明かりを一点に集めるのではなく、全身に流し続けている状態だ。
これにより、魔天狼自体が高速で動けるようになる。
今から繰り出すスキルは、この状態でのみ出すことが出来る。
その名は【ムーンストライク】
光と魔天狼の身体能力が合わさることにより、目で捉えることのできない超速度の領域まで達することが出来る。
「……これからも、ここの頂点として君臨して欲しい。魔狼島の王よ」
魔天狼が一歩踏み出した瞬間、超光速でララクに突進していく。
しかし、魔天狼の攻撃が彼に当たることはなかった。
その前に、ララクはこの島から姿を消していたからだった。
「グルゥゥゥウゥゥオオオオオ」
自らの奥義を出したというのに、手応えが全くない事に怒りを剥き出しにする。自らのプライドに傷がついたようだ。
そしてその怒りを感じ取った島の生物たちが、一目散にその場所から逃げていく。自分たちが、捕食される存在であることを思い出したかのように。
「ワォォォォォォォオォンン」
しかし、彼から逃げることは出来ない。
満月の夜にだけ行われる彼の宴が、今始まるのだった。
ララクは頭上からの威圧感を感じ取った。彼の予想通り、この上には魔天狼が立っている。【嗅覚強化】を使って、獲物の姿を探し出したのだ。
さらに、ララクが作り出した人1人入れる地中の空間に、黒く尖った爪が入り込んできた。それは地面をかき分け、侵入してくる。
「ここも安全ではないか。だけど、地上に出たらそれこそ逃げることが出来ない……」
モグラのような気分を味わっているララクは、自分が言った言葉に何か引っかかりを感じた。
「そうか。これならいけるかもしれない」
ララクは作戦を編み出すと、地中を移動して地上へと舞い戻った。
「グルルルルル」
地中から地上へと臭いが移ったことが分かると、掘り進めるのをやめて後ろを振り返る。そこには、まだ仕留め切れていない獲物が立っていた。
「ワォォォォオォォン」
しかし、魔天狼は相手が自分の【ヘビーダウン】を対処しきれていないことに気がついている。なので有効的だろうと、さっきと同じように発動する。
「……やっぱり、耐えきれないか」
すでに体重を軽くして宙に浮くようにしているのだが、少しだけ足を地面から離すので限界だった。
「……だったら、その力を利用させてもらうよ」
鈍い動きで、片腕を魔天狼ではなくそのさらに上まで振り上げる。
そこで魔天狼は気がつく。一瞬のうちに、自分へと流れていた月の光が途絶えたということを。何が起きたのかすぐには理解できず、天を見上げる。
すると、そこには巨大な岩石が何故か浮かんでいた。
さらにそれは、魔天狼に向かって落下していく。
「【ロックブラスト】!」
岩石野郎・ディバソンが愛用する土系統のスキルで、本来は【ウォーターボール】のように相手めがけて放つ。しかし、重量があるため威力は高いのだがスピードが遅い。
しかし、今は重力がかかりすぎている状態だ。
そしてその範囲は、魔天狼の頭上も含まれている。
重力の法則にのっとって、急降下してくる岩石が、魔天狼の背中に見事に的中する。
「グルォォォォォォオォォォオ!!」
背骨に予期せぬ大打撃を受けた魔天狼はたまらず声をあげる。そしついに、耐えきれなくなり、地面へと足が接着する。
この時初めて、魔狼島に魔狼の足跡がついたのだった。
自分の【ヘビーダウン】によってその威力が増していることをすぐに察し、解除する。しかしそれでも、一度降りかかったそれを払うのには手を焼くはずだ。
四脚で踏ん張り続け、なんとか耐えきる。そして魔天狼は、背中にのしかかった岩石に対して【空中浮遊】を使用する。これで、持ちあげるつもりのようだ。
「させないよ。【ウェイトアップ】スリーズ!」
重さを追加する【ウェイトアップ】を三回連続で使用する。こういった強化スキルは複数発動してその効果を強めることも出来る。しかし、自分の体の限界を超えてしまうと、逆に身体にダメージを与えてしまうこともある。
だが今回の対象は、岩だ。魔天狼の【空中浮遊】で重力に逆らっているので、多少過剰に重くなったところで、壊れることはない。
「グルルゥゥゥ」
スキルを発動しても、一向に岩石をどけることは出来なかった。それどころか、重量が増えたことにより、さっきよりも足が地面にめり込んでいる。
(あとは。とどめをさすだけか)
一歩も動くことのできない魔天狼に対して、重力が通常に戻ったことでララクは身軽な状態に戻っていた。
あとは、肉なり焼くなり好きにすればいい。
そう感じて一歩、また一歩と近づいて行く。
しかしそこで、島全体に動きがあった。
圧倒的捕食者の魔天狼が絶体絶命なことを知り、それまで隠れていた野生生物たちが次々と姿を現していく。
(……そうか。何をやってるんだ、ボクは)
ララクは島の状況を確認し、クエスト内容を改めて思い出す。
そして、彼はため息を吐くと、【ロックブラスト】を自ら消滅させた。
「グルゥゥゥウゥゥ」
何故か相手が攻撃を止めたことに、魔天狼は納得がいっていない様子だった。ララクのことを威嚇し続けている。
まだ狩りを続けるつもりの魔天狼は、自分の出せる最上位のスキルを発動する。魔天狼には再び月明かりが差し込んでいた。
「ごめんなさい。少し熱くなりすぎたみたい。ボクの目的は、キミを倒すことじゃなかったんだ」
ララクの謝罪が伝わるはずもなく、魔天狼の戦闘態勢は解かれることはない。
その体は【レーザームーン】の時と同様に発光し始めるが、さらに姿勢を低くする。月明かりを一点に集めるのではなく、全身に流し続けている状態だ。
これにより、魔天狼自体が高速で動けるようになる。
今から繰り出すスキルは、この状態でのみ出すことが出来る。
その名は【ムーンストライク】
光と魔天狼の身体能力が合わさることにより、目で捉えることのできない超速度の領域まで達することが出来る。
「……これからも、ここの頂点として君臨して欲しい。魔狼島の王よ」
魔天狼が一歩踏み出した瞬間、超光速でララクに突進していく。
しかし、魔天狼の攻撃が彼に当たることはなかった。
その前に、ララクはこの島から姿を消していたからだった。
「グルゥゥゥウゥゥオオオオオ」
自らの奥義を出したというのに、手応えが全くない事に怒りを剥き出しにする。自らのプライドに傷がついたようだ。
そしてその怒りを感じ取った島の生物たちが、一目散にその場所から逃げていく。自分たちが、捕食される存在であることを思い出したかのように。
「ワォォォォォォォオォンン」
しかし、彼から逃げることは出来ない。
満月の夜にだけ行われる彼の宴が、今始まるのだった。
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